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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 3-1 空の霊柩車 感想

2014-05-25 13:14:54 | Sherlock 感想と考察
BSのタイトル通りにしてみました(笑)


やっと日本語放送が開始されました。と、いっても3話しかないんですけど(悲)
何はともあれ今までネタバレ回避をされていた方は本当にお疲れ様です。
早くから堂々とネタバレをブログにして迷惑でしたよね、本当にすみません。


今回私は英語音声、字幕表示で観たので吹き替えの日本語がどうなっていたのかわかりませんが、
「Fu・・」と「Cough」を繋げて「Fuck-off」にする場面、日本語はどうするのかな?と思っていたら、
「ぜっ・・・」とシャーロックが言った後、ジョンが診察しながら「こうですか?」で「絶交」となっていました。
すごーい、不自然じゃないし技ありだよ!とちょっと感動しました。
もちろん原語の持つ遊び心には届かないと思いますが、まさかNHKが「Fuck-off」とか放送出来ないですしね(笑)


いつも小さいPC画面で観ていたので大きなテレビ画面で観れたのは嬉しかったです。
冒頭のセビリアの場面、暗いから小さい画面だとよくわからなかったのですがこれもクリアできました(喜)

再会前、マイクロフトとシャーロックの会話の日本語は少し物足りなかったですね。
原語だとシャーロックの世間とのずれ具合と兄の皮肉がかなり強力だったように思います。

そしてジョンの髭、これはシャーロックが死んでメアリーと出会ったことで今までの人生と決別し、
新しい人生を進む決心をした象徴だからこそ、シャーロックと再会したあとにあっさり剃ってるのかなあと。
と、今更な既出の考察ですが(汗)

あらためてジョンとの再会のシーンのマーティンの演技は圧巻でした。

ジョンはずっと変わらない、僕を待っているんだと信じながらモリアーティの組織壊滅のため、
ひとり頑張っていたんだと思うと健気で(涙)
まあでもジョンには怒る権利も殴る権利もありますから、気の済むまでやっちゃってください。

結局はお互いがお互いを守りたいための結果なんだと思いますが。
最初の感想で、シャーロックは「ジョンを守るため」と言えばいいのに言わない、と書いたのですが
よく考えてみれば言ったところで「なんでそれを言わなかったんだ、なんでひとりでやったんだ。」と
更にジョンの逆鱗に触れそうだし、何よりジョンにもっと負担をかけちゃいそうですね。
自分の友人が死の偽装をして、それが自分を守るためだと知ったらショックだと思いますよ。


マイクロフトとの推理ゲーム、ここの部分は日本語観てもまだよくわからないところがありました。
私もこの会話は長いわ難しかしいわであまりちゃんと訳していないのでちょっと頑張ってみます。

この顔というかお口がかなり気いっています。なんなんでしょうね、この口は(笑)

テロとモラン卿。
よく考えてみればこの部分もちょっと?なんです。
だって、マイクロフトの部下が命を落としたほどの組織とテロ計画の末路がこれですよ?
ウェストミンスター爆破計画自体ものすごい事なんですけど、そんなすごい爆破をするときに、
遠隔操作とは言えのんびりと単独でホテルにいるかなー。

この必殺!マインドパレスな場面は本来はすごい緊迫感のある場面なんですがいつ観ても和んでしまいます。

そして、「Fall」の真相。
最後にシャーロックがアンダーソンにそれなりのセオリーを語っていますが本当の真実は明らかにしていません。
ここも正典に準えてるんでしょうね。尚且つ最後にきちんとシャーロックに皮肉を言わせてるし。


ベネディクトの両親とマーティンのパートナー出演はどうなんでしょうね。
シャーロックの両親登場自体正典ファンの間では不評の声もよく聞きましたが。

ママと対峙するシャーロックの困った顔。
ママには頭が上がらないホームズ兄弟、BBC版Sherlockのいちファンとしては和んだりもするのですが、
S1の頃と比べるとどうしても主旨が違ってきてるような、両親の登場は必要だったのかやっぱり考えちゃいますね。
子供のように我儘で尊大で不器用で、でもすごくCuteなシャーロックの生活感は、
「ベルグレービアの醜聞」くらいがちょうど良いバランスだったかなーとも思います。


