日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

勝負の後半戦スタート!東浜が自己最多タイの9勝目!

2017年07月17日 | HAWKS

プロ野球は17日からシーズン後半戦に突入。前半戦をパリーグ2位で折り返した福岡ソフトバンクホークスは、3位の埼玉西武ライオンズとの3連戦。17日と18日は福岡ヤフオクドーム、19日は北九州市民球場で「鷹の祭典」が行われます。後半戦初戦の17日の先発投手は、ソフトバンク・東浜巨VS西武・十亀剣。現在3連敗中のホークス、後半戦白星スタートを飾れるか?



両チームのスタメン
  ソフトバンク     埼玉西武
1(二)川﨑宗則   (中)秋山翔吾
2(遊)髙田知季   (遊)源田壮亮
3(中)柳田悠岐   (二)浅村栄斗
4(一)内川聖一   (三)中村剛也
5(指)デスパイネ  (左)栗山巧
6(左)中村晃    (一)山川穂高
7(三)松田宣浩   (指)メヒア
8(右)上林誠知   (右)外崎修汰
9(捕)甲斐拓也   (捕)岡田雅利
 (投)東浜巨    (投)十亀剣


ここまで8勝を挙げているホークス先発の東浜は、初回は西武の上位3人を全て内野ゴロに打ち取って3者凡退の好スタート。2回は2死を取った後に山川から三振を奪い、2イニング連続3者凡退に抑えます。
ホークス打線は、1回に柳田が四球を選ぶも、内川が遊撃ゴロに倒れて無得点。2回は2アウトから松田と上林がヒットで繋ぎ、2死1,3塁とチャンスを作りますが、甲斐が空振り三振を喫して先制点を奪えません。
3回、東浜がメヒアにレフト線に2塁打を浴びると、外崎にもヒットを許し、無死1,3塁のピンチを背負う。この場面で岡田を遊撃ゴロ→3塁走者・メヒアを三本間で挟殺。1死2,3塁となり、秋山を2塁ゴロに打ち取ったが、3塁走者が生還し、東浜は1点を失った。
4回、東浜が先頭打者を出した後、4番・中村剛のセンター前に抜けそうな当たりを2塁手・川崎が飛びつき、華麗なグラブトスで1塁走者を2塁で封殺。遊撃手・高田が1塁に転送し、ダブルプレー成立。その裏のホークスの攻撃で、先頭のデスパイネが西武先発・十亀の4球目のスライダーを打ち上げる。右中間へ高く上がった打球は、ホームランテラスに着弾。デスパイネのソロ本塁打で、ホークスが1-1の同点に追いつきます。
ホークスは5回、1死から川崎のヒット、高田の2塁打、柳田の四球で満塁のチャンスを作る。犠牲フライでも勝ち越しの場面で、内川が4球目の直球を打ち返してセンター前へのタイムリーヒット。川崎が生還すると、2塁走者・高田も本塁を狙ったが、西武の中継プレーに阻まれ憤死。それでもホークスが2-1と勝ち越しに成功しました。
リードを貰った東浜は、6回を3者凡退に抑えると、7回は浅村にヒットを許すが、1死後に栗山を投手ゴロ併殺打に仕留めて無得点。8回、山川にフェンス直撃の2塁打を浴びたが、メヒアと外崎を続けて三振に切ってとり2死。しかし、代打・炭谷銀仁朗に死球を与え、ランナーを2人背負う。西武1番・秋山のところで、東浜から嘉弥真新也にスイッチ。一打同点または逆転のピンチで登板した嘉弥真は、秋山をスライダーで空振り三振に仕留め、反撃を封じました。
嘉弥真好リリーフのその裏、デスパイネレフト前安打、松田2塁打で2死2,3塁、上林敬遠で満塁。甲斐の代打・長谷川勇也の場面で、西武2番手・大石達也が暴投。この間に3塁走者が生還し、ホークスに大きな3点目が入る。そして9回は守護神・サファテが締めて試合終了。ホークスが3-1で西武に勝利しました。



パリーグ 2017年7月17日(月)
ソフトバンクVS西武 13回戦 ヤフオクドーム 
<ソフトバンク8勝5敗 観衆:38,585人>
西|001 000 000|1
ソ|000 110 01X|3
[勝] 東浜(9勝3敗)
[負] 十亀(4勝4敗)
[S] サファテ(1勝1敗28セーブ)
[本] デスパイネ(ソ/22号)


ペナントレース後半戦の初戦は、オールスターゲームでMVPを獲得した内川選手とデスパイネ選手が存在感を示しました。デスパイネ選手が4回に同点ホームランを放つと、内川選手は5回の満塁のチャンスで勝ち越しタイムリーヒット。終盤には暴投で追加点を挙げました。先発の東浜投手は、8回途中(7回2/3)まで西武打線を1点に抑える好投。後半戦を白星スタートを飾ったホークスは、連敗を3で止め、試合の無かった首位・楽天に1ゲーム差に縮めました。
東浜投手は99球を投げ、被安打5・6奪三振・1死球・1失点の内容で今季9勝目。3回に連打が原因で先制点を献上したものの、失点はこれのみ。4回と7回にランナーを出す場面がありましたが、いずれも併殺打で切り抜けました。シーズンベストだった昨年の9勝に並ぶと共に、勝利数でもパリーグトップタイ。次の登板で自身初の2ケタ勝利に挑みます。
打線の方は全体で10安打。ヒットの数では西武の2倍。松田選手が3安打の猛打賞、上林選手は2安打のマルチヒット。4回に同点アーチを放ったデスパイネ選手は、十亀選手が投じたスライダーを上手く捉え、左中間のテラス席へ。この一発でリーグトップを行く柳田選手に1本差に迫りました。
5回に勝ち越しタイムリーを打った内川選手は、内角高めのストレートを上手く捌いて、詰まりながらもセンター前に運びました。通算2000本安打まで残り33本、後半戦はヒットを量産してほしいですね。

18日の予告先発は、ソフトバンク・バンデンハークVS西武・野上亮磨となっています。バンデンハーク投手はここ3試合白星が無く、9日の日ハム戦では7回2失点で今季4敗目。西武戦では3試合で2勝0敗ですが、前回の対戦では6回5失点でした。ホークス打線が野上投手を打ち砕いて、バンデンに勝ち星をプレゼントできればいいのですが…。





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函館記念はルミナスウォリアーが勝利!2歳王者・サトノアレスは7着に終わる。

2017年07月16日 | 競馬

7月3連休の中日だった16日は、函館競馬場でサマー2000シリーズの第2戦・第53回函館記念(GⅢ・芝2000m 16頭立て)が行われました。前走の巴賞で2歳王者の意地を見せた①サトノアレス、鳴尾記念で重賞初制覇を飾った⑩ステイインシアトル、中山金杯を制した⑪ツクバアズマオー、昨年の優勝馬⑦マイネルミラノ、他にも中山記念2着⑯サクラアンプルール、⑮ヤマカツライデン、⑥アングライフェン、⑫ルミナスウォリアーなどが参戦しました。


単勝のオッズでは、1番人気サトノアレス(3.8倍)、2番人気ステイインシアトル(5.6倍)、3番人気アングライフェン(6.5倍)。4番人気以降はマイネルミラノ(6.9倍)、ルミナスウォリアー(9.0倍)、6番人気のツクバアズマオー(9.1倍)までが10倍を切りました。

