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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

シャーロック ベルグレービアの醜聞 -S1E1- その8

2013-11-23 10:50:00 | Sherlock
原題:A Scandal in Belgravia


その7の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


221Bに戻ってきたシャーロックはドアがこじ開けられているのに気が付き裏口から入ります。

出しっぱなしの掃除道具や2階に続く階段の壁の傷などから何者かがハドソンさんを2階まで
引きずって行った事を推理すると表情が怒りに変わります。


2階に上がるとハドソンさんが銃を突きつけられて泣いていました。
後ろにはアドラーさんの家で襲ってきたCIAのネルソンでした。

「シャーロック」ハドソンさん名前を呼びます。
「ハドソンさん、泣いても銃の弾は止まりませんよ」

「我々が欲しいものを持っているだろう。彼女に聞いたが知らないそうだ。お前は知っているな?」
ネルソンが言うとシャーロックはハドソンさんの身体についた傷を確認しながらネルソンに脅されたことを知ります。

そしてネルソンの急所を確認し後ろに下がりながら言います。
「そのようだ。まずは部下を追い払え。部屋の中に馬鹿が多いのは耐えられない。車に乗って立ち去れ」
そうして部下が出ていくとシャーロックは「銃を降ろせ」と言います。
「そんなことしたらこっちが危ない」ネルソンが言うとシャーロックは両手を広げます。
「丸腰だ。こっちにきて確認したらいい」

ネルソンが近づいて確認するとシャーロックは隠し持っていたスプレーをネルソンの顔に吹き付け頭突きをし倒します。
スプレー缶をくるっとまわしてホントかっこいいなー。

そしてすぐにハドソンさんのところに行き「もう大丈夫です」と優しくいたわります。


ジャガーの送られてジョンが戻ってきました。
ドアのところにはメッセージが。

CRIME IN PROGRESS
PLEASE DISTURB
「事件発生中。邪魔してください」
このメッセージはベネディクト本人が書いたそうですが・・・・正直読めません(笑)

「何があった?」ジョンが階段を駆け上がると椅子に縛られ口にガムテープを貼られたネルソンがいました。

「下でハドソンさんの手当てを」シャーロックはそう言うとレストレードに電話をします。
「家に不法侵入があった。マシな警官と救急車を。僕らは無事だが侵入者が怪我をした(予定)
頭がい骨と肋骨の骨折。あと肺の破裂も。窓から落ちたんだ(予定)」

1階でジョンの手当てを受けるハドソンさん。
そこに2階の窓から男が落ちてきます。ゴミバケツの上に落ちたようです。
「私のゴミバケツが」ハドソンさん、冷静です。


レストレードがシャーロックに聞きます。
「奴は何回窓から落ちたんだ?」
「記憶が混乱して何回か忘れた」

ハドソンさんのキッチンでジョンが言います。
「ハドソンさんしばらくベーカー街を離れて静養すべきだ」
シャーロックは「バカな事を言うな」と言いますがジョンは続けます。
「ハドソンさんはショック状態だぞ。あの携帯のせいだ。今どこにあるんだ?」 ジョン、やっぱりそこですか?(笑)
アドラーさんの生存も確認できたしハドソンさんも救えたのでちょっとお腹空いたのでしょうか。
シャーロックはハドソンさんの冷蔵庫からタルトを出してもぐもぐしてます。
クリスマスのミンスパイだそうです。もぐもぐかわいいです。

もぐもぐしながら「安全な所」と言うとハドソンさんは胸元から携帯を出します。
「ガウンのポケットにあったから泣くふりをしてこっそりとったの」
ジョン、呆然です。ハドソンさん最強でした。
シャーロックはくるっと携帯をまわしてありがとうとお礼を言うとジョンに言います。
「意気地なしめ。彼女がベーカー街を去れば国が滅びるぞ」

思わずジョンも微笑みます。


部屋に戻りジョンがアドラーさんについて話を聞こうとしますがシャーロックはそれには答えず、
弓をくるっとまわすと「新年おめでとう」とバイオリンを奏でます。
いろんなものをまわしすぎ(笑)

ジョンはそれ以上聞かずにソファに座るとバイオリンを聴いています。
いいなあ、ジョン。そこ特等席だよね。

そしてアドラーさんの携帯にメールが入ります。
「Happy New Year SH」


その9に続きます。

シャーロック ベルグレービアの醜聞 -S1E1- その7

2013-11-16 10:19:24 | Sherlock
原題:A Scandal in Belgravia


その6の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


セント・バーソロミュー病院。
シャーロックとマイクロフトがアドラーさんの死体を確かめに来ました。

「顔が潰されているから確認が難しいかも」
モリーが言うとシャーロックは「身体を見せて」と言いモリーがシーツをめくるとざっと検分し
「彼女だ」と言うとモルグから立ち去ります。