などと偉そうに書いちゃってますが、
E1は伏線もその回収も推理もきちんとしてたし見せ場も沢山あったしとても面白かったです。
こうして観るたびにあらたな発見や考察も出来るのも楽しいですよね。

そんなわけでひとまずここで終わります。

Sherlock series3 感想です。

2014-03-07 00:28:59 | Sherlock 感想と考察
遅くなりましたがまとめと感想です。

最後のUPをしてからすぐに沢山のコメント頂いて興奮するほど嬉しかったです。
本当に本当にありがとうございました。ちゃんと最後まで見ていてくれたんですね(感涙)

このブログを始めた頃の訪問者数は一日、7~8人くらいでそれでも訪問してくれる人がいるのだなーと、
思いましたがよく考えてみれば自分の出入りしたカウントじゃないかと(笑)

今年のお正月にSherlockS3を観て、ちょっとだけのつもりでE1をUPしたんです。
実を言うと「ネタバレするなー」と怒られるんじゃないかとビクビクしながらのUPだったので、
E2やE3に比べるとダントツに短いんですね。「さっさと書いてやり逃げ」してしまおうと(笑)
ところがE1のその1をUPした日のカウント数を見て朝から腰を抜かすほど驚きました。
あまつさえ励ましのコメントなんぞも頂いてしまった私がどれだけ調子に乗ったかはその後の長さを思えばわかりますよね。
スクリプトと言っておきながらもよく考えたら状況説明や私の余計なコメントが入る分普通のスクリプトより長くなってました。

さて、最後まで観終わった最初の感想は、
「E1とE2ってこれからひどい展開になるけど勘弁してねってモファットさんが私たちに握らせたワイロなんじゃ・・・」でした(笑)
それくらいどのエピソードもいろいろな意味で衝撃的でした。

まずエピソード1。

いきなりアンダーソンの妄想から始まるのですがこれよく考えたら「Many happy returns」観てないと、
なぜアンダーソンがこんな事になっているのかわかりづらいですよね。
BBCがYoutube使って配信したので世界中の方が観れるとはいえ、日本語版は出てないんですよ。
NHKもこれは放送予定にはなさそうだし。
別段、観ていなくても支障はないんでしょうけど。そういえばUK版のBDにもこれは入っていなかったなー。
日本版DVDにはぜひ入れてほしいです、角○様。

そんなアンダーソンのめくるめく妄想。
何度でも書きますが、アンダーソンの妄想スゴイよ!
あんなにかっこいいキスができるシャーロック(Benedict?)を想像できる君を心から尊敬します。

そしていよいよご本人登場?と思ったらいきなり拷問されてるし。「Little Favor」の影響?
この場面、何気にマイクロフトが潜入していて「休暇は終わりだ。」が某スパイ映画みたいでかっこいいですね。
このあたりの話でドラマ1本作ってください!

マイクロフトのオフィスでは、またジョンと一緒だ、嬉しいな。ちょっと驚かせようかな。などと、
能天気な事を言って兄ちゃんに窘められていますがともかくロンドンに帰ってきたシャーロック。
しかし、アンシアは有能ですね。
彼女も位置的にはPAなんだと思いますがMI6を牛耳っているであろう男のPAなんだから優秀なんでしょうね。

(↑このモリーちゃんとのキスシーン、シャーロックの指の開き具合がどうにも私のツボなんです。)
そして、友人に目の前で自殺された苦しみから救ってくれた女性へプロポーズするまさにその夜、その瞬間、
狙い澄ましたように現れるシャーロック。このあたりは聖典ネタをコメディにした感じ?
E1はS2クリフハンガーの種明かしと、ジョンとの再会、そして今シリーズの敵になりそうな人物をちらっと出しつつ、
メアリーへの疑念もちょっと植えつけたり、かなりてんこ盛りな内容でした。
種明かしの部分は結局ぼかされた感じもしますが、単にFIXしなかっただけでアンダーソンへの説明が一番有力だし
(てか、他の説は全部妄想だけど)私はこれでいいと思います。聖典のバリツよりは現実味がありそう。

