ダイスケはん＆ナヲのギンギラギンにさりげ肉 2012．2.25～３．２ PART２

２月25日～３月２日放送分の「ギンギラギンにさりげ肉」は、インフルエンザで２週続けて欠席したダイスケはんが復帰。実はナヲちゃんも収録後にインフルエンザに感染した事を明かしていました。そしてスペシャルゲストにくるりが登場！PART２はホルモンVSくるりの爆笑トークの模様をリポート。あと、井上ディレクターさん、最近ポッドキャストの更新遅れてますよ！


岸田さんが「COUNTDOWN JAPAN」で起きたエピソードを語り、楽屋の入口に貼られている紙に、「マキシムザホルモンズさん」と間違えて書かれていたので、岸田さんが「これ間違ってますよ」と係員さんに注意したという。ホルモンが会場入りした時には既に修正されていました。スタッフたちはみんなマキシマムザホルモンの事を知らなかったんでしょうか…。
ナヲちゃんが「ザキヤマかこの野郎」と犯人を山崎さんではないか断定したけど、「違いますよ。ぼくやまさきですよ」と返す岸田さん。

「ラ・くるり」の話で、ダイちゃんの質問で井上ディレクターが「ラ・くるり」にも携わっている事が判明。ってことは今回は井上繋がり！？しかもギン肉ではあまり企画を出さないのに、「ラくるり」では企画をじゃんじゃん出して、先日は新人バンドの音源を聴いて、くるりのメンバー達が「もうイヤだ」と思ったら挙手するという企画があったらしい。４人中２人手が挙がったら次の曲に移動する何とも厳しいものだとか。その話を聞いたダイちゃんは「酷い！」と憤慨。また、一般人にくるりのメンバー写真を見せて「くるりってどう思いますか？」という、「ホルモン知名度チェック」と同様の企画もやっているそうです。

くるりが登場する前に、ダイちゃんがインフルエンザの吸引薬を服用した話をしましたが、岸田さんも一昨年頃にインフルに罹った時に「リレンザ」を使った事があるそうです。本当はタミフルを処方されたかったけど、医師の指示でリレンザを吸われ、気分が「ドーン」と落ちるようになった。その後にダイちゃんとナヲちゃんが「それでは聴いてください。くるりで『ねえ、リレンザ。』」。「おどろおどろしい感じ」だと言ってるけど、曲を作ってもCD発売しないよね。

タモリ倶楽部で空耳アワーの「本人出演シリーズ」で、岸田さんの空耳作品の後に、ダイちゃんが熱いシャワーをかけられるという作品が紹介されましたが、「岸田さんのやつを先に、僕の２つ前に出てたじゃないですか。その時点で『もうイヤや！無理無理無理』って思ってました」と語るダイちゃん。岸田さんの「お待ちで×9 おまち！あっ おっ ハマチ 厚かった」の後だったから、かなりプレッシャーを感じたんですね。岸田さんは「ハマチの厚さにビックリするお客さん」の役でVTR出演したかったという。
ナヲちゃんもあの時を振り返って、ネタの完成度に会場が驚き、「あれは獲ったわ！」という雰囲気になったと語っていました。最近もまた新作を２,３作品考えているらしんですが、本人いわく「腋臭ネタなんですわ」と言ってました。ナヲちゃんが「じゃあダイスケはんワキガなんで」と冗談のつもりで言ったら、ダイちゃんが「腋臭ちゃうわ！」と否定。果たして、２年連続でジャンパー獲得なるか？

くるりの皆さんは、フェスの会場でホルモンがパフォーマンスしているところを見た事はあるんだけど、ライブは一度も見た事がないという。すると、岸田さんと佐藤さんが「限定付きで対バンしたい」と希望し、ホルモンのホームである八王子での開催を検討。
ナヲちゃんがホルモンのイベント「地獄絵図」を説明し、チケット代無料の代わりにデブ限定（男性）、すっぴん限定（女性）、チビ限定の時は牛乳を摂取したり。ダウンジャケット着用して入場前に生ニンニクをかじり、メンバーに息を吹くかけて臭かったら入場OKという「ニンニクジャケット」というのもありました。ライブハウスの会場がニンニク臭が充満してたんだろうなあ。
もし「腋臭限定」の場合、ダイちゃんが「ポジティブなワキガしか来ない。心開いたワキガ集まれ！」と言ってました。堂々と腋臭を公言する人間は日本でどのくらいいるんでしょうかねえ。「心開いているだけに、ニオイも隠さず」岸田さんいい事言うなあ。皆さんはニンニク臭とワキガ臭どっちが許せますか？
地獄絵図のダウンジャケットの話で、友達のバンドとツアーをやっている時に「明日のライブ、ダウンジャケットを着てやろうか」とノリで言いだし、１バンド目の着たものを２バンド目がそのまま着用し、「着る度にだんだん重たくなり、最後はナメクジみたいに溶けるような感じになっていた」とダイちゃんが言ってました。
岸田さんが「ゴスロリとかどうですかね？」と提案したら、メンバー達もゴスロリ姿になると言ったら、「誰も見たくない」と突っ込むダイちゃん。ナヲちゃんとファンファンさんなら似合うけど、男子のゴスロリはイヤだ。
以前、「バンギャ（ヴィジュアル系バンド好きの女性の俗称）限定」のがあり、ヘッドバンギングに違いが見られ、気合いが入っていたとナヲちゃんが言いました。「真矢～！」と絶叫するお客さんもいたようで、ナヲちゃんが真矢さんに見えたのか？「どっちかといえばPENICILLINのO-JIRO」懐かしいなあPENICILLIN。愛に気づいてくださいっ！

ホルモンとくるりの対バンは、京都と八王子でやろうと提案し、京都公演では「腋臭企画」を実施予定？ホルモンとくるりのファンのスタイルは全然違いそう。クルリのライブではアンケートも行われており、「他に誰のライブ行きますか？」という質問欄に「ホルモン」の名前があるという。岸田さん曰く「ラウド系にくくるなら、ホルモンと10-FEET、BRAHMANがある」そうだ。
10-FEETとくるりは同じ京都出身で、「行ってたゲーセンとやってたゲームは一緒」で、世代も一緒。アマチュア時代にやってたライブハウスは違うけど、共通の知り合いのミュージシャンを通じて最近よく会うようになったという。ホルモンも10-FEETがくるりと繋がっていたことを知って、そのバンドの株が上がったみたい。

曲を流す時、佐藤さんがホルモンの２人に、ホルモンとのトークの模様を「ラ・くるり」にも使用するために「隠し録り」していた事を告白。ナヲちゃんが、「くるり」側のテープが回っていた事にようやく気付きました。ダイちゃんは「肖像権的に大丈夫ですか？」と言いながらズボンを脱ぎ始める。ラジオで裸はアカン！井上ディレクターの存在があるから、ギン肉とラくるりのコラボが実現できたんですね。
岸田さんはイギリスで日本から持ち込んできたオリコンの雑誌に、「包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリ」が載ってあったのを見て、ホルモンをチェックするようになった。「いきものがかりみたいなのから始まって、ゲロブチブチブチ」→「Maximum the hormone」のPVも見たらしいですよ。岸田さん、ホルモンの事をかなりプッシュしてますなあ。

くるりとリップスライムのコラボソング「Juice」が紹介された後、ナヲちゃんが「くるりサイド、ホルモンサイドで聴いている人のために、お互い違う編集をする」と井上さんが豪語し、「２番組を聴くと全ての内容がわかる」と発言されました。ダイちゃんが「リサの妖精伝説」の話をした後、「来週はホンジャマカさんをお迎えして…」ありえへーん！！
吉本興業発の大阪銘菓「面白い恋人」（商標登録問題で「白い恋人」の会社に訴えられている）を井上さんから貰い、ナヲちゃんが食べた感想は、「コーヒーかと思ったら、みたらし味だったんですね」面白い恋人の正体は面白い味のするお菓子だったのか。次回もくるりがゲスト出演。トークがさらに盛り上がりそうな予感がします。井上さん、はやくPodcast更新してー。






