原題:A Scandal in Belgravia
その10の続きです。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
「いい線いってたけどのめり込みすぎた」シャーロックはそう言いながらアドラーさんに近づきます。
「ゲームを楽しむのはいいけどだが感情は?感情は敗者に見られる化学的欠陥だ」
何の事/とアドラーさんが聞くと「君だ」と答えるので、
「それは勘違いよ。私があなたに惹かれていると?」とちょっと押され気味のアドラーさん。
シャーロックはそっとアドラーさんの手首を触り「君の脈を取った」と耳元で囁きます。
あのコベントリーの話をした夜の事でした。
「無粋なの僕でもわかる。恋の化学作用は単純で破壊力がある」とシャーロックはアドラーさんの携帯を手にします。
「金庫のコードはスリーサイズだった。これはもっと私的な・・・」と携帯をくるんと回します。
「君の理性を失わせたもの」言いながらシャーロックはパスコードを入力していきます。
「意味のない数字を使うべきだったのに我慢できずにこれにした。
恋は危険で不利益なものだと思ってたけどこれで証明された」ひとつひとつボタンを押していくシャーロック。
アドラーさんが思わずシャーロックの手を止めます。
いつも冷静なアイリーン・アドラーが初めて狼狽える場面でした。
「私の言葉はすべて偽りよ。ゲーム楽しんだだけ」
「わかってる。そして敗北したんだ」
シャーロックはそう言って携帯の画面を出します。
「I AM SHERLOCKED」パスワードは「SHER」でした。
これを見た瞬間、涙を流すアドラーさん。
この一連の場面がこのエピソードで一番大好きです。BGMも効果音も最高でいつ見ても鳥肌ものの場面です。
しかし、これパスワードが違っていたらどうしたんだろう・・・と考えずにはいられないのですが、
同じように考えていた方が結構たくさんいました。そうですよねー(笑)
「これで僕の失点が回復できるといいけど」
シャーロックはロックを解除するとマイクロフトに携帯を渡します。
「拘置してやれ。お守りなしじゃ生き残れない」シャーロックが言うと
「懇願しろと?」と言いながら「お願い。確かに半年と持たないわ」アドラーさんのお願いに、
「夕食、残念だったな」と一言だけで立ち去ります。
数日後。
マイクロフトは221Bの下にあるカフェでジョンと会います。
事件終了の報告とアドラーさんが証人保護プログラムでアメリカで無事に生きているが2度と会えないことを伝えます。
「シャーロックは彼女を嫌ってたから大丈夫だよ。あの女って呼んでるし」ジョンが言いますが、
「敬意の表れかもしれないよ。ただ一人の大切な女性への」マイクロフトが言うので
「いや、彼はそんな感情とか持ってないですよ」とあくまで否定するジョン。
「弟は科学者や哲学者の脳を持ちながら探偵になった男だ。彼の心が推し量れるか?」
「いや」
「同感だよ。弟は海賊になりたがっていたんだ」とちょっとお兄ちゃんの顔になるマイクロフトでした。
「証人保護プログラムの事、シャーロックに話しておきますよ」ジョンは言いますが、
実はアドラーさんが2か月前にカラチでテロ組織に捕まり斬首になったとマイクロフトが打ち明けます。
「また死を装ったのでは?」ジョンの疑問に、「今回の確認は完璧だ。弟なら私を騙せるけど」
そう言いながらマイクロフトはアドラーさんの携帯や報告書などが入ったケースをジョンに渡し、
「シャーロックに何て言う?」と言います。
部屋に戻るとシャーロックは顕微鏡を覗いていました。
ジョンは悩みましたが結局「証人保護プログラム」の方を選びます。
再び顕微鏡を覗くシャーロック。
そんなシャーロックを見つめながらジョンは悩んだ挙句真実を話そうとしますが、
その時シャーロックが「携帯をくれ」と手を出します。
「データは抜かれてるし、これ政府のものだから」と抵抗しますが「プリーズ」とお願いされ、
これも結局渡してしまうジョンでした。
「事件のあと彼女からメールあった?」とジョンが聞くと
「数か月前に一度、さよならミスターホームズと」シャーロックが顕微鏡を覗きながら答えます。
ジョンは所在なさげにそして何か言いたげに部屋をうろうろ。
結局何も言わずに部屋から立ち去ります。
ジョンがいなくなるとシャーロックはアドラーさんの携帯を開きシャーロック宛てのメールのうち、
最後の「さよならミスターホームズ」を確認します。
中東でアドラーさんが数人の男に囲まれながら最後のメールを打っていました。
送信が終わると黒装束の男が携帯を取り上げ、首を切るために剣を振り上げます。
目を閉じるアドラーさん。
その時、どこかでシャーロックの着信音のセクシーボイスが鳴ります。
驚いて振り向くアドラーさん。そこにはシャーロックがいました。
「合図をしたら走れ」
シャーロックが囁きます。
フラットでシャーロックがアドラーさんの携帯を抽斗にしまいながら笑います。
「あの女。比類なき女」
この最後のセリフ、字幕は「比類なき女」となっていますが実際は何て言ってるのでしょうか。
「Dear Woman」?スクリプトは「The Woman」を2回繰り返しているだけなのです。
確かに最後も「The Woman」て言ってるように聞こえますが・・・・やばい、また無知がバレる(泣)
それにしても何度観てもこのエピソードは良いですね~。
長々とここまでお付き合いくださりありがとうございました。
自分でも何がしたいのかよくわからなくなっているこの頃ですが、しばらくはこんな感じで画像だらけになる所存です。