エピソード2。

最初から最後までずっと結婚式だったせいかあまり評判よくない気もしますが、
マインドパレスの構造やマイクロフトとの関係もかなり明確にされていて面白かったです。
あとは、前述とおりモファットさん以下製作サイドからの賄賂という事でStagパーティも含めてありがたく受け取りました(笑)
でもやっぱりこの回はシャーロックの心情が悲しくて切なくて本当のソシオパスだったらどんなにか楽であったろうと思います。

シャーロックにとっての一番はジョンなのにジョンにとっての一番はシャーロックじゃない。
そんな寂しさを隠してひたずらジョンのために結婚式の準備に勤しむとか、ショルト少佐が自ら命を落とそうとしたときに、
「でも僕はジョンの結婚式にはやらない。」と言って少佐を救ったシャーロック。
そういった感情や他人の機微などわからなかったはずのシャーロックですが、実は人一倍純粋で思いやりがある事が垣間見えます。
頂いたコメントにもいくつかそう指摘くださいましたが、本来のシャーロックは礼儀正しく思いやることができるんですよね。
ただ、今まで他人に心を開くことがおそらく無かっただろうし、もしかしたら沢山他人に裏切られてきたのかも。
で、もしかしたら最初の裏切りがマイクロフトとか・・・・それは無いか。
滅多に心開かない人って一度開いちゃうとものすごい勢いでその人を信頼しきっちゃうんですよ。
シャーロックは相手が殺人犯であったとしてもジョンが自分のために殺人をしたその瞬間から開いちゃったんですね。

そしてエピソード3。

これに関してはいろいろ私なりに妄想と言う名の仮説を立てたりしていたのですが、
何と、先日のシャーロックイベントでモファットさんがS4にモリアーティが登場すると明言されたとか。
モファットさんの事だから100%信じてはいけないだろうけどもしそうなるとちょっと仮説が変わってくるんですけど(笑)

まずは、レンスターガーデンズでのシャーロックとメアリーのやりとり。
その中に「空き家」と「ギャンブル」そして「射撃のプロ」が出てきますがこれは聖典の「空き家の冒険」が基本です。
もちろん、死んだはずのシャーロックが蘇ったのもこのお話です。
そして下の画像を見てください。
これ、E3の画像を加工していて気が付いたのですが上と下のメモリーがほんの少ーーし違いますよね。

これらを踏まえた私の仮説。
「空き家の冒険」はモリアーティの部下、モラン大佐が出てきます。
なので実はメアリーがモラン大佐というかモリアーティの部下で、シャーロックたちはあのメモリーの中身を見て、
もちろんメアリーはそれがバレるようなデータは入れていないけど、それを基に調査を進め正体がわかったと。
なので、シャーロックが221Bで倒れてから、ホームズ家のクリスマスまで間を空けているのかなっと。
そして最後に出てきたモリアーティもメアリーの仕業。
だってシャーロックがいなくなるタイミングで映像を流すなんて、その情報を知っている人間じゃないと出来ないし。
と、思ったりもしましたがそうなると感動した数々の場面が全て演技だったという事になるという重大な落とし穴があるんです。

次の仮説(笑)
モファットさんのモリアーティ出るよ発言を踏まえてさらにYam Yam さんから頂いた仮説をちょっと拝借。
この画像。当時は目くらまし用のフェイク画像じゃないかと言われていたS3には出てこない場面です。

そもそも、初めてE3を観たときは最後のモリアーティはマイクロフトの仕業だと思ったんです。
弟を助けるためならこれくらいやるでしょ、お兄ちゃんなら。
で、モファットさんの発言ですよ。モリアーティを出すのであればそれは本人じゃなく兄弟でしょ。
多分、マイクロフトはモリアーティの兄弟に協力してもらってあの映像ですよ。
弟を助けるため、そしてメアリーをおびき出すため(まだモラン大佐説です笑)。
この場合、メアリーとモリアーティの関係はマイクロフトしか知らないという事で。

メモリーなんてただの粗探しのような細かい事まで取り上げるひたすら乱暴な仮説でしたが、
また閃いたら書きますよ、私(笑)

今回のメアリーの存在ですが結構賛否両論です。
メアリーって存在してはいけない立ち位置なんですよね、きっと。
ジョンの奥さんでシャーロックからも信頼を寄せられていて更に元CIAで頭脳明晰、狙撃のプロ。
ともすればシャーロックの右腕にもなりかねない女性ですよ、まさにファンにとっては理想的で、
だからこそ存在してはいけない聖域のような立ち位置なのかなーと。
モファットさんはアマンダさんだからメアリーにこの設定をしたのではなくこの設定だからアマンダさんなのかも。
マーティンの愛する身内には誰も文句は言えないでしょう。などとちょっと邪推。