「身体をみてわかるなんて」ショックを受けるモリーちゃんでした。

「1本だけ」
マイクロフトがシャーロックに煙草を差し出します。

「何で?」
「クリスマスだからな」
禁煙中のシャーロックでしたが吸っちゃいます。
「なぜ死んだとわかった?」
「命がかかっている携帯を手放したから」
「その携帯は今どこに?」マイクロフトの問いにシャーロックは答えず、別の部屋にいる家族を見ながら
「見ろよ、家族で思いあってる。僕たちには何か問題が?」と言います。

「あらゆる命は終わりあらゆる心は傷つく。思いやりは有益ではないよ、シャーロック」
マイクロフトの言葉にシャーロックは煙草に「低タールだ」と文句を言いながら、
「メリークリスマス、マクロフト」と立ち去ります。

「And Happy new year」

このエピソードが好きな理由のひとつがこの兄弟のシーンが多いからなんです。
会話は殺伐としてますが(笑)
なかなかふたりだけのシーン、ないですよね。

マイクロフトはシャーロックが立ち去るのを確認しながら携帯電話を手にします。
相手はジョンでした。
煙草吸ったよ、マズイな。部屋を探したけど薬は出てこなかった。などハドソンさんも含め
みんなシャーロックを心配しています。

弟の行動は読めないから今夜は見張ってて、とジョンに命令、いえお願いするマイクロフト。
何だかんだとマイクロフトもお兄ちゃんです。

困ったのはジョンでした。
彼女は来ているし、クリスマスの夜だし、見張れと言われても。
「ごめん」謝るジョンに彼女が言います。
「あなたは評判と違って良い彼氏だわ。シャーロック・ホームズにとってはね」
怒って帰ろうとする彼女に「君のためにも何でもする。今度犬の散歩もするよ」とフォローするジョンですが、
「私は犬なんか飼ってないわ」
最低です、ジョン(笑)しかし「評判」て?どこの評判?


翌朝。
バイオリンを奏でながら作曲をしているシャーロック。
ハドソンさんの作った朝食にも手をつけていません。

「何を考えてる?」ジョンが聞くとシャーロックは突然、
「ブログのカウンターは1895のままだ。ハッキングのメッセージかも」
そう言うとアドラーさんの携帯のパスワードに「1985」と入力します。

エラーになりました。あと3回間違えると無効になってしまいます。
このアドラーさんの携帯の画面。
「I AM □□□□ LOCKED」□のなかの4ケタに数字か文字を入れるとロックが解除されるのですが、
この画面を待受けに使っている方多いでしょうね。実は私もです。

外出しようとジョンが外に出ると女性が話しかけてきます。
「大みそかの予定は?」そう聞かれ「何もないよ」と答えるジョン。初対面なのに(笑)

そこに黒いジャガーがジョンの前に止まったのでがっかり。
「マイクロフトは何でこんなに手間をかけるんだ」

ジョンを乗せたジャガーは工場のような建物の中で止まります。

「シャーロックは食事もしないで悲しい曲を作ってる。」近況を叫びながら中に入っていくと、
待っていたのはマイクロフトではなくアイリーン・アドラーでした。

「Hi,ドクターワトソン」
ジョンは驚きながらも冷静に対応します。
「彼に言えよ」
「言ったら追ってくるわ」
「僕が追うぞ」

死体やDNA鑑定の偽装は顧客のおかげ、姿を消したかった、と説明するアドラーさんに
「じゃあ、何で僕に会うんだ」
「携帯を取り戻したいの」
ジョンは怒ります。
「生きていると彼に言えよ。僕は力は貸さない」

