日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

スプリント界も4歳世代が制圧!GⅠ初挑戦のセイウンコウセイが春のスプリント王に輝く!

2017年03月27日 | 競馬

2017年春のスプリント王決定戦・第47回高松宮記念(GⅠ・芝1200m 18頭立て)が26日、中京競馬場で行われました。昨年のスプリンターズステークスでGⅠ初制覇を果たした⑦レッドファルクスは、スプリントGⅠ秋春連覇に挑戦。京都牝馬ステークスを勝った③レッツゴードンキは、2年ぶりのGⅠ制覇へ。⑫メラグラーナは3連勝で一気に短距離界の頂点を目指す。さらには、⑨シュウジ、⑥セイウンコウセイ、⑰ナックビーナス、⑬ソルヴェイグ、⑱ワンスインナムーンの4歳世代組、②フィエロ、⑪スノードラゴン、⑭トーキングドラムのベテラン勢も参戦しました。



単勝の人気は、1番人気レッドファルクス(3.7倍)、レッツゴードンキ2番人気(5.1倍)、メラグラーナが僅差で3番人気(5.3倍)。その後にシュウジ(6.2倍)、セイウンコウセイ(8.7倍)、ソルヴェイグ(8.9倍)と10倍以下が6頭。あとはフィエロ、ワンスインナムーン、⑮ヒルノデイバロー、トーキングドラムと続きました。
スタートでシュウジが抜群のタイミングで飛び出すと、④ラインスピリットとセイウンコウセイも好スタートを見せる。さらに外から⑯トウショウピスト、ワンスインナムーンも先団に加わる。6番手グループには、内からレッドファルクス・⑩クリスマス・ソルヴェイグ・ナックビーナスの4頭が固まっている。中団の10~12番手には、①ティーハーフ・スノードラゴン・トーキングドラムが並ぶ。13番手メラグラーナ、レッツゴードンキ14番手。後方グループは⑧バクシンテイオー、フィエロ、ヒルノデイバロー、しんがりに⑤レッドアリオンが追走。
3,4コーナー中間を過ぎ、先頭集団は前半600mを33.7秒で通過。シュウジとライスピが競り合い、ピストが外側3番手。コウセイは好位4番手、ファルクスとソルヴェイグは中団より前の位置、ドンキとメラグラはラストスパートにかける。
最後の直線で18頭が横に拡がり、シュウジとラインスピリットが並ぶところを、外からセイウンコウセイが接近する。内からはレッツゴードンキ、ティーハーフ、レッドファルクスが追いかける。ゴール残り200mのところで、コウセイが先頭、内側のファルクス・ドンキ・ティーハーフも食い下がるが、ゴール前でセイウンコウセイが突き抜けた!スプリント界も4歳世代が強い!



高松宮記念 全着順&払戻金
1着⑥セイウンコウセイ  1分08秒7
2着③レッツゴードンキ   1馬身1/4
3着⑦レッドファルクス    クビ
4着①ティーハーフ     1馬身1/3
5着②フィエロ        ハナ
6着⑭トーキングドラム
7着⑪スノードラゴン
8着⑰ナックビーナス
9着⑬ソルヴェイグ
10着⑫メラグラーナ
11着⑮ヒルノデイバロー
12着⑧バクシンテイオー
13着④ラインスピリット
14着⑩クリスマス
15着⑨シュウジ
16着⑱ワンスインナムーン
17着⑤レッドアリオン
18着⑯トウショウピスト

単勝 ⑥ 870円
複勝 ⑥ 230円 ③ 180円 ⑦ 160円
枠連 [2]-[3] 2,490円
馬連 ③-⑥ 2,150円
馬単 ⑥-③ 4,750円
ワイド ③-⑥ 770円 ⑥-⑦ 700円 ③-⑦ 480円
3連複 ③-⑥-⑦ 3,230円
3連単 ⑥-③-⑦ 23,880円



春のGⅠシリーズの幕開けを告げる尾張6ハロン決戦は、4歳馬のセイウンコウセイがゴール前抜け出して1着になり、春のスプリント王の座に就きました。2着には2番人気のレッツゴードンキ、短距離GⅠ連覇を狙ったレッドファルクスは3着でした。ちなみにこのレース、5着までが内枠に入った馬で占めました。3番人気だったメラグラーナは直線見せ場無く10着。4番人気のシュウジは、先行しながらも直線で沈み15着に終わりました。
セイウンコウセイはこれが重賞初勝利。GⅠ初挑戦でいきなりビッグタイトルを獲得しちゃいました。鞍上の幸英明騎手は、2008年のファイングレイン以来、9年ぶり2度目の高松宮記念勝利。同馬に騎乗するのは今回が初めてでしたが、GⅠ初制覇をもたらしてくれました。管理する上原博之調教師は、同レース初勝利。かつてはダイワメジャーでGⅠ5勝を挙げましたが、それ以来のGⅠ勝利です。
コウセイはスタートしてから4,5番手を追走し、直線で馬場の真ん中からシュウジとラインスピリットをかわし、最後は内側にいたレッツゴードンキらを振り切りました。勝因を挙げるなら、幸騎手が馬場の良い外側を選んだことだと思います。外に回したことで、ラスト100mで末脚がグーンと伸びましたからねえ。
セイウンコウセイは「上がり馬」というイメージがありますが、GⅠ制覇するまでかなり苦労しました。2015年夏の2歳新馬戦で8着に敗れた後、未勝利戦から脱出するまで7戦かかりました。その後は着実に勝ち星を重ね、昨年11月の渡月橋ステークスで勝利してオープン入りを果たしました。未勝利戦でくすぶっていた馬が、わずか1年でGⅠ馬に成長。1200mでは連対率100%だから、この先も安定した成績を残すと思います。


来週・4月2日は、阪神競馬場で新GⅠ「大阪杯」が行われます。昨年の年度代表馬・キタサンブラック、ダービー馬・マカヒキ、香港GⅠ馬・サトノクラウン、昨年覇者・アンビシャス、日経新春杯を勝ったミッキーロケット、金鯱賞V2・ヤマカツエース、逃げたら怖いマルターズアポジー、無冠返上を狙うステファノスなどが登録しています。豪華メンバー揃い踏みの大阪杯、GⅠ昇格後最初の勝ち馬に輝くのは…?








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