ところでメアリーがマグヌッセンの部屋でシャーロックを撃つ場面。
彼女はどうやってマグヌッセンのオフィスに侵入したんでしょうね。
ジャニーンやSPが殴られていたので強行突破だと思うのですが、でもオフィスまではエレベーターを
使うしかなさそうなので、まさかミッションインポッシブルみたいにビルの壁から?
まさかそんな事はないと思いますが(笑)
ジャニーンとベストフレンドな設定もメアリーはシャーロックと同じ目的だった事を考えると
やはりそのあたりを利用してすんなり侵入したんでしょうね。ジャニーン、メアリーの正体には気づいていなかったですよね。

最後にシャーロックのフルネームが登場しましたが、英国では上流階級ほど名前が多いそうですよ。
一般人は大体、ジョンと同じファーストネーム、ミドルネーム、ラストネームの3つらしいです。
シャーロックは4つありましたね。そういえばベネディクトも4つでした。

そして今回はシャーロックがとうとう人を殺してしまうのですが、
最初にジョンがシャーロックを、守るために撃ったように、シャーロックもマグヌッセンは直接殺人をしてないけど、スモールウッドさんのダンナも自殺したように、
間接的に人を殺しているし何よりジョンを守るためにはあれしか無いわけなので、
あれはあれでよかったのかなーと思います。
聖典でのシャーロックが法を犯したのは、泥棒するために不法侵入だったけど。

そうそう、これもコメント頂いて気づいたのですが最後の飛行場ってTopGearで使用している飛行場なのかもしれないですね。
「Dunsfold Park」にある飛行場でBBCはいくつかの番組で使用しているらしいです。
そのサイトに今まで撮影した映画や番組のタイトルが掲載されてしますが、残念ながら[Sherlock」はなかったです。
TopGearはもうひとつ、ダックスフォード飛行場もテストコースとして使用していてこちらもよく似ています。
まあ、飛行場なんて大体似てますが・・・・でも何か悔しいからもっと時間をかけて調べたいですね。

そういえば、先日購入したUK版BDのシャーロックに特典がついてたんだわ。すっかり忘れていました。
これも訳せるようだったらまた画像と一緒にUPしますね。

今回の作業、大変だったけどすごく楽しかったので次は「Stuart A Life Backwards」か、
「The Fifth Estate」あたりをやりたいと思ったけどさすがに「The Fifth Estate」は無謀すぎますね(笑)
Stuart A は実は去年少し手をつけていたので、このあたりを頑張るかもです。

と、いうわけで長々と感想というよりは雑談と化してきましたが、最後にもうひとつ。
来週からいよいよF1が開幕されるのですが、今年から名門マクラーレンチームに加わったドライバーが
何と、「ケビン・マグヌッセン」て言うんです。このニュース観たとき「おー!」ってなりましたよ。
デンマーク出身の21歳、男性です(笑)
今年のF1は実況と川井ちゃんが毎回「マグヌッセン、マグヌッセン」と叫ぶのかと思うと胸熱です。

それではこれで終わりますが、これからちゃんと落ち着いてじっくりとS3を観ようと思っているので
きっとまた何か思いついてここに殴り書く事になると思いますが、
皆様も、ご意見や感想とか仮説などお気軽にコメントくださいね。

ここまで駄文を読んでいただき本当にありがとうございます。

Sherlock 3-2 The Sigh of Three 感想です

2014-01-30 06:10:27 | Sherlock 感想と考察
Sherlock 3-2 The The Sigh of Three ちょっとだけ感想です。




内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。


感想と言うより私の勝手な解釈なのですが。

今回のエピソードはシャーロックがずっとジョンジョン言って終わった感じでした(笑)
E1E2はシャーロックが頭脳は天才だけど普通の事に関してはものすごく子供な面をバーンと出してきて、
E1はジョンの前で死んでみせたのに、ロンドンに戻ることになった時にジョン驚くかなーなんてお気楽だし、
許してもらうために、「爆弾解除できないどうしよう」なんてシャレにならない嘘つくし。
でも肝心な事は何も言わないんだなあと。