スタートで④ケイティープライドがポンと飛び出すが、その直後に⑮ヤマカツライデンと⑭タマモベストプレイの2頭が先手を争う。3番手から⑬パリカラノテガミ、マイネルミラノ4番手、ステイインシアトル5番手。アングライフェン・ルミナスウォリアー・サトノアレス・ツクバアズマオーは中団グループにつけた。
正面スタンド前を通過し、1,2コーナーから向正面に差し掛かるところで、ヤマカツライデン先頭、2番手にパリカラノテガミ、内側3番手にタマモベストプレイ、4番手にマイネルミラノ。5番手の位置にステイインシアトル、6番手ケイティープライド、7番手アングライフェン、8番手ルミナスウォリアー、その後ろの9番手にサトノアレスが控えている。10,11番手にツクバアズマオーと⑨スーパームーン、中団より後ろの12番手集団はサクラアンプルール・②ダンツプリウス・③ナリタハリケーンの3頭が並ぶ。後方は15番手⑧カムフィー、最後方に⑤レッドソロモンが追走する。
3コーナーを周り、ライデンがまだ先頭だが、ミラノが2番手に上がって先頭に並ぶ勢い。パリカラが3番手、アングラが4番手から前を追い、ルミナスが外から捲るように進出してきた。アレスとシアトル,アズマオーは中団馬群の中。
4コーナーから最後の直線コースに入ったところで、今度はルミナスウォリアーが先頭。アングライフェンとマイネルミラノ、最内のヤマカツライデンも頑張っている。サトノアレスは外から追い込みを狙うが、伸びてこないぞ。ラスト100mを切ってルミナスが抜け出し、後続を突き放して1着ゴール!2着争いでは、外からベストプレイ・ケイプラ・アングラ・ライデンの4頭がほとんど並び、アレスは6番手でゴール。



函館記念 全着順&払戻金
1着⑫ルミナスウォリアー  2分01秒2
2着⑭タマモベストプレイ  1馬身1/2
3着⑮ヤマカツライデン    アタマ
4着⑥アングライフェン    アタマ
5着④ケイティープライド    ハナ
6着①サトノアレス
7着③ナリタハリケーン
8着⑤レッドソロモン
9着⑯サクラアンプルール
10着⑪ツクバアズマオー
11着⑦マイネルミラノ
12着⑧カムフィー
13着⑬パリカラノテガミ
14着②ダンツプリウス
15着⑩ステイインシアトル
16着⑨スーパームーン

単勝 ⑫ 900円
複勝 ⑫ 330円 ⑭ 1,530円 ⑮ 670円
枠連 6⃣-7⃣ 7,030円
馬連 ⑫-⑭ 35,130円
馬単 ⑫-⑭ 53,160円
ワイド ⑫-⑭ 9,560円 ⑫-⑮ 3,810円 ⑭-⑮ 10,500円
3連複 ⑫-⑭-⑮ 152,330円
3連単 ⑫-⑭-⑮ 915,320円



重馬場の中で行われた函館記念は、単勝5番人気のルミナスウォリアーがゴール前抜け出して優勝。2着争いは接戦の末、15番人気のタマモベストプレイが2着に入り、レッドソロモンが3着。3連単で91万円超の高配当決着となりました。1番人気だったサトノアレスは直線で伸びを欠いて6着、2番人気のステイインシアトルは3コーナー過ぎたあたりからズルズル下がるようになり、15着でゴールしました。
アレスは重馬場に苦しんだのもそうだけど、2000mは距離的に長いだろう。今回の敗戦で藤沢厩舎のソウルスターリング&レイデオロに差をつけられたかも…。ちなみに、函館記念は昨年まで1番人気10連敗中でしたが、今年の1番人気・サトノアレスも勝てず、連敗を「11」に伸ばしました。あと、巴賞の1着馬は12年連続で未勝利…。
勝ったルミナスウォリアーは、5度目の重賞挑戦で悲願の初制覇。今年はAJCCで4着、金鯱賞で5着と掲示板圏内に入っておりました。鞍上の柴山雄一騎手は、2015年12月の金鯱賞以来の重賞勝利。和田正一郎調教師は平地重賞初勝利です。
この日のルミナスは、道中は中団を追走し、3コーナーから4コーナーにかけて外から「まくり」を仕掛け、直線に入ったところで早くも先頭。ゴール残り100mで一気に突き放して快勝。柴山騎手の積極策が功を奏しましたね。初めての北海道でのレースで勝ったんだから、次は8月の札幌記念にも参戦しそうな気がします。

来週・23日は、中京競馬場でマイル重賞の「中京記念」、函館競馬場は2017年最初の2歳重賞・函館2歳ステークスが行われます。
中京記念には、ブラックムーン・グァンチャーレ・ピンポン・ムーンクレストといった「米子ステークス組」、ウインガニオン・グランシルクの「パラダイスステークス組」、さらに2014年ダービー馬・ワンアンドオンリーがマイル戦線に登場します。
函館2歳ステークスの方は、ロードカナロア産駒のスズカマンサク、ダイワメジャー産駒・アリア、ウインジェルベーラ、ジェッシージェニー、ナンヨープランタン、ベイビーキャズなどが登録しています。
福島・函館・中京の夏開催は来週が最終週。そのフィナーレを飾る重賞を制すのは?








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マイナビオールスター2017 第2戦もパリーグ逆転勝利!MVPは同点弾のデスパイネ。

2017年07月15日 | Sports

プロ野球の「マイナビオールスターゲーム2017」は15日、ZOZOマリンスタジアムで第2戦が行われました。第1戦では、終盤に勝ち越したパリーグが6-2で勝利し、8回に決勝タイムリーを打った内川聖一選手がMVPに選ばれました。千葉での第2戦、パリーグの連勝か、それともセリーグが前夜の借りを返すのか?


両チームのスタメン
    パリーグ
1(右)秋山翔吾(西武)
2(中)柳田悠岐(ソフトバンク)
3(一)内川聖一(ソフトバンク)
4(指)デスパイネ(ソフトバンク)
5(三)レアード(日本ハム)
6(左)T-岡田(オリックス)
7(二)鈴木大地(ロッテ)
8(捕)田村龍弘(ロッテ)
9(遊)源田壮亮(西武)
 (投)則本昂大(楽天)

    セリーグ
1(右)糸井嘉男(阪神)
2(中)丸佳浩(広島)
3(三)マギー(巨人)
4(指)筒香嘉智(DenA)
5(一)阿部慎之助(巨人)
6(左)ゲレーロ(中日)
7(二)宮﨑敏郎(DenA)
8(遊)田中広輔(広島)
9(捕)小林誠司(巨人)
 (投)菅野智之(巨人)

第2戦の先発ピッチャーは、全パ・則本VS全セ・菅野。全セは千葉県出身の丸と阿部が共にスタメン入り。全パはロッテ所属の鈴木と田村が共にスタメンに名を連ね、昨季までロッテに在籍していたデスパイネが4番に座りました。


全パ先発・則本は、1回に糸井と丸を打ち取った後、3番・マギーを高めのストレートで3球三振に切って取る。2回は全セ4番・筒香から見逃し三振を奪うと、さらに阿部にも三振を取り、この回も3者凡退。則本は2イニングをパーフェクトに抑えます。
対する全セ先発・菅野は、1回に秋山にライト前ヒットを許すと、2死後に4番・デスパイネにもヒットを打たれ、1,3塁のピンチを背負ったが、レアードを空振り三振に仕留め、立ち上がりのピンチを切り抜ける。2回は3者凡退で終え、こちらも2回無失点でした。
0-0で迎えた3回、全セは2死走者なしで9番・小林が全パ2番手・金子千尋(オリックス)の初球を振り抜き、レフトスタンドに突き刺さるソロ本塁打!伏兵の一発で全セが1点を先制します。
しかし4回裏、全パはデスパイネが全セ2番手・秋山拓己(阪神)の2球目をフルスイング!センターバックスクリーンに飛び込むソロ本塁打を放ち、1-1の同点とします。
5回、全パ3番手・美馬学(楽天)が3者凡退に抑え、その裏の全パの攻撃で、先頭の鈴木が全セ3番手・井納翔一(DeNA)の直球を捉え、ライトフェンス直撃の3塁打。一打勝ち越しのチャンスを迎えた全パは、2死後に秋山がライトへのタイムリー2塁打を放ち、全パが2-1と勝ち越します。
1点をリードした全パは、6回から4番手の二木康太(ロッテ)が登板し、2イニングを無失点に抑える。
7回裏、前の打席で3塁打を打った鈴木が、全セ4番手・小川泰弘 (ヤクルト)の5球目を狙い撃ち!ライトへ舞い上がった打球は、スタンドへ吸い込まれた!鈴木大地が本拠地でホームランを放ち、全パが1点追加!その直後、大谷翔平(日ハム)が代打で登場。大谷は小川の高めの直球を捉え、レフトポール際に大きな当たりを放ったが、フェンス手前でキャッチされた…。
2点を追う全セは、9回に梅野隆太郎(阪神)がヒットで出塁。ホームランが出れば同点の場面だったが、鈴木誠也(広島)と丸が倒れて2死、鳥谷敬(阪神)は内野ゴロに打ち取られゲームセット。第2戦も全パが3-1で全セを下しました。




