最近、正典を読み倒している私です。
次のシャーロックはどんな内容になるのか、ネタはどこから持ってくるのか、
予想をしていくにはやはり正典を知らないとダメだなーと思ったのですが、
なぜそのエネルギーが仕事や勉強にいかないのかしら・・・と思ったりもしていますが。(思うだけ)
コメントでもいろいろな方からたくさんの事を教えていただくうちに読みたくなった、というのもありますので
今までは空き家の冒険や緋色の研究など、BBC版に関連のあるものをつまみ読みしていたので、
それじゃいかん!と時間の許す限り真面目に読んでいます。
そして私にとってはタイムリーにもこんな情報が入ってきたんです。
ゲイティスさんが参加した12月5日に行われたカーメルカレッジのトークイベントの模様を
ダーリントンのノーザンエコーの編集者、ピーター・バロンさんがUPしていましたが、
その中でゲイティスさんが、次のSherlockは「青い紅玉」と「黄色い顔」で取り組みたいと話していたそうです。
「Mark hopes to tackle The Blue Carbuncle and The Yellow Face next in Sherlock.」
元記事です。
The Northern Echo In conversation with Mark Gatiss
「The Blue Carbuncle」、邦題「青い紅玉」はRadioTimesの記事でも触れていましたが、
クリスマスのお話で、ワトソン結婚中のお話でもあります。
クリスマスの朝に持ち込まれた帽子とガチョウからホームズが推理をし、事件を解決していきます。
帽子から人物像をプロファイルしていくのは既に「空の霊柩車」でもやっていますよね。
内容も軽めでラストもホームズらしい幕引きなのかなーと思うのでSPにもってくるにはいいかもしれないです。
もし、この画像を信じるならスピンオフでも過去にタイムスリップするにしても、
この時代のストーリーにするなら最適のような気もするし。
問題は「The Yellow Face」、邦題「黄色い顔」です。
これは「シャーロックホームズの回想」に収録されていますが、ホームズがちょっと失敗しちゃうお話です。
そして依頼人が忘れていったパイプからワトソンと推理合戦をするというネタもあります。
内容を簡単に書いてみます。
「SHは運動のための運動をほとんどしないのにホームズ以上に筋力のある男を知らない」
「目的のない肉体運動はエネルギーの消費だと思っている」
ワトソン先生のこの言葉に初っ端から萌え転がっている私です。
更に
「早春のある日、ホームズは私とハイドパークに散歩へ出かけた」
「私たちはお互いを良く知る友人として無理に会話もせずに2時間一緒に歩き回った」
これです、これ!この場面が見れるんでしょうかー!
・・・すみません、話が逸れまくっております。
が、外出中に依頼人が来てしばらく待っていたけど帰った事を知って
「散歩なんてするものではないな!」とホームズ。
そして依頼人の忘れていったパイプから推理していると依頼人が再びやってきて、
依頼の内容を話し始めます。
実際にはSHとJWの出番はあまりありません。
依頼人の話を聞いて推理をし、現場に赴き、真相が判明します。
そして最後にミスをしたホームズはちょっとだけ自戒と反省をしつつ終わります。
この話をBBC版に当てはめるとポイントは「子供」なのかもしれません。
で、「Very last thing」と「Sherlock and John Watson into deeper and darker water than ever before」ですよ。
ここでちょっとS4の予想をしてみました。
ほぼ妄想ですが「黄色い顔」のネタバレにあるのでご注意ください。
依頼人の立場をジョンに置き換えてみます。
依頼人の妻はメアリーで最後に明らかになる子供はそのままジョンとメアリーの子供。
ただしこの子供はジョンとの子供ではなく、前夫との子供。
明らかになるまでにジョンがメアリーに抱く様々な疑惑。
疑惑からメアリーの過去が明らかになっていく・・・
原作では夫は妻の子供を受け入れハッピーエンドになりますが、
うーん、これだけでは弱いですよね。何しろ「更に深い水の底」だし。
そこでこの画像ですよ。これ、実はS4の画像だったとか・・・・
そしてS3での伏線、
「もうひとりの兄弟」「モリアーティ」が入ると思いますが、
モラン大佐=メアリー説を私はまだ捨てていません(笑)
だって空き家の冒険を読めば読むほど、それを示唆しているような気がするんですよ(気のせい)
あと、モリアーティには弟がいるんですよね。ジェームズ・モリアーティ。
なのでスクリーンに映ったモリアーティと、マイクロフトと握手しているモリアーティは弟の可能性もあるんですね。
何のために、それはやはりメアリーに関係してるんですよね、きっと。うむむ。
ギャラリーが多すぎてロンドンの撮影は困難になっているとのお話なので、
遠征する話や221Bの中で起こるお話が中心になるのかも。
そうするとやっぱり「恐怖の谷」ですかね・・・
ネタとしては「Blind Banker」や「Study in pink」で使っていると思うのですが、
憂鬱度を採用するとか・・・
正典を読んだとはいえまだ半分も消化していないし読み込んでもいないので
まだまだまだまだ、正典ファンのみなさんには足元にも及びませんが、
いやー、とにかくすごいですよ。
「僕はゲイじゃない」とジョンに言わせたモファットさんの気持ちわかりますし、
このふたりがカップルだと言われるのも世の中にFanFicが横行しているのもモファットさんの責任じゃないですね(笑)
私も大概、根っこがおかしい人なのでこんな読み方になってしまいますが、
こうなると翻訳ではなく原語で読みたくなっちゃいます。動機不純です。
何だかまたしてもタイトル詐欺な内容になってしまいました。
いずれにしても、すべてモファットさんたちの発言なのであまり信じてもイケませんが、
冒頭のゲイティスさんの発言は、真面目なイベントでの発言だったので、多少信ぴょう性はあるのかなーと思います。
Arwel さんが最近UPしていた画像をいくつか。
「ドア、どこに置き忘れた?」
「Lucky Cat?」
「さて、これからあるもののためのプラットホームを作りに行ってくるよ」
もうひとつ、
これは一般の方の情報ですがこれはもしや・・・
キャストが出てこない細かな場面の撮影とかは既に始まっていそうですね。
そんなわけで最後にArwelさんのツイートです。
Looks like there's an east wind coming!
#ShSpesh pic.twitter.com/XaX5cRE4Ax
— Arwel Wyn Jones (@arwelwjones) 2014, 11月 12
あと1年待つのか・・・の図。