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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 3-3 最後の誓い 感想 その2

2014-06-08 19:34:39 | Sherlock 感想と考察

前回は視聴直後だったのでおかしなテンションで書いてしまいましたが、
今回は真面目に感想と考察を書きます。
これまでに頂いたコメントのやりとりを含めながらまとめていきたいと思っているので
内容がいろいろ重複しちゃいますが、ご了承ください。

E3の宿敵、マグヌッセン。
これはご存じ「ミルヴァートン」なのですが、
正典でのホームズさんは不法侵入と窃盗、そして婚約詐欺?(笑)という違法行為を犯していますが、
BBCでは窃盗ではなく殺人しちゃいました。
元々は、ミルヴァートン不法侵入している時にミルヴァートン殺害を目撃していますが、
今回はメアリーさんが殺害するところを結果的には阻止しちゃって自分がやってしまうと。

恐喝王ミルヴァートンの話自体、ホームズさんの計画があまりにもずさんで失敗譚とも言われていましたので、
それを準えれば今回のエピソードのシャーロックがイマイチなのも納得してしまうところです。
221Bでの交渉がうまくいかないのも含めて今回はBased on The Adventure of Charles Augustus Milvertonですか?

が、やはり解せないポイントのひとつとしてシャーロックがマグヌッセンを射殺してしまう動機が、
これ以上不幸な被害者を出さないため、ではなくジョンのため、つまり感情的な動機なところだと思われます。
これもシャーロックの失敗と言えば失敗なんでしょうけど。

シャーロックはS1から感情は邪魔だから、恋愛は害でしかない、と切り捨てて探偵をしているので、
ジョンに出会った事で人間らしい感情を再びマインドパレスから取り出されてしまった結果だと思うと(涙)
E2でマイクロフトが「Redbeard」の話を出したのはお兄ちゃんなりの警告だったんでしょうね。

「Redbeard」は、だからE2で「犬」ってしちゃったらダメなんじゃないかしら。今更ですが。
あそこでは「Redbeard」って何だろう?なぜマイクロフトはこんな話をしたんだろう、な反応で、
221Bでマグヌッセンが読み取っていたシャーロックのPressure Pointに入っている「Redbeard」も、
シャーロックのPressure Pointになってる「Redbeard」って何だろう、になって、
シャーロックが撃たれて初めて「犬」だってわかる展開になってるのに。。。。

マインドパレスで「Redbeard」に話しかけるシャーロックの場面、
「They're putting me down, too, now」がシャーロックのセリフなんですが、
このセリフは私もイマイチわからないまま訳したので人の事を言えませんが、
「僕を殺そうとするんだ」はちょっと微妙な気もします。

「Redbeard」はシャーロックが子供の頃に安楽死させられたという解釈も多く、
確かに、安楽死させた理由によっては十分シャーロックのPressure Pointになるし、
(自分が原因だったとか、安楽死してからしばらくはショック状態だったとか、誰かに襲われたSHを助けるために
Redbeardが犯人に噛みつき安楽死させたとか・・・ヤバい、考え始めると嵌るよこれ(笑))
E2でマイクロフトがあえて「Redbeard」を出したのも頷けます。
ちなみに「Put down」は動物の安楽死という意味にもなります。

その他、ちょっと微妙だったと思われる日本語(重箱の隅ですみません。。。)では
前回も書きましたが、「もうひとりの兄弟」。
「The other one」が原語で、この時点では「もうひとつの件」なのか「もうひとりの件」なのか、
そこもはっきりしないくらい、前後にもそれを示す文がないんです。
おそらく本国放送時に翻訳された方もあまりそこを明言してないだろうと思うのですが、
今回の日本語は「兄弟」にしてたのでかなりびっくりです。
私も当時のS4で3人目のホームズ兄弟登場?の記事を見たので「もうひとり」と訳しましたが、
「もうひとり」であっても兄弟ではないかもしれない可能性もあるんだし、
何しろ、モファティスさんのやることですから(笑)

圧力点。確かに圧力をかけるべきポイントなので正しいですよ?
正しいけど、とってもわかりづいらいと思うの。「圧力点」ってあまり聞かない言葉だし。
普通に「弱点」とかでOKなように思うのですが、今までいろいろ意訳してるのに
なぜ、ここはあえて直訳なんでしょうね。