オールスター 2017年7月15日(土)
全パVS全セ 第2戦 ZOZOマリン
(全パ2勝、26,407人)
セ|001 000 000|1
パ|000 110 10X|3
勝:美馬(1勝)
S:谷元(1S)
負:井納(1敗)
本塁打:[セ] 小林1号(3回表ソロ)
    [パ] デスパイネ1号(4回裏ソロ)、鈴木1号(7回裏ソロ)



ZOZOマリンスタジアムで行われたオールスター第2戦は、菅野投手と則本投手の両先発が共に2回無失点の好投を見せた後、3回に巨人・小林選手の先制ホームランが生まれました。しかし、全パはデスパイネの同点弾、秋山選手のタイムリーで逆転、7回はロッテのキャプテン・鈴木選手のソロ本塁打で突き放しました。パリーグは前日に続いての逆転勝ち。2011年以来の連勝を飾りました。
MVPには4回にソロ本塁打を放ったデスパイネ選手が選出。勝ち越しタイムリーを打った秋山選手か、2本の長打でファンを大いに沸かせた鈴木選手が選ばれるだろうと思いましたが、まさか2日続けてホークスの選手が選ばれるとは…。デスパイネ選手は最初の打席で菅野投手からシングルヒット、次の打席ではロッテ時代の応援歌が流れ、その曲に乗せてバックスクリーンに直撃する会心の一撃。さらに第3打席でもヒットを打ち、3打席連続ヒットの猛打賞。古巣の本拠地でMVPを獲得したデスパイネ選手、ロッテファンにいい恩返しができましたね。
鈴木大地選手も本拠地で奮闘しました。5回の打席では高めの球を強振し、ライトフェンス直撃の3塁打。打球も高く上がって、あと少しでスタンドに入りそうでした。その次の7回の打席では、低めの直球をすくい上げ、今度は正真正銘のホームラン。ロッテの主将としての面目躍如の活躍ぶりでした。

今年のオールスターは、パリーグの2連勝で終了。来年は京セラドーム大阪、熊本・藤崎台県営野球場で開催されます。熊本での開催は、2016年熊本地震の復興支援の一環として行われます。

17日からはペナントレース後半戦が始まります。セリーグ首位の広島は、甲子園球場で2位・阪神との3連戦。パリーグ首位の楽天は、18~20日まで日本ハムと3連戦(18日は函館)。福岡ソフトバンクホークスは、パリーグ3位・西武との3連戦。17,18日はヤフオクドーム、19日は北九州市民球場で鷹の祭典が行われます。ホークスは現在3連敗中で、首位・楽天に1.5ゲーム差で追う展開。後半戦は勝ちまくって、2年ぶりのパリーグ王座奪還を果たしてほしいです!





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マイナビオールスター2017 第1戦は全パが逆転勝ち!内川聖一が2度目のMVP!

2017年07月14日 | Sports

今年もまたプロ野球真夏の祭典がやってきた!「マイナビオールスターゲーム2017」は14日、ナゴヤドームで第1戦が行われました。今年の球宴は、福岡ソフトバンクから7人、セリーグ独走中の広島からも7人、パリーグ首位・東北楽天は4人が選出。ナゴヤドームの第1戦、MVPに輝いたのは誰だったのか?


スタメンはこちら
   セリーグ
1(中)糸井嘉男(阪神)
2(三)鳥谷敬(阪神)
3(遊)坂本勇人(巨人)
4(左)筒香嘉智(DeNA)
5(指)ゲレーロ(中日)
6(右)鈴木誠也(広島)
7(一)新井貴浩(広島)
8(捕)梅野隆太郎(阪神)
9(二)菊池涼介(広島)
 (投)バルデス(中日)

   パリーグ
1(右)秋山翔吾(西武)
2(二)浅村栄斗(西武)
3(指)大谷翔平(日本ハム)
4(中)柳田悠岐(ソフトバンク)
5(三)松田宣浩(ソフトバンク)
6(一)中田翔(日本ハム)
7(左)上林誠知(ソフトバンク)
8(捕)嶋基宏(楽天)
9(遊)今宮健太(ソフトバンク)
 (投)千賀滉大(ソフトバンク)


先発投手は、全セは今季5勝の左腕・バルデス、全パは愛知出身の千賀投手が登板。全セは侍ジャパンの主砲・筒香が4番に座り、セリーグ本塁打王・ゲレーロが5番DHで出場。全パの方は、大谷が3番DHに入り、両リーグ最多得票の柳田が4番。ホークスは他にも松田、上林、今宮もスタメン入り。




試合はいきなり動きました。1回表、全パ1番・秋山が、全セ先発のバルデスの2球目のストレートを強打。レフトへ飛んだ打球はぐんぐん伸びて、スタンド最前列に飛び込んだ!秋山の先頭打者ホームランが飛び出し、全パが早々と1点先制!いきなり一発を浴びたバルデスだったが、その後に大谷から空振り三振を取ると、4番・柳田を抑えました。
全パ先発の千賀は、全セ1番・糸井に四球を与えたが、後続を抑えて初回を無失点に終える。2回はゲレーロをフォークで空振り三振に仕留め、鈴木と新井を打ち取り3者凡退。千賀は2イニングを投げて無失点で終えました。
全セは3回から2番手で登板した田口麗斗(巨人)が、2イニングを投げてパーフェクトピッチング。4回裏、1死走者なしで4番・筒香が全パ2番手・菊池雄星(西武)の初球ストレートを狙い撃ち!レフトスタンドに突き刺さるソロ本塁打を放ち、全セが1-1と試合を振り出しに戻します。
1-1の同点で迎えた6回、全セは1死から坂本がヒットで出塁した後、2塁への盗塁を決める。2死2塁と一打勝ち越しの場面で、ゲレーロが全パ4番手・山岡泰輔(オリックス)のチェンジアップを合わせ、レフト線を破るタイムリー2塁打。1-2と全セが勝ち越しに成功します。
しかし7回、全パもすぐさま反撃。大谷の代打・内川聖一(ソフトバンク)が、全セ4番手・又吉克樹(中日)からセンター前ヒットを放つと、途中出場・西川遥輝(日ハム)もヒットでつなぐ。2死1,2塁で上林の代打・デスパイネ(ソフトバンク)が初球を弾き返してレフト前へのタイムリーヒット。デスパイネの流し打ちで全パが2-2と追いつき、なおも1,3塁と一打勝ち越しのチャンスでレアード(日ハム)が登場しますが、結果は空振り三振に終わって2者残塁…。
8回、全パは秋山が内野安打と盗塁で2塁に進む。2死2塁で内川が全セ5番手・マテオの直球を打ち返し、センター前タイムリーヒット。2塁走者が生還し、全パが3-2と試合をひっくり返す。なおも2死1塁で西川がマテオの4球目のスライダーをフルスイング!ライトへの大飛球は、5階席直撃!西川の超特大アーチでさらに2点を追加し、5-2と全パが3点をリード。9回には中田が全セ6番手・山崎康晃(DeNA)からバックスクリーンへのダメ押しソロ本塁打を放ち、全パが6-2で勝利しました。



オールスター 2017年7月14日(金)
セ・リーグ VS パ・リーグ
(全パ1勝、観衆36,111人)
パ 100 000 131  6
セ 000 101 000  2
勝利投手 [パ] 山岡(1勝)
敗戦投手 [セ] マテオ(1敗)
本塁打  [パ] 秋山1号(1回表ソロ)、西川1号(8回表2ラン)
        中田1号(9回表ソロ)
     [セ] 筒香1号(4回裏ソロ)



