既に北京五輪の出場権を獲得しているサッカー女子日本代表。アジア地区最終予選の最後の試合は、国立競技場でタイと対戦です。
本日のスタメンはこちら。
GK 12 山郷のぞみ
DF 6 安藤 梢
DF 3 磯崎浩美
DF 2 岩清水 梓
DF 23 豊田奈夕葉
MF 4 酒井與恵
MF 10 澤 穂希
MF 15 原 歩
MF 7 柳田美幸
FW 11 大野 忍
FW 18 永里優季
タイのキックオフで始まったこの試合、開始わずか22秒、大野のシュートがゴールに吸い込まれ、日本がいきなり先制!信じられな~い。これで大野は5試合連続ゴール。
5分、タイがカウンターを仕掛けるが、岩清水がカット。8分、タイのFKのあとヘディングシュートを山郷がパンチング。クリアミスでピンチを作ってしまいました。
9分、左サイドから大野が駆け上がり、最後は酒井が直接シュートを狙うが、GKに弾かれる。
その後、日本はチャンスを作り出すところもありましたが、オフサイドに泣かされる展開に。24分、永里が左サイドで仕掛け、クロスを入れるも合わず。
27分、右サイドにいた永里のパスを受けた大野が正面から狙う!しかし判定はオフサイド…。
29分、酒井からのパスを受けた永里がドリブルで仕掛け、フリーの場面でゴール!待望の追加点だ!さらに攻める日本、しかしシュートを空振り…。ここまで2点のリード。でもオフサイドだけは気をつけてね。
35分、原が強烈なミドルを放つ!キーパーが弾いたこぼれ球を中里が狙うも、バーを大きく越える。その前にオフサイド。数分後、FKで澤が頭で狙うもダメ。37分、永里がペナルティエリア前で倒されるもノーホイッスル。
ベンチ裏では荒川と宮間がアップをしている姿が見えます。この2人はいつ出てくるのか?
前半残り5分、ワンツーから原が抜け出し、直接シュートを狙う!しかしキーパーにキャッチされる。41分、豊田のスルーパスから澤が飛び出し、キーパーと1対1の場面でシュートを狙うが弾かれる!こぼれ球を大野がシュートも大きく外れた…。1分後、右サイドからのクロスをまたしても大野!しかし決められない。もったいねえ!
44分、安藤のクロスから、柳田のヘッドがゴールラインを割って3点目!解説の川上直子さんが「柳田さんはヘッドが苦手ですが、気迫で決めましたね」とコメント。前半ロスタイム、柳田のクロスに澤が頭できっちりと決めて4-0。前半だけで4得点を挙げたなでしこジャパン、後半は宮間が出てくることで更なる猛攻が期待されます。
後半キックオフ。キックオフと同時に宮間あやを投入。今回もどんなパフォーマンスを見せてくれるのか期待したい!
立ち上がりはタイが攻め上がるが、日本はクリアをし続ける。でも反撃は許しません。
3分に宮間が左サイドからクロスを入れるがキャッチされる。
後半5分、安藤のクロスに大野がシュート!しかしバーを越えてしまった。2点目が遠い…。6分、永里がフリーになったところでシュートを放つも枠を外す。後半も日本ペース。決めるべきところは決めてくれ!
9分、澤のクロスから大野のパス、最後は永里が放つもボールは左へ。
後半11分、永里に代えて阪口夢穂を投入。
後半24分経過、依然として4-0で日本リードのまま。なんとか追加点が欲しいところ。
26分、原が抜け出すと、キーパーを交わして無人のゴールへ!しかし無情にもボールは枠に吸い込まれず…。うわぁーもったいない!何で決まらんねん!(怒&泣)
28分、安藤に代わって宮本ともみを投入。宮間は右サイドにチェンジ。
30分経過。まだ後半無得点。33分、左サイドからのCKを、阪口が低いボレーで狙うもダメ。さらに阪口が積極的にシュートを狙うがキャッチされる。35分には、大野がドリブルでペナルティエリアまで仕掛けるも、キーパーがカット。36分、今度はループシュートを放つも決められない。どうした大野、2点目が遠いぞ。
39分、右サイドから宮間が攻め上がってクロスを上げる。澤のラストパスから、大野がシュート!しかし、タイDFに弾かれた…。どんだけぇ~!
41分、タイがカウンターで反撃!しかし山郷が飛び出してクリア。
43分、日本の左CKから、阪口が頭で合わせてゴール。ようやく待望の追加点。長かったなあ。
ロスタイム直前、大野が飛び出すもオフサイド。意地でも決めたいところだったのに…。
終了間際、右サイドから大野がクロスを上げる。しかしフィニッシュが決まらない。タイムアップ直前に澤が飛び出すがオフサイド。試合は日本の大勝で終了。
決まらない…。何度決定的なチャンスを迎えても決められない。今日の試合何点取り損ねたのか。5点じゃなくてもう2~4点取れていたはず。大野にはもっと点を獲ってほしかった。本人は22秒で決めたゴールだけでは不満に思っているでしょう。
これで最終予選は5勝1分け、勝ち点16で全日程終了。北京五輪の前に、9月の女子ワールドカップが待ち構えています。W杯では海外の強豪と互角に戦い、決勝トーナメント進出できることを願っています。