今朝、E1でメアリーに浮き出たたくさんのテキストの中の「Cat Lover」、
これは「猫好き」ではなく愛用の銃だよ、というツイートを見かけまして、これベレッタの事かな?
でも、「猫好き」より銃の方がメアリーさんらしいし、しっくりきます。
映画の話ですがマットさんのジェイソンボーンがベレッタ使ってたし、CIAががよく使う銃だったように思います。
CAMオフィスやレンスターガーデンでメアリーさんが使ってた銃が知りたいです。
そう考えるとメアリーのテキストはまだまだ解読すべきところがあるのかもしれません。
(私はなにひとつ解読していませんが・・・)

今回のSherlockは今までにないほど人気が高く注目度もスゴイと観る人が多い、
ということはそれだけクレームがくる可能性も高いんでしょうね。
だから、誰が見てもわかりやすい日本語、それがたとえ制作側の意図を無視しようとも
あくまでわかりやすい日本語訳にしたんでしょうかね。
所詮、N※Kも役所体質だという事です。

さて、マグヌッセン。
冒頭でスモールウッド議員のデータのところで弱みがなかなか出て来ず、
メガネをふきふきしながら「えーと、えーと」と考えていたんでしょうかね。
で、「思い出した!」とばかりに「夫」と出てきますが、
シャーロックは相手を推理して読み取りますがマグヌッセンは入手したデータを記憶するだけなんでしょうか。
マグヌッセン>シャーロック>モリアーティではなく、単にシャーロックがマグヌッセンを見くびっていた、
書類は存在せず全てマグヌッセンの頭の中だけなので策尽きての射殺しちゃっただけ?だからSH失敗譚?

マグヌッセンは情を理解できない。
愛情や友情のために人は時に破滅なことをするが
合理性を積み重ねれば人は簡単に屈服すると侮ったことが敗因

こんな考察をいただいた事があって、なるほどなーと思いました。
逆にモリアーティは人の友情や愛情をとことん利用するからこそシャーロックを本気にさせたと。

長いので続きます。

Sherlock 3-3 最後の誓い 感想

2014-06-08 00:47:51 | Sherlock 感想と考察


今年の初め、S3を本国で放送した頃はいよいよ放送だねーなどと言い合う相手も無く、
ひっそりと観て、こっそりと翻訳記事をUPしていたのですが、
今ではいろいろな方と感想などを共有できるので本当に嬉しいです。
なので最近とってもハイテンションでシャーロック祭りに参加してます(笑)

さて、
あらためてE3「最後の誓い」の感想いろいろです。

一生懸命日本語字幕見てましたが、私の訳がやはり細かいところで沢山違ってるなーと・・・
すみませんです。DVDが出たらこっそり修正します。

まずはすっ飛ばしてお別れの場面。
初めてE3を観たときにもさんざん書きましたが、
かつてこれほど切ないお別れがあったでしょうか。(大げさ?)
大したセリフを言っているわけでもなく、泣きながら抱き合うわけでもないのですが、
だからこそ切ないんです。
もちろんベネディクトとマーティンの演技力あってこそだと思いますが。

軽口たたいて笑いあって、大事な事はなにひとつ言わなかったけど、
最後にシャーロックが「君と過ごせてよかった」ってちゃんと伝えて握手して、
でも別れた途端、2人ともこの表情ですよ(涙)

そして、
これはE3訳した時に頂いたコメントで気づいたのですが、
最後の握手する場面、シャーロックが手袋を外すんですね。
今まで手袋越しだったのに、外すんです。
これを知った時、さらにさらに切なくそして感動してしまいました。何なの?この人たち(泣)


大好きな場面2つ目はメアリーの正体を知ったジョンが221Bで「なぜ彼女なんだ!」と怒る場面で、
シャーロックが「なぜなら、君が彼女を選んだからだ。」と。

おおー!となりましたよ~。かっこいいなー。

あとはアップルドアに乗り込む場面。
「失敗すれば僕たちは反逆罪だ」というシャーロックに、
「でもクリスマスだ」とジョンが言うので
「同感だよ・・・あー、君は今日がクリスマスだって言ってるのか」とシャーロック。
これは、殺人事件があると「クリスマスだー」とはしゃぐシャーロックだからだと思ったのですが、
日本語字幕では、ちょっと違ってましたね。吹き替えはわかりませんが、ちょっと寂しい。。。


