静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

東京酒場

2015年12月19日 07時29分12秒 | 最近読んだ本
東京酒場

 久しぶりに本やさんをぶらぶらしていたらこんな本を見つけました。
最近は本やさんにもなかなか行かないので、居酒屋感系の本も見ません。
ここで見つけたのもなにかの縁。
さっそく買ってみました。



 まずは表紙ですが、このお店はついこの間行った「ふくべ」さんですね。
私の座った席は左の端でしたが、まん中あたりから見るとこういう感じでしたか。
この燗付け器は大型でいかにもプロ仕様です。

 さっそく家で中身を拝見します。
高いお店からお安いお店まで幅広く取り上げられていますが、まずは高級店。
初めて見るお店も多く参考になりますが、日帰りのツアーで使うには難しいものがほとんどでした。
そのうち1泊で行く事があるかもしれませんからその時のためにキープしておきましょう。

 続いて中級店。
ここも品の良いお店が並んでいます。
少しは行けそうなお店もあって、参考になりました。
やはり40歳からですと単価も高くなるようです。

 そして大衆店。
「朝から飲める店」
これはすでに全部行ったことがありました。
さすがに昼酒ツアーが長いとこうなりますね。



 この中で一番気になったのが、「名物料理」でした。
たぶんカメラマンの腕が良いんだとは思いますが、一度は食べてみたいものです。
今年の年末にも東京ツアーに行きますが、今からプランを立てている最中です。
1回目は明日20日で、一人旅です。

 場所は中野方面に行く予定ですが、天気は大丈夫そうですね。
来週のブログでその報告ができると思いますので皆さんよろしく!
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吉田@小黒

2015年12月18日 07時27分39秒 | ラーメン(静岡市内)
吉田@小黒

 今日のラーメンは静岡市内です。
ママチャリで国道を越え、小黒までやって来ました。
たどり着いたお店は、老舗の中華店「中国料理 吉田」さんです。
こちらのお店にはもう10年ぶりぐらいになります。



 お店の前に着いたのはちょうど開店時間の午前11時半でした。
するとお店の前にはすでに開店待ちのお客さんが並ぶでもなくたむろしていました。
まだ開店の札が出ていないので、待っているんですね。
その数は五人で、なかなか人気があるお店のようです。

 私は奥に自転車を停めてお店に入りましたので少し出遅れました。
ちょうどお店の方が出てきて、営業中の札を裏返す場面でした。
中に入りますと担当の女性店員さんが、カウンターに案内してくれます。

 お店は正面右手奥に厨房ですが、ここからは見えません。
そこに向かってカウンター席が5席ほどあります。
先客の男性お二人が左端に座っていて、私は右の端にしました。
なお、左側にはテーブル席が三組ほどあって、グループの方はこちらに座っていました。

 しばらくして店員さんがお冷やを持ってきます。
入店した順番に、お冷やを渡して注文を受けていました。
場所はバラバラですがよく見ていますね。
私は、「坦々麺と半麻婆豆腐飯のセット(900円)」を選びました。



 そうこうしているうちに、お店にはどんどんお客さんが入ってきて驚きました。
すぐにカウンターが満席になって、その後に来たお客さんはテーブル席で相席でした。
時間が掛かりそうなので、漫画本を1冊持ってきます。
目に付いた、さいとうたかおさんの「鬼平犯科帳」を読みながら出来上がりを待ちます。

 この鬼平ですが、私は最近気に入っていて良く読みます。
漫画を開くと、驚いたことに最初に書いてあるのはつい最近読んだものと同じストーリーでした。
内容を知っていてもつい引き込まれてしまうのが、鬼平の凄いところです。



 「おまちどうさまです」
ちょうど第1話を読み終わったところで、タイミング良くセットが出てきました。
気が付いてみると20分ほど掛かっていますから、漫画にして大正解でした。
こちらが坦々麺と半マーボードーフ飯のセットです。



 まずは坦々麺です。
吉田さんと言えばこの坦々麺が有名ですが、見たところ普通に感じられました。
具にはモヤシと青菜の茹でたものに、お決まりの豚挽肉です。
麺は細麺の縮れ麺です。