　　
　

ペーニャまたもや大暴れ！西武に３タテで今季初の４連勝！

西武に連勝して３連戦の勝ち越しを既に決めている福岡ソフトバンクホークス。今季２度目の同一カード３連勝＆今季初の４連勝に挑んだ８日は、ソフトバンク・新垣渚、西武・石井一久の先発。乱打戦となったこの試合でまたしても助っ人が活躍を見せました。


スタメンはこちら
１（二）本多雄一
２（遊）明石健志
３（左）内川聖一
４（一）小久保裕紀
５（三）松田宣浩
６（中）長谷川勇也
７（指）ペーニャ
８（右）江川智晃
９（捕）細川　亨
　（投）新垣　渚
この日は左の石井投手が先発ということで、右打者の江川が８番ライトで先発出場。久々のスタメンで結果を残せるか？２試合連続で打のヒーローとなっているペーニャが７番に入り、前日の試合で初ホームランを放った小久保が４番に座りました。


ホークスは１回、本多と明石が倒れて２死となった後、内川が３球目のストレートを捉え、ライトの頭上を越える３塁打を放つと、続く小久保が石井の５球目のストレートを弾き返し、センター前タイムリーヒットで１点を先制します。２回と３回は無得点に終わりますが、４回に１死から松田のヒット、長谷川の１塁ゴロ→西武１塁手・浅村栄斗が２塁送球もセーフとなり、１,２塁と追加点のチャンス。このチャンスにペーニャが石井の初球スライダーを振り抜き、大きな打球はレフトスタンド最上段へ…。超特大の３ランホームランで３点追加し、４－０とリードを拡げました。
自身２連勝を目指す新垣は、初回から毎回のように走者をだしながらも、３回まで無失点と粘りのピッチングを見せます。しかし４回、先頭打者の中島裕之にヒットを許すと、１死後に暴投を犯し、１死２塁で嶋重宣のライト前タイムリーで１点を失います。５回、栗山巧と原拓也の連打、中村剛也の四球で１死満塁のピンチを背負い、前の打席でタイムリーを打たれている嶋に初球ストレートを狙われ、ライトスタンドへの逆転満塁本塁打を浴びてしまいました。結局新垣は５回５失点という内容で降板となりました。
４－５と１点を追う立場となったホークスは６回、１死２塁でペーニャが西武３番手・岡本篤志の甘く入ったフォークを叩き、右中間を深々と破るタイムリー３塁打で５－５の同点。なおも２死３塁で江川がフォークを捉え、右中間へのタイムリー３塁打で６点目が入り、ホークス再逆転。７回には本多の内野安打、明石の犠打で１死２塁の場面で、内川がライト線を破るタイムリー２塁打を放って７点目。
その後、７回に金沢健人、８回・森福允彦、９回はファルケンボーグの中継ぎ陣が西武の反撃を許さず試合終了。ホークスが７－５で乱打戦を制し、西武に３連勝を果たしました。


パ・リーグ　2012/04/08（日）
西　武－ソフトバンク　3回戦　
（ソフトバンク3勝、西武ドーム、13:00、21892人）
H　１００　３０２　１００　　７
L　０００　１４０　０００　　５
【投手】
（ソ）新垣、岡島、金沢、森福、ファルケンボーグ－細川、山崎
（西）石井、武隈、岡本篤、松永、野上、ゴンザレス－炭谷、星孝
【責任投手】
（勝）新垣2試合2勝
（Ｓ）ファルケンボーグ5試合5Ｓ
（敗）岡本篤5試合1敗
【本塁打】
（ソ）ペーニャ1号3ラン（4回、石井）
（西）嶋1号満塁（5回、新垣）



一度は４点をリードしたのに、新垣投手が４回に１点取られ、５回に満塁本塁打を浴びて逆転されましたが、６回と７回にホークス打線が西武中継ぎ陣を打ち崩して再び試合をひっくり返しました。打ち合いに勝ったホークスは今季２度目の同一カード３連勝、そして今季初めての４連勝をマークしました。この３連戦は全てホークスの逆転勝利。ホークス打線が勝負強いのか、それとも西武の投手陣（特に中継ぎ）が酷過ぎるのか…。
先発の新垣投手は、５回まで打者25人と対戦して97級、被安打７・３奪三振・４四死球・５失点と不甲斐ないピッチング。前回の登板では９回完投、無四球の好投で完全復活を遂げたのに、この日は「荒垣」に逆戻り。毎回走者を出すわ、四球を許すわ、暴投するわ…。勝利投手になったけど、内容からして嬉しくない２勝目となりました。
打線の方は２ケタの11安打を記録。ペーニャ選手がこの日も活躍し、３打数２安打４打点と大当たり。４回の第２打席で石井投手から来日第１号となる３ラン本塁打、第３打席ではタイムリー３塁打を放ちました。ペーニャが放った一発はかなりインパクトがあり、あわや場外というところまでぶっ飛ばしました。この３連戦で８打点と大暴れを見せ、「西武ドームはいい球場だ」と本人が言った通りの活躍ぶりでした。
ペーニャ以外では、８番ライトで出場した江川選手が４打数２安打とスタメン起用にしっかり応え、６回の第３打席では岡本投手から逆転タイムリー３塁打を打ちました。滅多にないチャンスで結果を出せたよかったなあ。この調子で１軍もしくは先発定着を目指して頑張ってほしいですね。他にも内川選手が２本の長打を放ち、小久保選手が２試合連続で打点を挙げ、2000本安打まであと30本としました。
アウェー６連戦を４勝２敗で終えた福岡ソフトバンクホークスは、９試合を終えて７勝２敗と現時点でパリーグの首位に立っています。まだ始まったばかりだけど、ホークスが首位にいるのは嬉しいですな。10日からはホーム６連戦が控えており、10日～12日まで日本ハムとの３連戦、13日～15日はロッテと３連戦を行います。日ハムとロッテにも勝ち越し、がっちり首位固めできるといいですね～。パリーグ首位の座は決して渡さん！





　　
　

2012年クラシック開幕！桜花賞はディープ産駒の１，２フィニッシュ！

牝馬３冠シリーズの第１戦・第72回桜花賞（GI・芝1600ｍ 18頭立て）が８日、阪神競馬場で行われました。2012年の３歳クラシックの幕開けを告げるこのレース、ディープインパクト産駒からは、昨年の２歳女王⑰ジョワドヴィーヴル、シンザン記念勝ち馬⑩ジェンティルドンナ、大魔神・佐々木主浩氏の所有馬⑮ヴィルシーナ、目下３連勝中の⑥パララサルーの４頭が参戦。他にもフィリーズレビューを勝った⑪アイムユアーズ、フラワーカップ覇者③オメガハートランド、⑬サウンドオブハート、②エピセアロームなどが桜の女王の座を目指して出走しました。