訳といえばマイクロフトと議員さんの会話。
当時、「もうひとつ」なのか「もうひとり」なのか判別できなくて、
当時のモファットさんかマークさんだかが「S4はホームズ兄弟が出てくる」などという記事を見かけて
「もうひとり」と書いたのですが、日本語訳ははっきりと「もうひとり」の「兄弟」とまで言っちゃいましたね(笑)
そうなんですか、やはりホームズは3人兄弟なんですか・・・
原語はそこまで言い切ってなかったけど、大丈夫ですか(笑)

何だか今回の日本語は全体的に先走り過ぎているような気もします。
E2では赤ひげを犬って言っちゃたしタイトルも「兆候」ってしちゃったし。

今回はマイクロフトの深い愛がかなり表面化されましたね。
「お前を失いたくない」とまで言っちゃってるし。お兄ちゃん(涙)
で、シャーロックがCAMを撃った場面、マイクロフトの目には子供シャーロックの姿が映っていたわけですが、
もうちょっと可愛い子役はいなかったのか?と思ったのは私だけではないはず。。。

モファットさんのご子息の事なのであまり大きな声では言えませんが。

CAMを撃つ時も、それこそジョンに容疑がかからないようにマイクロフトたちが到着するまで待ってた感じで、
そして撃つ時にジョンをじっと見つめて、あらためて「撃つ」と決心したような顔で、

撃った時もシャーロック、すぐに手をあげて撃たれないようにしてジョンにも「下がってろ」と言い、

更には「メアリーにもう安全だって言えよ」なんて笑顔で話し、でも正面向いた途端この泣きそうな表情で。

もうねー、ジョンの愛され度が凄すぎて(涙)

さてさて、
メアリーさんです。元CIAのエージェントです。殺し屋です。

これも、もうさんざん書いたのですがやっぱりいろいろと怪しいですよね。
ジョンにバレて、でもすべてを受け入れてもらって、脅迫していたCAMも死んで、
もうこれですべて解決で、新しい人生を・・・なんてあっさり完結してしまうんでしょうか。

ラストでシャーロックが離陸したあのタイミングでモリアーティの画像を流せるなんて
どう考えても内部の人間しかしないじゃないですか。
初めは弟をどうにか助けたくてマイクロフトが仕組んだのでは?とも思いましたが、
ここはメアリーにもうひとつ裏があって欲しいですね、私的には。

何だか感想と言うよりはただの振り返りになってしまいましたが、
今日のところはこれで終わります。多分近いうちに次があると思いますが、
今はまだ興奮しているようなので、これしか書けませんでした(笑)

Sherlock 3-2 三の兆候 感想

2014-06-01 17:58:45 | Sherlock 感想と考察
昨日は眠れない夜を過ごした方も多いと思います。

2年間死んだふりしてジョンを守るため必死に頑張ってやっと帰れたらこれですよ。
マイクロフトが迎えに行くほど危ない目にあって、やっと終わらせて、
ケーキの中から飛び出して脅かそうかな?なんてものすごくはしゃいでいたのに、
221Bにはジョンがいなかったんです(涙)

いろいろなところで散々言われていますがS3はシャーロック視点なので、
ジョンの感情がイマイチわからないのもせつない要因ではありますよね。
これも正典に準えているのかもしれません。

以前、モファットさんがシャーロックについて、
シャーロックは感情が邪魔だと思うほど感情豊かなんだと仰っていたそうです。
私がE2の記事をUPした当時も何人かの方から、シャーロックはソシオパスではなくて、
ソシオパスのふりをしているだけで、そのほうが都合がいいからだよね、というコメント頂きました。
みなさん、本当に鋭いです。

結局、ハドソンさんが話していたマーガレットが先にひとりで帰ってしまうのが現実になったとか、
ジョンのソファをさみしげに見つめてるのは、だからE3でアレしたんでしょうね。(とりあえず伏せます)