 まずはスープからいただきますが、辛さがほとんど無くてあっさりしたタイプでした。
どういうわけか味付けがかなり薄味でした。
胡麻のコクもそれほど無く、さっぱりとしたタイプの坦々麺でした。
昔と味が変わったのかもしれません。



 こちらが麻婆豆腐飯です。
辛さもあって、こちらはなかなか良いです。
ハーフサイズですが私にはちょうど良い量で、坦々麺と合わせるとかなりの満腹感が襲ってきました。

 7分ほどで食べ終わってお会計です。
何と最初に入った5人をごぼう抜きして、トップでのお会計でした。
まあ褒められたものではありませんが、混み合うお店で長居はいけません。
千円札でお釣りを1枚いただき、お店を後にしました。



 ごちそうさまでした。
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M@浜松

2015年12月17日 07時25分37秒 | ラーメン(静岡県内)
M@浜松

 今回は失敗談です。
したがってお店の名前は控えさせていただきます。
場所は浜松で、お仕事の前のランチをとラーメン屋さんに向かいました。

 この伏線は先週にあって、この時も同じようにランチをラーメン屋さんでいただいたわけです。
ところがこの時は余裕を持ちすぎてしまい、かなり早くお店に着きました。
さらにはお客さんが少なかったこともあって、あっという間に食べ終わってしまいました。
おかげで30分以上も時間が空いてしまい、それをつぶすのに苦労しました。

 今回はその意識が頭にあったのですっかり油断をしていました。
つまり余裕を持たずにお店に着いたわけです。
まあ、自慢ではありませんがラーメン食べ歩きの経験も多いですから、食べるのは早いです。
普通に食べてもラーメン1杯に5分は掛かりませんが、それが出てこなければどうしようもありません。



 さて、目指したお店には予定よりも少し遅れて着きました。
この時点で30分ほどの予定時間が5分減りました。
お店の前には携帯を使っている男性が一人。
私が入るすぐ前に入店されました。

 おや、入ってみてびっくりです。
8人掛けほどのカウンター席は満員で、さらには立って待っているお客さんが私以外に5人いました。
(しまった、こんなに人気があるお店だったか)

 さらにはそのうちの三人組が直前に入ったばかりのようで、自動券売機の前でメニューをながめていました。
この時点で諦めれば何もなかったわけですが、つい焦ってしまいました。
後からお客さんが来るかもしれないから、まずは食券を確保しておこう。
780円だというお勧めのラーメンを選び、食券を手にしました。

 ところがこのお店、なかなかお客さんが動きません。
よく見ますと、御主人がたったお一人だけでやっています。
ラーメン作りから配膳片づけまで、完全にワンマンスタイルですからこれは時間が掛かるわけです。
この時点でも止めれば良かったわけですが食券を買ってしまったので、もうあとには戻れません。

 カウンター席にはまだ麺が出ていないお客さんが4人ほどいて、そのうちの2人に出たのが入店してから7分後でした。
10分後に一人お客さんが出ていって、並んでいた先頭の一人客が席に着きました。
私の前にはあと4人です。

 時間が掛かるのにはもう一つ訳がありました。
それは麺を食べたあとの追い飯というシステムです。
こちらのお店では麺をいただいた後で、残った汁に半量ほどのご飯を入れてシメができるというスタイルでした。

 お客さんが食べ終わると丼を前に出して御主人を呼びます。
すると御主人は作業を中断してそれを受け取りライス投入、ものによってはそこにスープを入れたりしています。
合間を見ては器を下げ、洗浄までしていますから時間はかなり掛かります。

 20分経過してまた席が二つ空きました。
しかしラーメンのほうは7分で1杯ほどのペースです。
ここで灰色の脳細胞を働かせました。
これでいくとどのくらい掛かるのか。

 5分で食べてフルスピードで走っていけば、まだ20分ほどは余裕がありそうです。
しかしまだ席に着く段階にも達していません。
25分経過して私の前にいたお客さんは全て席に着きました。
しかし、私が来た時に並んでいた最初のお客さんにはまだラーメンは出ていません。

