「大いなるゲーム」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/5f/4abdfbef59d9666ef466c4404d691ce1.jpg)
Directed by Paul McGuigan
Written by Mark Gatiss
翌朝、ヒックマンギャラリー。
フェルメールの絵の前でシャーロックはネットで検索をしています。
「フェルメールの筆遣い」「色素分析」「キャンバス劣化」「UVライトのダメージ」
「デルフト スカイライン、1600年」「フェルメール 影響」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/61/f3607b7105ef00ebeb6a0ef41709387c.jpg)
SH「フェイクだよ、間違いない。」
MW「あの絵はその分野でも有名なテストの対象になっているのよ。」
SH「非常に良く出来た贋作なんだ。
君が知らないはずはない。君が関わっているんじゃないのか?」
MW「時間の無駄よ、警部。あなたの目で確認して、友人たちを追い払ってくださいますか?」
その時、ピンクの携帯に電話がかかってきます。
SH「絵は贋作だ。
贋作なんだ。それがウッドブリッジとケアンズを殺した理由だ。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/3e/81fd3df78f938216e3612fc407ffd60d.jpg)
しかし相手は何の反応も示しません。
SH「Oh, come on. 証明してるだろう。絵は贋作。事件は解決。僕は解明したんだ。
絵は贋作。それが答えだよ。それが殺人の動機だ。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f4/bce4286324ff21d1cfea2362bf6bdd5c.jpg)
シャーロックは早口で捲し立てますが反応がないので、一呼吸おいたあとに
「わかった、証明するよ。時間がほしい。時間をくれないか?」と言います。
その瞬間、子どもの声でカウントダウンが始まりました。
「10... 」
カウントダウンが始まった瞬間にシャーロックは絵に集中します。
GL「子どもの声だよ。何て事だ。」
JW「彼はなんて?」
SH「「10」だ。」
「9・・・」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/78/1abb1797a1f3d399f7e13335f9faa939.jpg)
SH「カウントダウンだよ。時間をくれたんだ。
絵は贋作だけど、どうやってそれを証明する?How? How?」
「8・・・」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/89/fe9af546fcf00da7db912e58da4d984a.jpg)
シャーロックはミス・ウェンセスラスに向かって叫びます。
SH「子どもが死ぬんだぞ。なぜ贋作なのか教えてくれ。教えるんだ!」
※いつもゲームを楽しんでいるはずのシャーロックが他人に教えろって言ってるんですよね。
プライドを捨ててまで子どもを救うために答えを求めるシャーロック。
それはやっぱりジョンに怒られたからなのかもしれません。
「7・・・」
SH「いや、ダメだ。何も言うな。僕が自力で解明しないと。」
そして再び絵に集中。
SH「絶対にできる。目の前に答えがあるんだ。」
「6・・・」
JW「Come on. 」
SH「ウッドブリッジはわかっていた。なぜわかった?」
「5・・・」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/f6/d64342ed3086f1d6befaf362a91c3429.jpg)
GL「スピードが上がってるぞ!」
JW「シャーロック!」
突然シャーロックが叫びます。
SH「Oh! 」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/01/81134b7000dd55d2cd9bae8d6c8e81ff.jpg)
「4・・・」
SH「プラネタリウムだ!君も聞いていただろう。ああ、なんて素晴らしい。なんて見事なんだ!」
そう言いながらジョンに携帯を渡すと嬉しそうに歩き出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/b5/6a18ccc1b5d7d82143f3261da0f08689.jpg)
「3・・・」
JW「何が素晴らしいんだよ?」
SH「This is beautiful. I love this! 」
「2・・・」
GL「Sherlock! 」
レストレードが叫んだところでシャーロックは再び携帯を手にすると答えを言います。
「ヴァン・ビューレン超新星!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/47/a93090c7a432bafb2c4c31884e5e9220.jpg)
一瞬の静けさのあと、子どもの声がします。
「お願い、誰かいる?僕を助けて!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/58/1351247e6e5bb8f59f62cac5b841b046.jpg)
シャーロックはほーっと息を吐くとレストレードに携帯を渡します。
SH「あの子を探し出して連れて帰ってくれ。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/2d/cc47e367aec9044abf422a0506fd97ee.jpg)
そしてずっと目を丸くしているジョンを見たあと説明をします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/51/bfafe5b4b7bdc015efa3121a539aa251.jpg)
SH「ヴァン・ビューレン超新星。星の爆発だ。1858年にだけ現れたんだ。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/a4/a6608f9f8a271666b375bdc4ad1a3565.jpg)
シャーロックはそれだけ言うと立ち去ります。
ジョンも嬉しそうに絵を見ながら言います。
JW「なら、どうして1640年に描くことができたんだろうね。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/6f/b9fb01ce2e7bbe05810cf0dbe297a7b1.jpg)
ジョンの携帯にメッセージが入ります。
My patience is wearing thin.
