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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

シャーロック ピンク色の研究 Part5

2013-06-15 01:25:44 | Sherlock
原題:「Study in Pink」Part5


先日、シャーロックの推理しているシーンを字幕を消して観たのですがすごーい早口でびっくり!
普段字幕を追って観ているときより早口加減がよくわかって、ベネディクトさんも台本のセリフを読んでいるだけとはいえ
あれだけのセリフを間をあけずに言うのは大変だろうなーとあらためて感服しました。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

アンジェロのお店で犯人を待ち伏せするふたり。ジョンは今日会った男の事を聞きます。
JW「普通の人は宿敵なんていないよ。普通は友達とか、好きな人嫌いな人、そして恋人とか。ガールフレンドはいる?」
シャーロックは「いない。専門外だ」との言葉にちょっと考えて「あー、そっかーボーイフレンドでも気にしないよ。」
この時のジョンは何か慈悲の心を持った笑顔で(笑)きっと「僕はそんな事で君を嫌いになったりしないから大丈夫」って感じで
「ボーイフレンドはいる?」に「No」と即答するシャーロックが面白いです。

そしてその答えにジョンが「そっか、独りなんだ。僕と同じだね」と言うから今度はシャーロックがちょっと遠慮がちに
「あー・・・僕は仕事と結婚してるから。だから・・・誘ってくれて嬉しいけど」と言ってしまうんですね。
ここ、ジョンのセリフの原本は「Right. Okay. You’re unattached. Like me. Fine. Good. 」で、直訳すると
「君は僕と同じでフリーなんだね、よかった、よかった!!」な感じで、これだとシャーロックが誤解するのもわかるかなーと。


↑この人の横顔がきれいで好き~。
しかし、犯人を待ち伏せているのに何つー会話をしてるんだかw

そこへ1台のタクシーがとまり、シャーロックはすぐに店を飛び出します。ジョンもすぐに後を追いますが、
何と杖を忘れて行くんですね。心因性なので、解決すれば普通に歩けるんですね。うまい演出だなー。


走り出したタクシーを追いかけるためにシャーロックはロンドンの道路地図とタクシーの通り道を分析します。
右折。一方通行。道路工事。渋滞。バスレーン。横断歩道。左折オンリー。渋滞。
分析が終わるとまたダッシュ。人にぶつかるとシャーロックと謝りながら後ろを追いかけるジョン。大変だね。。ジョン。

何とか追いつき、タクシーを停めますが乗っていたのはアメリカからの旅行者でした。残念。ふたりはベーカー街のフラットに戻ります。

ジョンが「お店へ戻る?」と提案しますが「いや、どうせ望み薄いし。お店にはある事を確かめに行っただけだよ」とシャーロック。
「?」なジョンに「君だよ」そしてハドソンさんに「Dr.ワトソンが入居を決めましたよ」と叫びます。
ジョンはわけわからず「誰が決めたって?」と言うと「外にいる男」とシャーロックが言った瞬間お店のアンジェロがやってきて
「シャーロックからメールがあったよ。君がこれを忘れたって」そう言いながら杖を渡します。
ちょっとー、カッコよすぎだよシャーロック!

などとふたりが友情を育てているとハドソンさんが慌てた様子で、シャーロックの部屋に警察が来ていることを告げます。
レストレードたちでした。そこにはあのピンクのスーツケースもあったのでちょっと面倒な事になるんですが、
要は「一緒に解決しようよ」というレストレードのお誘いだったりします。

そして「レイチェル」はジェニファーーの死んだ娘、しかも死産だったことがわかったとレストレード。
「なんで娘の名前を書いたんだ。死の間際に」そしてシャーロックの推理は、
「犯人は被害者に自ら毒を飲ませるよう仕向けてる」
「ジェニファーは賢かった。死の予感がした彼女はわざと携帯を車の中に残した」
「携帯にはGPSがついている。PCで追えるんだ。そしてそのパスワードが【Rachel】なんだ」

その間ハドソンさんが何度も「タクシーが来てるんだけど」と言いますが「呼んでない」と相手せず。
GPSを使って携帯の場所を調べると、何と携帯はここ、ベーカー街221Bを示していました。
そしてハドソンさんの後ろにはタクシーの運転手がジェニファーのピンクの携帯電話を持って立っていました。


Part6に続きます。次回で終わると思います

2 コメント

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スーツケースと事件のケース (黄梅)
2014-06-05 22:34:18
こんばんは。
いよいよE3が明後日放送ですね。楽しみ半分、シリーズ3が終わってしまう寂しさが半分と、複雑です。でも吹き替えのチェックがなんだかんだで楽しかったり(笑)

セリフにすごく凝っているのがシャーロックの美点の一つだと思いますが、UK版DVDで英語字幕を見たら、221Bにレストレードさん達が踏み込んだときの会話、「case」でピンクのスーツケースと、自分(シャーロック、警察それぞれ)が扱う事件=case、とWミーニングなんでしょうか?私の気にしすぎか、勘違いか…。気になってしまって(^-^)

この頃のアンダーソンはバリバリ働いてますね、家庭持ちだったのかな、確か。ドノバンと不倫とか話してましたし。シリーズ3で家庭はどうなっているのか心配です…破綻したりしてないかな?