直前の単勝上位人気は、１番人気がジョワドヴィーヴル（2.3倍）、２番人気がジェンティルドンナ（4.9倍）、アイムユアーズ３番人気（9.7倍）。４番人気以降はヴィルシーナ、サウンドオブハート、エピセアローム、サウンドオブハートと続きました。
ややばらついたスタートで始まったこのレース、先行争いで⑤エイシンキンチェムと⑧マイネエポナがハナに立つが、大外から⑱アラフネが上昇して先頭に。４番手集団にヴィルシーナ、エピセアローム、④サンシャインの３頭が並び、アイムユアーズと⑨イチオクノホシが７番手で並走。中団の９番手にサウンドオブハート、10番手にジェンティルドンナと⑩メイショウスザンナ。12番手⑯ファインチョイス、13番手⑭トーセンベニザクラ、オメガハートランドは15番手、その後ろの16番手にジョワドヴィーヴルが追走。パララサルー後方２番手、⑫プレノタートがしんがりから進出開始。
外回り３コーナーの中間地点に入り、アラフネが先頭でレースを引っ張り、前半800ｍを46秒台で通過。ヴィルシーナは４番手、ユアーズは６,７番手で追走。サウンドオブハート、ルドンナはまだ中団、ジョワドは４コーナーのところで大外に持ち出して勝負に出る！いよいよ最後の直線に差し掛かり、先頭争いはアラフネとエポナ、エピセアロームが内を突こうとするも前が開かない。残り200ｍでヴィルシーナとアイムユアーズが争う中、外からジェンティルドンナが並びかける！ラスト100ｍでヴィルシーナがわずかに前に出るが、ゴール前でルドンナが抜け出してゴールイン！桜の女王に輝いたのはジェンティルドンナ！ヴィルシーナ２着でディープ産駒１,２フィニッシュ！


全着順＆払戻金
１着⑩ジェンティルドンナ　１分34秒6
２着⑮ヴィルシーナ　　　　　1/2馬身
３着⑪アイムユアーズ　　　　 1/2馬身
４着⑬サウンドオブハート　　１馬身3/4
５着⑦メイショウスザンナ　　　 クビ
６着⑰ジョワドヴィーヴル　　　　クビ
７着⑯ファインチョイス　　　　アタマ
８着⑭トーセンベニザクラ　　　 ハナ
９着⑤パララサルー　　　　　　クビ
10着④サンシャイン　　　　　 1/2馬身
11着⑨イチオクノホシ　　　　 ハナ
12着③オメガハートランド　　ハナ
13着⑧マイネエポナ　　　　　 1/2馬身
14着⑫プレノタート　　　　　 クビ
15着②エピセアローム　　 　　１馬身1/2
16着⑱アラフネ　　　　　　　　５馬身
17着⑥エイシンキンチェム　　　3/4馬身
18着①ダームドゥラック　　　 3/4馬身

単勝　 10 490円 　 　 　 　
複勝　 10 180円　15 300円　 11 270円
枠連　 5－7 970円 　 　 　 　
馬連　 10－15 1850円 　 　 　 　
ワイド　 10－15 720円　 10－11 740円　 11－15 1180円
馬単 　　10－15　 3150円 　 　 　 　
３連複　 10－11－15　　5110円 　 　 　 　
３連単　 10－15－11　 24020円


実力のある３歳牝馬たちが集結した今年の桜花賞は、単勝２番人気の⑩ジェンティルドンナが、ゴール前でヴィルシーナとアイムユアーズをかわして１着。差し切り勝ちで桜花賞を制しました。大魔神の所有馬・ヴィルシーナが２着、重賞２勝のアイムユアーズが３着に入りました。１番人気に支持されたジョワドヴィーヴルは、直線で外に持ち出しながらも全く伸び切れず６着。前回同様飛ぶような末脚を見せられず掲示板を外す結果に終わりました。
ジェンティルドンナに騎乗した岩田康誠騎手は、今年２度目のGI勝利で通算14勝目。桜花賞は初制覇となります。岩田騎手は来週の皐月賞でディーププリランテに騎乗予定なので、２週連続GI勝利も期待されます。管理する石坂正調教師はクラシック競走初勝利。また、ディープインパクト産駒は２年連続でこのレースを勝利しています。
シンザン記念で牡馬を蹴散らして重賞初勝利の後、ジョワドヴィーヴルとの直接対決で注目されたチューリップ賞では、発熱の影響で４着に終わりました。この日は体調も万全で、持ち前の末脚も蘇り、前にいた馬達を一気に抜いて行きました。牡馬相手に勝った実力は伊達じゃなかったですね。次はオークスで牝馬２冠に挑戦。府中コース未経験、2400ｍの長距離と不安な面はあると思いますが、それらを克服して２冠制覇できるでしょうか。

来週は牡馬クラシックの第１弾・皐月賞が中山競馬場で行われます。きさらぎ賞と若葉ステークスを勝ったワールドエース、スプリングステークスの覇者・グランデッツァ、弥生賞を勝ったコスモオオゾラ、ディープブリランテ、アダムスピーク、ゴールドシップ、ロジメジャー、トリップ、アーデントなどが登録しています。牡馬戦線も牝馬同様に混戦模様、皐月賞で主役に躍り出るのはどの馬か？



　　
　

小久保に今季初本塁打！ホークスが西武に２連勝！

金曜日の試合は、８回まで無得点と完封負けの恐れもありましたが、９回に４連打で４点を奪い、逆転勝利を挙げた福岡ソフトバンクホークス。今季２度目の３連勝をかけた７日も、西武ドームで埼玉西武ライオンズと対戦。この日はホークスが岩嵜翔、西武はエースの涌井秀章が先発しました。


スタメン
１（二）本多雄一
２（遊）明石健志
３（右）内川聖一
４（指）松中信彦
５（一）小久保裕紀
６（三）松田宣浩
７（中）長谷川勇也
８（左）ペーニャ
９（捕）細川　亨
　（投）岩嵜　翔


ホークスは初回、上位打線が涌井の前に３者凡退に抑えられると、２回には松中・小久保・松田が３者連続三振。３回も３者凡退に打ち取られ、序盤３イニングは涌井からランナーが出ません。一方、先発の岩嵜は、２回に２死から浅村栄斗に３塁打を浴びるも、７番・高山久を空振り三振に仕留めて先制阻止。３回には１死２塁と得点圏に走者を背負いましたが、後続を抑えて無失点。
０－０の４回、ホークスは１死から明石がレフト前ヒットを放って初めて走者を出しましたが、内川の場面で牽制死。その裏、岩嵜が中島裕之にフォークを狙われ、レフトスタンドへの先制本塁打を浴びてしまいました。
１点を追うホークスは５回、先頭の小久保が涌井の４球目のストレートを捉え、レフトへ高々と舞い上がった打球はそのままスタンドイン！小久保の今季第１号本塁打で１－１の同点に追い付きます。この後、松田の四球＆盗塁で１死２塁と勝ち越しのチャンスを作り、ペーニャがスライダーを弾き返してセンター前ヒット。２塁から松田が生還し、２－１と逆転に成功します。
しかしその裏、岩嵜がヒットと犠打で２死２塁とされ、西武１番・ヘルマンに甘く入ったストレートをライト前に弾き返され、タイムリーヒットで２－２の同点とされました。
同点で迎えた７回、ホークスは１死から小久保がライト線への２塁打を放つと、松田と長谷川の連続四球で１死満塁と勝ち越しのチャンス。ここでペーニャがバットを折りながらもセンターへの犠牲フライ。３塁走者・小久保がホームインして３－２と勝ち越しに成功。７回裏、岩嵜が代打・米野智人にヒットを許すと、２番手・岡島秀樹がヘルマンに四球を与えて２死１,２塁。しかし、岡島が栗山巧をチェンジアップで空振り三振に仕留め、西武の反撃を許さず。
１点リードの９回、小久保が四球を選ぶと、西武５番手・MICHEAL（日ハム→巨人）の牽制悪送球で１死２塁と追加点のチャンス。 ここで長谷川がMICHEALの変化球を引っ張り。ライトを破るタイムリー２塁打で４点目！ホークスに大きな追加点が入ります。そして９回裏に４番手・森福允彦が西武打線を３者凡退に抑えて試合終了。ホークスが４－２で西武に競り勝ちました。


