日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2009年のプロ野球日本シリーズは、巨人VS日本ハムに決定!

2009年10月25日 | Sports

24日はプロ野球クライマックスシリーズ・第2ステージの第4戦が2試合あり、昼間は札幌ドームで北海道日本ハムファイターズVS東北楽天ゴールデンイーグルス戦、夜は東京ドームで読売ジャイアンツVS中日ドラゴンズ戦が行われました。パリーグでは日ハム、セリーグは巨人が日本シリーズ出場に王手、両チームとも第4戦で決める事が出来たのでしょうか?


まずはデーゲームでの日本ハムVS楽天戦から。パリーグ王者・日本ハムと第1ステージ勝者・楽天との対戦は、3勝1敗で日ハムがリード。初戦は9回にスレッジが逆転サヨナラ満塁本塁打という劇的な幕切れで日ハム先勝。2戦目は日ハム打線が楽天先発・岩隈久志を攻略、楽天は満塁の大チャンスを活かしきれず連敗。23日の第3戦は、楽天先発・田中将大が完投勝利で楽天が一矢を報いました。迎えた第4戦は、日ハムが藤井秀悟、楽天は藤原紘通の先発で始まりました。
試合は初回、日ハムが1死から森本稀哲と稲葉篤紀の連続ヒット、高橋信二の四球で満塁の大チャンス、この場面でスレッジがセンターへの犠牲フライを放って1点を先制。続く2回には、先頭の糸井嘉男がヒットで出塁、2死2塁で田中賢介がライトフェンス直撃のタイムリー3塁打で1点を追加。なおも2死3塁で森本が藤原のフォークを捕らえ、レフトスタンドに飛び込む貴重な2ラン本塁打!この回3点を加えて4-0。楽天先発・藤原は2回4失点でKOされました。
このままでは終われない楽天は、打線が3回まで日ハム先発・藤井の前にパーフェクトに抑えられていましたが、4回に2死1塁から山崎武司がセンター前ヒット、続くセギノールが藤井の初球を捕らえてライト前タイムリーを放って1点を返します。この後2死満塁となり、宮出隆自が藤井の直球を弾き返してセンター前タイムリー、2人が生還して4-3と1点差に詰め寄ります。前のイニングで2番手・青山浩二が満塁のピンチを凌ぎ、直後の攻撃で3点返す猛反撃。流れが楽天に傾きかけたか?
この後試合は藤井と青山の投げ合いとなり、藤井は5回と6回にヒットを打たれながらも、後続を抑えて同点阻止。青山は4回以降も毎回のように走者を出すも追加点を与えません。迎えた7回、日ハムは1死後に高橋がヒットを放ち、バッテリーミスで1死2塁の場面でスレッジのライト前タイムリーで追加点を挙げると、2死1,3塁で途中出場の鶴岡慎也が3塁へのタイムリー内野安打でこの回2得点挙げて3点差に広げます。
8回、楽天は渡辺直人と山崎のヒットで1死1,2塁、セギノールがライト前ヒットを放ち、2塁から渡辺が生還して2点差。なおも反撃のチャンスが続きましたが、中村真人とリンデンが連続三振に倒れて反撃は1点止まり。その裏の日ハムは、森本のヒット、稲葉が四球で出塁。2死2,3塁となり、楽天はエース・岩隈を6番手で投入。しかし、この継投が裏目に出てしまいます。スレッジに2球目の直球を狙われ、ライトスタンドへの3ラン本塁打を許してしまった。日ハムにとっては勝利を確信する一撃が飛び出し、9回は守護神・武田久が草野大輔にヒットを打たれるも、後続を打ち取って試合終了。9-4で日ハムが勝利し、4勝1敗で日本シリーズ出場が決定しました。



