日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2009-2010UEFAチャンピオンズリーグ決勝 インテルVSバイエルン・ミュンヘン

2010年05月23日 | soccer

ヨーロッパの最強クラブ決定戦「2009-10 UEFAチャンピオンズリーグ」も決勝戦を迎えました!今季の決勝は、イタリア・セリエAで5連覇を達成したインテル・ミラノと、ドイツ・ブンデスリーガで復権を果たしたバイエルン・ミュンヘンという組み合わせ。インテルはCSKAモスクワ、前回王者・バルセロナを破れば、バイエルンはマンチェスター・ユナイテッドとリヨンを破ってFINALまで駒を進めました。頂上決戦の舞台は、スペイン・マドリードにある「サンチャゴ・ベルナベウ」。ビッグイヤー&クラブワールドカップの開催地・UAE行きの切符を手にするのはどっちだ?


両チームのスタメンはこちら
バイエルン
GK 22ブット
DF 5ファン・バイテン
DF 6デミチェリス
DF 21ラーム
DF 28バットステューバー
MF 8アルティントップ
MF 10ロッベン
MF 17ファン・ボメル
MF 31シュヴァインシュタイガー
FW 11オリッチ
FW 25ミュラー

インテル
GK 12 ジュリオ・セザル
DF 6 ルシオ
DF 13 マイコン
DF 25 サムエル
DF 26 キヴ
MF 4 サネッティ
MF 9 エトー
MF 10 スナイデル
MF 19 カンビアッソ
MF 27 パンデフ
FW 22 ミリート

バイエルンはファン・ボメル、シュヴァインシュタイガーが先発。対するインテルはカメルーン代表のエトーがスタメン入り。バイエルン・ロッベン、インテル・スナイデルのオランダ代表コンビも揃って先発出場です。


日本時間午前3時45分、ついにキックオフ!開始1分にインテルが左サイドでFKを獲得。スナイデルが入れるが、GKがパンチング。バイエルンは3分、ロッベンがオサマに倒される。FKを中盤でパス回し、オリッチのクロスをアルティントップが飛び込むもダメ。5分、インテルは速攻からミリートが突破も転倒、スナイデルがスルーパス出すもチャンスに至らない。7分、バイエルンはモリッチが左サイドで粘りを見せる。9分、ロッベンが右サイドでドリブル突破からクロス、オリッチが合わせるも決まらない。インテルは11分にマイコンがシュートを放つ。13分、バイエルンのアルティントップが中央からシュート、ボールは相手に当たってCK。右からのCKをロッベンが蹴るもインテルGKがキャッチ。
15分過ぎにバイエルンが立て続けにセットプレーのチャンスを作りますが、CKはミュラーが飛び込むもインテルDFがクリア。VTRで見ると、マイコンの手に当たってるような…。17分、インテルはパンデフが倒れてFK獲得。スナイデルが直接狙いますが、GK・ブットがパンチング。バイエルンは22分、モリッチ→ミュラーが持ちこみ、ロッベンがシュートも枠を外す。25分、インテルの中央のFKをスナイデルが低めに狙うもGKにキャッチされた。28分、ロッベンが右サイドで倒される。それにしてもロッベンに対するマークは厳しい。FKをロッベンが左足で蹴り込むもクリアされた。直後に左サイドでクロスを入れるもGKキャッチ。
インテルは33分、左サイドにいたミリートのクロスをスナイデルがボレーを放つも失敗。直後にバイエルン・ラームがクロスを上げるもGKにキャッチ。そして35分、ゴールキックから、ミリート→スナイデルのラストパス→ミリートのシュートが決まってインテル先制!ついに均衡破れる!勢いに乗るインテルは37分、速攻からエトーが中央突破を図るもバイエルDFに阻まれる。
1点を追うバイエルンは40分、アルティントップがミドルを狙いますが、足が滑ってゴールならず。今度はロッベン狙うも枠を捉えられず。42分、インテルはカウンターからミリートのグラウンダークロスにスナイデルが合わせるも、GKの正面だった。前半ロスタイム、バイエルンはパスを回し続け、ファンボメルが中央からシュート。しかし左に外れて前半終了。インテルが1点リードでハーフタイム。

