日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ホークス新入団選手発表会見。この中から未来の主力となるのは誰だ?

2018年12月06日 | HAWKS

福岡ソフトバンクホークスの新入団選手発表会見が6日、福岡市内のホテルで行われました。今年10月のドラフト会議で、支配下7選手、育成4選手、合計11名の選手を指名。新人選手たちはこの入団会見で、ホークスのユニフォーム姿を初めて披露しました。



ドラフト1位:甲斐野央 投手(かいのひろし、東洋大学)=背番号20
最速159キロの剛速球が武器の甲斐野投手。東洋大では抑え役だったから、プロでもクローザーを志望しています。


ドラフト2位:杉山一樹 投手(三菱重工広島)=背番号40
身長193センチの大型右腕。「息の長い選手になる」ことを目標としています。

ドラフト3位:野村大樹内野手(早稲田実業高校)=背番号55
早実時代は先輩の清宮幸太郎選手(現・日本ハム)を差し置いて、1年生から4番を務めました。高校通算68本塁打のパワーをプロでも炸裂できるか注目だ。

ドラフト4位:坂東湧梧投手(JR東日本)=背番号50
攝津正投手の背番号を受け継いだ坂東投手は2ケタ勝利が目標。自己紹介では緊張したのか「JR東日本より入社します」と言い間違えてしまった。笑いは一応取れたが、先行きが不安?攝津投手のように中継ぎから始めて、それから先発の柱となれるでしょうか。

ドラフト5位:水谷瞬外野手(岩見智翠館高校)=背番号59
「ホームラン王」が目標の水谷選手は、ヤンキースのスタントン選手を目指しているそうです。身長192センチは日本人野手で最長身。50mでも6秒台の俊足。「柳田悠岐2世」といえそう。

ドラフト6位:泉圭輔投手(金沢星稜大学)=背番号53
金沢星稜大学で初めてのプロ野球選手となった和泉投手は、五十嵐亮太投手が着けていた背番号を引き継ぎました。プロでの目標は「先発ローテーション」。

ドラフト7位:奥村政稔投手(三菱日立パワーシステムズ)=背番号63
大学を中退し、社会人時代は三菱重工長崎の休部も経験。私生活でも1児のパパ。家族のためにもプロの世界で花を咲かせたいところだ。



育成ドラフト組は、将来的には支配下に昇格するだろう選手が揃っています。
育成1位:渡辺陸捕手(神村学園高校)=背番号132
強肩・強打が持ち味のキャッチャー。「打てる捕手」をアピールして、支配下昇格を目指す。

育成2位:岡本直也投手(東京農業大学北海道オホーツク)=背番号133
北海道六大学野球リーグで通算11勝の実績を持つ左腕。大学の先輩だった周東佑京選手と再びチームメイトになりました。

育成3位:重田倫明投手(国士舘大学)=背番号138
右肘の疲労骨折の影響で、大学2年の東都大学野球春季リーグを最後に実戦での登板機会がないそうです。不安は残るが、這い上がってほしい。

育成4位:中村宜聖(たかまさ)外野手(西日本短期大学附属高校)=背番号142
潜在能力の高さから「新庄剛志2世」と言われている将来有望の選手。父の寿博さんは、1992年の夏の甲子園で全国制覇した時の主将でした。弟の敢晴君は筑陽学園で遊撃手のレギュラーを務めています。





新人選手のみなさん、この度はホークス入団おめでとうございます。プロの世界はとっても厳しいですが、1日でも早く一軍の舞台に立ち、やがてはホークスの中心選手に成長することを願っています。
ドラ1の甲斐野投手は、1年目から活躍が期待できる選手。まずは中継ぎで経験を積ませ、数年後にはサファテ投手のような絶対的クローザーになると思います。甲斐拓也捕手との「かいかいバッテリー」も楽しみです。
ドラ3の野村選手は早実OB・王貞治会長も期待を寄せています。『背番号55』といったら松井秀喜さん、西武の秋山翔吾選手といった強打者がつけているので、野村選手も背番号にふさわしい活躍をしてほしいなって思っています。松田選手と内川選手が引退した後は、野村選手が「右の主砲」になるかも。