東京ドームでの巨人VS中日戦は、CSが導入してから3年連続で同じ組み合わせに。2007年は中日が3連勝、昨年は巨人がアドバンテージを活かして勝利しました。CSでは1勝1敗の五分、3年目の今年は、第1戦で中日打線が巨人先発・ゴンザレスを打ち崩し、初回に5得点を奪うビッグイニングで中日勝利。2戦目はオビスポが投打で活躍すれば、最優秀防御率のチェンを攻略し、巨人が雪辱。3戦目は初回に森野将彦の2ランで中日が先取するが、6回に巨人はラミレスと亀井義行の連続アーチで同点、2点を追いかける8回には脇屋亮太が値千金のタイムリーで巨人が逆転勝ちしました。
ここまで3試合終えて巨人が3勝1敗で王手。24日の第4戦は、巨人が東野峻、中日は中田賢一の両先発でスタート。このまま巨人が一気に決めるか?もう負けられない中日は勝って望みを繋ぎたいところだが…。
1回裏、巨人は先頭の坂本勇人が2塁打でいきなり先制チャンスを迎え、続く松本哲也がしっかりと送りバント、これを中田が悪送球してしまい、坂本が生還して早くも先制。小笠原が四球で歩いた後、ラミレス三振で1死1,2塁で亀井がセンター前に弾き返すタイムリーで追加点を挙げ、この回2点を先取します。
3回、中日は2死3塁と反撃のチャンスを得るも荒木雅博が三振に倒れて無得点。その裏、先頭の松本が四球と盗塁を決め、小笠原のヒットで無死1,3塁。ここでラミレスが初球をレフト前に運ぶタイムリーで3点目。なおも無死1,2塁で亀井がバントヒットを決めて満塁となり、谷佳知が中田の2球目のカットボールをジャストミート!谷は打った瞬間にバンザイ、打球はレフトスタンドに飛び込んで満塁本塁打!谷のグランドスラムが飛び出し、この回打者一巡の猛攻で一挙5得点。3回まで7点の大量リードで、中日先発・中田をKO!
7点を追う展開となった中日は、4回にブランコがライトポール際に飛び込む豪快なソロ本塁打で反撃の狼煙を上げると、5回は1死から谷繁元信のヒット、今季限りで引退を表明している井上一樹が代打で登場し、相手のエラーで出塁。続く井端がセンター前ヒットで満塁。ここで荒木がセンターへ弾き返し、巨人中堅手・松本が飛び込むも届かず。荒木のタイムリーで1点を返す。巨人は先発・東野を諦め、2番手に越智大祐を投入。なおも1死満塁、満塁アーチで1点差の場面で森野を迎えるが、越智のフォークの前に空振り三振。続くブランコもフォークに対応できず空振り。越智が連続三振に仕留める見事なリリーフを見せ、中日の反撃を食い止めました!
5点差でリードする巨人は6回、先頭の坂本がライト線を破る2塁打を放つと、1死1,3塁でラミレスが投手ゴロ。この間に坂本がホームインして1点を追加します。この後、7回に豊田清、8回には最優秀中継ぎ・山口鉄也、9回は守護神・クルーン中日打線を封じ込めゲームセット。第4戦は巨人が8-2で快勝、3連勝で日本シリーズ行きを決めました。


3勝で王手をかけた巨人と日本ハムが、どちらも第4戦の試合で勝利し、日本シリーズの出場権を獲得。今年の日本シリーズは「巨人VS日本ハム」という組み合わせに決まりました。巨人は2年連続32回目、一方の日本ハムは2年ぶり5回目の出場となります。
日ハムはこの試合、スレッジ選手が3打数3安打5打点の大活躍を見せれば、森本選手は5打数4安打2打点の固め打ち。投げては藤井投手が5回3失点で勝利投手、中継ぎ陣が楽天の反撃を1点に抑えました。スレッジは初戦でサヨナラ本塁打、4戦目は5打点稼ぎましたねえ。稲葉・高橋信二も危険だけど、スレッジが一番恐いでしょう。ハム投手陣は、絶対的エースのダルビッシュが腰痛で日本Sも絶望的、本番では武田勝・八木智哉・藤井・糸数の4人が先発予定。ダルの穴を埋められるか?
対する巨人は、亀井が4打数3安打の猛打賞。このCSではラミレスが4試合全てヒットを打ち、阿部や亀井にもホームランが飛び出しました。小笠原はチームトップの.467を記録したけど、ホームランは無し。日本一を決める戦いでも巨人強力打線は止まりそうにありません。投手陣では、オビスポが好投したのに対し、ゴンザレスが炎上、東野は4回以降崩れて途中降板…。先発投手陣は大丈夫なの?
今年の交流戦では2勝2敗の五分と互角。今年も第7戦までもつれ込むだろうなあ。試合日程は10月31日に札幌ドームで開幕し、11月3日の第3戦~第5戦までは東京ドーム、6,7戦(11.7日と8日)は札幌ドームの予定です。2009年のプロ野球もいよいよ大詰め、日本一に輝くのはどっち?



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