日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

FIFAクラブワールドカップ2011 Jリーグ王者・柏レイソルが初戦突破!

2011年12月09日 | soccer

クラブ世界一を決める戦いが日本に帰って来た!「TOYOTAプレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2011」が8日、愛知県・豊田スタジアムで開幕戦が行われました。今年で7回目を迎えるクラブW杯は、ヨーロッパからはバルセロナ(スペイン)、南米からはサントスFC(ブラジル)が出場。世界最高のストライカーであるリオネル・メッシ、スペイン代表・イニエスタ、無敵艦隊の点取り屋・ビジャ、次世代のスター候補・ネイマールといった一流選手のプレーが日本で見られます!
そして、J1昇格1年目でJリーグ制覇を成し遂げた柏レイソルが開催国代表として出場。その柏レイソルは、8日の開幕戦でオセアニア代表のオークランドシティ(ニュージーランド)と対戦。3度目のCWC出場となるオークランドシティは、2009年大会で5位に入ったアマチュア中心のチーム。「最強アマ軍団」に対し、柏はプロ&J王者の意地を見せて初戦突破なるか?


スタメンはこちら
柏レイソル
GK 21 菅野孝憲
DF 3 近藤直也
DF 4 酒井宏樹
DF 5 増嶋竜也
DF 22 橋本和
MF 7 大谷秀和(cap)
MF 10 レアンドロ・ドミンゲス
MF 15 ジョルジ・ワグネル
MF 18 田中順也
MF 20 茨田陽生
FW 19 工藤壮人

オークランドシティ
GK 1 スプーンリー
DF 3 ホッグ
DF 5 ベルランガ
DF 7 プリチェット
DF 15 ビセリッチ
MF 8 マリガン
MF 13 フェネリダス
MF 16 リエラ
MF 21 ゲラオ
FW 9 エスポジト
FW 14 ディッキンソン


オークランドボールで始まった前半、先にチャンスを掴んだのは柏でした。前半4分、右CKから増嶋がシュートを放つが、ゴール前でオークランドDFがクリア。こぼれ球を田中が狙うもDFに阻まれます。12分にはジョルジワグネルのミドルシュートが外れ、15分には右サイドの酒井のクロスに工藤が飛び込むも届かず。さらにジョルジのクロスにレアンドロが右足で合わせようとするもファウルを取られます。その後も柏のペースが続くものの、なかなかゴールを割る事が出来ず。
オークランドは前半30分、カウンターからFKを獲得し、マリガンが狙うもGK菅野がパンチング。32分にはエスポジトがペナルティエリア手前からボレーを狙いますが、枠を捉えられず。迎えた前半37分、柏は田中がエリア内で相手選手を反転しながらかわし、左の位置からの直接狙ってゴール!鮮やかな左足シュートで柏が1点を先制!
さらに前半40分、右サイドのFKをレアンドロがセンタリング→酒井のヘディングシュートはポストに弾かれるが、跳ね返りを橋本→最後は工藤が押し込んで2点目!わずか3分間で2点を奪った!レイソルは前半終了間際に田中のパスを受けたレアンドロが、DFラインを抜け出してループシュートを放ったが、ゴール左に逸れて3点目ならず。それでも前半を2点リードで折り返しました。

後半、柏は4分に右サイドの酒井クロス→田中ややスルー→工藤が頭で合わせますが、ボールはバーを叩いた後にオーバー。またも3点目が入らない…。5分にはレアンドロが中央でドリブル突破を見せた後にシュートを放つも、GKの正面でした。レイソルがダメ押し点が取れない中、オークランドは10分過ぎからペースを掴み、後半10分に右サイド・マリガンのFKをビセリッチが合わせるも決まらず。14分にはエスポジトのシュートも決まりません。
後半22分、柏はここまで頑張って来た酒井が、ひざを痛めて負傷退場。代わりに水野晃樹がピッチに入ります。24分、水野がピッチに足を取られたところでオークランドにチャンスが訪れ、エスポジトがループシュートを放つが、わずかにバーの上。対する柏は26分、レアンドロ→工藤がGKをかわし、左サイドからシュートするも、サイドネットに当たってしまった。
オークランドは後半29分、右サイドでのFKでトリックプレーを見せ、マリガンのグラウンダークロス→エスポジトがシュートも大きく外れる。後半30分にはカウンターから途中出場・コラレスが中央ミドルを放つも、GK菅野がしっかりとキャッチ。34分、エリア付近で近藤がコラレスを倒してFKを献上。このFKをミリガンが直接狙い、左上のボールを菅野がパンチングでクリア!その直後、左サイドのクロスにビセリッチがヘディングシュート。しかし、ここも菅野が防いだ!菅野の好セーブ連発でピンチを凌いだ柏は、37分に栗澤僚一、40分に北嶋秀朗を投入。レアンドロや水野のシュートは決まらず。試合は2-0で柏レイソルが勝利しました。


Jリーグ王者・柏レイソルまずは初戦突破!前半から主導権を握ると、田中選手と工藤選手の日本人選手がゴールを決め、菅野選手が立て続けにファインセーブを見せ、オークランドの反撃を最後まで凌ぎ切りました。相手に完封勝ちしたのはよかったけれど、2-0とした後に3点目のチャンスをモノにできなかったのが課題と言えるでしょう。3点目が入っていたら、オークランドが戦意喪失になっていたと思う。開催国代表&プロの意地でオセアニア王者を破った柏は、11日の準々決勝で北中米カリブ王者・モンテレイ(メキシコ)と対戦します。
先制点を決めた田中選手は、相手DFをターンでかわし、難しい位置からゴールを決めて見せました。あの個人技からの強烈なシュートは世界レベルかも。好セーブ2連発を見せた菅野選手は、反応の凄さもあれば、安定感もありました。田中選手と菅野選手の2人を一度日本代表の試合で使ってほしいですな。
クラブW杯のこの後の日程は、11日の準々決勝では、柏VSモンテレイ、アフリカ王者・エスペランス(チュニジア)VSアジア王者・アルサッド(カタール)の2試合が行われます。レイソルは順当に勝ち進めば、14日の準決勝でサントスFCと顔を合わせる事になります。クラブ世界一をかけた戦いは始まったばかり。今後も白熱した試合に期待したいと思います。




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