歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

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2011年05月27日 | 日記
本日、運転免許の最終学科試験を受けるため神奈川の二俣川まで行ってきた。
そしてみごと新しい免許を取得!!
合宿を終え、約1ヶ月の空白期間があったけど、とりあえず運が良かったということで。



二俣川は、なんというか、なんともいえない街だった。
二子玉川と間違えるし、どこにでもあるような特徴のない街。
といってもどこにもない個性的な街なんて近頃そう見あたらない。
滞在時間たったの5時間で何を偉そうにって?
まぁ確かに…。
そういえば道に迷ったっけか。

今回の試験所の思い出といえば、
会場でとても目立ってた金髪のお姉ちゃんに話しかけられたこと。
私がふらついてポールを倒してしまったときに、彼女が声をかけてくれた。
最初はギャルっぽく見えたけど、なんだかいい子だったなぁ。
こんなとこだが、”人は見た目によらない”と強調しとこう。

富士フィルムのポラロイドカメラ「チェキ」は届いて以来よく活用している。
なんといっても50枚3,000円の高級フィルム!!
少しだけ尻込みはするのだな。

流しの上に置いた調味料コーナーが案外かわいかったので。



やはりレトロ風。

今日はとにかく、免許取得の報告でありました。
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やっぱりミーハー

2011年05月26日 | 日記
さっそく昨日書いた朝日ジャーナル緊急増刊「原発と人間」を買ってきた。


朝日新聞出版HP

表紙がシンボリック&ビビッドでインパクト大。
この雑誌は全体が「原発私論」というコーナーでできており、様々な人が書いた原発関連の文章が並列して掲載されている。
例えば作家広瀬隆、また23日に参議院行政監視委員会に招集された石橋克彦、常々ブログでも書いている小出裕章、環境エネルギー政策研究所所長飯田哲也などそうそうたる顔ぶれだ。
個人的には、このような企画が朝日新聞から出されるに至った経緯も興味深い。
読むのが楽しみだ。

今日は久々に本屋をゆっくり回らせてもらった。
本屋といっても大手「YURINDO」だから、本屋独特の雰囲気を味わうという話にはならない。
もしかしてひねくれ者かしら?
ちなみに雑誌「BRUTUS」の今月の特集は「本屋好き」。
面白そうな本屋がたくさん紹介されていた。
自分の好きな本を売る、素敵な仕事だ。

3.11の大震災からはや2ヶ月半、様々な出版社から原発に関する本が多数出版されているようだった。
「なるほど、なるほど」とぐるぐる本屋を回り、最後に行き着いたのが本屋の一番奥のアートコーナー。
そこには映画や音楽や絵画、デザイン書などが棚一面に置いてある。
その一角は閉鎖的な空間になっており、違う雰囲気が漂っている…気がする。
そこはいつもなんかしらの特集コーナーを設けていて、今はデザイン書の特集と岡本太郎の特集を行っているようであった。

「ふ~ん」と平たく大雑把に眺めていると、ある本で目がとまった。
赤、青、黄色のこれまたインパクトのある表紙。
それでいてなぜか見覚えのあるような瞳のような影。



こ、これは、「2001年宇宙の旅」ではないか!?
それはなんとスタンリー・キューブリック作品全集であった。
しかも、本来ならば2,900円のところ1,500円という激安価格。
…欲しい。
実際のところ、彼の作品でちゃんと見たのは、「2001年宇宙の旅」と「時計じかけのオレンジ」、あとは「シャイニング」くらいである。
でも彼の名前に魅せられて、朝日ジャーナルと一緒に買ってしまった。
なんてミーハー。
ミーハーじゃなくありたいという立派なミーハー。
一番たちの悪いパターンだ。
まぁいい。
そこに後悔がないのが唯一の救いだ。
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晴れた憂鬱

2011年05月25日 | 日記
昨日発売された「朝日ジャーナル 原発と人間」で小出裕章さんの文章が掲載されているらしい。
さっそく朝日新聞のサイトで注文しようと、画面を開き注文操作を進める。
早く読みたい、早く手に入れたい、そんな感じで最後に「注文完了」ボタンを押すというその手前、
目に入ったのが本体500円、送料500円という料金表。
よくよく考えれば配送には時間もかかる。
近くの本屋で買えばいいだけの話。
なんだかぼけてんなぁ。
私はきっと、いち早く「買う」につながる直接的な手続きをしたかったのだと思う。
これについて、もちろん早く読みたいという素直な欲求もある。
しかし、どちらかというと「小出裕章」という名前に対する反射神経のような、半分無意識的行動なのではないか…。
いや、もしかしたら私は小出さんの単なるファンであって、この行動は一ファンの独占欲の先にあったのか…。