シャーロックはジョンに赦されるばかりか「ベストフレンド」と言われてしまったので
ジョンの気持ちに応えるべく奮闘しますよね。

他人を守るどころか他人を思いやる事までしようとするシャーロック。
結婚式の当日、マイクロフトが「Red Beard」(赤ひげ)の話を出したのは、
常に戦場に身を置いている人間にとってそんな感情は時には命取りになってしまうので、
マイクロフトなりの警告かもしれません。
そんな親の心子知らずのシャーロックは最後の誓いまで立ててしまうのですが。

もうシャーロックはマイクロフトの深い愛に見守られながらレストレードと組めばいいのに。。。
と、思うのですが残念ながらそこにシャーロックの幸せは無いんですよね。

ところで、吹き替えではRed Beardのところで赤ひげを犬と言ったとか聞いたのですが本当ですか?
本当ならちょっとそれはどうなんですか?
この部分、原文でもこの時点で犬とは明記していないですよね。

そして、邦題なのですがこれも別に無理に「兆候」にしなくても
「サイン」でいいんじゃないかしら。「サイン」て言葉、今では普通に使われてるんだし。
「3つのサイン」とか、「3のサイン」でも(笑)
そもそもこのタイトルの元ネタって「4人の署名」なんでしょ?
だから当時は「3人の署名」なの?な感じでミスリードもあったわけなのに、
これだとただのネタバレですやん。。。

それと気になったのは最後にシャーロックがダンスしてきなよ、とジョンに言うところで
メアリーが「あなたはどうするの?」とシャーロックに言うと、
ジョンが「3人では踊れないよ。」と言うのですが、「3人では無理だろう」な感じになっていて、
個人的には、シャーロックとジョンのこれからの関係を暗示しているように思っていたので、
ちゃんと「できない」と言ってほしかったなー。。。なんて偉そうに言ってみました(細かい)

冒頭の手柄を放棄してまでシャーロックのHelpに駆けつけるレストレードの深い愛情に感動しつつ、
Red Beardなど、シャーロックの過去に何があったのか?と思わせるような事が多いので、
このあたりも明らかになればいいなーと今後期待してます。

もう既に読んでいらしゃる方も多いかと思いますが、
結婚式のあとのジョンのブログを訳しました。

結婚式でメアリーの妊娠が分かった時にシャーロックが
「本当の子供ができたからもう僕は必要ないでしょ。」と言って、
ジョンをダンスに送り出したあと、気がつけば誰もそばにいなくて。
みんなを守るために必死で頑張ったのに、2年に間にみんなそれぞれ大切な人が出来ちゃっていて、
独りになっちゃったシャーロックの姿はもう涙なくしては見れません(涙)
なのでこのブログを読むと「ジョンのばかー!」と言いたくなります(笑)


8月11日
The Sign of Three

Wow!!!!!何という日だ!!!!今までにない最高の結婚式だった!!!!!
シャーロックは素晴らしかった!愛は素晴らしい!
フワフワと浮かぶ雲、小鳥たちも素晴らしい!驚くほどだ!
全てここに書くつもりだ!だって僕はとても文章がうまいし、みんなもこのブログが好きだし!
ボードゲームをしたり、Eastenders(イギリスのテレビ番組)を観ながらサンドイッチを食べて
お茶を飲んで、いくつかの平凡な事柄について書きたいと思う。

すまない、これ以上は無理だ。
ジョンを完璧に模倣して書こうとしたけど人生はあまりにも短い。
2年以上死んでいた者として言うならね。
みなさん、こんばんは。シャーロック・ホームズです。
ジョンは今、Sex Holidayなので今日は書くことができない。失礼、ハネムーンだ。

我々はSex Holidayと呼ぶことを許容されていないようだ。
ジョンと彼の妻がSex Holidayに行ってると子供たちに話しちゃいけないらしい。
彼らはどこかで太陽が輝く暑いビーチでカクテルか何かを飲むことに決めた。
正直に言うと彼がこのことについて話すことを僕は阻止していた。
彼女についても同じだ。
彼らは2人ともそれぞれ完璧に許容できる友人だけどその話になると僕は死んでいた方がマシだった思う。
だけど、彼らがお互いを見つけ、そしてお互いを幸せにするので僕はとても満足だ。
それはとてもいいことだろう?
それに重要な事から僕の気を逸らす無意味なおしゃべりがなくなって僕だけの場所ができるのはとても嬉しい。