(堪忍袋の緒が切れかけている。)
Mycroft Holmes
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ad/194ef3c228a27f39275370609bf8986f.jpg)
JW「Oh Sherl... 」
ジョンが
シャール
って!
シャール
って!!
「シャール」や「シャーリー」って呼び方がかわいくてすごく好きなんですけど
BBC版では誰も呼ばなくてさみしかったんです。
でも、ジョンが!(しつこい)
マイクロフトもいつかは「シャーリー」って呼んでね。
スコットランドヤードでミス・ウェンセスラスの事情聴取が始まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/d4/2cf4518616eb45fc59e13a5af8fa1e32.jpg)
※この場面のシャーロックの美しさといったらもうねー。
SH「興味深いよ。ボヘミアの封筒にプラハの伝説に因んだ名前の暗殺者、
そして君だ、ミス・ウェンセスラス。すべてのケースにはっきりとチェコの存在がある。
そこからこれを指示しているのか?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/65/1f3fdbb3992f71a234aa2a23b87f7f0a.jpg)
シャーロックの質問にも何も答えません。
SH「容疑は?警部。」
GL「そうだな・・・共同謀議、詐欺、少なくとも事後共犯になる。老婦人の殺人にフラットにいた全員が・・・」
レストレードが罪状を並べているとミス・ウェンセスラスが口を開きます。
MW「私は何も知らない!何もかも知らないのよ。信じて。」
シャーロックは彼女の言葉に嘘がない事を確かめレストレードに向かってうなずきます。
MW「3000万ポンドの分け前が欲しかっただけなの。
アルゼンチンで小柄な老人を見つけ出したの。天才よ。つまり、完璧な筆遣いで誰もが騙されたわ。
ほとんどの人がね。
だけど絵が贋作ではないと、どうやって世界に示すのか知らなかったのよ。
ただのアイデアだったのに彼が炎に風を吹き付けて拍車をかけた。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/1d/b5c05a456be5dbfe7d7c7e956d6a6032.jpg)
SH「誰が?」
MW「知らないの。
本当よ。時間をかけてやっと接触できたのは彼の手下だった。」
彼女の話にシャーロックは次第に前に乗りだしていきます。
MW「直接の接触は全然なかった。メッセージだけで・・・ささやき声の。」
SH「そのささやき声の名前は?」
彼女はしばらく戸惑うように無言でしたがやがて名前を言います。
MW「モリアーティ。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/47/232fadf37e6678dd3b3a23cae2a27a6e.jpg)
その名前を聞いたシャーロックは再び椅子に沈み込み、思考に入るように尖塔のポーズをします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/30/8caa6b776d25134fb61a72337cffb0ad.jpg)
尖塔のポーズは自信を現すポーズなんだそうです。
続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/5f/4abdfbef59d9666ef466c4404d691ce1.jpg)
Directed by Paul McGuigan
Written by Mark Gatiss
翌朝、ヒックマンギャラリー。
フェルメールの絵の前でシャーロックはネットで検索をしています。
「フェルメールの筆遣い」「色素分析」「キャンバス劣化」「UVライトのダメージ」
「デルフト スカイライン、1600年」「フェルメール 影響」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/61/f3607b7105ef00ebeb6a0ef41709387c.jpg)
SH「フェイクだよ、間違いない。」
MW「あの絵はその分野でも有名なテストの対象になっているのよ。」
SH「非常に良く出来た贋作なんだ。
君が知らないはずはない。君が関わっているんじゃないのか?」
MW「時間の無駄よ、警部。あなたの目で確認して、友人たちを追い払ってくださいますか?」
その時、ピンクの携帯に電話がかかってきます。
SH「絵は贋作だ。
贋作なんだ。それがウッドブリッジとケアンズを殺した理由だ。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/3e/81fd3df78f938216e3612fc407ffd60d.jpg)
