日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

もう誰にも止められない!9連勝で首位キープ!

2010年07月29日 | HAWKS

火曜日の熊本での試合では、楽天のエース・岩隈を打ち崩して逆転勝ち、8連勝で一気に単独首位に浮上した福岡ソフトバンクホークス。ヤフードームに舞台を移して行われた28日の3連戦第2戦の先発は、ソフトバンクが和田毅、楽天は長谷部康平でした。現在12勝の和田は、オールスターから中4日で先発登板。登板感覚が短いという不安面もあるけど、単独トップとなる13勝目を目指します。首位に返り咲いたホークス、9連勝で首位固めなるか?


28日のスタメン
1(遊)川宗則
2(二)本多雄一
3(指)オーティズ
4(一)小久保裕紀
5(右)多村仁志
6(左)松田宣浩
7(三)森本学
8(中)長谷川勇也
9(捕)田上秀則
この日はペタジーニがスタメンから外れ、オーティズがDHに入り、松田が6番レフト、森本が7番サードで先発出場しました。森本は久々のスタメン入りです。


和田は初回、楽天の先頭打者を四球で歩かせますが、続く嶋基宏の犠打を併殺打に仕留めて2アウト。鉄平に四球を与えた後、山崎を3塁ゴロに打ち取り無失点で抑えます。2回はルイーズにヒットを許すも、後続を打ち取り0点。3回には3者連続三振で序盤3イニングを無失点と上々のピッチングを見せ付けます。
和田を援護したいホークス打線は、初回に川崎がヒットで出塁し、1死2塁とチャンスを迎えるもオーティズと小久保が倒れて無得点。2回、多村がヒットを放つと、松田の犠打は楽天先発・長谷部が2塁に送球するも悪送球となりセーフ。森本が犠打を決めて1死2,3塁の場面で、長谷川が低めの球を上手くレフト前に弾き返すタイムリーヒットで1点を先制。なおも1死1,3塁で田上が長谷部の3球目のチェンジアップを狙い撃ち!左中間へ大きく伸びた打球はそのままスタンドの中段に飛び込む3ラン本塁打!長谷川と田上の下位打線コンビで4点を奪いました!
ホークス4点リードの4回、和田は先頭の鉄平に2塁打を許すと、1死2塁で中村ノリにセンター前タイムリーを打たれてしまい、1点を返されます。この後牧田を併殺打に打ち取り楽天の反撃を1点にとどめます。その裏にホークスは2死から川崎四球、本多のヒット、オーティズの四球で満塁と絶好のチャンスを迎えます。しかし、小久保は3塁ゴロに倒れて3者残塁。満塁を活かしきれず、この回無得点に終わりました。
5回、和田は併殺打で2死とした後、内村にセンター前ヒットを浴びると、続く高須に直球を狙われ、左中間を深々と破るタイムリー2塁打でまたも1点を返され、2点差に詰め寄られる。先ほどの満塁で凡退、2点差で楽天に流れが傾くのでは…。和田は5回を投げ終え、勝利投手の権利を獲得したところで降板しました。
試合も後半に入り、6回から2番手に前日プロ初勝利を上げた甲藤が登板。先頭の鉄平を3球三振に仕留めると、続く山崎にもスライダーで3球三振を奪う!そして中村ノリを遊撃ゴロに打ち取って3者凡退の好リリーフ。7回は3番手の摂津が1死から連続三振、8回にはファルケンボーグが2死から四球による走者を出すも、後続を打ち取り0点。そして9回、守護神・馬原が登板。先頭の山崎に2塁打を打たれ、一発が出れば同点のピンチでしたが、ノリを2塁ゴロ、中村真人を3塁ゴロ、そして一発が恐いルイーズをレフトフライに打ちとって試合終了!4-2とホークスが2点差を守り切り勝利!9連勝でがっちり首位をキープです!


パシフィック・リーグ公式戦 2010/07/28(水)
ソフトバンク-楽 天 16回戦 
(ソフトバンク12勝3敗1分、ヤフードーム、18:01、32837人)
E 000 110 000    2
H 040 000 00X    4
【投手】
(楽)長谷部、川岸、佐竹-嶋
(ソ)和田、甲藤、摂津、ファルケンボーグ、馬原-田上
【責任投手】
(勝)和田18試合13勝4敗
(S)馬原35試合4勝21S
(敗)長谷部5試合3勝2敗
【本塁打】
(ソ)田上6号3ラン(2回、長谷部)


強い!ヤバい!今のホークスは誰にも止められないですね!ホークスの9連勝は2007年以来3年ぶり、後半戦最初の3連戦で2連勝を飾り、3カード連続の勝ち越しを決め、3連続3タテ&5年ぶりとなる10連勝にリーチをかけました。もし10連勝すれば約5年ぶりとなるかも?勝利で1日天下にならずに済んだのはうれしい、首位で夏を乗り切って欲しいぞー!
今回の試合ですが、2回に長谷川の先制タイムリー、田上の6号3ラン本塁打で楽天先発・長谷部から4点を奪い、和田が5回を投げ切ると、6回以降は甲藤→摂津→ファルケン→馬原の投手リレーで楽天の反撃を振り切りました。この日は本当に中継ぎ陣がよく抑えてくれたし、田上の一発は本当に大きかったです。
先発の和田は、5回まで84球投じて、被安打6・4奪三振・2四死球・2失点とまずまずの内容でしたが、リーグ単独トップの13勝目を挙げました。初回に2四球と不安な立ち上がりとなり、3回に3連続三振で立て直したんですが、4回と5回に失点を喫してしまいました。やはりオールスターから中4日という日程が効いたんじゃないでしょうか?せめて金曜日以降の登板がよかったと思います…。
9回に登板して21セーブ目を挙げた馬原投手は、通算150セーブを達成。日本人選手では史上最速記録となる偉業で、「名球会」入りの参加資格である250セーブまであと100セーブとなりました。早ければあと3年後に名球会の仲間入りとなります。現在28歳と年齢的にはまだまだセーブ数を積み重ねられるので、引退までに300セーブ以上挙げてほしいものです。
打線のほうは11安打と2ケタに到達。ただ、この日は5点目が遠かった印象を受けました。3回に2本のヒットで2死2,3塁も森本が見逃し三振、4回は満塁の場面で小久保が凡退。7回には2塁打で出塁した本多が、オーティズのヒットで本塁突入を狙うも楽天守備陣の好返球に阻まれて憤死…。中盤以降上手く行かんなあ。欲を言えばあと3,4点は取れていたぞ。決勝3ランを打った田上は、7月17日のオリックス戦以来となる一発。その時も和田が投げてましたね。今回も女房役・田上のバットで和田の勝利をアシストしました。
2位に1.5ゲーム差に拡げて首位をキープ、10連勝&3連続3タテをかけた29日の第3戦は、ソフトバンク・大隣憲司、楽天・永井怜が予告先発となっています。前回の登板で約3ヶ月ぶりの2勝目を挙げた大隣が完全復活を証明し、永井から大量点を奪って苦手克服といきたいところです。大隣さん、頼むから連勝ストッパーにならないでよ。頼むぜ。


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