そういえば、シリーズ3エピソード2の「best man」の扱いも面白くて気に入ってます。ジョンがシャーロックにベストマンを依頼するとき、「結婚式の新郎付添人」と、文字通り「最高の?最善の?男性」で、やっぱりかけている気がしたんですが…。間違っていたら&既出でしたらすみません。シャーロックがあげたベストマンの「ビリーキンケイド」、そんな名前の殺人犯がいた気がしますし、正典では名前こそ出ないものの、JWにSHが人を見かけだけで判断すべきではないと諭すときに、「僕がいままで一番嫌なやつと思った男は、慈善事業に熱心で病院をたくさん経営していたよ」と話すジーンがあるので、それを踏まえてるのかと…。ちなみに女性で好感を抱いたら毒殺魔だったらしいです(笑)こちらも既出でしたらスルーしてくださいね。ネットで少ししらべたら、ビリーキンケイドは実在ではなくアメコミに出てくる慈善事業家を装った殺人犯だとか…

BBCシャーロックが「殺した人数と救った人数を考えれば…」と話している辺り、絶妙なアレンジで不謹慎なら面白かったです。やっぱりシャーロック、変だわーと(笑)ピンク色の研究で撃たれた殺人犯を拷問(くらいに値するように私にはみえました)を初めて見たときは、シャーロックあぶねー!とちょっと怖かったです。冒頭、モリーに融通してもらい死体をむち打ちしまくる姿も度肝を抜かれました!原作ネタですがあそこまで露骨じゃなかったし、初回からシャーロック、やばいよやばいよ!!とびっくりしたら、ラストでジョンも結構危なくてさらにびっくりという(笑)

余談ですが、お洒落でシックなシャーロックに比べ、落ち着いたファッションがジョンの良さだとは思いつつ、死を呼ぶ暗号で最後の方に着ていた幅広のモノトーンボーダーシャツが、囚人服に見えて仕方ないです(。´Д⊂)エロイカのジェイムズ君がローマの監獄に入れられた時とそっくりで…童顔で服はまに謎なセンスのところが密かに気に入ってます♪

ベスト?チョッキをきているときが(平服で)、ちょっとおっさんくさいかな、と(すみません)。
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Re.スーツケースと事件のケース (dico360)
2014-06-06 21:25:44
黄梅さん、
遅くなってごめんなさい。
おおー、ここからきましたか(笑)懐かしいですね。
本当にいよいよ明日ラストですね。
これからまた長い時間待たなければいけないかと思うと(悲)
黄梅さんの吹き替えチャック、楽しみにしてますよん。

Case!なるほど!そうなのかもー。
私はピンクは英語字幕で観た事ないのですが、スクリプトは持っているので今度見てみます。

そうそう、アンダーソンの奥さん、どうしてるんでしょうね。
あんな気軽に警察やめて、シャーロックファンクラブとか作ってますが、やはり離婚?

ビリーキンケイド、そんなネタがあったんですね。
E2を翻訳する時、ビリーキンケイドの部分は誰だかわからないし、
セリフも長いし、でもあまり本編に関係なさそうだからと、
思い切りスルーしちゃってたので、
先日の放送でやっと内容を理解したのですが実在じゃないんですね(笑)
しかし、その正典ネタを元にしているとしたら、
やはりモファットさんたちのセンスは只者ではないですね。

ピンクのあれは拷問ですよね。
確かに私も初見ではすげー!と思いましたよ。
冒頭の鞭打ちも、正典ネタだと聞いていましたが、いろいろヤバいよこのドラマ、
大丈夫?とか思っていましたが、まさかここまで転げるとは人生ってわからないですね(笑)
正義のヒーローじゃない言動がシャーロックの魅力なんだなーとあらためて思いました。

ジェイムズくーん!!(爆笑)
確かに、身長までもが似てるかも・・・・謎なセンス(笑)
考えてみればジェイムズ君も英国人だし。

ジョンはチョッキもそうなんですけど、とにかく色が地味なので、
あのボーダーは私もびっくりしましたよ。
(失礼ながら)あの年齢であのシャツが似合う男性もなかなかいないかも。。。
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