前半はバイエルンの攻撃を守り抜いたインテルが、35分にミリートのゴールで先制点を奪いました。スナイデルは何度も決定機を演出、2度のFK、前半42分のシュートはGKに阻まれました。後半はゴールを期待しそうな予感。対するバイエルンは、ロッベンを中心に攻め続け、セットプレーでのチャンスは何度もあったけど、インテルの守備を崩しきれませんでした。ロッベンは厳しいマークの前に苦戦を強いられております。スナイデルVSロッベンは今の所スナイデル優勢。後半、インテルがリードを守り切るか、それともバイエルンが追いついて逆転か?勝負は残り45分!

バイエルンボールで後半開始。いきなりバイエルンがチャンス!速攻からアルティントップのパスからミュラーのシュートはGK正面。ロッベンがラインぎりぎりまでボールを持ちこんだが、クロスはインテルDFにクリアされた。今度はインテルがカウンター、ミリートの左サイドのドリブルからパンデフシュート!これはバイエルンGK・ブットがファインセーブ。続くCKは決定機に至らず。6分、インテルはマイコンがボールを奪った後、エトーが突破するもダメ。インテルは7分、パンデフがペナルティエリア付近で倒されてFK。スナイデルが狙うも浮いちゃいました。近すぎた?バイエルンは9分、アルティントップがエリア内で奪ってシュートも左に逸れた。
バイエルンは12分、右からのCKを誰も合わせられない。13分、ラームのクロスをカンビアッソがクリア、でもあわやオウンゴール。15分、アルティントップとマイコンの1対1から、アルティントップがシュート性のクロスを放つ。バイエルンの反撃は続きますが、前線にボールが入らないし、フィニッシュが上手くいかない。16分、ロッベン倒されてFK。今度こそ反撃実るか?ここでアルティントップに代わってクローゼ投入。そのFKのこぼれ球をミュラーがボレーシュート!19分、今度はインテルにFK。距離の長いFKをスナイデル狙うもGK・ブットがキャッチ。
20分、ロッベンが左足シュート、しかしインテルGK・ジュリオセザルが好セーブ。インテルはスタンコビッチがスタンバイ。スナイデルがミリートに浮き球のパスを出そうとするが、バイエルンDFがクリア。22分、インテルはキヴOUT→スタンコビッチIN。25分、バイエルンはロッベンのクロスにクローゼ、こぼれ球をモリッチがシュートも決まらず。逆にインテルはカウンター敢行!エトーがドリブル→ミリートが相手をかわしてのシュートが決まって2点目!この追加点は大きいぞ!
さあ2点差とされたバイエルン、1点を返せるか?ミュラーのクロスにクローゼ飛び込むもGKが先にキャッチ。バイエルンはオリッチを下げてマリオ・ゴメスを投入。30分、ラームが右サイドギリギリでクロスを入れようとするもインテルDFにブロックされる。ロッベンはまだ諦めない。ドリブルでCKを獲得。CKはシュヴァインシュタイガーが飛び込むも押し込めない。バットステューバーが左サイドでクロスもクリア。33分、ミリートを倒したファンボメルに警告が出される。34分、インテルはパンデフを下げてムンタリが入る。
36分、バイエルンはシュバインシュタイガーが中央で倒されてFK。このFKをロッベンが狙うも壁に直撃。バイエルンの反撃は続きますが、なかなか1点を返す場面がない。40分、ロッベンが左の位置からシュートもダメ。42分、ミュラーが左サイドで仕掛けるも、クロスのこぼれ球はインテルがクリア。エトーが中央でドリブルを見せる。
ロスタイム、ファンボメルのシュートは決まらない。インテルはベテランのマテラッツィが3枚目のカードとして投入。インテルサポーターは勝利を確信して旗を振り続け、バイエルンサポは沈黙。そしてインテルベンチは選手たちが抱き合う。そして試合終了!2-0でインテル勝利!