とにかく、僕は結婚式のビデオをシェアすると決めた。
結婚式のビデオと写真だ。
残念ながら殺人未遂の写真はないんだ。
ジョンの次の結婚式で殺人未遂があったら必ず写真を撮ると僕は約束する。

それではごきげんよう。

Sherlock Holmes.
Consulting Detective and Best Man.

https://www.youtube.com/watch?v=QhSC9GfXWP8


コメント

部分的にはいいけど、僕は結婚式の記事を読むためにここにきてるわけではないよ。
theimprobableone

素晴らしい日だったようだね。
行けなくて本当に残念だった。おめでとう!
Mike Stamford

sorry john :(
Harry Watson

僕のブログを書くのはやめろ!2度目の結婚式なんてやらないぞ!
John Watson

彼女とSex Holidayを楽しんでいるときに君がネットをしてるって奥さんは知ってるのか?
Sherlock Holmes

ええ、知ってるわよ。
Mary Morstan

LOLZZ!
Dame Latif

Awh!ステキね。
Donna Staveley

メアリー、僕少し調べたんだけど君はシーフードを避ける必要がある。
Sherlock Holmes

SHERLOCK! SHUT UP NOW!
Mary Morstan

ちょうどジョンからテキストがきたから黙るよ。
Sherlock Holmes

え?シーフード?
Jacob Sowersby

なぜみんなこれにコメントをするんだ?
ジョンの知り合いですらない人もいるのに。
Sherlock Holmes

僕たちは彼を祝福してるんだよ。
Jacob Sowersby

しかし、君はインターネットに時間を費やすよりもっと他にやることがあるのでは?
Sherlock Holmes

君が独身の理由はこれか?
Sherlock Holmes

シャーロック、君はまた失礼な事をしてるぞ。
John Watson

ジョン、あなたまたブログを読んでいるの?
Mary Morstan

Sorry:)
John Watson

なぜみんなここにくるのか僕には理解できない。外に行って何かを見つければいいのに。
Sherlock Holmes

Pot. Kettle. Black.
(ポットもやかんも煤けて黒い、目くそ鼻くそだということわざです。)
Mike Stamford

はははー!マイクの勝ち!
Dame Latif

何を言ってるのか理解できない。
Sherlock Holmes

君がなぜここにいるのか聞いてるんだよ。
Bill Murray

あなたは俳優のビル・マーレイ?
Sherlock Holmes

そのビル・マーレイじゃないよ。
Bill Murray

ダーリン!!!
ステキな写真であなたの奥さんもとても素晴らしいわ!!
2人にビッグハグを!
結婚式に行けなくてあらためてごめんなさい。テッドの脚がまた、だったの。
本当に行きたかったのよ。だって美しく素晴らしい胸が打ちひしがれるような、
不変の愛を祝福したかったの。
2人にビッグハグを!ぐちゃぐちゃのビッグハグを!Xxxxxxxxxxxx
Stella and Ted

これは出来ないな。
Sherlock Holmes

誰も僕が言及した殺人未遂に気づかなかったのか?みんなどうしたんだ?
Sherlock Holmes

当たり前だろう、mate。
(mateは仲間とか相棒とかの意味があります)
Mike Stamford

君は「mate」という言葉をよく使うな。
それは君が中産階級の中年であることに過剰反応しているからだ。
君は若くてクールに見られたいと思っているからだ。
Sherlock Holmes

誰かほかに分析してほしい人は?
Sherlock Holmes

頼むよ。
theimprobableone

LOL!!
theimprobableoneが分析されたがってるよ。
Jacob Sowersby

君たちはまったくばかげている。
君たち誰も僕に殺人未遂事件について尋ねてこない。
ジョンが以前このブログに載せた2つのケースが今日の事に結びついたのに。
Bloody Guardsmanは素晴らしい特徴を持つ殺人未遂だった。
かげろう男では僕は理由ではなく方法を推理した。
僕は結婚式の最中に両方の答えを見つけた。
ベインブリッジはベルトからとても細い剣で刺された。
ベルトがきつく締めらている間はそれが肉を結びつけていた。
だがベルトを外した時、彼は死に至る。そうやって刺殺を遅らせる。
彼は結婚式での殺人のためのリハーサルに過ぎないことが明らかになった。
かげろう男はベインブリッジを殺そうとしていた。
彼はもう一人の潜在的犠牲者に近づくために女性と寝ていた。
彼は彼女たちを通して犠牲者がジョンとメアリーの結婚式に出席することを知った。
Sherlock Holmes