なんて、よくわからないことを頭に巡らせてみる。
そして、ぼーっとしてみる。
凹凸のない日々、そこで頭の運動。
考えよう。
そして明日、「朝日ジャーナル」買いにいこう。

最近雨ばかりで気が滅入る。
もうすぐ6月。

雨女ではあるけれど雨が続くとやはり憂鬱になるわけで、やはり晴れれば気持ちの方も晴れる。
そういうわけで今日は久々の晴れ。
鼻歌まじりに溜まった洗濯を済ませ、軽い足取りでそのまま美容院へ。
美容院なんて1年ぶりくらいなので、少し緊張した。
湿気の強い季節にそなえ、ばっさり5cmも切った。
いや、もともと黒髪ストレートの長髪なので5cmなんてほとんど切ったにはいらない。
案の定、仕事から帰ってきた相方、反応なし。

そんなゆるゆるな1日。
着実に時間は過ぎていく。
それでも、その時間に抗おうとは思わなくなった。
こういう日々と向き合っていけばいいのさ。

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脱原発への道 参議院行政監視委員会

2011年05月24日 | 社会
5月23日参議院行政監視委員会に小出裕章さんはじめ、脱原発派の精鋭4人が招集された。
NHKでは放映されなかった。

参議院USTREAM中継


3時間以上に渡る委員会であった。
政治家に向かって真摯に話す4人の姿には感動した。
今まで小出さんの講演やインタビューをあさるように見てきた。
また少しでも真実に近い状況を把握したいと考え、彼の動向や言動に耳をすませてきた。
そのため、個人的には小出さんに対する感情移入が強い。
彼は、あるいは京都大学原子炉実験所の6人組なる彼らは、少なくとも反原発の立場で原子力の専門分野においてはかなり孤独な戦いをしてきたのだろうと思う。
これは多数決の問題である。
彼らは常に少数派に位置づけられ、疎ましい存在として捉えられてきたのだ。
多くの研究者は原子力推進派の旗を振り、無責任に原子力「安全神話」を唱えてきた。
小出さんは「アカデミズムの世界がまるごと原子力に加担してきた。」という。
そもそも大学における原子力の実験所、研究所というものはほとんどが原子力をつくるための場所であろう。
そうした中で、政治家に、電力会社に、他の研究者に裏切られ、それでも懸命に訴えてきた。

今回、彼と違う見地から原子力に断固反対する専門家がいたことを実感し、とても心強く感じた。
彼らも、政治家全般に対して少なからず不信感を持っているようだった。
神戸大学名誉教授石橋克彦さんは実際に毎日新聞から出そうとした記事が、上層部の検閲に引っかかりだめになったという。
以前他の講演で、田中優さんも同じような経験について語っていた。
「言論の自由」はどこへいってしまったのか。
いやそもそもそんなものは、原子力の世界にはなかったのかもしれない。
小出さんは情報の開示や政治体制などを取り上げ、「原子力の世界は異常」であるという。
何にしても、彼らが今回国会に足を運んでくれたことに感謝したい。

今回の参議院行政監視委員会の大いなる意義として、
まず政治家が今まで敬遠してきた反原発派の人たちを国会によんだということ、
そして各分野で反原発を唱える人たちが一つの場所に集まり同じ方向に向かって議論したこと、
またテレビ放映は叶わなかったがUstreamで生中継されたことにより、反原発派の意見に耳を傾ける政治家が中にはいるんだということを知れたこと、
の大きく3点が挙げられるように思う。
これは脱原発の希望にすがる一国民の主観的な意見かもしれない。

質疑応答に長い時間が当てられ、とても分かりやすく想像以上に建設的な議論が展開されたように思う。
政務官はなかなか厄介そうな男だったが…。
とにもかくにも、この委員会を無駄なものにはしてほしくない。
最後のほうで、藤原委員という方がこの委員会の議事録を行政に提出するよう委員長に提案していた。
ここでの話が前向きに検討されることに期待する。