インテルが45季ぶりの欧州制覇、そしてセリエA、コッパイタリアに次ぐ3冠達成です!モウリーニョ監督は2003-2004年のFCポルト(ポルトガル)以来2回目の欧州制覇を成し遂げました。モウリーニョさんがインテルの監督になってから強い。インテルの黄金時代は来期以降も続くでしょう。そしてモウリーニョ監督の去就はどうなるのか、レアル・マドリードの次期監督の噂があるのですが…。
後半はバイエルンの反撃が続く中、一瞬の速攻からミリートがこの試合2得点目のゴールで突き放しました。ミリートは南アフリカW杯でアルゼンチン代表にも選ばれているので、本大会での活躍が期待されそうですね。「アルゼンチンはメッシとテベスだけじゃない」と欧州、いや世界中にアピールした事でしょう。
敗れたバイエルンは、攻撃面で終始ロッベンにボールが出るも、フィニッシュが決まらず。そのロッベンもインテルの壁を破る事ができませんでした。クローゼやゴメスの交代選手も目立たず。後半立ち上がりの決定的なシーンを見た時は追いつけるんじゃないかと思ったけど、2失点目が痛かった。

UEFAチャンピオンズリーグも閉幕、いよいよ南アフリカW杯モードに突入します。今回出場したメンバーも本大会でも活躍する事でしょう。開幕まで残り20日弱、6月はサッカー三昧、寝不足の日々がしばらく続くかも。


にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3回に集中打で6得点!和田交流戦通算15勝目。

2010年05月23日 | HAWKS

交流戦7試合を終えて3勝4敗、借金1と波に乗れない福岡ソフトバンクホークスは、金曜日の試合では広島先発・前田健太の前に1点しか取れず完敗。ホークスの先発・大隣は5連敗。おまけに不振の長谷川勇也が再調整で2軍落ちとなりました。ホールトン&長谷川と主力メンバーが相次いで離脱したので、苦しい時期に入ったのかもしれない…。22日の広島東洋カープとの第2戦は、ソフトバンクが和田毅、広島は新人・相澤寿聡の先発で始まりました。


22日のスタメン
1(遊)川崎宗則
2(二)本多雄一
3(左)オーティズ
4(一)小久保裕紀
5(右)多村仁志
6(指)松中信彦
7(三)森本学
8(中)福田秀平
9(捕)山崎勝己
 (投)和田毅
この日1軍登録された松中が6番・指名打者で復帰即スタメン入り。プロ4年目・21歳の福田が8番センターで初先発を果たしました。


先発の和田は初回、広島の上位3人を簡単に退け、3者凡退の好スタートを切ると、2回は前田智徳と赤松を連続三振に仕留めて2イニング連続で3者凡退に抑える好投を見せます。一方打線は、1回に1死から本多が四球で出塁した後に盗塁を決めますが、オーティズと小久保が倒れて先制ならず。2回には多村がヒットを放つも後続が倒れてチャンスを作れません。
無得点で迎えた3回、和田は迎と小窪を立て続けに三振を奪って2死とした後、石原にレフト線への2塁打を許す。続く東出に左中間の前に落ちるタイムリーヒットで先制点を許してしまいます。
1点を追いかけるホークスはその裏、山崎と川崎の連打で無死1,2塁と反撃のチャンス。本多の場面で2塁走者・山崎が牽制死、川崎盗塁で1死2塁となり、本多がストレートを左中間へ弾き返し、打球は深々と破るタイムリー2塁打で同点に追いつきます。なおも1死2塁でオーティズが相澤の2球目のストレートを振り抜き、弾丸ライナーで飛んだ打球はそのままレフトスタンドへ。オーティズの2ラン本塁打で逆転に成功します!この後、小久保のヒット、多村四球で1,2塁の場面で、松中がレフト前に運ぶタイムリーを放って4点目。これで広島先発・相澤をKO。森本四球で1死満塁となり、福田が広島2番手・梅津の直球を捕らえ、レフト線を破るエンタイトル2塁打で2点追加。この回打者一巡の猛攻で一挙6得点。逆転どころか5点も拡げました。
味方の援護を貰った和田は、4回&5回と広島打線をしっかりと抑え、6回には2塁打と四球で反撃のピンチを背負いましたが、4番・栗原を遊撃ゴロに打ち取り、6回まで1失点に抑え続けます。打線は4回に四球で出塁した本多が3塁まで進塁し、小久保の犠牲フライで7点目。6回には川崎と本多が盗塁を見せて1死2,3塁と追加点のチャンスでしたが、後続が倒れて追加点ならず。
6点リードで迎えた7回、和田は前田智、迎にヒットを許して1死1,2塁とピンチを背負い、小窪にセンター前タイムリーを浴びて1点を返される。なおも1死2,3塁で石原にフォークを弾き返され、センター・福田が転倒してボールが転々とする間に2人生還。石原の2点タイムリーで3点差とされた所で降板。2番手で登板した甲藤が2死3塁とされるも、梵英心を3塁ライナーで反撃を断ち切りました。
試合はこの後、8回にファルケンボーグ、9回は馬原がともに3者凡退に抑えて試合終了。継投策で広島の反撃を凌ぎ、ホークスが7-4で勝利しました。