僕がどのようにこれを導き出したか誰か聞きたい人はいるか?
潜在的犠牲者が誰だったのかなど。
Sherlock Holmes

誰かいないか?
Sherlock Holmes

ジョンがここにいれば僕に尋ねるんだ。
僕がどのようにそれを導き出し、何に結びついているかいつも聞いてくる。
Sherlock Holmes

とても興味はあるけど今日はデートなんだ。
theimprobableone

誰もいないのか?
Sherlock Holmes

Sweetheart、私がそこに行くからクルードで遊ばない?
Mrs Hudson

どうしてもと言うなら。
Sherlock Holmes


ハドソンさん(涙)
繰り返しになっちゃいますが、シャーロックは決して独りではなく、
シャーロックをきちんと受け入れて愛情をもって接しくれる人がいるんですよ。
でもそこにシャーロックの幸せはないのかと思うとね。。。


Sherlock 3-1 空の霊柩車 感想 その3

2014-05-30 22:35:50 | Sherlock 感想と考察

バスカヴィルって言ったのに。。。すみません。
E2放送前にあとちょっとだけだけ書かせてください。

前回のホームズ兄弟の会話の拙訳ですが、最後の部分がわからずHelpしたら
早速、応えていただきました。本当にありがとうございます!
そして私の一方的な考察にも反応いただいて嬉しいです(感涙)

「Gold Fish」金魚のくだり、日本語では「金魚」という言葉出ていなかった気がしますが、
シャーロックの「自分が金魚なんだと気づいたかもしれない」のところ、
確か「友達」となっていたと今更思い出しました。「つまり金魚の友達を作れたかもしれない」って事かしら。
そっかー、シャーロックにジョンと言う友達が出来たからという事ですよね。すみませんです。

ところで、地下鉄の中で爆弾のタイマーをストップさせた時の時間が残り1:29~30だったのですが
これ、何だかわかります?

2人が出会った日が1月29日で221Bに行った日が、ピンクの研究なんですがそれが1月30日なんですって!
そんな情報を目にしたとき、思わずジョンのブログを確認してしまいました。偶然?なわけないですよねw
こんなネタ仕込む方も気づく方もスゴイとしか言いようがありませんが、何?この007は(笑)


それにしてもジョンはよくさらわれますね。
最初のエピソード、ピンクの研究の時はそのスキルでシャーロックを助けたのに、
これ以降はさっぱりで、何だか寂しいです。
天才的頭脳を持ったシャーロックと軍隊仕込みの度胸とすご腕射撃のジョン。
このバランスが良かったので、またこの展開があればいいなー。

ふたりとも若いわ!

そんなわけで短いですがこれで終わります。
次こそはバスカヴィルを・・・・と思うのですが明日E2放送なんですよね。
うーん。。。どちらにしろまだまだ当分ここもSherlock祭りです。

Sherlock 3-1 空の霊柩車 感想 その2

2014-05-30 00:50:04 | Sherlock 感想と考察

しつこく感想です。
E2放送前にUPしようと思いまして。

放送終了後、いろいろな方の考察を読みつつあらためて私も考えてみました。
なぜシャーロックはジョンに死の偽装の理由を言わなかったのか・・・
偽装中せめてジョンにだけでも教えてあげれば良かったのに、と思うのですが、
シャーロックが死なないとジョンやハドソンさん、レストレードが殺されてしまうので、
逆を言えば、シャーロックが死んでいる間は無事だって事なんですよね。

だからシャーロックは2年間モリアーティの組織壊滅に勤しんだわけで、
もしジョンにこっそり知らせたとしても万が一、それがモリアーティ側に漏れてしまったら・・・
そう考えるとやっぱりシャーロックは言えないしジョンの演技では無い悲しみが、
シャーロックが死んだことの証明になるんですよね。

