日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

鷹の祭典 IN 東京ドーム!上林が自身初の10本塁打!今季の日ハム戦勝ち越し決定!

2017年07月31日 | HAWKS

ホークス夏の9連戦の最初のカード「福岡ソフトバンクホークスVS北海道日本ハムファイターズ」は、福岡での2連戦はホークスが連勝。7月31日は東京ドームに舞台を移し、「鷹の祭典 2017 IN 東京ドーム」と称して行われました。年に一度の東京ドームでの主催試合なので、関東のホークスファンのためにも勝たなければなりません。ソフトバンク・松本裕樹VS日ハム・吉田侑樹の先発でスタートしたこの試合、ホークスは日ハムを3タテできたのでしょうか?



両チームのスタメン
  ソフトバンク      日本ハム
1(一)明石健志    (中)西川遥輝
2(遊)今宮健太    (右)松本剛
3(三)松田宣浩    (三)レアード
4(中)柳田悠岐    (指)大谷翔平
5(指)デスパイネ   (一)中田翔
6(左)中村晃     (左)大田泰示
7(右)上林誠知    (二)石井一成
8(捕)甲斐拓也    (捕)大野奨太
9(二)髙田知季    (遊)中島卓也
 (投)松本裕樹    (投)吉田侑樹



ホークス先発の松本裕は、1回に日ハム先頭の西川を三振に取ると、松本剛を3塁ゴロで2死としますが、レアードにカーブを合わせられ、レフトスタンドへのソロ本塁打を浴びて先制点を許す。続く2回、中田にヒットを許すと、大田に初球を狙われ、左中間スタンドへ2ラン本塁打を被弾。2回までに2本のホームランを浴び、3点を失ってしまいました。
3点を追うホークスは、2回裏に2死から甲斐と高田の連続ヒット、明石の四球で満塁と攻め立てますが、今宮が遊撃ゴロに倒れて反撃点を奪えません。
3回表、松本裕がレアードの四球、大谷のヒットで1死1,2塁のピンチを背負いますが、中田を併殺打に仕留めて追加点を阻止。
ホークスはその裏、1死走者なしで4番・柳田が日ハム先発・吉田の6球目のフォークをフルスイング!センターへ高く上がった打球は、バックスクリーンに飛び込む反撃のソロ本塁打かと思われたが、ビデオ判定で2塁打と変更された。この判定にホークス打線の怒りが爆発。1死2塁でデスパイネのレフト前タイムリーで1点を返すと、中村の四球で1死1,2塁の場面で、上林が吉田の4球目を狙い撃ち!ライトスタンドに飛び込む3ラン本塁打が飛び出し、ホークスが4-3と逆転!さらにこの後、甲斐が2塁打を放つと、2死3塁で明石が日ハム2番手・メンドーサからレフト線へのタイムリー2塁打を放ち1点追加。ホークスはこの回、一挙5点を挙げ、5-3と試合をひっくり返しました。
ホークス2点リードの5回、松本裕が2死から松本剛のヒット、レアードの四球でランナー2人背負う。ホームランが出れば逆転される場面で、日ハム4番・大谷のところで、ホークスは松本裕からモイネロにスイッチ。モイネロは大谷を遊撃ライナーに打ち取り、日ハムの反撃を阻止。
モイネロは6回以降も続投し、6回は3者凡退に抑えると、7回は先頭打者に死球を与えたが、中島のバント失敗、西川の併殺打に助けられ、得点を許しません。その後は、8回に岩嵜翔、9回はサファテと繋いでゲームセット。ホークスが5-3で日ハムを3タテしました。


パリーグ 7月30日(月)
ソフトバンクVS日本ハム 18回戦 東京ドーム
<ソフトバンク13勝5敗 観衆:46,808人>
日|120 000 000|3
ソ|005 000 00X|5
[勝] モイネロ(2勝)
[負] 吉田(2敗)
[S] サファテ(1勝1敗33セーブ)
[本] レアード(日/23号)、大田(日/11号)
   上林(ソ/10号)