「できない。何て言えばいいの?」アドラーさんが言うとジョンはとうとうブチきれます。
「メールではいつも何て言ってるんだ?」 そこ?そこなの?ジョン(笑)
アドラーさんはメールを打ちながら
「夕食を一緒にどう?お腹はすいてないけど」とジョンの顔を見れば
「そうやってシャーロック・ホームズといちゃついていたのか」と更に激昂。やっぱりそこに怒ってるの?ジョンは。
「返信はないのよ」
「彼はすべてにオチをつける。決定的な一言を言ってしまうんだ」
「じゃ、私は特別?妬いてるの?」
「僕たちはカップルでは」とジョンが否定しようとするとアドラーさんはきっぱり。
「カップルよ」
そして「私は生きてる。夕食を」とメールを送ったわと言いました。
「シャーロックは知らないけど僕はゲイじゃない」とジョンが言えば「そう?私はゲイよ」とまたもきっぱり。
そして「私たちは彼に・・・」と言いかけたときアドラーさんのセクシーボイスが聴こえてきました。

シャーロックが近くにいました。

追いかけようとするジョンにアドラーさんが制止します。

「私なら追いかけないでおくけど、どう?」
ジョンは無言のまま立ち止まります。


ジョンの言い分を要約すると、
「シャーロックはヴァージンだから遊ばないでくれ」という事なんでしょうけど、もちろんジェラシーもあるんでしょうね。
今まで自分だけが特別だったのに、という独占欲のような感情でしょうか。
アドラーさんはいろいろと見抜いている感じもいいです。
この二人の会話はいろいろと面白いのでもっと見ていたいわ。

その8に続きます。

シャーロック ベルグレービアの醜聞 -S1E1- その6

2013-11-09 09:53:53 | Sherlock
原題:A Scandal in Belgravia


その5の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


次の日。

写真を取り戻せなかったシャーロックに苦言を呈するマイクロフトにシャーロック。
「あの携帯は彼女の切り札なんだ。もう追うな。王族のように扱ってやれ」

それを聞いていたジョンがすかさず
「彼女は王族に乱暴だけどな」
その時またアドラーさんのセクシーボイスが。
「今の何?」
「・・・メール」
携帯を見ながら「CIAの追跡を知ってたな?」とマイクロフトに言います。
その時入ってきたハドソンさんに
「弟を危ない目にあわせるなんてひどいわ。家族は大切にしないと」と言われ思わず「うるさいな」と言ってしまい
「マイクロフト!」とみんなに怒られるマイクロフト。

3人の迫力にマイクロフト兄ちゃんがちょっとひきつりながらも謝罪します。
「Apologize」

「彼女の厳重に監視する」
マイクロフトはそう言いながらかかってきた電話にでます。
マイクロフトが部屋から出るとジョンが「あの音は何?」と聞きます。
「メールの着信音」
「・・・前は違ってた」
「誰かが携帯をいじって冗談で変えたんだ」

その時またセクシーボイスが鳴るのでハドソンさんが「音を小さくしてよ」とクレーム。
「携帯はコートの中にあったのに誰が変えたんだ?」
ジョンが浮気をされた奥さんのようなんですけど。
そんなジョンの攻撃に新聞で顔を隠すシャーロックが浮気したダンナなんですけど。

「ボンド・エアーは準備完了。コベントリーと確認を」
電話で話しながら戻ってきたマイクロフト兄さん。
「他に何があるんだ。アメリカ人の狙いが写真だけとは思えない」

シャーロックの言葉にマイクロフトは言います。
「アイリーン・アドラーの件はもう手を引け」

クリスマス。
バイオリンで演奏するシャーロック。
「ステキよ」とハドソンさんが言うとぺこっとお辞儀をします。かわいい~

221Bのクリスマスにレストレードの姿も見えます。
ジョンの彼女がシャーロックに食べ物をを勧めると
「結構だ、サラ」サラじゃないし。
「彼は名前を覚えるのが苦手で」ジョンがフォローするけど
「思い出した。サラは医者でそのあとがにきびと鼻。退屈な教師のあとは誰だっけ」

「誰でもないわ」あきれながら彼女が言うと
「ジャネットだ!」

この顔好きですなんですけど(笑)

モリーが大きな荷物を抱えて入ってきました。
コートを脱いだモリーの服がとってもセクシー。
後方でレストレードが口をあんぐり開けていたのを見逃しません。

「飲み物は?」などと急に紳士になっちゃうレストレードでした。

「ブログのカウンターが1895のままだ」
賑やかな雰囲気にちょっと引き気味のシャーロックがPCでブログを見ながら言います。

飲み物を持ってきたレストレードに
「クリスマスは田舎に行ったかと」と問いかけるモリーに
「午前中は妻と行ってきた」と答えるレストレードに「彼女は不倫してる」とぼそっと爆弾投下。