次は「バスカヴィルの犬」になります。
その10の続きです。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
「いい線いってたけどのめり込みすぎた」シャーロックはそう言いながらアドラーさんに近づきます。
「ゲームを楽しむのはいいけどだが感情は?感情は敗者に見られる化学的欠陥だ」
何の事/とアドラーさんが聞くと「君だ」と答えるので、
「それは勘違いよ。私があなたに惹かれていると?」とちょっと押され気味のアドラーさん。
シャーロックはそっとアドラーさんの手首を触り「君の脈を取った」と耳元で囁きます。
あのコベントリーの話をした夜の事でした。
「無粋なの僕でもわかる。恋の化学作用は単純で破壊力がある」とシャーロックはアドラーさんの携帯を手にします。
「金庫のコードはスリーサイズだった。これはもっと私的な・・・」と携帯をくるんと回します。
「君の理性を失わせたもの」言いながらシャーロックはパスコードを入力していきます。
「意味のない数字を使うべきだったのに我慢できずにこれにした。
恋は危険で不利益なものだと思ってたけどこれで証明された」ひとつひとつボタンを押していくシャーロック。
アドラーさんが思わずシャーロックの手を止めます。
いつも冷静なアイリーン・アドラーが初めて狼狽える場面でした。
「私の言葉はすべて偽りよ。ゲーム楽しんだだけ」
「わかってる。そして敗北したんだ」
シャーロックはそう言って携帯の画面を出します。
「I AM SHERLOCKED」パスワードは「SHER」でした。
これを見た瞬間、涙を流すアドラーさん。
この一連の場面がこのエピソードで一番大好きです。BGMも効果音も最高でいつ見ても鳥肌ものの場面です。
しかし、これパスワードが違っていたらどうしたんだろう・・・と考えずにはいられないのですが、
同じように考えていた方が結構たくさんいました。そうですよねー(笑)
「これで僕の失点が回復できるといいけど」
シャーロックはロックを解除するとマイクロフトに携帯を渡します。
「拘置してやれ。お守りなしじゃ生き残れない」シャーロックが言うと
「懇願しろと?」と言いながら「お願い。確かに半年と持たないわ」アドラーさんのお願いに、
「夕食、残念だったな」と一言だけで立ち去ります。
数日後。
マイクロフトは221Bの下にあるカフェでジョンと会います。
事件終了の報告とアドラーさんが証人保護プログラムでアメリカで無事に生きているが2度と会えないことを伝えます。
「シャーロックは彼女を嫌ってたから大丈夫だよ。あの女って呼んでるし」ジョンが言いますが、
「敬意の表れかもしれないよ。ただ一人の大切な女性への」マイクロフトが言うので
「いや、彼はそんな感情とか持ってないですよ」とあくまで否定するジョン。
「弟は科学者や哲学者の脳を持ちながら探偵になった男だ。彼の心が推し量れるか?」
「いや」
「同感だよ。弟は海賊になりたがっていたんだ」とちょっとお兄ちゃんの顔になるマイクロフトでした。
「証人保護プログラムの事、シャーロックに話しておきますよ」ジョンは言いますが、
実はアドラーさんが2か月前にカラチでテロ組織に捕まり斬首になったとマイクロフトが打ち明けます。
「また死を装ったのでは?」ジョンの疑問に、「今回の確認は完璧だ。弟なら私を騙せるけど」
そう言いながらマイクロフトはアドラーさんの携帯や報告書などが入ったケースをジョンに渡し、
「シャーロックに何て言う?」と言います。
部屋に戻るとシャーロックは顕微鏡を覗いていました。
ジョンは悩みましたが結局「証人保護プログラム」の方を選びます。
再び顕微鏡を覗くシャーロック。
そんなシャーロックを見つめながらジョンは悩んだ挙句真実を話そうとしますが、
その時シャーロックが「携帯をくれ」と手を出します。
「データは抜かれてるし、これ政府のものだから」と抵抗しますが「プリーズ」とお願いされ、
これも結局渡してしまうジョンでした。
「事件のあと彼女からメールあった?」とジョンが聞くと
「数か月前に一度、さよならミスターホームズと」シャーロックが顕微鏡を覗きながら答えます。
ジョンは所在なさげにそして何か言いたげに部屋をうろうろ。
結局何も言わずに部屋から立ち去ります。
ジョンがいなくなるとシャーロックはアドラーさんの携帯を開きシャーロック宛てのメールのうち、
最後の「さよならミスターホームズ」を確認します。
中東でアドラーさんが数人の男に囲まれながら最後のメールを打っていました。
送信が終わると黒装束の男が携帯を取り上げ、首を切るために剣を振り上げます。
目を閉じるアドラーさん。
その時、どこかでシャーロックの着信音のセクシーボイスが鳴ります。
驚いて振り向くアドラーさん。そこにはシャーロックがいました。
「合図をしたら走れ」
シャーロックが囁きます。
フラットでシャーロックがアドラーさんの携帯を抽斗にしまいながら笑います。
「あの女。比類なき女」
この最後のセリフ、字幕は「比類なき女」となっていますが実際は何て言ってるのでしょうか。
「Dear Woman」?スクリプトは「The Woman」を2回繰り返しているだけなのです。
確かに最後も「The Woman」て言ってるように聞こえますが・・・・やばい、また無知がバレる(泣)
それにしても何度観てもこのエピソードは良いですね~。
長々とここまでお付き合いくださりありがとうございました。
自分でも何がしたいのかよくわからなくなっているこの頃ですが、しばらくはこんな感じで画像だらけになる所存です。
次は「バスカヴィルの犬」になります。