飛び降りた経緯やトリックをペラペラと説明しているシャーロックに「HOWじゃなくて何故やったのか言え」と
怒られた時に「君を守るため」って言えば簡単なのに言わないんですよね。

ジョンが死の覚悟をしたときにやっと許されてしかも「君は最高で一番賢い男だ」なんて言われたけど、
「奇跡を起こしてって君のお墓に言ったんだ」と言われた時も「だから君のために戻ってきたんだよ」とは言わない。

更に「君は僕のベストフレンドだからベストマン頼むね」とジョンに言われて「ありがとう、光栄だよ」とか、
「僕の親友も君だけだ」とかも言わない。
そんな普通の受け答えなんて考えもつかないんでしょうね。子供だから。
でも、許してくれてありがとう、親友だって言ってくれて、ベストマンに選んでくれて嬉しい。
僕もジョンが大好きだし親友だし君のためなら何でもするよ!という気持ちをシャーロック語で現したのがE2なんですよね。
3倍どころか、100倍返しな応え方ですがこれだけでも今までシャーロックにそんな存在がひとりも居なかったのがわかります。
よっぽど嬉しかったんですね、親友発言が。

なので結婚式の準備もものすごく頑張っていて、事件と同じように壁にスケジュールとか席次とか貼っていましたが、
事件と同格扱いってシャーロックにとったらものすごく優先度が高いわけです。
ナプキンのところは健気すぎて泣けましたけど。

メアリーさんが「今までと変わってしまう事が不安なのよ。」と仰っていましたが、
これは反社会病質者というよりは自閉症の症状です、シャーロック。
私の会社で数人の所謂知的障がい者を雇用していて一時彼らと一緒に仕事をしたのですが、
環境が変わると不安になる、特定の部分の記憶力がすごい、瞬時に自分にとって敵か味方か嗅ぎ分ける、
一度心を開くととことん懐いてくる、自閉症の子たち(子といっても大人だけど)はそんな特徴を持っていました。
まんまやん(笑)
でもシャーロックは振りをしているだけでそうやって自己防衛しているように見えます。

シャーロックは子供だけどバカではないのでいろいろ分かっているところもせつないです。
他人に嫌われたり疎まれたりしているのも自覚しているし(S3のシャーロックは結構みんなに愛されていますけど)
冒頭で「結婚ていろいろ変わるのよ」とハドソンさんに言われ「ジョンは変わらないよ」と言うんだけど、
ジョン愛用の椅子を見つめて寂しそうにしてたり。
あ、ショルト少佐のドアの前で「君は変わったな」って怒ってるのはこれの流れだったりして(笑)

自分は不快な奴だからみんなに嫌われる。だからジョンにベストマンだって言われても理解できなかったとか。
そしてやはり極めつけは最後の「本当の赤ちゃんができたからもう僕は必要ないでしょ?」だもん。
それであんな悲しい表情されちゃったら、私の心臓が持ちませんw



この時にジョンが言った「3人では踊れないよ」の言葉がどうにも気になるんですが、気にしすぎ?
それにしても冷たいぞ、ジョン。踊ればいいじゃん、踊れば!
そうそう、ショルト少佐の事、僕聞いてないよーと拗ねたのも可愛かったです。

それと、マインドパレスもとても印象的でした。
特にマイクロフトが何度も登場し、厳しい口調でシャーロックを導いていくところは
兄弟の力関係や繋がりがよくわかりました。きっと小さい頃からこんな関係だったんでしょうね。
でも最後の最後でシャーロックが「お前じゃない、ジョンなんだ」と言うのがいいんですよ。
解決できるわけないだろうと少し後ろ向きなシャーロックにジョンがマイクロフトのような導きではなく、
力技でシャーロックの閃きを引き出してしまうのも最高です。

余談ですが私はベネさんの、特にシャーロックの横顔が大好きでつい横顔ばかり集めてしまいます。
でも右側より左側を見せた横顔のほうが好きです。S1E2のブラインド越しですが最初にこれ観たとき転がりましたもん(笑)


ごめんなさいと、そしてありがとうの気持ちの集大成があの誓いという形になって終わるE2ですが、
次の「His Last Vow」なんてタイトルだけ見ても嫌な予感しかしなかったのは私だけではないはず(笑)

