ゲーム・オブ・スローンズS8 鑑賞後のつぶやき その2

E4、E5が放送され残すところあと1話になってしまいました。
本当に終わるの？これ。


今回もほぼジョン・スノウの悪口です。



まずE4ですが死者たちとの戦いで命を落としたジョラーたちの追悼から始まりました。
やっぱりジョラーさんは死んでしまったのね・・・
あとジェイミーとブライエニーのベッドインは結局何だったの？


ここから急激にデナーリスが黒デナーリスになっていくんですね。
元々少し傲慢な面はあったと思うのですがそれにしても一気にダークサイドに堕ちました。
まあ、ジョン・スノウのおかげなんですけど。


あれだけ愛する女性がお願いしてるんだから黙ってればいいと思うの。
せめてサーセイから王座を取り返して落ち着いてから話せばいいのに。ばか？（すみません）



それにしてもこのふたり、いまいち感情が伝わってこないのだけど、
特にジョンは本当にデナーリスを愛しているんだろうかと。


サンサはデナーリスが欲しても手に入らないものを持っているから
このふたりはここまで来るのに壮絶な経験をしたわけだけどその部分が決定的に違うのかな。


ジョンから聞いた真実をサンサがティリオンに話し、それがヴァリスに伝わり
結果的にはキングズランディングのあの結末を招いてしまった。

サンサに話そうとしたジョンをブランが止めなかった、
止めないというかジョンの意志に任せたけどブランはこの結末を予見していたはず。


灰が降る鉄の玉座はS2でデナーリス自身が見た場面で、
ブランもS4で崩壊した鉄の玉座のビジョンを見ているんですよね。
そんなことすっかり忘れていたのでやっぱり最初から見直したほうがいいかも。


デナーリスの狂王への道を歩むきっかけはミッサンディの死もありました。
彼女の最期の言葉「ドラカリス」でキングズランディングを灰にし、
デナーリスは「Queen of the Ashes」となってしまいました。



E5はほとんどのキャラが死にました。これでもか、っつーくらい死にました。
サーセイとユーロンはちょっと見掛け倒しでした。
結局対抗策ってスコーピオンだけ？ドロゴン無双じゃないか。
ここでもジョンは暴走したグレイワームを止めるでもなく・・・ジョン(泣）



サーセイ、最後は本来の姿に戻ったのかしら。
非道な行為は許されることではないけれど、でもサーセイもまた被害者なんですよね。
やっぱり私はサーセイが好きなので最後まで頑張ってほしかったです。



アリアとハウンドの別れは感動しました。
ラストに「サンダー」と本名で呼ぶのもね。



アリアに白馬を遣わしたのが光の王だったとしたら彼女も生かされてるってことですよね。
と、いうことはジョンが命を懸けてデナーリスをとめて、
そして誰もいなくなった鉄の玉座にはアリア、ということなのでしょうか。



海外では、はやくもやり直し署名活動が始まったようです。
まだエンディングも迎えていないのに・・・なんでしょうけど、
S8の不自然で唐突な展開に私も少々納得がいかない部分もあります。
6話しかないのがそもそも無理なんでしょうけど。


それぞれの行動には何かしら過去や未来につながる理由がありましたが
今回それがちょっとわかりづらいんです。
ファンの方たちの補足や考察を読むと、
すごく納得できる部分もあるしきちんと考えられていると思えるから何だか勿体ないです。


原作を追い越してしまったのも大きいですよね。心理的にも。
SW同様これがジョージ・R・R・マーティンのストーリーならこれほど不満は出なかったかもしれません。
かつてないほど称えられた大作ドラマだけにハードルも高そうです。
どんなラストにせよ、キャストや制作スタッフの方たちにはお疲れさまでした、と言いたいです。

それにしてもジョン・スノウは何を考えているのでしょう。
ヴァリスの処刑を止めるのかと思えば黙って見ているだけで、
今まではどんな相手だろうと正しいと思ったことを突き進んできたのに
この処刑が正しいとは思ってないだろうに・・・・
愛しているとか王位は継がないとか言ってる場合じゃないぞ。



何気に生き残っているダヴォスさんとティリオン。
彼らの行動がとても気になります。




泣いても笑っても次で最後なんですね。寂しいです。