シャーロックは再開後も理由を話すことは無かったけど彼がどんな思いで2年間を過ごしたのか、
そんな事も話せないほど過酷だったのかなぁと、そんな事を思いました。
もちろんジョンもとても辛かったと思うし、でもジョンの事はみなが気遣ってくれたけど、
シャーロックの心情を知る人はほとんどいないし、本人もそれで良しとしちゃってるところがまた(涙)

さて、話は変わりまして
推理ごっこをするホームズ兄弟の会話、日本語放送を観てもよくわからなくて、
私もE1の訳をUPする時にこの会話は長いこともあってかなりすっ飛ばしていたので、
今回あらためてこの部分だけ訳してみました。
向かい合ってゲームをしている場面です。

M「かなり興味深い事ばかりだが、テロへの警戒は危機的レベルに引き上げられた。」
S「退屈だ。 あんたの番だよ。」
M「有力な情報によると攻撃は近いという事だ。」
S「秘密のテロ組織が攻撃の予定を立てているのが有力な情報なのか。
秘密のテロ組織は攻撃をするものだろう?奴らにとってはゴルフと同じだよ。」
M「エージェントが命がけでとってきた情報だよ。」
S「彼はそんな事をするべきじゃなかったんじゃないか?自分を誇示しようとしただけでしょ。」
M「お前のマーカーたちは怪しげな行動をしていないのか? お前の番だ。」
S「してないけど、マイクロフト、僕を信じろよ。僕はちゃんと解決するから。
だが、重要なのはブログに奇妙な言い回しがあったり、突然地方に旅行に行ったり、
交際相手募集の広告が紛れ込んだりする事だ。 あんたの番。」
M「首相にはお前がこの事件を捜査すると個人的に約束した。」
S「僕だけじゃない、僕たち二人でやるんだ。」
ここでブザーが鳴ります。

M「ああ、くそ!」
S「おっと。傷ついた心を扱えなかったな。いかにもよく物語ってるよ。」
M「利口ぶるな。」
S「懐かしいな。『利口ぶるな、シャーロック。僕の方が利口なんだから』」
M「私の方が賢いからね。」
S「僕は自分がバカだとずっと思ってた。」
M「私たち2人ともお前がバカだと思っていたんだよ、シャーロック。
他の子供たちに会うまではね。」
S「そうだよ、あれは間違いだった。」
M「ひどかったな。彼らは何を考えていたんだ。」
S「多分、友達を作らせようとしたんだ。」
M「友達ね。確かにお前は今、そういったものを手に入れようとしてる。」
S「あんたはそれだけはやらないんだな。」
M「もしお前がバカに見えるのだとしたら、普通の人間がどんな風に見えるか想像できるか?
私は金魚の世界で生きているようなものなんだ。」
S「そうだけど、僕は2年も離れていたんだ。」
M「だから?」
S「いや、わからないけど、あんたは自分が金魚なんだと気づいたかもしれないと思ったんだ。」

M「話題を変えよう。」
S「安心しろよ、マイクロフト、君の地下組織が企んでいるものが何であれ、
解決の鍵は一見重要ではなかったり、奇妙な事の中にあるから。」
ここでハドソンさんが登場。
M「そんな話をしていたら・・・」マイクロフトの言葉に笑っちゃうシャーロック。

H「信じられないわ。未だに信じられない。彼がまたその椅子に座ってるなんて。素晴らしいと思わない?ミスターホームズ。」
M「自分を抑えるのがやっとですよ。」
S「ああ、本当にそうだよね。」
H「彼はあなたに会えて心の底では密かに喜んでいるのよ。」
M「どっちの事を言ってます?」
H「2人ともよ。」ハドソンさん退場。
S「何か違うゲームをやろう。」
M「なぜ私たちはゲームをしているんだね?」
S「ロンドンのテロへの警戒が危機的レベルに上がったし、暇つぶしをしているだけだ。
推理をしようよ。僕がいないときにクライアントが来て忘れていったんだ。どう考える?」
シャーロック、帽子をマイクロフトの投げます。
M「私は忙しいんだ。」
S「えー、やろうよ、昔みたいに。」
マイクロフト、帽子の匂いを嗅ぎます。
M「勝つのはいつも私だ。」
S「だから抵抗できないんだよね。」