それにしても、
221Bでカーテンを閉め切って練習した2人のダンスが見たかったわ。

と、いうわけで書きたいことたくさんあったはずなんですけどいざ書こうとするとダメですね。
まとまりのない文章ですがひとまず感想は終わりにして次回からE3を更新していきます。

Sherlock His Last Vow ちょっとだけ感想

2014-01-15 17:58:16 | Sherlock 感想と考察
やっと観れたのでちょっとだけですが感想です。


内容を含んでおりますのでご注意ください。

と、言ってもお昼休みにちょっとずつ小分けにしかも字幕も追わずに(字幕追っても大して変わらないけど)
観ただけなのでちゃんと内容を理解してませんが、それでも叫ばずにはいられなくてついつい書いてしまいました。
もう何これ何これーー(泣)

などと言い訳していますが、要するに解釈が間違っていたらごめんなさいです。

2年という月日は長いです。
とりわけトラウマになるほど心に傷を負ったまま生きている者にとっては未来に光を感じるまでそうとう長く感じたと思います。
そしてそれを乗り越えたとき、人は今までと同じではいられません。
その事はE1でジョンが変わらず221Bに住んでいると思っているシャーロックにマイクロフトが示唆していました。

だから久しぶりに会った時に髭を生やして大人な感じのジョンだったので驚いたんでしょうね。
しかも、これまた今までとは違うタイプの女性が自分に代わって隣にいるし。

ジョンには守るべきものができてしまったんですね。

でもシャーロックはジョンと繋がっていたくてジョンのために懸命に頑張っているように思いました。
E1でこそジョンから「許す」という言葉を引き出すために手段を選びませんでしたが(笑)

もしジョンを取り戻したいと思っているなら普通の人間はメアリーの正体がばれた時点で庇わないですよね。
でも、シャーロックは庇うんです。ジョンのために。

そしてクライマックスのあの場面。
殺すことを決心するところから殺してしまうまでのシャーロックの表情がホントに切なくて。
「僕はソシオパスだ」のようなこと言って撃つの、何なんですか、あれ。観ているところが会社でなかったら泣いてましたよ、私。
しかもマイクロフトの目にはその時幼いシャーロックが泣いているように見えるとか何なのもう(泣)
ジョンがメアリーを許し、そして選んだ時からシャーロックはこうなることを覚悟をしていたのかもしれません。

それにしてもベネに切ない演技させたらピカイチだし、マーティンの決して口には出さない激情を抑えた演技もスゴイです。

ライヘンバッハから2年。
シャーロックの見てる方向をもうジョンが見ていない事に気が付きます。

最後の場面。
今生の別れかもしれないのに二人とも淡々としてるのは、ジョンはもうシャーロックを追いかける事ができないし、
シャーロックもその事は頭のどこかでは理解していて、自分がジョンとジョンが守ろうとしているものを救えた事で、
自分の気持ちに折り合いをつけてるのかもしれません。
お互いすごく辛いからこそ淡々とするしかなくて。その事はシャーロックが飛行機に乗り込んだあとのジョンの表情にも伺えます。
2人で熱く抱擁して涙を流して、なんて別れよりこっちのほうがよっぽど悲しいんですけど(涙)
などと感動してたら1分でUターンしたけど(笑)私の涙、返してw
それを知ったジョンが「東の風が吹くから」ってこれ聖典ネタなんですか?
私は思わずターミネータ1の最後の「向こうの方角から嵐がくるよ」場面が浮かんでしまったんですけど。。。すみません。

と、一度観ただけで全部分かっているような顔して語っていますがちゃんと翻訳して観たら全然違ってたりして(苦笑)

次のシーズンでメアリーをどうするのか気になるところです。
まさか妻子を抱えつつ危険な事件を追うわけにもいかんだろうしかと言って通いで時々事件を手伝うって、
それもつまらんとか思うわけなんですが。

それより何よりも驚愕の!まさかのモリアーティです。
生きていたわけではないとは思いますが、次のシーズンはモラン大佐のようなモリアーティの腹心との死闘ですかね。

しかし
メアリーの事と言いホントに裏をかきすぎなんじゃないの?モファティスの方々は(笑)

以上、殴り書き感想でした。