パ・リーグ　2012/04/07（土）
西　武－ソフトバンク　2回戦　
（ソフトバンク2勝、西武ドーム、14:05、24735人）
H　０００　０２０　１０１　　４
L　０００　１１０　０００　　２
【投手】
（ソ）岩崎、岡島、金沢、森福－細川
（西）涌井、星野、岡本篤、松永、マイケル－炭谷、星孝
【責任投手】
（勝）岩崎2試合2勝
（Ｓ）森福4試合1Ｓ
（敗）涌井2試合2敗
【本塁打】
（ソ）小久保1号ソロ（5回、涌井）
（西）中島1号ソロ（4回、岩崎）


ホークスまたもや西武に勝利～！今回の試合は、キャプテン・小久保選手に待望の今シーズン初アーチが飛び出すと、ペーニャ選手がまたしてもバットで勝利に貢献。投げては岩嵜投手が涌井投手に投げ勝ち、岡島投手と森福投手も好リリーフを見せました。西武に連勝して今カード勝ち越しを決め、チームも今季２度目の３連勝となりました。
先発の岩嵜投手は、７回途中まで91球を投げ、被安打５・３奪三振・１与四死球・２失点と言う内容。前回同様先制点を許した後、味方打線の援護もあり、勝利投手になりました。岩嵜投手はこれで２連勝ですね。
打線の方は、チーム全体で７安打。今季初ホームランを放った小久保選手は、この試合３打数２安打をマーク。涌井投手のストレートをジャストミートし、打った瞬間にホームランとわかるような一撃でした。次の打席の２塁打は、勝ち越し点に繋がりました。2000本安打まであと31本、ここからヒット量産と行きたいところですが…。ペーニャ選手はこの日もヒーローとなり、５回に２点目となるセンター前タイムリーヒット、７回には勝ち越し犠牲フライを放ち、２打点の活躍を見せました。２試合連続でタイムリーと上昇気流に乗ってます。
８日・日曜日の予告先発は、西武・石井一久、ソフトバンク・新垣渚となっています。先週のオリックス戦で３年半ぶりの復活勝利を挙げた新垣投手、復帰２戦目も勝利できるでしょうか？





　　
　

完封負けから一転して逆転勝ち！秋山監督の50歳の誕生日を白星で飾る！

Kスタ宮城での東北楽天ゴールデンイーグルスとの３連戦を１勝２敗で終えた福岡ソフトバンクホークスは、６日から西武ドームで埼玉西武ライオンズとの３連戦を戦います。第１ラウンドの６日は、秋山幸二監督の50歳の誕生日。監督のバースデーを白星で飾りたいところでした。


６日のスタメン
１（二）本多雄一
２（遊）明石健志
３（右）内川聖一
４（指）松中信彦
５（一）小久保裕紀
６（三）松田宣浩
７（中）長谷川勇也
８（左）ペーニャ
９（捕）細川　亨
長谷川選手が７番に入り、調子の上がらないペーニャが８番に下がりました。


ホークスは１回、１死から明石がセンター前ヒットで出塁すると、続く内川がライト前ヒットで１,２塁と先制のチャンスを作ります。しかし、松中がライトフライ、小久保も捕手フライで倒れて２者残塁。３回には本多と明石の１,２番コンビの連続ヒット、明石盗塁で２死２,３塁とチ再びチャンスを迎えますが、後続が凡退してまたも無得点。４回にも２死２塁と得点圏に走者を置くも、ペーニャが三振。西武先発・西口文也からなかなか先制点が取れません。
ホークス先発の攝津は、初回に２死を取った後に中島裕之を高めのストレートで空振り三振を奪い３者凡退の好スタートを切ると、２回は中村剛也と浅村栄斗から三振を奪い、中軸を相手に３者凡退。３回には四球のランナーを出しますが、原拓也を投手ライナー併殺打に仕留めて３アウト。４回、１死から栗山巧のレフト前ヒットで初安打を許すと、中島にライト前ヒットを浴びて１死１,３塁とピンチを背負います。しかし、中村を遊撃ゴロ併殺打に打ち取り、無失点で切り抜けました。
両チーム無得点のまま迎えた６回、５回まで無失点の好投を続けている攝津は、先頭打者にヒットを許すと、続くヘルマンに死球を与え、栗山犠打で１死２,３塁とピンチを背負います。中島を３塁ゴロで２死とした後、中村に低めのスライダーを弾き返されて、レフト前へのタイムリーヒットを浴びて２点を失います…。
反撃したいホークス打線ですが、西武投手陣の前に５回から８回まで４イニング連続で３者凡退に抑えられます。８回裏、攝津が四球と盗塁で１死２塁と追加点のピンチを招きますが、栗山と中島を打ち取り追加点を与えません。
２点ビハインドのまま９回を迎え、ホークスは１死１塁の場面で小久保がセンター前ヒットを放って１,３塁と反撃のチャンス。この場面で西武４番手・ゴンザレスの３球目のスライダーを振り抜き、レフト前タイムリーヒットで１点を返します。なおも１,２塁で長谷川がストレートを捉えてレフト前ヒット。２塁走者・今宮健太（小久保の代走）が生還して２－２の同点に！今度は勝ち越しのチャンスにペーニャがゴンザレスの初球・スライダーを弾き返し、鋭い打球は左中間を深々と破るタイムリー２塁打！２塁走者・松田と１塁走者・長谷川が一気にホームイン！ホークスはこの回、４連打で４点を奪い、４－２と逆転に成功！
９回裏に守護神・ファルケンボーグが先頭打者を出しながらも、後続をしっかり抑え、最後の打者を空振り三振に仕留めて試合終了。ホークスが４－２で西武に大逆転勝利を挙げました！


パ・リーグ　2012/04/06（金）
西　武－ソフトバンク　1回戦　
（ソフトバンク1勝、西武ドーム、18:00、12833人）
H　０００　０００　００４　　４
L　０００　００２　０００　　２
【投手】
（ソ）摂津、ファルケンボーグ－細川、高谷
（西）西口、岡本篤、マイケル、ゴンザレス、松永－炭谷
【責任投手】
（勝）摂津2試合2勝
（Ｓ）ファルケンボーグ4試合4Ｓ
（敗）ゴンザレス3試合2敗1Ｓ


同じ時間帯にボクシングのダブル世界戦があり、そっちを優先していたので、ホークスの試合はあまり見てなかったけど、劇的な勝ち方をしたみたいですね！序盤にチャンスを作りながらも点が取れず、８回まで０－２とリードされ、敗色濃厚の９回に西武の抑え・ゴンザレス投手から３連続タイムリーで４点を奪い、試合をひっくり返してみせました。「今日はダメかな」と半ばあきらめかけていたファンも、ミラクルな勝利に驚かれた事でしょう。これでホークスは木曜日の楽天戦に続いて２連勝となりました。
先発の攝津投手は、８回まで30人の打者と対戦して118球を投じ、被安打５・４奪三振・２与四死球・２失点という内容でした。序盤の３イニングは無安打、ランナーを出した時は打たせて取る投球で５回まで無失点。６回に２点を失い、味方の援護もないまま敗戦投手になるかと思われましたが、９回の大逆転劇で白星が転がり、開幕戦に続いて２勝目をマークしました。いや～ラッキーだねえ。
打線の方はチーム全体で８安打。決勝打を放ったペーニャは、６回に悪送球を犯しましたが、逆転２点タイムリー２塁打を放ってしっかり帳消ししました。木曜日の試合でも打点を挙げており、２試合連続打点。８番降格が功を奏したかな？ペーニャ以外では、明石選手がホークス唯一の２安打マルチヒットを記録しました。
３連勝をかけた土曜日の予告先発は、ソフトバンクが岩嵜翔、西武は涌井秀章となっています。涌井投手が相手だとちょっと厳しい戦いになるかな～。でも、岩嵜投手は昨年西武に３勝してるからなあ。涌井投手に投げ勝てば更に自信がつくと思うけど…。





　　
　