交流戦 2010/05/22(土)
ソフトバンク-広 島 2回戦 
(1勝1敗、ヤフードーム、13:02、31952人)
C 001 000 300    4
H 006 100 00X    7
【投手】
(広)相沢、梅津、高橋、林、大島-石原
(ソ)和田、甲藤、ファルケンボーグ、馬原-山崎
【責任投手】
(勝)和田9試合6勝3敗
(S)馬原21試合1勝14S
(敗)相沢1試合1敗
【本塁打】
(ソ)オーティズ15号2ラン(3回、相沢)


今回の試合は、3回に先制点を許した直後、本多の同点打、オーティズの逆転2ラン、松中&福田のタイムリーで6得点。この6得点が大きく効いて、7-4で広島を降しました。6回が終わるまでは、和田が今後も広島の反撃を許さず、ホークス打線がまた突き放して快勝のはずが、7回に3点も取られて3点差まで追い詰められた時は「最悪の逆転負け」もあり得るんじゃないかと思いましたよ。中継ぎ陣がよく踏ん張ってくれてよかった。
この日の先発の和田の成績は、7回途中まで打者27人に対して112球投じ、被安打7・8奪三振・1四死球・4失点。今季これで6勝目、交流戦2連勝で通算15勝目を挙げました。序盤は連続3者凡退、1点を失ってもすぐに立ち直りましたが、7回に入って4本のヒットで3失点喫して降板となりました。試合後のコメントでは「今日は情けなかったです」と反省の言葉が。6回までは良かっただけにねえ。
打撃陣は2ケタ到達の10安打で先発全員安打達成。2試合ぶりの一発を放ったオーティズは、パリーグトップの15号2ラン。この日のホームランは弾丸気味でしたな。プロ入り初スタメンの福田は4打数1安打、3回の第2打席でプロ初安打&初打点となるタイムリー2塁打を放ち、打撃面で結果を出しました。しかし7回の守備で転倒し、石原の2点タイムリーを献上。善しも悪しもファンに衝撃を与えた形で終わりました。守備がしっかりできないと、1軍に定着できないぞ。
交流戦8試合終えて4勝4敗、まだ勝率5割ですね。日曜日からは横浜&平塚で横浜ベイスターズとの2連戦。一昨年から対横浜戦は8連勝中、この2年間は横浜が弱すぎたからなあ。今年の横浜はセリーグ4位、交流戦では10位と苦戦中。とはいえ、阪神とヤクルトより順位が上ですな。ホークスは「お得意様」である横浜戦の連勝を伸ばせるか?日曜日は杉内が先発予定なんだけど、横浜のお天気は雨の予報が出てるので、たぶん雨天中止でしょう。



にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする