日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

FIFAクラブワールドカップ最終日! やっぱりメッシは凄い!バルセロナ2度目の世界一!

2011年12月19日 | soccer

12月8日に開幕した「TOYOTAプレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2011」は、18日に最終日を迎えました。最終日は3位決定戦「柏レイソルVSアルサッド」、決勝戦「バルセロナVSサントス」の2試合が行われました。柏レイソルの3位入賞、クラブ世界一の座の行方はどうなった?


3位決定戦 柏レイソルVSアルサッド
アジア勢同士の対戦となったこの試合、前半15分にアルサッドはゴール正面でのFKをベルハジが直接狙いますが、柏GK・菅野孝憲がセーブします。対する柏は26分、田中順也がドリブルを仕掛けると、左足シュートを放ちますが、ボールはポスト右に弾かれてしまいました。27分には酒井宏樹がボールを奪って抜け出すと、グラウンダーの折り返しを田中がシュートもGKに阻まれ、またしても決める事が出来ず。続く左CKを北嶋秀朗が頭で合わせるもバーの上。
アルサッドは35分、カウンターからハルファン→K・ケイタが右足振り抜くが、菅野がファインセーブ!39分、柏が右CKを獲得し、水野晃樹のセンタリングに北嶋がヘディングもGKに阻まれノーゴール。前半は0-0で折り返します。
後半に入っても柏の決定的チャンスが相次ぎます。後半16分に田中→北嶋シュートも相手にブロックされ、こぼれ球を水野がシュートもダメ。後半17分、左サイド・橋本和のクロスに北嶋が胸で落とすもシュートを押し込む事が出来ず。後半24分にはジョルジ・ワグネルが中央からミドルシュートを放ちますが、GKに押さえられてゴールならず。
後半28分、アルサッドのFKをイブラヒムが直接狙ってきますが、GK菅野がパンチングでクリア。39分、柏は水野がドリブルから強烈な右足ミドルを放つも、GKのセーブに阻まれ、ゴールネットを揺らす事が出来ず。アルサッドは42分、ベルハジのスルーパス→ニアンが抜け出すが、柏DFがスライディングでクリア。結局90分間戦って両チーム無得点のままPK戦へ。
PK戦では、両チーム2本とも成功して迎えた3人目、アルサッドはイブラヒムが成功したのに対し、柏3人目・林陵平が失敗。アルサッドは残り2人も成功して試合終了。PK戦は5-3でアルサッドが勝利し、3位入賞。開催国枠の柏レイソルはチャンスを活かしきれず4位に終わりました。


決勝戦 バルセロナVSサントスFC
欧州王者VS南米王者による頂上対決は、世界最高ストライカー・メッシとブラジルの新星・ネイマールによるスター同士の直接対決に注目が集まりました。
立ち上がりからバルセロナのペースで進み、前半13分、バルサはメッシが右サイドからドリブルを仕掛け、ペナルティエリア手前からミドルシュートを放つも、サントスGK・ラファエウのセーブに阻まれる。こぼれ球をチアゴが押し込もうとしたが、GKラファエルが足で止めます。サントスは15分に右サイドでFKを獲得し、ボルジェスが狙うも枠外。
迎えた前半18分、シャビがヒールで落とした後にスルーパス→メッシが一気に抜け出し、左足ループシュート。ボールはそのままゴールへと吸い込まれ、バルサが1点を先制します。メッシの先制弾から7分後の24分、右サイドのダニエウ・アウベスのグラウンダークロスにシャビがDFをかわした後、右足で流し込んで2点目。
2点を追うサントスは27分、ガンソのパス→ボルジェスが右からシュートを放つもGKにキャッチされる。29分、バルサはシャビの縦パスにセスクが抜け出すも、左足ボレーはポスト直撃。完全フリーだったのに!30分過ぎにサントスは早くも選手交代。足を痛めたダニーロに代わり、エラーノが投入。そして前半終了間際の45分、バルサは右サイドのクロスから波状攻撃が始まり、メッシがエリア内で粘ってアウベスにパス→アウベス折り返しもGKに弾かれる→チアゴダイビングヘッド→最後はセスクが押し込んでようやくゴール。バルセロナが前半のうちに3点を奪い、3-0で折り返しました。

エンドが変わった後半、開始早々にサントスがカウンターを仕掛け、ガンソが右サイドへパスを出し、ボルジェスのクロスにネイマールが飛び込んでヘディングシュート。しかし、ボールはバーの上。バルセロナは7分、メッシ→左サイドでチアゴクロス→前線にいたアウベスがダイビングヘッドも決まらず。8分にはセスクのクロス→DFラインを抜け出したメッシがシュートもGKに阻まれる。
後半10分、サントスは途中出場エラーノのパスをうけたボルジェスが狙うもGKにキャッチされると、12分にはガンソのスルーパス→ネイマールが抜けるも、シュートは決まらず。その後も反撃を試みるサントスですが、なかなか1点を返せません。
後半35分、バルサは途中出場・ペドロがエリア内でバックパス→アウベスの強烈なシュートはポスト直撃。2分後の後半37分、アウベスが中央のメッシにパス→メッシがGKをかわし、左足で流し込んでダメ押しの4点目。メッシの2得点に活躍で、バルセロナがサントスに4-0の圧勝。2大会ぶりのクラブ世界一に輝きました。



決勝戦はバルセロナのワンマンショーとなりました。華麗な攻撃でサントスを終始圧倒し、前半だけで3点、後半にはメッシがダメ押し点を奪い、相手から4得点。守備では主将・プジョルがネイマールに仕事をさせず、サントスの反撃を1点も与えませんでした。前回の準決勝で主力を温存させながらも圧勝、ベストメンバーで臨んだ今回もゴールラッシュで完勝。2試合で8得点という攻撃力の高さで世界一の頂点に立ちました。
準決勝では不発だったメッシ選手はこの大一番で本領を発揮し、2得点の大活躍で2度目の大会MVPを獲得。1対1の場面でループシュートを決めちゃう辺りも世界最高ストライカーの証しなのかなあ。1ゴール1アシストのシャビ選手は、ヒールトラップからのラストパスがヤバすぎ!こんな芸術的なプレーは見た事無いです!セスク・ファブレガス選手も3点目のゴールを奪い、スタメン起用に応えるのとともに、骨折で離脱したビジャ選手の穴を埋めました。テレビで見ていた私もバルサの美しいパスサッカーに魅了されました。欧州CLを連覇して、来年もクラブW杯に出場してほしいです。Bravo&Gracias!

3年ぶりの日本開催となったクラブワールドカップは、バルセロナが2度目の優勝、欧州勢の5連覇で幕を閉じました。今年はJリーグ王者・柏レイソルの健闘ぶりも見られ、非常に盛り上がったと思います。来年も日本で開催され、FIFAの会長によれば被災地(仙台及び茨城)での開催も検討しているとのことです。また来年もクラブ世界一の戦いを思う存分楽しみたいと思います!



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