なでしこJAPANがブラジルに４－１と快勝し、キリンチャレンジカップ優勝！

女子サッカー国際親善試合・キリンチャレンジカップ2012「日本VSブラジル」が５日、ホームズスタジアム神戸で行われました。なでしこJAPANは１日のアメリカ戦で、近賀ゆかり選手のゴールで先制したものの、後半に追い付かれ引き分けに終わりました。迎えた２戦目は、ブラジル女子代表が相手です。FIFA女子ランキング４位のブラジルは、アテネと北京五輪で２大会続けて銀メダルを獲得している強豪チーム。ロンドン五輪でメダルを争うかもしれない相手に、前哨戦となるこの試合で勝利なるか？


スタメンは次の通り
GK 12 福元美穂
DF　2 近賀ゆかり
DF　4 熊谷紗希
DF 16 矢野喬子
DF　5 鮫島　彩
MF 14 田中明日菜
MF 13 宇津木瑠美
MF 11 大野　忍
MF　8 宮間あや
FW　9 川澄奈穂美
FW　7 安藤　梢
GKは福元が起用され、阪口夢穂に代わって宇津木がボランチに入り、安藤が先発出場しました。


まずチャンスを作ったのは日本でした。前半２分に川澄がペナルティエリア手前からミドルシュートを打って行くが、GKにキャッチされます。ブラジルは８分、左サイド・ダニエリのクロスにクリスチアーニが頭で合わせますが、ゴール右に逸れて決定機を逃します。前半15分、日本はハーフウェーライン左の位置でFKを獲得し、宮間がゴール前へセンタリングを入れ、ブラジルDF・ダイアニが頭でクリアするが、うまくクリアできずゴールイン。ブラジルの主将のオウンゴールで日本が先制点を奪います。
勢いに乗る日本は前半19分、宮間のパス→安藤がミドルシュートを狙うもGKに阻まれ、23分には宇津木のスルーパスを受けた鮫島が、巧みな足技でダイアニをかわした後に宮間へパス。宮間がゴール前にパスを入れるも、味方には通らず。29分、右サイドの近賀→川澄クロス→大野が飛び込むも届かず。30分には鮫島がグラウンダークロスを入れるが、ゴール前にいた安藤がシュート打てず。32分には川澄がシュートを狙うも枠を捉えられない。
日本１点リードのまま迎えた前半44分、ブラジルのフランシエリがDFをかわしてドリブル突破を図るが、ペナルティエリア手前で田中に倒されてFK。なでしこ、終了直前にピンチを迎えてしまう。ブラジルは絶好の位置でのFKをフランシエリが右足で直接狙い、ゴール右隅に突き刺さる。フランシエリの技ありFK弾でブラジルが１－１の同点にしたところで前半終了。

後半に入り、日本は田中を下げて菅澤優衣香を投入。後半立ち上がり、同点の勢いに乗るブラジルが攻め立て、グラジエリが突破を図るが、熊谷と矢野のDFコンビがしっかりと対応。日本は３分、近賀のクロス→菅澤がヘディングシュートを狙うもブロックされ、こぼれ球を大野が中央から強烈な右足シュートを放つが、GKのセーブに阻まれる。４分、右CKのこぼれ球を拾った後、宮間が右サイドでDFを２人かわし、グラウンダークロス→永里優季（前半39分から出場）には届かず。
後半12分、近賀が大野とのワンツーで突破→クロスはDFにクリアされてCK。続く右CKを宮間が左足でクロス→走り込んで来た永里のヘディングシュートが決まり、日本が２－１と勝ち越しに成功！さらに15分、左サイドの川澄のパス→菅澤がマイナスの位置から折り返し→永里が反転しながら右足シュートも阻まれるも、最後は宮間が押し込み３点目！なでしこがカナリアを突き放す！
後半24分、川澄が左の位置からシュートを狙うもGKに阻まれ、25分には菅澤がDFとの競り合いに勝つと、中央突破を見せるが、シュートは打てなかった。日本は熊谷→長船加奈、大野→上辻佑実と若手組を相次いで投入。ブラジルは30分、右サイド・アリニのクロスをフランシエリがヘディングで狙うもダメ。38分、エリカが胸トラップ→振り向きざまに左足ボレーを狙うが、GK福元が右手一本でファインセーブ。エリカの個人技、福元の反応どっちも素晴らしい。
そして後半44分、上辻が中盤でDFをかわすと、右サイドでオーバーラップしている近賀にパスを入れ、近賀がダイレクトでグラウンダークロス→菅澤のスライディングシュートが決まってダメ押しの４点目。日本は後半ロスタイムに中野真奈美が投入される。その中野は終了間際に中央でドリブルを仕掛けると、川澄にスルーパスを出すもオフサイド…。結局試合は４－１で日本代表が勝利しました。


なでしこJAPAN、女子カナリア軍団に快勝！今回のなでしこは本当に強かったなあ。相手が中１日で試合に臨み、しかも大黒柱のマルタ不在の影響もあったけど、ブラジルを相手に４得点のゴールラッシュを見せるなんて凄いですよ。この２連戦はアメリカと互角の勝負を見せ、ブラジルに一度は追い付かれながらも、後半に世界女王の底力を発揮させて完勝。国内２連戦を１勝１分けを終え、五輪メダル獲得にまた一つ前進できたかなあと思います。
そういえば、「キリンチャレンジカップ」は３か国の総当たり戦である事を今頃になって気付きました。アメリカと日本は１勝１分け・勝ち点４、得失点差（お互い＋３）でも並びましたが、総得点差で日本が上回ったため（日本５得点、米国４得点）、日本が優勝を果たしました。なでしこがまた一つタイトルを手に入れたか。
この試合で最も目立ってたのはキャプテンの宮間あや選手で、３得点に絡む活躍を見せました。前半15分のFKで相手のオウンゴールを誘うと、後半13分にはCKで永里選手のゴールをお膳立て、３分後には自ら得点を挙げました。守備面では、ボランチの２人の明暗が分かれました。宇津木選手はブラジルの攻撃を抑えると、スルーパスを通す場面も。一方の田中選手は、不用意なファウルを犯した事が失点につながり、前半終了後に交代させられました。
交代組では菅澤選手と上辻選手が良く、後半44分の４点目は、上辻選手のパスが起点となり、菅澤選手がスライディングで上手く合わせました。上辻選手は緊張でいい動きを見せられずにいたけど、最後の最後でいいとこ見せられたし、菅澤選手はゴールで生き残りをアピールできましたね。

キリンチャレンジカップを制したなでしこJAPAN、今後の日程は４月24日に五輪の組み合わせ抽選会、６月にはヨーロッパ遠征、７月11日には国立競技場で五輪前最後のテストマッチが行われます。組み合わせ抽選で「死のグループ」に入るのはできるだけ避けたい…。それに五輪本番前に主力選手が故障しない事をとにかく願うばかりです。




　　
　

センバツ2012FINAL 春の王者に輝いたのは大阪桐蔭！光星学院またも日本一を逃す…。

３月21日に開幕した第84回選抜高校野球大会（＠阪神甲子園球場）は、４日に決勝戦が行われました。今年の決勝のカードは、「大阪桐蔭（大阪）VS光星学院（青森）」の組み合わせに。大阪桐蔭は４試合中３試合で逆転勝ちし、決勝まで駒を進めました。対する光星学院は、昨年夏の選手権に続いての決勝進出で、東北勢初の優勝を狙いました。