「モリーは彼氏ができた?今夜は恋人にプレゼントを?」
シャーロックの言葉にジョンが「やめろよ」と制止しますが続けて
「このプレゼントだけ包装が丁寧だし、箱の色は口紅とお揃い。彼女は恋をしてる。熱烈にね」

止まらないシャーロックにモリーの気持ちを知っているだけにジョンのこの表情。

推理を続けながらシャーロックはプレゼントを手に持ち添えられたカードを見ます。
「Dearest Sherlock Love Molly×××

「あなたはいつもひどいことを言う。いつもいつも」
モリーの言葉にいったん立ち去ろうとするシャーロックはふと思い直して、
「I'm sorry forgive me」
この時すかさずジョンが「シャーロックが謝った?」とびっくり表情。

確かコメンタリーでも言っていましたが、何気なく映るみんなの表情を見つけるのも楽しいですね。みなさん芸達者なんだもん。

そして「メリークリスマス、モリー」と頬にキスをするシャーロック。
思わぬクリスマスプレゼントにモリーは驚きますが、すかさずアドラーさんのセクシーボイスが鳴り響きます。
「私じゃないわ」モリーちゃんのかわいい反応に「僕だ」と言うのでレストレードが「はあ?本当か?」と更に驚くので
「僕の携帯だ」と言いながら携帯を取り出すシャーロックにジョンがぼそっと一言。
「57回目だ」
数えてるんですか?ジョン!
メールには「暖炉の上を」と書いてありました。

見ると赤い箱のプレゼントが。その赤はアドラーさんの口紅を彷彿させる色でした。
その箱を持ち部屋に戻るシャーロック。
中身は彼女の命だと言っていた携帯電話でした。


マイクロフトにシャーロックから電話が入ります。
「アイリーン・アドラーは今夜見つかる。彼女は死んでいる」


その7に続きます。

シャーロック ベルグレービアの醜聞 -S1E1- その5

2013-11-02 15:01:21 | Sherlock
原題:A Scandal in Belgravia


その4の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。



その頃シャーロックは金庫の暗証番号の推理をしていました。

「教えてもいいけど、実はもう教えてあるの」アドラーさんが意味深に言ったところで男たちが、
「手をあげてひざまずけ」と銃を片手に入ってきます。
アドラーさんとジョンをひざまずかせ「僕は?」とシャーロックが聞くと「君には金庫を開けてもらう」と言われます。

「アメリカ人か?なぜ介入を?」と聞いてももちろんそれには答えてくれません。
(でもこの人「Shut up」を「シャットアップ」て発音してたよね。アメリカ人なのに・・・)
「番号を知らない」とシャーロックが言うと「推理しろ。開けないとドクター・ワトソンを撃つぞ。」

「本人に聞けよ」とジョンが怒りますが、「3つ数える」と言われ「知らないんだ」と声を張り上げるシャーロック。
しかしカウント3までいくと、「わかったからやめろ!」と叫び、金庫に向かいます。

でもちゃんと6ケタの数字を正しく入力することができたシャーロック。
「では金庫を開けて」
開けようとした時ちょっと振り向いてアドラーさんを見れば顔を逸らされるので咄嗟にシャーロックは
「Vatican cameos」
と叫びます。

それを聞いたジョンはすぐに身体を伏せ、シャーロックも避けながら扉を開けます。
開けた瞬間、仕込んであった銃から弾が発射されました。

相手が怯んだすきに銃を取り上げ殴り倒し、アドラーさんもそばの男をしっかり攻撃。

シャーロックは手に持った銃をくるっと回しながら持ち替え、

一件落着。

このエピソードは銃を回すだけではなく他にもいろんなものを回したりするのですがそれが様になっていてかっこいいんですよ。
コメンタリーで本人も「ここで回すんだ」「ここでも回した」と説明してくれてました。
ちなみにここまでジョンの出番はありません(笑)

「Vatican cameos」はシャーロックとジョンの間での合言葉みたいです。
「伏せろ」とかの意味ですかね。何しろ聖典よく知らないので・・・すみません。
しかし、このシーンは大好きなので画像が多い多い。

「ありがとう。よく見てくれてたのね、うれしい」とアドラーさん。
「やめろ」とシャーロックが言うとジョンが「何のこと?」と聞くので「仲間がいるかも」と外に出てしまうシャーロックです。
この時どさくさに紛れて金庫から写真が入っている携帯電話をポケットに収めたことをアドラーさんは知らないので
2人が部屋の外に出た後、金庫を確認したアドラーさんはびっくりです。