 皮肉なことに、私が待っていたこの25分間にはお店に入ってきたお客さんは全くなく、今お店でたっているのは私と御主人のお二人だけになりました。
これはどう考えてもお仕事に間に合いません。

 今までの実績から計算すると、席に座るのに5分掛かります。
さらには私の注文が出来上がってくるのに4掛ける7で28分、食べ終わるのに5分。
ここまでで40分ですから、奇跡でも起こらない限り無理です。
諦めて御主人に聞きます。

 「すいません、時間がないので帰りますが、この食券は別の日でも良いですか」
「はい、いいですよ」
がっくりと肩を落としてお店を後にしました。

 するとお店の前には車から降りた一人の男性客。
ダメ元で話しかけてみました。
「すいません、この食券買っていただけませんか」
話の都合上あとでと言いましたが、私が今度来るのは1年後ですから、券が持ちそうもありません。

 その方は親切にも良いですと言ってくれて、交渉成立でした。
もちろん御主人にも渡したことは伝えておきました。
まあ、何と人騒がせなお客さんだったでしょうか。
時間もギリギリになってしまい、駆け足で現場に向かいました。

 しかし、ラーメン屋さんに入ってラーメンを食べずに帰ったのは初めてでした。
やっぱり下調べは重要ですね。
この日は季節外れの暖かな日でしたから冷や汗でなく普通の大汗でした。
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鳥ぷろ@久しぶりに

2015年12月16日 07時24分37秒 | 居酒屋
鳥ぷろ@久しぶりに

 美味しいラーメンをいただいた後は浜松の街中を進んで前回のお店を確認です。
実はお店の名前が不確かだったので、確認しようとして廻ったわけです。
ネットで調べても当たらないお店は困りますね。
お店の名前は確かに、「これだけ」でした。





 朝5時までの営業は凄いですね。
まあ、私が使うことはないでしょう。
お店の前の看板でお値段を探しましたがやはり、「税別、外税」の表示はよく分かりませんでした。

 さて、話は変わって静岡です。
お仕事が終わって、定番の「居酒屋新幹線」に乗って静岡駅に着きました。
今夜は久しぶりに行き付けのお店に行きましょうか。
歩いて1分、駅ビルの「鳥ぷろ」さんに入りました。



 入り口から中を覗きますと、先客はカウンターに三人ほどで奥のほうは空いています。
一番奥のカウンターに席を取ります。
店員さんがやってきて出したままになっていた台拭きを片づけてくれました。
「ちょい飲みセットをメガ角ハイで」



 空いていたせいでしょうか、それこそあっという間にメガ角ハイが出てきました。
こちら鳥ぷろさんの名物「ちょい飲みセット」は、このメガ角ハイに枝豆と手羽先のから揚げが付いて税込み802円というお得なセットです。
このところ毎回これを注文していますが、今回は少し間が空きました。

 ずっしりと重いメガ角ハイで一人乾杯です。
普通の二倍ほど入っていますから、これだけでしっかり酔えるのも良いところです。
しばらくご無沙汰していたうちに店員さんも変わっていたようで、顔なじみでない方ばかりでした。



 セットの枝豆もすぐに出てきました。
冷凍あけで冷たいままだというのはご愛敬ですが、普段はあまり枝豆をいただかないので私には新鮮です。
奥にテーブル席にいたお客さんがお会計で帰ったので辺りはすっかり静かになりました。
今夜はお客さんの引き足が速そうです。

 「おまちどうさまです」
手羽先が出てきましたが、それが何と私にではなく左に一つ置いた席のお客さんにでした。
(あれ、そっちが先だったか)
期待していたのをミス枯れまいと視線をジョッキに移します。

 お隣のお客さんは30代ぐらいの男性一人客で、タバコを吸っています。
しばらく考えた末に
「これ違うよ」
店員さんに返します。



 その店員さんは確認して自分の間違いに気が付いたようで、今度は私に持ってきました。
「おまちどうさまです」
まあ、放置されて冷える前で良かったです。
この手羽先が美味しくて大好物ですからついつい気にもなりますね。

 さっそく素手で掴んでいただきます。
この手羽先は揚げたてが命で、パリパリとした皮の歯触りもまた良いです。
甘辛のタレがキャベツにも良く合いますね。
しっかりと骨までしゃぶりたくなる美味しさで、大満足でした。