東京ドームで行われたこの試合は、2回まで3点を先行されましたが、3回裏に柳田選手の幻の本塁打をきっかけにホークス打線が爆発し、上林選手の3ラン本塁打などで5点を奪い勝ち越し。投げては5回途中からマウンドに上がったモイネロ投手が好リリーフを見せてチームの勝利に貢献。同一カード3連勝を果たしたホークス、日ハムとの対戦成績を13勝5敗とし、今季の勝ち越しを決めました。そして、チームも4連勝で今季初の貯金30となりました。この調子で8月も波に乗ってほしいぜ。
この日の入場者数46,808人は、東京ドームの今季最多入場者数だそうです(巨人戦を含めて?)。しかもソフトバンク史上最多動員記録のおまけつき…。この後、8月14日に京セラドーム大阪で「鷹の祭典 in 大阪」が開催されますが、その時も超満員になること必至だ。

この日の投手陣ですが、先発の松本投手が5回途中(4回2/3)を投げて、被安打5・2奪三振・3四球・3失点という内容。立ち上がりにレアード選手に先制弾、2回には大田選手に2ランを打たれました。2本とも緩いカーブを狙われました。2イニング連続被弾のあと、3回と4回は0点に抑えて立ち直ったかと思ったけど、5回に2人の走者を出し、あと1アウト取れば勝ち投手の権利獲得というところで無念の降板となりました…。うーん、松本投手はまだ先発投手としての実力が足りないですなぁ。
2番手のモイネロ投手は、松本投手が作ったピンチをしっかりと抑えると、6回と7回の2イニングも無失点ピッチングを見せ、2回1/3を無安打に抑えてプロ2勝目を挙げました。モイネロ投手はこの3連戦で3連投、3日とも大谷選手を切り捨てました。一部報道では先発転向のプランもあるみたいですが、モイネロが先発に回ったら左の中継ぎは嘉弥真投手しかいないことになる。その一方で、今のホークスの先発ローテには左投手がいない…。工藤監督、どうするの?
12安打を記録した打線は、先発野手全員安打を達成。柳田選手は4打数3安打の固め打ち。第2打席のセンターへの2塁打の件ですが、見た目ではバックスクリーンに入ったかに見えましたが、フェンス最上段に当たった後、フェアゾーンに落ちました…。いやぁ、惜しすぎるわ。
逆転3ラン本塁打で打のヒーローとなった上林選手は、吉田投手のストレートを軽く振り抜いて、ライトスタンドに叩き込みました。上林選手にとって7月11日の楽天戦以来のホームランで、プロ入り4年目で初めての2ケタ本塁打を達成しました。

7月も終わり、ホークスの今月の成績は15勝5敗と大きく勝ち越し。1~8日まで6連勝、後半戦開始の17日から22日まで5連勝、27日の楽天戦からこの日の日ハム戦まで4連勝。この1か月で貯金を10個も増加したのに、首位・楽天に-0.5ゲーム差の2位ってどんだけやねん。
8月1日からは京セラドーム大阪に乗り込んでオリックスバファローズとの3連戦。1日の予告先発は、オリックス・ディクソンVSソフトバンク・石川柊太となっています。8月も白星を積み重ねて、楽天の勢いを食い止めましょう。




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辛くも逃げ切り3連勝!今宮が2戦連発!武田は今季3勝目。

2017年07月31日 | HAWKS

ゲーム差なしでパリーグ2位の福岡ソフトバンクホークスは、30日も福岡ヤフオクドームで北海道日本ハムファイターズと対戦しました。ソフトバンク・武田翔太VS日ハム・上原健太の先発で始まったこの試合、連勝でカード勝ち越しを決められるか?



両チームのスタメン
  ソフトバンク      日本ハム
1(一)明石健志    (中)西川遥輝
2(遊)今宮健太    (右)松本剛
3(三)松田宣浩    (指)大谷翔平
4(中)柳田悠岐    (三)レアード
5(指)デスパイネ   (一)中田翔
6(左)中村晃     (左)大田泰示
7(二)川島慶三    (二)太田賢吾
8(捕)甲斐拓也    (捕)黒羽根利規
9(右)真砂勇介    (遊)中島卓也
 (投)武田翔太    (投)上原健太