中盤で公明党の議員から事故調査委員会の話が出たが、その構成員に関して石橋さんが、海外から呼ぶ前に日本の人材を最大限に活用すべきであるといっていたのが印象的であった。
隣には小出さんや後藤さん、また民間企業の立場で孫さんが座っている。
石橋さんは熱意溢れる日本人の専門家がいることを強く主張し、彼らのような人材が無視されることに怒り浸透だと熱く語った。
まさにその通りである。
まず、熱心な日本の専門家に耳を傾けるべきである。
そのためにも、電力会社を巨大スポンサーに抱えたメディア業界はその束縛から脱却し、本来あるべきメディアの機能を回復していかなければならない。

問題は山積みである。
まず「今、何が起こっているのか」を見極め、「これからどうするべきか」という課題を明確に提示していかなければならない。
最後に委員長が今回の議論におけるキーワードをまとめたのでそれを記す。

小出裕章さん
・今は福島の事故をおさめるべきであり、責任追及はそのあと
・安全保安委員は安全の確保が責務であって、原発を推進するものであってはならない
後藤政志さん
・安全性を保つためには利害が絡んではいけない
・現場の分かる人間の活用
石橋克彦さん
・日本において原発は常に地震付き原発であるということを理解しなければならない
孫正義さん
・原発優先主義から自然エネルギー優先主義への移行、いまがその大きな機会
・批判する人間も大事にすべき

少しでも多くの人にこの委員会の様子を見てもらいたい。
今回委員会に出席された4人をはじめとする専門家など発信能力の優れた方々を筆頭に、自分自身も反原発を訴える一助になればと思う。
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eiga.『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』

2011年05月23日 | 映画
たんぽぽのわがまま映画批評No.6
『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』アメリカ/2009
監督:トッド・フィリップス
脚本:ジョン・ルーカス、スコット・ムーア、トッド・フィリップス、ジェレミー・ガレリック
音楽:クリストフ・ベック

キャスト:ブラッドレイ・クーパー(フィル)、エド・ヘルムズ(スチュ)、ザック・ガリフィアナキス(アラン)、ジャスティン・バーサ(ダグ)

好き好んでコメディを見るということはあまりないんだが、なぜか最近全体的にコメディを見ることが多いような気がする。
なんで好んでコメディを見ないか、
コメディという分野においては”面白さ(笑えるかどうか)”が最優先事項であり、その他の要素はそこまで求められない。
その分、ユーモアに対する私の欲求も強くなり、厳しい目で見てしまう。
コメディこそ当たり外れが激しい分野であり、面白いものを探すのはとても難しい。
といっても割合の話であって、好きなコメディ映画はたくさんある。

昨日は相方マツゲ君の希望で『ハングオーバー』。

hangover-1.二日酔い、2.残存物、遺物

まさに、史上最悪の二日酔いであった。
2日後に結婚式を控えたダグを引き連れ男4人衆は、いざラスベガスへ。
手始めにスチュのクレジットカードで超豪華スウィートを借り、ラスベガスの街を一望できるホテルの屋上で旅を祝し乾杯。
浮かれた男達の、夢の街ラスベガスでのはめ外しの旅が始まる。

それから場面は朝の超豪華スウィートへ。
割れたガラス、散乱する酒の空き瓶、散らばった床、部屋中を歩き回る鶏、トラ。
部屋は一晩にして変われるかというほど変わってしまい、なんだか嫌な予感。
男達は起き上がり昨晩のことを思い出そうとするが、なんと3人とも記憶がない。
そういえばダグがいない。
クローゼットには見知らぬ赤ちゃん。
3人の男は、記憶のないまま赤ちゃんを抱え見知らぬ街で消えた花婿探しにいく。

アホでばかな男達の痛快コメディ。
気の利いた台詞の後に、気の利いた音楽。
この映画を面白いと思わせるものの一つに、音楽が大きな比重を占めている。
ビートの効いたノリノリの曲がストーリーを運んでいく。
音楽の入れ方、入れる場所自体からも、監督の遊び心が伝わってくる。

微妙なところで笑いを狙ってくる感じもいい。
日本人の笑いに通じるものがある。
きめ細かいというかなんというか。
なんといっても、ザック・ガリフィアナキス演じるアランのキャラクターの作り方が非常にうまい。
なんかずれてて厄介なことを持ちこむ困ったやつ。
でも愛着がわくという。

男はバカするもんでしょ!!
そんくらいの心持ちじゃなきゃ、面白くないぜぃ。
最近見たコメディの中では1番笑った気がする。

この映画案外いろんな所で賞をとているみたい。



オフィシャルHPはこちら
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