オールスター第1戦は、5回まで両チームともソロホームラン1本ずつというロースコアの展開で進みましたが、全パが7回以降得点を加え、6-2で全セを下しました。全パは2014年の第2戦(@甲子園)以降引き分けを挟んで3連敗中でしたが、3年ぶりの白星を挙げました。
この試合の最優秀選手(MVP)には、2安打1打点を挙げた内川選手が選ばれ、賞金300万円を獲得。最初の打席でセンター前ヒットで出塁すると、デスパイネ選手のヒットで2塁から生還。8回の2打席目には、決勝点となるタイムリーヒット。2打席連続ヒットでチームの勝利に大きく貢献した内川選手は、この球宴ではパリーグの最年長選手。首の痛みの影響がまだ残っているけど、シーズン後半戦に繋がるMVPになることでしょう。それに、通算2000本安打まで残り34本なんで、シーズン中に達成できるといいですね。
全パはこの試合で3本のホームランが飛び出し、1回に秋山選手が先頭打者本塁打、8回には西川選手の超特大アーチ、9回は中田選手のバックスクリーン弾。西川選手の一発はライトスタンド5階席まで飛び、推定飛距離141m。思えば昨年の日本シリーズでサヨナラ満塁ホームランを打っており、こういった大舞台で大活躍するなあ。9回にソロ本塁打を打った中田選手は、7度目の出場でオールスター初本塁打。意外といえば意外ですな。
全セは筒香選手が「オールスター3試合連続ホームラン」、中日のゲレーロ選手がタイムリー2塁打と奮闘しましたが、終盤に出てきた投手陣が次々と失点を喫しました。7回に登板した又吉投手が3本のヒットを浴びて1失点、8回のマテオ投手は3失点、9回の山崎投手もホームランを被弾して1失点…。第2戦では巻き返しとなるか…。

15日の第2戦は、千葉ロッテの本拠地・ZOZOマリンスタジアムで行われます。予告先発は、全セが菅野智之投手(巨人)、全パは楽天のエース・則本昂大投手が登板します。両リーグの最多勝同士の投げ合いですね。8試合連続奪三振のプロ野球記録を打ち立てた則本投手が、全セ打線を相手に三振の山を築けるかどうか?
次戦は千葉ロッテの選手、昨年までロッテにいたデスパイネ選手、さらには阿部慎之助、丸佳浩といった千葉県出身の選手がスタメン出場すると思います。それに、いまプロ野球ファンの間で話題となっているロッテの新キャラクター「謎の魚」も登場するよ。つば九郎、ドアラ、ハリーホーク等の12球団マスコットとの絡みはあるのか?ス~イ。ス~イ。







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ジャパンダートダービー2017 東京ダービー馬・ヒガシウィルウィンがJRA勢を撃破!

2017年07月12日 | 競馬

3歳世代のダート最強馬決定戦・第19回ジャパンダートダービー(GⅠ・2000m 14頭立て)が12日、東京・大井競馬場で行われました。JRA勢からはユニコーンステークスを勝った⑫サンライズノヴァ、同レース3着⑧サンライズソア、③タガノディグオ・⑭ノーブルサターン・⑩リゾネーターの「兵庫チャンピオンシップ組」、②ローズプリンスダム、⑦シゲルコングの7頭が参戦。地方勢は、羽田盃馬⑥キャプテンキング(大井)、東京ダービー馬④ヒガシウィルウィン(船橋)、⑨サンタンパ&⑬サザンオールスターの愛知勢2頭などが出走しました。


単勝の人気は、1番人気サンライズノヴァ(2.7倍)、2番人気タガノディグオ(4.1倍)、リゾネーター3番人気(4.8倍)、4番人気のサンライズソア(6.0倍)まで10倍以下。以下はヒガシウィルウィン、ローズプリンスダム、キャプテンキング、ノーブルサターン、⑪ブラウンレガート(大井)と続きました。

スタートでノーブルサターンとブラウンレガートの2頭が好ダッシュを見せ、ノーブルサターンが先手を取った。ローズプリンスダムとシゲルコングが2番手を争い、サンライズソア5番手、リゾネーター6番手、ヒガシウィルウィン7番手、キャプテンキング8番手、サンライズノヴァは10番手で正面スタンド前を通過。
1,2コーナーを回って向正面のところで、ノーブルサターン先頭、2番手にローズプリンスダム、3,4番手の位置にサンライズソアとシゲルコングが並ぶ。5番手リゾネーター、その後ろの中団の位置にヒガシウィルウィン・キャプテンキング・サンライズノヴァの3頭が固まっている。9番手にタガノディグオがいて、10番手ブラウンレガート。11番手に⑤キャッスルクラウン(船橋)、12,13番手にサンタンパとサザンオールスターの愛知コンビ、最後方に①サヴァアルジャン(浦和)という展開。
外回り3コーナーで、サターンがゆったりとした流れで逃げ、リゾネーターが外から接近。プリンスダム3番手、ソアが4番手に下がり、さらにはヒガシウィルとノヴァも好位につけた。
4コーナーを過ぎ、最後の直線の攻防へ。粘るノーブルサターンに外からリゾネーターが迫ると、サンライズソアが最内を突こうとする。外からヒガシウィルウィン、タガノディグオも一番外から追い込んで来た。ゴール残り200mを切り、今度はソアが前に出るが、外からヒガシウィルが差を詰め、間からリゾネーターも突っ込もうとする。ゴール前でソアとヒガシウィルの2頭が抜け出し、最後はほとんど並んでゴールイン!サンライズソアが粘ったか、それともヒガシウィルウィンが最後にかわしたか?



ジャパンダートダービー 全着順&払戻金
1着④ヒガシウィルウィン  2分05秒8
2着⑧サンライズソア     クビ
3着③タガノディグオ     1馬身
4着⑩リゾネーター      クビ
5着⑭ノーブルサターン   1馬身3/4
6着⑫サンライズノヴァ
7着⑪ブラウンレガート
8着②ローズプリンスダム
9着⑥キャプテンキング
10着⑦シゲルコング
11着⑤キャッスルクラウン
12着⑬サザンオールスター
13着⑨サンタンパ
14着①サヴァアルジャン

単勝 ④ 1,020円
複勝 ④ 250円  ⑧200円  ③ 150円
枠複 3⃣-5⃣  940円
枠単 3⃣-5⃣ 1,770円
馬複 ④-⑧ 3,080円
馬単 ④-⑧ 7,500円
ワイド ④-⑧ 790円 ③-④ 520円 ③-⑧ 460円
三連複 ③-④-⑧ 3,050円
三連単 ④-⑧-③ 28,450円


今年の3歳ダート王者を決める戦いは大接戦となりましたが、4番人気・ヒガシウィルウィンが、ゴール前でサンライズソアを差し切って優勝しました。地方所属馬のJDD制覇は、2010年のマグニフィカ以来7年ぶりの快挙です。クビ差の2着に敗れたサンライズソアは、ラスト200mで一度は先頭に立ったけど、粘り切れませんでした。2番人気のタガノディグオは大外から懸命に追い込んだものの3着。3番人気のリゾネーター4着、1番人気のサンライズノヴァは直線伸びずに6着。羽田盃馬・キャプテンキングは9着に終わっています。
優勝したヒガシウィルウィンは、東京ダービーに続いての南関東クラシック2冠制覇。鞍上の本田正重騎手(船橋所属)は、JDD初勝利&ダート交流GⅠ初勝利。ヒガシウィルの主戦騎手の森泰斗騎手が落馬負傷してしまい、本田騎手が代役を務めることになりましたが、好騎乗でJRA勢を撃破しました。管理する佐藤賢二調教師は2001年のトーシンブリザード以来となるJDD2勝目。
ヒガシウィルウィンは北海道でデビューした後、3歳になった今年1月に南関東に移籍。移籍初戦のニューイヤーカップで勝利すると、京浜盃で重賞2連勝。羽田盃で2着に敗れるも、東京ダービーでは6馬身差の圧勝。南関東転入後は、今回の勝利を含めて4戦3勝。JDDでJRA勢を撃破したことが評価され、NARグランプリの年度代表馬に選ばれるかもしれませんね。秋のJBCクラシック,東京大賞典もそうですが、ゆくゆくは中央のダートGⅠに参戦することもあるでしょう。これから先は厳しい戦いが続きますが、地方馬&3歳ダート王者の意地で、再びGⅠの舞台で下剋上を起こせるよう期待しています。



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ゼーヴィント福島で2度目の重賞制覇!プロキオンSはキングズガード快勝!