 今回もしっかりと30分でほろ酔いになってお会計でした。
お財布にも優しいし、この時間は空いているのも嬉しいです。
どうもごちそうさまでした。
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魂心家@浜松

2015年12月15日 07時49分16秒 | ラーメン(静岡県内)
魂心家@浜松

 今日のラーメン屋さんは、浜松の駅前に新しくできたお店です。
横浜家系のチェーン店ですが、浜松では初めてになるようです。
静岡市内の繁華街にもだいぶ前に出店されており、人気も出ているお店です。

 事の発端は先週です。
居酒屋さんに寄った帰り道、鍛冶町辺りをうろついていたらお店が目に付きました。
この場所は確か、別のラーメン屋さんがあったところですね。
気になったので今週すぐの訪問です。



 お店の前の大きな赤提灯が目を引きます。
ラーメン屋さんもこれだけ賑やかですと気持ちが良いですね。
何とこちらでは、「浜松餃子」もやっているようです。

 まずは入り口左手の券売機で食券を買います。
今回は左上の法則をしっかりと生かして、「豚骨しょうゆラーメン680円」を選びました。
店長さんらしい元気な男性がいて、お店は賑やかでした。

 「ただいまの時間はライスと麺の大盛りがサービスです」
カウンターの左端の席に案内されました。

「麺の大盛りとライスが無料ですが?」
「じゃあ、ライスだけお願いします」
「大中小は」
「小で」
「麺の堅さ、脂の量は?」
「全部普通で」



 セルフサービスのお冷やを飲みながら出来上がりを待ちます。
卓上には調味料があれこれ置いてあります。
コショーにゴマ、刻み生姜におろし生ニンニク、豆板醤と勢揃いでした。



 まずは小ライスが出てきました。
まさに小ライスで、これぐらいでちょうど良い量です。
コッテリ系のラーメンには白ご飯が意外に合いますね。



 そしてメインのラーメンが出てきました。
これは間違いない横浜家系の風貌ですね。



 具には厚めのチャーシューが一枚に、ほうれん草、ウズラのたまご、そして大判のノリが三枚です。
スープはもちろん豚骨醤油で、麺は太麺の縮れ麺です。
まずはこのまま麺をいただきます。

 そういえば最近見たテレビで、ラーメンは一番先に麺を食べるのかスープを飲むのかという問題が出ていました。
スープが先だという答えでしたが、そんなもの人それぞれの好みですからどうでも良いことです。
私はほぼ100パーセント麺からいただきます。

 さて、目の前にはおいしい食べ方なるトッピングのやり方が書いてありました。
「ニンニク半分、コショー少々、豆板醤1杯」
まあ、たまには素直になって、お勧め通りに入れてみましょうか。
書いてある通りに全てのトッピングを入れてよく混ぜます。

 この豚骨醤油というものは、かなりこってりしていますから、どうしても途中で飽きますね。
その時に強い味方が登場です。
それが傍らにある小ライスです。
スープに浸した海苔で、ライスを巻いて合間にいただきます。

 これで口中の脂分が消え、新しい気分でラーメンが食べられるということになります。
海苔はこのためにあるといっても過言ではありませんね。
小ライスにして正解でした。

 お客さんの入りも良いようで、早い時間帯にもかかわらず、席は大分埋まっています。
若い男性のお客さんは食欲も旺盛のようで、麺の大盛りに大ライスまで付けていました。
そして餃子も注文ですからこれは凄いです。

 なお、餃子は焼き上がりに時間が掛かるようで、注文されるたびにそれを繰り返していました。
それにしてもトッピングを頼んでいるお客さんが多いですね。
その謎はお店を出る時に分かりました。
お店の入り口にチラシが置いてあるわけです。





 それを1枚いただいてきましたが、よく見ると無料のサービス券が付いていました。
この券を提示すれば12月末まで、一品のトッピングが無料になるようです。
しまったこれに気が付くべきだったか。
次回はこれを持って行かなくては。

 ラーメンと小ライスで満腹になってお店を後にしました。
ごちそうさまでした。
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