「警察を呼ぼう」ジョンが言うとシャーロックは玄関でおもむろに銃を発砲し、
「On their way.」

「これですぐ来るよ」と言うシャーロックに「無茶な事を」とため息ジョンでした。

部屋に戻るとアドラーさんが「携帯返して」と言うので「この中に写真が?」と携帯を見ればロックがかかっていました。

「襲撃されたということはこの中は写真だけじゃないな」と言うと、
「その携帯は私の命なの。死んでも渡さないわ。私のお守りよ」その時ジョンの呼ぶ声がしたので
「もう違う」と言ってジョンの元へ行きます。


侵入経路を調べていたジョン。
アドラーさんの寝室でケイトさんが気絶していたので「ここが侵入経路だな」と確信。
「裏口を調べてきて」とアドラーさんがジョンに言います。
ジョンが出ていくと、アドラーさんはシャーロックの隙をつき注射器の針を腕に刺します。
崩れ落ちるシャーロック。
「携帯を返して」と迫るアドラーさんに「NO」と頑張るシャーロックですがアドラーさんに鞭で打たれ取り返されちゃいます。

「写真は安全だとお嬢ちゃんに伝えて。脅迫には使わないわ。私の保険なの」

「覚えておいてね、あなたを打ち負かした女を」
そう言いながら鞭でシャーロックの顔を撫でる場面がちょっとエロいです(笑)

その時、ジョンが入ってきます。
「何を打った?」ジョンが聞くと「大丈夫よ。友達で実験済だから」と逃げる準備をするアドラーさん。
そして「彼はちゃんと見ていたわ。金庫の暗証番号は私のスリーサイズなの」
そう言いながら窓から消えるアドラーさんは峰不二子みたいでした。

見ただけでスリーサイズがわかるシャーロックですが、
この時私は某漫画のエー○ルバッハ少佐が浮かんでしまいましたよ(古!)

「わかったわ」
事件現場でアドラーさんが推理を披露します。

バックファイヤーの音に振り向いたハイカーは自分が飛ばしたブーメランに当たり倒れた時に頭を石にぶつけ死んだのでした。
「一目でわかったなんてセクシーだわ」
朦朧としているシャーロックは後ろから現れるベッドに身を預けます。
薄れる意識の中でアドラーさんの声が聞こえます。
「コートを返しにきただけよ」

特典の映像でこのベッドを現場に運んでベッドがゆっくり立ち上がるように仕掛けを作っていたと知ってびっくりでした。
安易に合成を使わず手作りな映像も魅力のひとつですよね。
気が付いたシャーロックが最初に発した言葉が「ジョン!」(笑)
ベッドから落ちながらジョンを呼ぶシャーロック。ジョンがくると「何でここに?あの女は?」
ジョンは覚えてないのか?と言いつつ「レストレードが撮影してたぞ」何それ、レストレード(笑)
よろよろしながら最後には倒れこむシャーロックをベッドに運ぶワトソン先生。
「朝にはよくなるから眠って」

ジョンが出ていくと突然アドラーさんのセクシーボイスが。
シャーロックのコートのポケットに入っている携帯電話の着信音でした。
「Till the next time, Mr.Holmes」
アドラーさんからテキストが届いていました。


この場面、シャーロックの寝室とかレストレードの撮影話とかいろいろ萌えさせていただいた場面なんですが、
ベネさんの顔がいつにも増して長いなーと。
ホントに顔変わるよね、この方。

その6に続きます。

シャーロック ベルグレービアの醜聞 -S1E1- その4

2013-10-26 11:00:30 | Sherlock
原題:A Scandal in Belgravia


その3の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。


「彼女の仕事は快楽としてのお仕置き、特殊な嗜好の人々が客になる」
マイクロフトはそう言うと彼女のサイトの写真を見せます。

アイリーン・アドラーも写真を見るシャーロック。

同時に彼女のモバイルに誰かから画像が届き、開いてみるとシャーロックの画像でした。

2人の行動が何気に同調しているのが面白いです。

「彼女のところに何かまずい写真が?誰の写真ですか?」シャーロックが聞くと、
「依頼人にとって大切な方だ。それ以上は・・・」とハリーさん。
「若い方だ。若い女性。大量にあるらしい」とマイクロフトが少し補足をし、
「その女性とアドラー嬢の写真?きわどい写真?」とシャーロックが聞けば「そうだ」と答えるマイクロフト。