2017年07月09日 | 競馬

九州北部の集中豪雨の犠牲者が増え続ける一方、関東や東北地方は猛暑が続いています。9日は福島競馬場でサマー2000シリーズの開幕戦・七夕賞、中京競馬場はダート重賞のプロキオンステークスが行われました。



中京メイン・第22回プロキオンステークス(GⅢ・ダート1400m 15頭立て)は、ドバイ帰りの⑧カフジテイク、麦秋ステークスを勝った②ベストマッチョ、欅ステークス2着④アキトクレッセント、①メイショウウタゲ・⑥チャーリーブレイヴ・⑭ブライトラインの「アハルテケステークス組」、⑫キングズガード、⑬イーデンホール、地方・兵庫競馬所属⑤トウケイタイガーなどが参戦しました。
スタートでメイショウウタゲがやや出遅れたのに対し、⑩レヴァンテライオンが好スタート決めたが、ダートコースに入ったところでトウケイタイガーが内から並ぶ。3番手グループには、③ゴーインググレート・⑨ナンチンノン・⑪ウォータールルドの3頭が固まっている。6番手ベストマッチョ、7番手アキトクレッセント、8番手チャーリーブレイヴ、9番手にメイショウウタゲ。中団より後ろのグループは、10番手イーデンホール、11番手カフジテイク、12番手ブライトライン、13番手キングズガード。キクノストーム14番手、⑦マヤノオントロジーが最後方。
3,4コーナー中間点で、タイガー先頭、レヴァンテが2番手、ナンチンノンとゴイグレが3番手を争い、マッチョ4,5番手の位置。中団の内側にカフジが控え、真ん中にアキト、外からブライトが急上昇。イーデンとキンガーはまだ後方だ。
直線コースに差し掛かり、トウケイタイガーが逃げ粘るが、2番手からゴーインググレート、外からブライトラインが突っ込んでくる。ゴール残り200mでブライトとゴイグレが競り合う。しかし、ラスト100mでキングズガードが2頭をかわして先頭。さらにカフジテイクが2番手に上がったが、キングズガードが先頭ゴールイン!カフジテイクは2着、ブライトラインが3着でゴールしました。

今後のダート短距離&マイル戦線を占う一戦は、単勝5番人気のキングズガードが優勝。1番人気のカフジテイクは直線追い込んだものの2着。3着のブライトラインは一旦は先頭に立ったんですけどねえ。上位3頭は向正面では後方の位置に控えていて、キンガーは直線で最内にいたけど、ラスト200mで外側に進路を変えると、グイッと突き差し、2着に2馬身差をつけての快勝。カフジの方は外出しに手間取る場面があったかもしれない。
地方馬のトウケイタイガーはスタートから積極的なレースを見せたけど、直線沈んで7着。3番人気のイーデンホールは6着、2番人気のアキトクレッセント12着、4番人気のベストマッチョはブービーの14着でした。
重賞初勝利のキングズガードは、父・シニスターミニスター、母・キングズベリー、母の父・キングヘイローという血統。昨年もこのレースに出走して3着に敗れましたが、今年その雪辱を果たしました。それに前々走の黒船賞(@高知)と、前走の天保山ステークスで2着が続いてたもんなぁ。念願の重賞タイトルを手にし、この先は南部杯かJBCスプリントに向かうでしょう。ダートの短距離部門も混戦状態なので、キンガーにもGⅠ奪取の可能性も十分にあるでしょう。



福島メインの第53回七夕賞(GⅢ・芝2000m 12頭立て)は、昨年のラジオNIKKEI賞を勝った⑧ゼーヴィント、福島記念を勝った⑨マルターズアポジー、⑪マイネルフロスト&②スズカデヴィアスの「鳴尾記念組」、福島民報杯2着③フェルメッツァ、2連勝中の⑥ヴォージュ、⑦タツゴウゲキ、⑫ソールインパクトなどが出走。
スタートで④フェイマスエンドが外にヨレて落馬しそうになったが持ち堪えた。スタンド前での先行争いで、フェイマスエンドとマルターズアポジーの2頭の競り合いから、アポジーが前に出る。ヴォージュ3番手、タツゴウゲキ4番手、マイネルフロスト5番手、ゼーヴィントは7,8番手あたり、スズカデヴィアス最後方で1コーナーを通過した。
2コーナーから向正面のところで、マルターズアポジーが果敢に飛ばし、フェイマスエンド2番手、3番手ヴォージュ、直後の4番手にマイネルフロスト追走。5番手タツゴウゲキ、6番手フェルメッツァ、その後ろの7番手にゼーヴィントが控えている。内側8番手に①パドルウィール、9,10番手の位置に⑩ウインインスパイアとソールインパクトが並走。後方は11番手⑤バーディーイーグル、スズカデヴィアスがポツンと最後方を進む。
3コーナーを回り、フロストが逃げるアポジーを捕らえて先頭に浮上。ヴォージュが3番手、ゼーヴィント4番手に上がった。外からはソルパクが捲るように追撃。
4コーナーを回ってラストの直線コース。マイネルフロストが後続を離して押し切ろうとするが、外からゼーヴィントとソールインパクト、一番外からデヴィアスが追い込んでくる。残り100mを切り、ゼーヴィントがフロストに迫ると、ゴール前でゼーヴィントが差し切ってゴールイン!ゼーヴィントが今年も夏の福島重賞で勝利しました!


夏の福島の名物重賞は、ゼーヴィントが単勝1番人気の期待に応えて優勝。3コーナーで先頭に立ったマイネルフロストをゴール前で差し切りました。2着のマイネルフロストは、2走前の新潟大賞典で2着、前走の鳴尾記念で3着、今回も馬券圏内に入りました。3着には8番人気のソールインパクト。ソルパクはここ6戦で3着が5回…。立派なブロンズコレクターやなぁ。3番人気のヴォージュは9着、2番人気のマルターズアポジーは11着大敗。前半はハイペース気味に飛ばしたけど、直線でズルズル失速してしまいました…。
ゼーヴィントは昨年のラジオNIKKEI賞以来、1年ぶりの勝利で重賞2勝目。夏の福島の2大重賞を制したのは、ツインターボ以来じゃないかと思います。鞍上の戸崎圭太騎手は、昨年に続いての七夕賞連覇。戸崎騎手は土曜日に4勝、この日は5勝を挙げ、2日間で計9勝と大暴れ。
ゼーヴィントは昨年のラジニケ賞を勝った後、セントライト記念2着、福島記念2着、年明けのAJCCでも2着と3戦連続で2着に甘んじていました。約半年ぶりのレースとなった今回、ようやく惜敗続きにピリオドが打たれました。この勝利で秋のGⅠに弾みがついたと思います。陣営は秋の天皇賞を秋の最大目標にするだろうけど、秋の福島記念で「福島3冠」挑戦ということもありそう。ゼーヴィントがGⅠを勝つところも見たいけど、福島3冠制覇の偉業も見てみたい。


来週・16日は、函館競馬場でサマー2000シリーズ第2戦「函館記念」が行われます。巴賞でGⅠ馬の意地を見せたサトノアレスが参戦するほか、鳴尾記念優勝のステイインシアトル、洞爺湖特別を勝ったジョルジュサンク、中山記念2着サクラアンプルール、アングライフェン、マイネルミラノなどが登録しております。






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柳田3戦連発&千賀復活白星!今季初の6連勝で首位キープ!