春の王者を決める一戦は、１回表に光星学院が無死１,２塁といきなり先制のチャンスを作りますが、田村龍弘が遊撃ゴロ併殺打。四球の走者が出て２死１,３塁とチャンスが拡がるも、武田聖貴が三塁ゴロに倒れ、大阪桐蔭先発・藤浪晋太郎の立ち上がりを捉える事が出来ず無得点。大阪桐蔭はその裏、２死から水本弦がヒットで出塁すると、続く４番・小池裕也が光星先発・城間竜兵の５球目の変化球を振り抜き、左中間スタンドに飛び込む２ラン本塁打！４番の一撃で桐蔭が２点を先制します。
２回、光星は２本のヒットと相手のエラーで２死満塁と一打同点の大チャンスを迎えますが、村瀬大樹が空振り三振に倒れて３者残塁。その裏に桐蔭も２死満塁としますが、大西友也が空振り三振に倒れ、突き放す事ができません。
迎えた３回、光星学院がまたも反撃のチャンスを作ります。先頭の田村が２塁打を放つと、北條史也が藤浪のフォークを弾き返し、レフト線を破るタイムリー２塁打で１点を返す。なも無死２塁で武田がセンター前タイムリー。光星はクリーンナップの３連打で２－２の同点に追い付きます。その後、１死１,３塁と勝ち越しのチャンスを迎えましたが、木村拓弥が併殺打に打ち取られ、逆転ならず。
追い付かれた桐蔭は３回裏、１死１塁で安井洸貴が右中間を破るタイムリー３塁打を放って３－２と勝ち越すと、続く打者が死球で１死１,３塁とチャンスが拡がり、白水健太のライト前タイムリーで４点目、さらに水谷友生也の犠牲フライでもう１点加え、この回３点を挙げて５－２としました。
光星は５回に無死１塁で北條が左中間へあわやホームランかというフェンス直撃のタイムリー２塁打で１点を返し、５－３と２点差に詰め寄ります。その後２死満塁と同点または逆転のチャンスを迎えましたが、後続が倒れて３者残塁。
終盤に入り、大阪桐蔭は７回に先頭の大西が内野安打で出塁すると、２塁盗塁＆相手の暴投で３塁まで進み、無死３塁で水本がライトへの犠牲フライを放ち６点目。８回には１死１,３塁で森友哉の犠牲フライでダメ押しの７点目。９回、先発の藤浪はランナーを出しながらも、最後の打者をレフトフライに打ち取り試合終了。大阪桐蔭が光星学院を７－３で破りました。


決勝　2012/04/04（水）　光星学院（青森）－大阪桐蔭（大阪）
光星学院　 ００２　０１０　０００　　３
大阪桐蔭　 ２０３　０００　１１Ｘ　　７
【投手】
（光）城間、金沢－田村
（大）藤浪－森
【本塁打】
（大）小池１号２ラン（１回、城間）


どちらかが勝っても初優勝となるこの試合、大阪桐蔭が序盤３イニングで５点を奪うと、２点差に詰められた終盤に犠牲フライ２本で突き放し、光星学院に７－３で勝利し、センバツ初優勝を果たしました。大阪桐蔭は夏の甲子園で２度優勝しており、春夏通じて３度目の甲子園制覇です。関西勢の優勝は第74回（2002年）の報徳学園以来、大阪勢では第65回（1993年）の上宮高校以来19年ぶりとなります。
優勝投手となった「なにわのダルビッシュ」こと藤浪投手は、９回まで148球を投げ、12本のヒットを浴びながらも３失点、６つの三振を奪いました。序盤からピンチが続き、中盤以降もランナーを出す苦しいピッチングが続きましたが、粘りのピッチングで相手打線をなんとか抑えました。
今大会では全試合に登板し、２回戦の九州学院戦ではセンターへのホームランを放ち、打撃面でも勝利に貢献。準々決勝の浦和学院戦では中継ぎで登板し、４イニングで６奪三振とエースの意地を見せました。その一方で立ち上がりの不安定さ、毎試合失点と夏に向けての課題を残しました。夏の選手権では春より進化した藤浪投手が見られるでしょうか。
打線はこの試合で12安打で７得点。先制２ラン本塁打を放った四番打者の小池選手は、この試合５打数３安打２打点と大活躍。もともとは田端良基選手が４番でしたが、１回戦の花巻東戦で負傷離脱。小池選手が代役として務め、準決勝までは結果が出せなかったけど、決勝でようやく４番の役割を十分に果たしました。
決勝では小池選手が打のヒーローでしたが、５試合でチーム全体で５本のホームランが飛び出し、２年生の笠松選手は２本塁打をマーク。同じ２年生の森捕手は、打撃面で.444の高打率を残せば、本業では先輩の藤浪投手を支えました。

というわけで、今年の選抜高校野球は全日程終了。ベスト８に関東勢が４校残り、健大高崎と関東一高が準決勝に進出しながらも準決勝で敗退。夏の全国選手権では、大阪桐蔭の春夏連覇はあるのか？それともその野望を止める学校は現れるのか？今夏も期待しよう。


　　
　

ダイスケはん＆ナヲのギンギラギンにさりげ肉 2012．2.25～３．２ PART１

マキシマムザホルモン　ダイスケはん＆ナヲの
ギンギラギンにさりげ肉！！
２月25日～３月２日放送分の今回、ダイスケはんがインフルエンザから復帰しました。ナヲちゃんの「おかえりなさい！」に、ダイちゃんは「すいませんでした」と２週分休んだ事をお詫びしていました。まあダイちゃんが元気になられてよかったですよ。前回の収録ではマネージャー・しみゆうさんがダイちゃんの代役を務めましたが、ナヲちゃんは「大丈夫じゃないです。先週、先々週とフワフワした放送でした」の報告がありました。ダイちゃんのケータイには「酷かったよ」という井上さんからのメールが来ていたそうです。実際聴いたらグダグダだったもんなあ。ダイちゃんの穴は本当に大きかった。
ナヲちゃんは、助っ人として出演したしみゆうさんを「ラジオだから喋ってほしいのに、相づちとか一切打たない」、「大事なところは笑って言えない」とダメなところを挙げてました。ダイちゃんは「これを機会にネット局が減ったらどうするんだろう」と心配しております。

実はナヲちゃんもインフルエンザに罹ったらしい。ダイちゃんが２月１日頃に罹り、それから１週間後に今度はナヲちゃんがダウン。ダイちゃんが「ロットングラフティ―のツアー中の可能性がある」と言うと、ナヲちゃんの友人から「岡山辺りはインフルエンザがすごいから気をつけろ」というメールがあったそうです。その一方でナヲちゃんは八王子のライブハウスか、ナヲ娘の通う保育園でインフルウイルスに感染したんじゃないかと予測。
インフルエンザには香港A型とB型のウイルスがあり、この回が放送されていたはA型が劇的に流行っていますが、「次はB型が再流行する」とテレビのニュースや保育園の先生が言っていたらしい。A型とB型はウイルスのタイプが全然違う…。
ダイちゃんはインフルエンザに罹った初日は死ぬ思いだったそうで、頭が割れるほどの頭痛に悩まされました。2009年の年越しの時のインフルエンザよりも酷いタイプで、夜中に救急車を呼ぼうかと思ったほど。病院で検査しながら点滴している時、医者から「A＋ですよ」と言われました。薬をもらう時、薬剤師さんから「いま吸っときましょうと言われた」それって「イナビル」という吸引薬のことかしら？「もうなりたくない。迷惑掛かるから」と誓ったダイちゃん、「予防接種もやったほうがいいな」その通りです。ナヲちゃんは自分がインフルになった後、娘に伝染した（うつした）みたいです。それはだめだよー。