ついでにその会話を聞いて固まってるジョンに「ジョン、カップを置け」と言ってあげます。

「依頼を受けてくれるか?」と聞かれたシャーロックは「彼女の要求通りの額を支払いなさい」と言いますが、
「要求は何もない。ただ写真の存在を知らせてきただけで要求する気はないそうだ」とマイクロフトの言葉をと聞くと
「力の誇示か。イギリス最強の一族にさすが女王様だ」と楽しそうにしながら依頼を受けることに。

「ケイト、お客様がくるから支度を手伝って」

アイリーン・アドラーが言います。
その頃、シャーロックも必死に服を選んでいるのでジョンが「何してる?」と聞くと
「武装してるんだ」と言いながら防火服を着て「違うな」ドリフかと思った(笑)

でも結局いつもの服なんですけどね。

アドラー嬢宅に向かう途中、いつもと変わらないじゃんとジョンが言うと「彩りを加える」とシャーロックは
突然「僕を殴れ」とジョンに言います。

「え?」とジョンが戸惑ってるのでシャーロックが先に殴れば、ジョンも殴り返し「これでいいよ」と、
言ってるシャーロックを更に羽交い絞め。「僕は元戦士なんだ」と、怒ると怖いドクター・ワトソンです。

その頃アドラー嬢も彩りを加えています。ずっとリンクさせてるのが面白いです。


アドラーさんに素性を知られてると思っていないシャーロックは神父の変装をし、誰かに襲われたと装って
アドラーさんの家のベルを押し助けを求めることで怪しまれずに家の中に入ろうと画策します。

家の中に入れてもらったシャーロック。
「災難でしたね。まだお名前を伺っていないとか」とやってきたアドラーさんは全裸でした。

さすがに意表を突かれ固まるシャーロックに「驚くと偽名も忘れるわね、ミスター・ホームズ」
そこに入ってきたジョンも固まってました。

ソファに座ったアドラーさんをいつものようにプロファイリングするシャーロックですがなぜか何も見えず、
「あれ?変だなー?」と試しにジョンを観察するとちゃんと出来るのでもう一度アドラーさんを見ますがダメでした。

逆にアドラーさんに「その傷は愛する者が殴ったでしょ。鼻と歯は避けてるもの」と観察されちゃいます。

「ジョンが目のやり場に困ってるから」と自分のコートを差し出すシャーロックはいつも結構紳士なんですよね。
シャーロックにプロファイルされてる最中のジョンの顔が面白くて好き。

「裸の画像ならジョンのPCにいっぱいある」「PC返せ」などとやりあってると
「そんなことより教えてくれる?方法は?頭を殴られたハイカーの事よ」とアドラーさんが言うので
「その件で来たわけでは・・・」と言うと「どうせ写真は渡さないからお話しましょう」とけん制されます。
「探偵と探偵物語が好き。頭の良い人ってセクシー」アドラーさんが言うとシャーロックはちょっとかみつつ?
推理を話し始めますが、その時のジョンの顔が目を丸くしながら驚いていて面白かったです。
「え?シャーロックが噛んだ?」なのか「セクシーって言われただけで喋っちゃう?」なのかわかりませんが(笑)

「どう殺されたの?」とアドラー嬢が聞くと「殺されてない。」とシャーロック。
「被害者は最近外国に旅行したスポーツマン。そして例の写真はこの部屋に」
シャーロックの言葉に「なぜそれを?」とアドラー嬢が聞けば「あるんだな。ありがとう」とにやり。
「ジョン、外で見張れ」と指示を出すとジョンも笑みをうかべつつドアの外に出ます。

ジョンが外に出ると推理を続けるシャーロック。
この時場面は現場に変わりアドラーさんとシャーロックが現場にいます。

これは実際の現場ではなくシャーロックの内側の世界を表現していて、この時にシャーロックが初めて女性を
自分の内側の世界に連れて行くシーンだとモファットさんが言っていました。

推理の途中で火災警報器が鳴ります。
とっさに鏡の方を見るアドラーさんに「ありがとう」とシャーロック。
「警報が鳴ると母親はとっさに子供を見る。一番大切なものだから」そう言いながら鏡を動かすと金庫が隠されていました。

「ジョン、もういいぞ。警報を切れ」
実はジョンが探知機の近くで雑誌に火をつけてわざと警報を鳴らしていました。
雑誌の火を消そうとしているジョンの背後からサイレンサー付の銃で警報を撃ちながら男が数人近づいてきました。


その5に続きます。


こんなに細かく書いてたら1年かかるよ、私。
そもそもこれあらすじとは言わないかも(涙)