日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

和田が12勝目を逃すも、延長サヨナラ勝ちで連敗脱出!

2010年07月11日 | HAWKS

東京ドームでの日本ハム戦で負け越した福岡ソフトバンクホークスは、10日から福岡ヤフードームで千葉ロッテマリーンズとの2連戦。この試合から首の痛みで離脱していた小久保裕紀が1軍に合流。低迷が続くホークスにとっては久々の朗報、主将の復帰で巻き返しを図りたいところです。初戦はソフトバンク・和田毅、ロッテ・成瀬善久の両左腕が先発、両者の緊迫した投手戦で延長戦までもつれ込みました。


10日のスタメン
1(左)松田宣浩
2(遊)川崎宗則
3(指)オーティズ
4(右)多村仁志
5(一)小久保裕紀
6(中)長谷川勇也
7(捕)田上秀則
8(三)森本学
9(二)本多雄一
 (投)和田毅
この日は打順を大幅に入れ替え、松田が1番レフトで起用され、川崎が2番、本多が9番に降格。1軍復帰の小久保は5番ファーストで先発出場。松中信彦とペタジーニはともに先発から外れました。


12勝目を狙うホークス先発の和田は、初回にロッテ先頭の西岡にヒットを打たれ、犠打と井口の四球で1死1,2塁と先制のピンチを背負います。しかしキム・テギュンを投手ゴロ併殺打に打ち取り、初回は無失点で切り抜けます。2回は3者凡退に抑えると、3回は2死から西岡に四球で歩かせるも、後続を抑えて無失点。序盤3イニングを終えて無失点の好投を見せます。4回、テギュンの2塁打、サブローの四球で2死1,2塁と久々にピンチを迎えるも、竹原をスライダーで空振り三振に仕留め、この回も無失点。
一方のホークス打線は、初回に成瀬の前に上位打線が3者連続三振。2回には多村のセンター前ヒット、小久保のライト前ヒットで無死1,2塁と先制のチャンスを迎えましたが、長谷川の犠打失敗→併殺打で絶好のチャンスを逸します。3回には本多がヒットで出塁も盗塁失敗。4回は川崎が内野安打を放つも、オーティズが併殺打で倒れて0点。再三ランナーが出るものの、拙攻続きで1点が奪えません。
5回以降も和田と成瀬の投手戦が続きます。和田は6回に連続四球で2人の走者を背負いますが、テギュンを3球三振、大松を2塁ゴロ併殺打に打ち取り0点に抑えます。7回,8回も0点に抑えた和田は、味方の援護を待つ。その打線ですが、5回から8回まで4イニング連続3者凡退。成瀬を打ち崩せないまま9回の攻防に入る。
9回、和田が先頭のテギュンにヒットを許すと、犠打と内野ゴロで2死3塁。竹原を敬遠して2死1,3塁となりますが、的場をライトフライに打ち取り3アウト。9回裏、ホークスは2死から松田が四球で出塁すると、川崎が左中間に落ちるヒットで1,3塁とサヨナラのチャンス!オーティズの場面で川崎が2塁に盗塁したんですが、オーティズが直球を叩きつけて投手ゴロ。絶好のチャンスを逃してしまい2者残塁。0-0のまま延長戦に入る。
延長10回、2番手・摂津がロッテ打線を3者凡退に抑えると、その裏に多村と小久保が倒れて2死となった後、長谷川が相手のエラーで出塁し、田上が初球をレフト前に弾き返して2死1,2塁と再びサヨナラのチャンスを迎えたところで秋山監督が動き出し、森本に代えて松中信彦を代打で起用。松中はファウルで粘り続け、ロッテ2番手・小林宏の6球目のチェンジアップをすくい上げるもレフトの正面。結局この回も無得点。
11回、3番手・ファルケンボーグが先頭打者を四球で歩かせるが、大松を併殺打に打ち取り無失点。11回裏、先頭の本多がヒットを放つと、松田の犠打で1死2塁。川崎敬遠で1死1,2塁となり、オーティズがロッテ3番手・薮田の4球目の高めの直球を捕らえる!レフトへの大きな当たりは、スタンドまであと一歩届かずフェンス直撃。2塁走者・本多がホームインしてゲームセット。オーティズのサヨナラタイムリーでホークスが投手戦を制し、連敗を2でストップしました。


パシフィック・リーグ公式戦 2010/07/10(土)
ソフトバンク-ロッテ 13回戦 
(ソフトバンク8勝5敗、ヤフードーム、13:01、32106人)
M  000 000 000 00    0
H  000 000 000 01X   1
(延長十一回)
【投手】
(ロ)成瀬、小林宏、薮田-的場
(ソ)和田、摂津、ファルケンボーグ-田上
【責任投手】
(勝)ファルケンボーグ35試合3勝1敗1S
(敗)薮田32試合1勝3敗1S


和田と成瀬の両先発投手が9回まで無失点、ホークスが9回と10回にサヨナラのチャンスを迎えてもあと一本が出ず、ロッテに負けて3連敗かスコアレスドローになるのかと思ったんですが、11回にオーティズのタイムリーでホークスサヨナラ勝ち。やっと勝ったというよりも、「点が取れた~」という気分です。20イニング以上も得点が入らなかったらイライラするでしょ?オーティズの一打はあと少しでホームラン、これは惜しかった!負ければBクラス陥落の危機だっただけに、勝ててAクラスに残れてよかった。
先発の和田投手のこの日の成績は、9回まで打者35人に対して144球、被安打3・7奪三振・7四死球・無失点という内容。四死球の数が多かったけど、よく9回無失点に抑えられたなあ。ロッテ打線の拙攻にも助けられた感がある。味方の援護が無く、9回で降板したため今季12勝目はお預けになりましたが、よく耐えた!そしてこの日の勝利投手が3番手で登板したファルケンボーグで今季3勝目となりました。最近のファルケンボーグは調子が良いですね。
打線のほうは成瀬の前に5安打10三振。1番に起用された松田は3打席連続三振&3打数無安打でリードオフマンとしての仕事を発揮できませんでした。川崎と9番に下がった本多がともに2安打のマルチヒット、復帰した小久保は4打数1安打でした。
日曜日の予告先発は、ソフトバンクが岩崎翔、ロッテはマーフィーとなっています。岩崎は前回2回でKOされたので、次も打たれたら2軍落ちするかもしれません。なんとか初勝利を挙げて欲しいんだけど…。九州のホークスファンおよびロッテファンの皆さん、野球観戦の前に参議院選挙の投票をお忘れなく。それに深夜は南アフリカW杯の決勝戦がありまっせ。


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