インフルトークの後、今回はスペシャルゲストが来ているそうです。椅子が４つ並べられている、「スタジオ入りするとき、エレベーターが開いた瞬間。２人の男性がロビー前に立っていた」というダイちゃんの発言がヒントですな。「黒木メイサと赤西仁来ちゃう？謝罪会見」お騒がせ新婚カップルが来るわけないじゃん！「BRAHMANか？」それあるなあ。ダイちゃんこの番組でTOSHI-LOWさんに失礼な事いってるから。それとも「アジカン？」果たして４人組のバンドとはいったい誰なのか？今回のゲストはこの方たちです！
メンバー達が「おはようございまーす」と言った直後、ナヲちゃんが「ウワーッ！」と思わず大絶叫！「井上さん先に言わなきゃ！あたし化粧しなきゃだめでしょ！勝負下着とか」これは大物の予感だ。「毛穴が開いて、肛門がギュッとなった」興奮が止まりませんねえ。
というわけで今回のゲストは、くるりの皆さんです！ボーカルの岸田繁さんを始め、ベースの佐藤征史さん、ギターの吉田省念さん、ドラムのファンファンさん、メンバー４人全員がスタジオ襲来！自己紹介で岸田さんが「黒木メイサです」、佐藤さんが「赤西です」とボケをかましました。
ダイちゃんはくるりの人たちと同じエレベーターに載りかけた話をすると、「危ないですね。普通にすれ違ったって言ってましたね」と佐藤さんに言われて、「すいません」と謝罪。岸田さんはダイちゃんのことをずっと見ていて、メガネとかが気になってるみたいです。井上さんは収録当日、本番前から慌て気味で、ロビーでの打ち合わせを５分で終えた後、スタジオにすぐ移動。くるりサイドも「となりの地下にあるコーヒー大使館に行ってくれ」と言われたらしい。岸田さんはロイヤルミルクティーを注文したけど、一口しか飲めなかったんだとか。

以前この番組で、ホルモンとくるりが金沢のホテル（ホテルスマイル金沢？）で一緒となったらしく、「あのホテル水が流れへんって」岸田さんがそのホテルの欠点を暴露。他にも「お風呂の水抜いたらびしょびしょになった」、「ホテルの部屋が狭い」と言いたい放題。ナヲちゃんは新潟の某ホテルの部屋が狭くて、耳の横にトイレットペーパーがあると言ってました。豊橋で泊まったホテルもヤバかったという岸田さん「寝てたら足の指先が壁に着き、着いた指先がベトベトする」新潟に負けじと狭いなあ。足脂が原因で壁がベトベトになるのか…。
くるりはJFNで「ラ・くるり」というレギュラー番組を持ち、全国24局ネットで放送中。対するギン肉は20局ネット。わずかにくるりの方が上回ってますね。今年に入ってからはFM山形とFM鹿児島でネット開始。４月以降はどうなるのだろうか？「たぶんバンド名が短いからかな？」名前が短い分、わかりやすいしなあ。「ウチの長さが問題だったかあ」とくるりより少ない理由を挙げたナヲちゃん。それでも20局は多い方だと思いますよ。ただ、ギン肉とラ・くるりはTOKYOFMで放送されてなーい。

そんなわけで、PART2に続く。






　　
　

新垣渚涙の復活！９回完投で３年半ぶりの白星！

オリックスバファローズに連勝し、開幕シリーズの勝ち越しを早くも決めた福岡ソフトバンクホークス。開幕３タテをかけた４月１日の開幕３連戦最終ラウンドは、右肩痛からの復活を目指す新垣渚が先発。３年ぶりとなる１軍での登板で、粘りのピッチングを見せてくれました。


スタメンです。
１（二）本多雄一
２（遊）明石健志
３（右）内川聖一
４（左）松中信彦
５（一）小久保裕紀
６（三）松田宣浩
７（指）ペーニャ
８（中）長谷川勇也
９（捕）細川　亨
　（投）新垣　渚


初回、新垣はオリックスの先頭・坂口智隆にセンター前ヒットを許し、犠打と内野ゴロの間に３塁まで進められ、いきなり先制のピンチを招きます。しかし、イデホを遊撃ゴロに打ち取り、０点で切り抜きます。２回には振り逃げのランナーを許すも、バルディリスを遊撃ゴロ併殺打に仕留め、３回はこの日初めて３者凡退に抑え、序盤３イニングを投げ終えてオリックスに得点を与えません。
新垣を援護したいホークスは、２回に先頭の松中がライト前ヒットを放つと、続く小久保がオリックス先発・寺原隼人の低めのストレートを上手く捉え、右中間への２塁打で無死２,３塁と先制のチャンスを迎えます。このチャンスに松田がセンターへの犠牲フライを放ち、３塁から松中が生還して１点を先制します。４回は松中、小久保、松田の３連続ヒットで１死満塁と絶好の大チャンスでしたが、ペーニャが低めの変化球に手を出し、投手ゴロダブルプレーで無得点…。
新垣は５回を投げ終えてオリックス打線を０点に抑える好投を見せ、６回に味方のエラーで久々にランナーを許すも、後続をしっかり抑えてこの回も０点。ホークスはその裏、２死から小久保が四球で出塁すると、続く松田が寺原のカープを上手く合わせ、左中間フェンス直撃の２塁打。１塁から小久保が一気に生還して２点目。
７回、新垣がオリックスのクリーンナップを３者凡退に抑え、その裏に本多と明石の連続ヒットで２死１,２塁。３点目のチャンスに内川が高めのストレートを弾き返してレフト前ヒット。２塁から本多が本塁を狙うが、オリックス左翼手・T-岡田の好返球に阻まれてアウト。３点目が入らない…。
８回、７回まで１安打に抑え、完投どころか完封ペースで投げ続けている新垣に試練が訪れます。先頭のT-岡田にライト前ヒットを浴びると、続くバルディリスにあわや２ラン本塁打かというレフトフェンス直撃の２塁打。連打を浴びて無死２,３塁と一打同点のピンチを背負ったところで、高山投手コーチがマウンドに向かい新垣に檄を飛ばします。踏ん張りたい新垣は、伊藤光の代打・北川博敏をスライダーで投手ゴロに打ち取ってまず１アウト。続く赤田将悟をスライダーで空振り三振に仕留めます。２死後、坂口にスライダーを弾き返され、１,２塁間を破りそうな当たりを２塁手・本多が追い付き、１塁送球してアウト！本多が守備で新垣を救った！新垣、無死２,３塁のピンチを０点で凌ぎました！
８回裏、松中が四球を選ぶと、２死後にペーニャがレフト前ヒットを放って２死１,３塁とダメ押しのチャンス。ここで長谷川がオリックス５番手・吉野誠の変化球を捉え、ライトへ高く舞い上がった打球はぐんぐん伸びてスタンドへ飛び込んだ！長谷川の３ラン本塁打が飛び出し、ホークスに大きな３点が入り、５－０とオリックスを突き放します！
いよいよ９回、新垣が完封をかけてマウンドへ。いきなり先頭の大引にライト前ヒットを許しますが、後藤光尊とイデホを打ち取り２アウト。完封まであと一人。しかし、高橋信二にストレートを弾きかえされてセンター前ヒット。２塁ランナーがホームインし、オリックス１点返す。最後の最後で完封が消えた新垣でしたが、T-岡田を遊撃ゴロに打ち取り試合終了！新垣渚が９回を投げ切り完投勝利！チームも５－１で快勝し、開幕３連勝を飾りました。


ソフトバンク－オリックス　3回戦　
（ソフトバンク3勝、ヤフードーム、13:00、37338人）
Bs　０００　０００　００１　　１
Sh　０１０　００１　０３ｘ　　５
【投手】
（オ）寺原、海田、平野、香月、吉野－伊藤、鈴木
（ソ）新垣－細川
【責任投手】
（勝）新垣1試合1勝
（敗）寺原1試合1敗
【本塁打】
（ソ）長谷川1号3ラン（8回、吉野）