2017年07月08日 | HAWKS

5連勝でパリーグ単独首位に浮上した福岡ソフトバンクホークス。8日も札幌ドームで北海道日本ハムファイターズと対戦しました。この日は今季日ハム戦で3戦3勝の千賀滉大投手が先発。そして、本塁打&打点の2冠王の柳田悠岐選手が、この日も快音炸裂です。



両チームのスタメン
  ソフトバンク      日本ハム
1(二)明石健志    (一)中田翔
2(遊)髙田知季    (左)松本剛
3(中)柳田悠岐    (中)西川遥輝
4(一)内川聖一    (三)レアード
5(指)デスパイネ   (指)大谷翔平
6(三)松田宣浩    (右)ドレイク
7(左)中村晃     (二)石井一成
8(捕)甲斐拓也    (捕)清水優心
9(右)上林誠知    (遊)中島卓也
 (投)千賀滉大    (投)井口和朋

この日のホークスは、今宮健太が疲労性の腰痛でスタメンから外れ、高田がショートのポジションに就きました。一方、4連敗中の日ハムは、大谷が5番DHで先発出場、そして中田がプロ入り初の1番起用。栗山監督、正気ですか?



1回、ホークスは先頭の明石がライト前ヒットを放つと、高田犠打で1死2塁の場面で、柳田が日ハム先発・井口の3球目のカーブをガツン!センターへ高く舞い上がった打球は、バックスクリーンの中段へ…。特大2ラン本塁打を放ち、ホークス初回に2点先取。
ホークス先発の千賀は、1回裏に1番・中田をストレートで空振り三振に切って取ると、後続も退けて3人で終える。2回はレアードとドレイクにヒットを許したが、得点を与えません。
ホークスは3回、高田がライトへの2塁打で出塁した後、柳田が井口の直球を叩いてセンター前へのタイムリーヒット。3-0とリードを拡げます。
しかし4回裏、日ハム打線をゼロに抑えていた千賀が、4番・レアードに高めのストレートを狙われ、レフトスタンドへのソロ本塁打を打たれてしまい、1点を返される。
ホークスは5回に明石のヒット、柳田の敬遠でランナー2人を置き、2死2,3塁のチャンスを作るが、内川が倒れて2者残塁。6回裏、千賀が大谷にヒットを許すと、2死2塁で代打・田中賢介にレフト前タイムリーを打たれ、3-2と1点差に迫られる。結局千賀は6回で降板しました。
7回、ホークスは先頭の甲斐がライト前にヒット。2死2塁で高田が日ハム3番手・公文克彦からセンター前タイムリーヒット。2塁から甲斐が生還してホークスに4点目が入る。さらに8回、デスパイネが日ハム4番手・マーティンの6球目を振り抜き、ライトスタンドに飛び込むソロ本塁打で突き放す。結局試合は5-2でホークスが快勝しました。



パリーグ 2017年7月8日(土)
日本ハムVSソフトバンク 14回戦
<ソフトバンク10勝4敗、観衆:41,138人>
ソ|201 000 110|5
日|000 101 000|2
[勝]千賀(7勝2敗)
[負]井口(1敗)
[S]サファテ(1勝27セーブ)
[本]柳田(ソ/23号)、デスパイネ(ソ/21号)
  レアード(日/19号)


今季のホークスは日ハムに強いなぁ…。この日も初回に柳田選手が先制2ランを放てば、終盤も追加点を重ねました。先発の千賀投手も6回まで2失点に抑え、久しぶりの白星を手にしました。投打が嚙み合ったホークスは、日ハム戦7連勝。さらに、ホークス今季初の6連勝でガッチリ首位キープです。日本ハムは今季5度目の5連敗で、16年ぶりの借金18。2004年に北海道に移転してからはワースト記録だそうです。
先発の千賀投手は、6回まで104球を投げ、被安打7・6奪三振・1四球・2失点。5月28日の日本ハム戦以来、1か月ぶりとなる今季7勝目です。序盤の3回はランナーを出しながらも要所を締めていましたが、4回にレアード選手にソロ本塁打を被弾。6回は田中選手のタイムリーで2点目を失い、なおもピンチが続いたけど、同点にはさせず。6個奪ったの三振のうち、1番・中田選手から3連続三振。3つともストレートで空振り三振ですよ。千賀投手はこれで日ハム戦4戦4勝となりました。来週のオールスター戦では、セリーグの強打者を捻じ伏せるピッチングを見せてほしいですね。
9安打のホークス打線は、柳田選手が井口投手から2安打3打点、今宮選手の代役・高田選手が2安打1打点の活躍を見せました。初回に先制の2ラン本塁打を放った柳田選手は、3試合連続ホームラン。前日の試合で右ひざを打撲しましたが、その影響は全くありませんでした。打球の高さ、滞空時間と飛距離、どれも完璧。えげつないというか、半端ないわぁ。
柳田選手は7月8日現在で、23本塁打・75打点。打率も.324に上げ、パリーグ打率部門でトップに浮上。うわぁ、一気に「3冠王」じゃん。柳田選手なら「トリプルスリー&三冠王」をやっちゃうかもしれない。

9日の予告先発は、日本ハム・上沢直之VSソフトバンク・バンデンハークとなっています。バンデンハーク投手は、日ハム戦に3度登板していますが、0勝2敗。2敗はいずれも札幌ドームでの試合。前回日ハムと対戦した時は、3回に5点を失い、4回途中6失点でノックアウトされました。バンデン自身もここ2試合勝ち星がないので、勝ちたい気持ちが強いと思います。6カード連続勝ち越しを決めたけど、日曜日の試合も勝って、連勝を伸ばせますように。







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ホークス5連勝で単独首位浮上!6月MVPの柳田は2試合連発!

2017年07月07日 | HAWKS

7月は4戦4勝の福岡ソフトバンクホークスは、7日から札幌ドームに乗り込んで北海道日本ハムファイターズとの3連戦に臨みます。ホークスは現在VS日ハム戦で5連勝中、今回の3連戦でもカード勝ち越しとなるでしょうか?



両チームのスタメン
  ソフトバンク      日本ハム
1(二)明石健志    (中)西川遥輝
2(遊)今宮健太    (左)松本剛
3(中)柳田悠岐    (一)中田翔
4(一)内川聖一    (三)レアード
5(指)デスパイネ   (指)田中賢介
6(三)松田宣浩    (右)ドレイク
7(左)中村晃     (二)石井一成
8(捕)甲斐拓也    (捕)市川友也
9(右)上林誠知    (遊)中島卓也
 (投)東浜巨     (投)有原航平



5連勝を狙うホークスは、1回に2アウトから柳田がヒットで出塁するが、4番・内川が内野ゴロに倒れる。2回も中村がヒットを放ったが、甲斐が三振に倒れてまたも無得点。ホークス先発の東浜は、初回に10球で3者凡退に抑えると、2回はレアードとドレイクから三振を奪い、この回も3人で終えました。
0-0で迎えた3回、ホークスは先頭の上林が2塁打を放つと、1死3塁で今宮が日ハム先発・有原の6球目のスライダーをライトへ打ち上げ、日ハム右翼手・ドレイクの前に落ちるタイムリーヒット。3塁走者が生還し、ホークスが1点先制。なおも1死1塁で柳田が3球目をガツンと叩き、左中間スタンドへの2ラン本塁打!さらに2点を追加し、3-0とします。
しかしその裏、東浜が2死から中島に四球を許すと、西川にヒットを打たれる。ランナー2人を背負い、松本にレフト前へのタイムリーヒットを浴びて1点を失います。
2点リードの4回、ホークスは先頭の松田が有原の2球目のフォークをセンターへ弾き返し、大きな打球はバックスクリーンに飛び込むソロ本塁打。4-1と再び3点差に拡げます。この後、中村の2塁打、甲斐の犠打で1死3塁と追加点のチャンスを作ったが、上林センターフライ→3塁走者動けず、明石も外野フライに倒れ、この回は1点のみ。
5回、ホークスは2死から内川が内野安打の後、代走・高田知季が盗塁を決めたが、デスパイネが三振に倒れて無得点。その裏、東浜がヒットと四球の走者を出し、ホームランで同点の場面で中田に直球を狙われる。ライトに飛んだ打球は、フェンス手前で上林がキャッチ。危ない所だったが、なんとか無失点に抑えます。
6回、東浜がレアードに四球を与えた後、田中にヒットを浴びて無死1,2塁、ドレイクの内野ゴロで1死2,3塁とピンチを拡げる。ここで日ハムは石井に代えて大谷翔平が代打で登場。ホークスは東浜から嘉弥真新也にスイッチ。大谷VS嘉弥真の対決はフルカウントまでもつれ込んだが、最後は嘉弥真が大谷をレフトフライに打ち取りました。ただ2死後、3番手の五十嵐亮太が代打・矢野謙次 に四球を与えて満塁とされたが、中島を内野ゴロに退けて3アウト。日ハムのチャンスを振り切り、0点で終えました。
終盤に差し掛かり、8回に5番手・岩嵜翔が連打で無死1,2塁のピンチを作りますが、ドレイクを併殺打に仕留めて2死とすると、代打・大田泰示をストレートで空振り三振。9回はサファテが締め、ホークスが逃げ切りました。