M「しょっちゅう旅行をしている心配性で、感傷的で、不健康な習慣から抜け出せない、
ひどい口臭のする帽子に魅力など感じないね。」
マイクロフト、帽子をシャーロックに投げます。
S「孤独もあると思わないか?」
M「なぜ彼が孤独だとわかるんだ。」
S「彼?」
M「一目瞭然だ。」
S「なぜ?帽子のサイズで?」
M「バカな事を言うな。頭の大きい女性もいるだろう。
彼は最近髪をカットしている、内側の汗染みのところに短い髪の毛が付着してるのがわかるだろう?」
S「ショートヘアの女性だっているぞ。」
M「確率の問題だ。」
S「ショートヘアの女性と話したことないだろう、ああ、そもそも女性と話したこともないか。」
マイクロフトちょっと声を大きくして、
M「彼が健康ではないことが染みでわかる。彼が感傷的なのは、帽子を3度も修理しているからだ。」
マイクロフト、帽子をシャーロックに投げます。
S「5回だ。うまく修理しているな。帽子の値段よりも高くついているからかなり帽子に愛着がある。
だがこれは愛着どころではない。通常、感傷的なものを示すのは2か所の継ぎあてだ。だが5か所だ。
5は脅迫観念の行動だ。強迫神経症だよ。」
M「それは無いだろう。お前のクライアントは置き忘れをしたんだ。強迫神経症がそんな事をするか?」
マイクロフト、再び帽子を投げながら話を続けます。
M「継ぎあては広範囲にわたって色あせているから、彼は海外で着用している。ペルーだ。」
S「ペルー?」
M「これはCHULLOだよ。アンデスのクラシックな帽子だ。アルパカで作られている。」
S「違う。アイスランドシープウールだよ。」
M「違う?」
S「よく似ているが、特徴があるんだ。もしあんたがちゃんと見ていたらわかったのに。
僕のブログに様々な天然繊維の引張強度について書いてるんだ。」
再びハドソンさん紅茶を持って登場。
H「差し迫った必要がありそうね。」
シャーロックは話を続けます。
S「彼は心配性って言ってたな?」
M「左側のボンボンに噛んだ痕がある。この男が神経質な傾向にある事を示しているが・・・」
S「だが、習慣から抜け出せないタイプの可能性もある。なぜなら、右側のボンボンには噛んだ痕がないんだ。」
M「まさに。」
シャーロック、においを嗅いで、
S「においを嗅ぐと彼の口臭の状態がすぐにわかる。」そう言いながら「すごい!」と変な顔してます。
M「初歩的な事だよ。」 Elementary、出ました(笑)
S「だが、彼の孤独を見逃したな。」
M「そうは思わない。」
S「一目瞭然だよ。」
M「どの点が?」
S「誰が見てもわかるさ。」
M「教えてくれ。」
ここでシャーロック、変な口をする場面です。好きなんです、この口が(笑)

S「顔に鼻があるのと同じように・・・・」Plain as the nose on your faceと言いかけていると思います。
M「教えろ!」
S「だから、こんなバカな帽子をかぶる奴に人づきあいの習慣があるわけないだろう?」
M「そんなことは無い。おそらく彼は人と違っていても気にしていない。
必ずしも孤独を感じているわけではないよ。」
S「まさしくだな。」
M「何て言った?」

S「彼は人と違うとして、それが何だと言うんだ?なぜ彼は気にかける?
あんたの言う通りだ。」シャーロック、帽子をかぶって、「なぜ誰もが気にかけるんだ?」
「He's different, so what? Why would he mind? You're quite right. Why would anyone mind?」
このシャーロックのセリフ、かなり重要だと思うのですが、訳してみてもあまり意味がわかりませんでした(涙)
私の訳が違っている可能性大なので、原文を載せてみました。。。他力本願です。誰か~!

M「私は孤独ではないよ。」
S「そんな事よく言えるな。」
M「さあ、差支えなければ仕事に戻るよ。ではこれで。」
マイクロフトが部屋を出る時にシャーロックがウィンクをして、ハドソンさんが笑っています。
S「そうだな、仕事に戻ろう。」

・・・何だか徒労に終わったような気が・・・(悲)
そんなわけで終わります。つぎこそはバスカヴィルの続きだと思います。
でもE2放送間近なんですよね(笑)