新垣投手、見事に完全復活！そしてホークスがホームでオリックスを３タテし、2008年以来４年ぶりの開幕３連勝です。７回に本多選手が本塁でアウトになり、８回に新垣投手が連打を浴びた時は、オリックスの流れになりそうだと思われましたが、新垣投手が相手の流れを止めました。いやあ無死２,３塁のピンチを本当によく凌いだよ。８回裏に長谷川選手が３ラン本塁打を放ち勝負あり。結果的には８回の攻防が明暗を大きく分けた恰好となりました。
３年ぶりの１軍登板を完投勝利で飾った新垣投手は、33人の打者と対戦して120球を投じ、被安打５・５奪三振・無四球・１失点という内容。2008年10月６日の楽天戦以来、約３年７か月、実に1273日ぶりの白星となりました。この日の内容を振り返ると、初回のピンチを切り抜き、３回から５回まで３イニング連続三者凡退。７回までオリックス打線をわずか１安打に抑える快投ぶりを披露。以前の新垣投手は剛速球が持ち味な反面、暴投の多さが目立ったのに、この日はスライダーとフォークで相手を打ち取り続けました。無四球だったのも素晴らしかったねえ。
試合後のヒーローインタビューでは、「応援してくれた家族に感謝したい」と涙ながらに語っておりました。新垣投手がヤフードームのマウンドに戻ってこられたのは、懸命なリハビリの成果もあれば、奥さんの支えもあったんじゃないかと思います。新垣投手、おかえりなさい。そして、復活勝利おめでとうございます。今後もローテーションの一角として勝ち星を積み重ね、２ケタ勝利でカムバック賞を受賞できる事を願っています。
打線の方はチーム全体で11安打。今季初の２ケタ安打を記録しました。松田選手は先制点の犠牲フライ、２点目のタイムリー２塁打を放ち、この試合２安打２打点の活躍を見せました。８回にホークスの勝利を決定付ける一発を打った長谷川選手は、開幕戦と２戦目で無安打に終わり、この試合も第３打席までノーヒットでしたが、４打席目で待望の今季初安打となる３ラン本塁打を放ちました。長谷川選手もようやくモヤモヤを吹き飛ばしましたね。他にも、小久保選手と細川選手に今季初安打が生まれ、本多選手と明石選手が３試合連続ヒットをマークしました。
ホームで開幕３連勝を飾った福岡ソフトバンクホークスは、３日から８日までアウェー６連戦が控えています。３日からはクリネックススタジアム宮城で東北楽天ゴールデンイーグルスとの平日デーゲーム３連戦、７日からは西武ドームで埼玉西武ライオンズと対戦します。楽天戦ではペニー投手とピント投手の外国人コンビ、山田大樹投手が登板予定。ていうか帆足投手いつ１軍で投げるの？アウェーでもVV行っちゃえ～！




　　
　

なでしこJAPAN春の２連戦第１弾。アメリカに１－１の引き分け。

３月のアルガルベ杯で準優勝に終わったサッカー女子日本代表（なでしこJAPAN）は、１日にユアテックスタジアム仙台でアメリカ代表と対戦しました。３月５日のアルガルベ杯での一戦は、高瀬愛実選手のゴールで日本が１－０で勝利。あれから約１か月ぶりとなる再戦で、アメリカに３連勝と行きたいところでしたが…。


スタメンはこちら
GK　1 海堀あゆみ
DF　2 近賀ゆかり
DF　4 熊谷紗希
DF 16 矢野喬子
DF　5 鮫島　彩
MF　6 阪口夢穂
MF 14 田中明日菜
MF 11 大野　忍
MF　8 宮間あや
FW 17 永里優季
FW　9 川澄奈穂美
DFの矢野が故障中の岩清水梓の代役を務め、田中明日菜がまたしても澤穂希の代役としてぼらん日に。FWは川澄と永里の２トップ。


日本ボールのキックオフで始まったこの試合、前半開始から日本がボールを支配し、前半９分に川澄がDF２人に挟まれながらもボールをキープすると、大野にパスを入れるも通らず。11分、右サイドの近賀のスルーパス→大野がDFに競り勝つもシュートに持ち込めず、ボールはGKにキャッチされる。11分には宮間が右足シュートを放ちますが、アメリカGK・ソロの正面。米国は15分、右CKをショートで繋ぐと、おライリークロス→モーガンが頭で合わせるが、GK海堀がキャッチ。
22分、川澄スルーパス→永里がキープの後にヒールパス→宮間が左サイドを突破するも、グラウンダーのクロスは味方に合わなかった。23分には左ショートコーナーから、宮間のパスを受けた川澄が右足ミドルを狙うもゴール右に逸れる。逆にアメリカは24分、ロイドが前線のオライリーにスルーパスを入れるが、海堀がしっかりとキャッチ。
そして迎えた前半32分、ペナルティエリア手前で川澄が浮き球のパスを入れると、近賀グラウンダークロス→中央の永里がシュートするもGKに弾かれ、こぼれ球を近賀が左足で押し込みゴール！日本がアメリカから先取点を奪った！１点を追うアメリカは41分、ロイドのロングボール→モーガンが左サイドを駆け上がりシュートを狙ったが、わずかにゴール右。海堀の手にわずかに当たっているが。結局前半は１－０で日本リードで折り返し。

後半、アメリカが立ち上がりから反撃を試み、後半４分に右FKをロイドか蹴り上げるが、ボール和わずかにバーの上へ。後半８分にはCKのチャンスを得るが、日本DFがしっかりと守り抜きます。後半12分、モーガンが海堀のパスをカットすると、ワンバックにクロスを入れるが、ワンバック合わせることができず。
押され気味な日本は後半17分、田中がボールを奪い、宮間が中央でスルーパスを出し、川澄がDFラインを抜け出して右足で流し込もうとしたが、わずかに左に逸れてしまった。絶好の２点目を逃した～！もったいないぞ川澄！24分、大野が右サイドでドリブルを見せてから川澄にパス→川澄シュートもGKに阻まれる。また決められない…。直後の右CKの流れで、宮間のクロス→熊谷が飛び込むもブロックされ、こぼれ球を阪口がボレーシュートするもDFに当たり、左に外れる。なでしこ、決定的なチャンスが続くも、２点目が奪えません。
後半27分、アメリカは右サイドにいたワンバックが中央へパス、ボックス→ロイドと繋ぎ、ロイドのパスを受けたモーガンが左足で流し込んでゴールイン。副審はオフサイドの旗を挙げるも、主審がゴールと認めました。アメリカが１－１の同点に持ち込みました。
後半40分過ぎから、日本が勝ち越し点を狙おうと攻め続け、43分に川澄が左サイドを突破してクロスを上げるもDFにブロックされてCK。続く左CKを宮間がセンタリング→こぼれ球を川澄エリア手前からミドルを放つもダメ…。試合は結局１－１のままタイムアップ。なでしこJAPAN、宿敵・アメリカに引き分けました。


仙台での日米決戦は、前半32分に近賀選手のゴールで１点を先制し、後半も決定的なチャンスがありましたが追加点を奪う事が出来ず、逆にアメリカに同点ゴールを奪われ、追い付かれてしまいました。アメリカは日本に３連敗だけは許されないと必死だったからなあ。FIFA女子ランク１位の意地と底力を見せました。いや～なでしこもアメリカもお互い強いし、譲れない！女子サッカー最高峰の戦いは見てて面白いですね！ロンドン五輪でも白熱した試合になりそうだ。
日本唯一の得点を挙げた近賀選手は、川澄選手のパスを受け、永里選手のシュートのこぼれたところをしっかりと詰めてました。国際Aマッチでは実に２年ぶりのゴールだそうです。その一方で、川澄選手は決定機を４度ぐらい外したかなあ。前半にミドルシュートが右に逸れ、後半はGKとの１対１の場面でシュートを外す…。絶好のチャンスだったのにどうして決められないの～！？次のブラジル戦ではしっかり決めてください！
アメリカに引き分けたなでしこJAPANは次戦、４月５日にホームズスタジアム神戸（INAC神戸レオネッサのホームグラウンド）でブラジル代表と戦います。女子カナリア軍団を破って五輪に弾みをつけられるよう頑張ってください！