この日は川島が7番セカンドに入り、真砂は1軍初出場&スタメンです。



3連勝を狙うホークスは、初回に2死から松田のレフト前ヒット、柳田の内野安打でランナー2人を置き、デスパイネが日ハム先発・上原の4球目のストレートを叩き、センター前へのタイムリーヒット。クリーンナップの3連打で初回に先制点を奪います。続く2回、先頭の川島が7球目のストレートを捉え、レフトスタンド中段に飛び込むソロ本塁打で1点を追加し、2-0とします。
2点の援護を貰った武田は、3回まで日ハム打線をノーヒットに抑えていましたが、4回に松本剛に緩いカーブを狙われ、レフトホームランテラスへのソロ本塁打を浴びて1点を失います。
5回、武田がきっちりと3人を抑えた後、その裏に明石が右中間フェンス直撃の3塁打を放つと、今宮がフルカウントからの6球目を強振。レフトへ舞い上がった打球は、テラス席へ吸い込まれて行った!今宮の2試合連続ホームランで、ホークスが4-1と突き放します。
しかし6回、武田がこの回先頭の中島に直球を痛打され、ライトへのソロ本塁打を浴びてしまい、4-2と2点差に詰められる。この後、西川に四球を許し、1死を取った後にモイネロと交代。2番手のモイネロは、大谷を三振に仕留めた後、レアードを遊撃ゴロに退けて、追撃を阻止しました。
ホークス2点リードの8回、4番手のマウンドに上がった岩嵜翔が、四球とヒットで2人の走者を出す。松本を遊撃ゴロ→併殺崩れで2死1,3塁となり、5番手・嘉弥真新也が大谷にセンター前タイムリーを打たれ、4-3と1点差に迫られる。なおも走者2人いて、一打同点または逆転のピンチがつづく。4番・レアードのところで、ホークスは守護神・サファテを投入。サファテはレアードをライトフライに打ち取り、チームのピンチを救います。
サファテは9回も続投し、中田と代打・矢野謙次から三振を奪い試合終了。ホークスが4-3で逃げ切り、日ハムに連勝しました。


パリーグ 2017年7月30日(日)
ソフトバンクVS日本ハム 17回戦
<ソフトバンク12勝5敗、観衆:38,585人>
日|000 101 010|3
ソ|110 020 00X|4
[勝] 武田(3勝1敗)
[負] 上原(0勝2敗)
[S] サファテ(1勝1敗32セーブ)
[本] 松本(日/4号)、中島卓也(日/1号)
   川島(ソ/4号)、今宮(ソ/8号)


今回の試合は、初回と2回に1点を奪い、4回には今宮選手のホームランで快勝ムードかなと思ったんですが、終わってみれば1点差で勝利。終盤に流れが日ハムに傾きそうになったけど、サファテ投手がハムの反撃を断ち切る好救援を見せてくれました。今カード勝ち越しを決めたホークスは、3連勝で今季最多の貯金29としました。なお、首位・楽天はオリックスに勝ったため、「0ゲーム差」はそのままです。
先発の武田投手は、6回途中(5回1/3)まで75球を投げ、被安打2・6奪三振・2四球・2失点で今季3勝目。許したヒット2本はいずれもソロ本塁打。4回に浴びた一発は、武田投手この日初めての被安打。6回には中島選手にプロ入り初アーチを打たれました。日ハムの中島選手は、アマチュア時代を含め、人生初のホームランだそうです。先週のロッテ戦に続いての連勝を果たした武田投手、次は7回まで投げられるといいんだけどな。
打線は全体で9安打。4回に2試合連続ホームランを打った今宮選手は、上原投手の低めのスライダーを上手く捉え、テラス席まで運びました。前日にライト方向へ2ラン本塁打、この日は左方向に打球を飛ばしましたね。2年連続2ケタ本塁打も行けるんじゃないの?
2回に2点目のソロ本塁打を打った川島選手は、3球続けてファウルで粘った後、7球目のストレートをジャストミート。川島選手も打った瞬間にホームランと確信した、完璧な一発でした。今季4本塁打ということで、ホークス入りしてから最多の本塁打数となります。

7月31日は「鷹の祭典 IN TOKYO」と題して、東京ドームでホークスの主催試合が行われます。予告先発はソフトバンク・松本裕樹VS日ハム・吉田侑樹です。うーん、乱打戦になるか、どちらかのワンサイドゲームなりそうな予感。石川柊太投手はまだ投げられないの?











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