パリーグ 2017年7月7日(金)
日本ハムVSソフトバンク 13回戦
<ソフトバンク9勝4敗、札幌、観衆:27,107人>
ソ|003 100 000|4
日|001 000 000|1
[勝] 東浜(8勝3敗)
[負] 有原(5勝6敗)
[S] サファテ(1勝26セーブ)
[本] 柳田(ソ/22号)、松田(ソ/15号)


七夕の札幌対決は、柳田選手と松田選手のホームランが飛び出せば、東浜→嘉弥真→五十嵐→モイネロ→岩嵜→サファテの投手リレーで日ハムの反撃をしのぎました。6回に嘉弥真投手が大谷選手を抑え、8回は岩嵜投手が連打を浴びた後、新外国人選手をゲッツー。今季は嘉弥真投手と岩嵜投手に何度助けられたか…。
これでホークスは5連勝で貯金25となり、首位・楽天が西武に敗れたため、ホークスが今季初のパリーグ単独首位に立ちました!!いやぁ~、この時がついに来ました。0.5ゲーム差に迫りながらも何度も離され、先週の楽天との直接対決では2勝1敗と勝ち越しながらも、勝率の関係により「-0.5差」で首位お預け。7日現在、ホークスの勝率は.658、楽天は.657。わずか1厘差ですよ…。両チームのゲーム差は「1.5」です。このまま首位で折り返したい。
先発の東浜投手は、6回途中(5回1/3)まで106球を投げ、被安打4・5奪三振・4四球・1失点の内容で今季8勝目。2イニング連続3者凡退の後、3回に1点を失い、4回と5回もランナーを出したものの得点を許さず。2試合ぶりの白星を挙げ、自己最多の9勝まであと1勝に迫りました。
10安打を記録した打線は、ホームランを打った柳田選手と松田選手、さらに中村選手と上林選手の4人が2安打をマーク。6月月間MVPを獲得した柳田選手は、3回の打席で有原投手から2ラン本塁打。水曜日のオリックス戦に続いての2戦連発で、今季22本塁打目。しかし、次の打席で右ひざに自打球を当ててしまい、大事を取って途中交代。右ひざ打撲で済んだけど、翌日以降に影響が出ないか心配だ。
8日のデーゲームは、日本ハム・井口和朋VSソフトバンク・千賀滉大の予告先発で行われます。千賀投手は先週の楽天戦で4回まで投げて4失点を喫し、不本意な内容に終わりました。日ハム戦は今季3試合登板して3勝負けなし。札幌ドームとの相性も抜群なので、奪三振ショーも期待したいですね。土曜日の試合も勝って、チームの連勝と貯金を伸ばして、ガッチリ首位固めと行きましょう。




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柳田リーグ単独トップの21号本塁打!サファテは外国人初の200セーブ達成。

2017年07月05日 | HAWKS

3連勝中の福岡ソフトバンクホークスは、5日も福岡ヤフオクドームでオリックスバファローズと対戦。この日は福岡県内に大雨特別警報が発令されましたが、試合の方は通常通り。先発ピッチャーは、ソフトバンク・武田翔太VSオリックス・金子千尋でした。



両チームのスタメン
  ソフトバンク      オリックス
1(一)明石健志    (中)小島脩平
2(遊)今宮健太    (遊)大城滉二
3(中)柳田悠岐    (三)小谷野栄一
4(指)デスパイネ   (右)ロメロ
5(三)松田宣浩    (左)T-岡田
6(左)中村晃     (一)中島宏之
7(二)川島慶三    (指)マレーロ
8(捕)甲斐拓也    (遊)安達了一
9(右)上林誠知    (捕)伊藤光
 (投)武田翔太    (投)金子千尋

この日のホークスは、1番ファースト・明石、7番セカンド・川島、中村がレフトに回り、上林は9番に入りました。


1回、ホークス先発の武田が、オリックス先頭の小島に四球を許すと、犠打で2塁に走者を背負ったが、小谷野とロメロを抑えて無失点。その裏、ホークス先頭の明石が、オリックス先発・金子の初球を叩いてレフト前ヒット。今宮犠打で1死2塁とし、柳田が3球目のカーブを合わせ、1,2塁間を破るライト前タイムリーヒット。ホークスが初回に1点を先制します。
援護を貰った武田は、2回にT-岡田とマレーロを三振に仕留めて3者凡退で終えると、3回は2死からヒットと四球で1,2塁のピンチを作りますが、小谷野をファウルフライに退け、得点を与えず。
3回裏、ホークスは上林のヒット、今宮の犠打で1死1,2塁と追加点のチャンスを作るが、柳田は空振り三振、デスパイネは2塁ゴロに倒れ、金子の前に2点目を奪うことができません。
3回まで無失点ピッチングを続けている武田ですが、4回に1死からT-岡田に初球ストレートを狙われ、ライトのホームランテラスへのソロ本塁打を浴びて1-1の同点とされる。さらに2死後、マレーロに高めに浮いたカーブを捉えられ、右中間スタンドへのソロ本塁打を被弾…。この回2本のソロ本塁打を浴び。1-2と逆転されてしまった。
5回、武田が2つの四球と内野安打で2死満塁のピンチを作り、T-岡田を迎えたところでピッチャー交代。2番手に上がった嘉弥真新也が、T-岡田を空振り三振に切って取り、オリックスのチャンスを封じます。
ホークスはその裏、先頭の甲斐が四球で出塁すると、2死3塁で今宮が金子のストレートを弾き返し、センター前タイムリーヒットで2-2の同点とする。なおも今宮を1塁に置いて、柳田が3球目のスライダーをフルスイング!センターへ高く打ち上げると、バックスクリーン右の中団に飛び込む2ラン本塁打!柳田の豪快な一発で、4-2とホークスが試合をひっくり返します。
6回、3番手の五十嵐亮太が中島にソロ本塁打を打たれて4-3と1点差に迫られますが、その裏に1死2塁から甲斐の投手ゴロ→オリックス2番手・金田和之が1塁へ悪送球し、甲斐がセーフ。ボールが転がる間に2塁走者がホームインし、ホークスに5点目が入りました。
終盤に入り、7回・森唯斗&8回・岩嵜翔が3者凡退リリーフ、9回は守護神のサファテが先頭打者に2塁打を許しながらも無失点に抑えて試合終了。ホークスが5-3でオリックスに競り勝ちました。




パリーグ 2017年7月5日(水)
ソフトバンクVSオリックス 13回戦
<ソフトバンク9勝4敗、観衆:32,773人>
オ|000 201 000|3
ソ|100 031 00X|5
[勝]嘉弥真(1勝)
[負]金子千尋(6勝6敗)
[S]サファテ(1勝25セーブ)
[本]T-岡田(オ/18号)、マレーロ(オ/6号)、中島(オ/4号)
  柳田(ソ/21号)


今回の試合は、4回に一旦は勝ち越されましたが、5回に今宮選手の同点打、柳田選手の逆転2ランが生まれ、オリックスのエース・金子投手をノックアウトしました。この日は記録ラッシュの1日であり、今宮選手が通算250犠打、サファテ投手がNPB通算200セーブを達成しました。オリックスとの2連戦に連勝したホークスは、4連勝で貯金を24に伸ばしております。7月に入ってからは4戦無敗です。
先発の武田投手は、5回途中(4回2/3)まで投げて、被安打4・3奪三振・4四球・2失点。序盤の3イニングは無失点と上々の内容でしたが、4回に2本のソロ本塁打を浴びると、5回は2四球&内野安打でランナーを溜めて降板。1軍復帰2試合目の登板も5回持たずにKO。武田投手を再び2軍で再調整させてほしい。できれば無期限で。
武田投手の後に登板した嘉弥真投手は、またしても満塁の場面で登場し、T-岡田選手から三振を奪いました。嘉弥真投手の満塁火消しの直後に、ホークスが逆転。嘉弥真投手にも勝ち星がつきました。自身の勝利は2013年以来4年ぶりで、プロ通算4勝目です。
9回に6番手で登板したサファテ投手は、今季25セーブ目を挙げ、通算200セーブ目。プロ野球史上6人目ですが、外国人投手としては史上初の快挙。あと50セーブを挙げれば通算250セーブで名球会入り、サファテ投手本人も「グリーンジャケットが欲しい」と意欲満々。順調にセーブ数を重ねれば、来年にも名球会入りは確実だ。
打線の方は全体で6安打。柳田選手が金子投手から先制タイムリー&逆転2ラン本塁打を放ち、2安打3打点をマーク。先週金曜日の楽天戦でパリーグトップの20号本塁打を放ち、その翌日にデスパイネ選手に並ばれましたが、この日21号本塁打を打って再び単独トップに立ちました。打点数でも現在70打点と2位以降に大差をつけており、本塁打&打点の2冠王です。

5カード連続勝ち越しのホークスは、木曜日お休みの後、7日から札幌ドームで北海道日本ハムファイターズとの3連戦に臨みます。前回の3連戦では、ホークスが日ハムに同一カード3連勝を果たしました。先発予想は、金曜日は東浜巨、土曜日は千賀滉大、日曜日はバンデンハークとなるでしょう。ホークスはVS日ハム戦の連勝をどこまで伸ばせるのか?






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ワンダホーストライプのホークス、両リーグ最速50勝!石川柊太は7回途中まで無安打ピッチング!

2017年07月04日 | HAWKS

仙台での楽天との首位攻防戦に勝ち越したものの、「-0.5ゲーム差」で2位のままの福岡ソフトバンクホークス。4日からは福岡ヤフオクドームでオリックスバファローズとの2連戦。4日は九州地方に台風3号が上陸し、試合開催が危ぶまれていましたが、予定通り実施となりました。カード初戦のこの日、ホークスは鷹の祭典ユニフォーム「ワンダホー!ストライプ2017」を着用。その初戦でホークス先発・石川柊太が圧巻のピッチングを披露しました!


両チームのスタメン
  ソフトバンク      オリックス
1(二)川﨑宗則    (二)小島脩平
2(遊)今宮健太    (中)駿太
3(中)柳田悠岐    (三)小谷野栄一
4(指)デスパイネ   (右)ロメロ
5(三)松田宣浩    (左)T-岡田
6(一)中村晃     (一)中島宏之
7(右)上林誠知    (指)マレーロ
8(捕)甲斐拓也    (遊)大城滉二
9(左)福田秀平    (捕)若月健矢
 (投)石川柊太    (投)西勇輝



ホークス先発・石川は、初回に小島と駿太の1,2番を打ち取った後、小谷野に四球を与えたが、4番・ロメロを3塁ゴロに退け、無失点の好スタートを切る。2回はT-岡田と中島から三振を奪うと、マレーロセンターフライに打ち取り3者凡退に抑えます。
石川の好投に応えたいホークス打線は、2回にデスパイネの四球、中村のヒットで1死1,3塁のチャンスをつかむ。1点が欲しい場面で、上林がファウルで粘った後、オリックス先発・西の9球目を打ち上げ、センターへ大きな犠牲フライ。3塁走者・デスパイネがゆっくりと生還し、1点を先制。続く3回、今宮とデスパイネがヒット放ち、2死1,2塁で松田が西の3球目のストレートを捉え、ライトのホームランテラスに叩き込む3ラン本塁打!松田が石川に大きな援護点をプレゼントし、スコアも4-0となりました。
序盤3回まで無失点の石川は、4回以降も安定したピッチング。4回は打者3人を8球で料理すると、5回と6回も3者凡退。6回まで投げて、オリックス打線をノーヒットに抑えます。
さらに追加点が欲しいホークスは、6回裏に松田が四球を選び、2死後に甲斐が西のスライダーをしっかり捉え、レフトへ大きな当たりを放ったが、フェンス手前で失速してレフトフライに終わります。
ノーヒットノーランまであと9アウトの石川、7回先頭の駿太を空振り三振で1アウト。だが、続く小谷野に対してストレートを叩かれ、打球は三遊間を抜けてレフト前へ…。この日初めてのヒットを打たれ、ノーヒットノーランの夢は潰える…。この後、ロメロに四球を与え、ランナーを2人背負ったが、T-岡田を遊撃フライ、中島をライトフライに仕留め、初めてのピンチを抑えました。快投を続けた石川は7回を投げ終えたところでお役御免。
その後、8回に岩嵜翔、9回はモイネロが0点に抑えて試合終了。ホークスが4-0でオリックスに勝利しました。



パリーグ 2017年7月4日(水)
ソフトバンクVSオリックス 12回戦
<ソフトバンク8勝4敗、観衆:31,265人>
オ|000 000 000|0
ソ|013 000 00X|4
[勝] 石川(4勝2敗)
[負] 西(3勝4敗)
[本] 松田(ソ/14号)


この日の試合は、石川投手がオリックス打線を相手に7回まで無失点の素晴らしいピッチングを披露。6回まで無安打に抑え、ノーヒットノーランもあり得るかと思われましたが、7回に小谷野選手にレフト前ヒットを打たれて快挙達成ならず。本当に惜しかったなぁ。打線は上林選手の犠牲フライ、松田選手の3ラン本塁打で、オリックス先発・西投手から4得点を挙げました。「ワンダホーストライプ」でオリックスを下したホークスは、3連勝で両リーグ最速の50勝一番乗り。チームの貯金も23に増加しております。
今季4勝目の石川投手は、7回まで100球ちょうどを投げ、被安打1・5奪三振・2四球・無失点。2回から6回まで5イニング連続3者凡退、初回のロメロ選手から7回の駿太選手まで16人連続でアウトを取りました。先週の日ハム戦では7回まで12個の三振を奪い、この日も7回無失点。この2試合で14イニング連続無失点、許したヒットはわずか2本と安定感はハンパなし。あとは9回まで投げられるように頑張ってほしいです。
6安打のホークス打線は、松田選手がチーム唯一の2安打。3回の3ラン本塁打は、外角のストレートをうまく捉え、ライトのテラス席に運びました。8回の第4打席ではセンター前にヒットを打っております。2回に先制の犠牲フライを打った上林選手は、自身にとって1か月ぶりの打点を記録。5月の大当たりから一転、6月は月間打率で.239と低迷。一時は打率3割台でしたが、現在は.286まで落ちました。今はとても苦しい時期だけど、きっと調子が戻る時が訪れると思います。
5日の予告先発は、ソフトバンク・武田翔太VSオリックス・金子千尋。チームのエース同士の投げ合いですが、武田投手は先週の試合で5回途中4失点と振るわず。復帰2戦目の登板で復活を印象付けたいが…。ホークスは金子投手と3度対戦して1勝1敗。厳しい試合になると思いますが、連勝と貯金を伸ばしてほしい。







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