しかし相手は何の反応も示しません。
SH「Oh, come on. 証明してるだろう。絵は贋作。事件は解決。僕は解明したんだ。
絵は贋作。それが答えだよ。それが殺人の動機だ。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f4/bce4286324ff21d1cfea2362bf6bdd5c.jpg)
シャーロックは早口で捲し立てますが反応がないので、一呼吸おいたあとに
「わかった、証明するよ。時間がほしい。時間をくれないか?」と言います。
その瞬間、子どもの声でカウントダウンが始まりました。
「10... 」
カウントダウンが始まった瞬間にシャーロックは絵に集中します。
GL「子どもの声だよ。何て事だ。」
JW「彼はなんて?」
SH「「10」だ。」
「9・・・」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/78/1abb1797a1f3d399f7e13335f9faa939.jpg)
SH「カウントダウンだよ。時間をくれたんだ。
絵は贋作だけど、どうやってそれを証明する?How? How?」
「8・・・」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/89/fe9af546fcf00da7db912e58da4d984a.jpg)
シャーロックはミス・ウェンセスラスに向かって叫びます。
SH「子どもが死ぬんだぞ。なぜ贋作なのか教えてくれ。教えるんだ!」
※いつもゲームを楽しんでいるはずのシャーロックが他人に教えろって言ってるんですよね。
プライドを捨ててまで子どもを救うために答えを求めるシャーロック。
それはやっぱりジョンに怒られたからなのかもしれません。
「7・・・」
SH「いや、ダメだ。何も言うな。僕が自力で解明しないと。」
そして再び絵に集中。
SH「絶対にできる。目の前に答えがあるんだ。」
「6・・・」
JW「Come on. 」
SH「ウッドブリッジはわかっていた。なぜわかった?」
「5・・・」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/f6/d64342ed3086f1d6befaf362a91c3429.jpg)
GL「スピードが上がってるぞ!」
JW「シャーロック!」
突然シャーロックが叫びます。
SH「Oh! 」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/01/81134b7000dd55d2cd9bae8d6c8e81ff.jpg)
「4・・・」
SH「プラネタリウムだ!君も聞いていただろう。ああ、なんて素晴らしい。なんて見事なんだ!」
そう言いながらジョンに携帯を渡すと嬉しそうに歩き出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/b5/6a18ccc1b5d7d82143f3261da0f08689.jpg)
「3・・・」
JW「何が素晴らしいんだよ?」
SH「This is beautiful. I love this! 」
「2・・・」
GL「Sherlock! 」
レストレードが叫んだところでシャーロックは再び携帯を手にすると答えを言います。
「ヴァン・ビューレン超新星!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/47/a93090c7a432bafb2c4c31884e5e9220.jpg)
一瞬の静けさのあと、子どもの声がします。
「お願い、誰かいる?僕を助けて!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/58/1351247e6e5bb8f59f62cac5b841b046.jpg)
シャーロックはほーっと息を吐くとレストレードに携帯を渡します。
SH「あの子を探し出して連れて帰ってくれ。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/2d/cc47e367aec9044abf422a0506fd97ee.jpg)
そしてずっと目を丸くしているジョンを見たあと説明をします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/51/bfafe5b4b7bdc015efa3121a539aa251.jpg)
SH「ヴァン・ビューレン超新星。星の爆発だ。1858年にだけ現れたんだ。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/a4/a6608f9f8a271666b375bdc4ad1a3565.jpg)
シャーロックはそれだけ言うと立ち去ります。
ジョンも嬉しそうに絵を見ながら言います。
JW「なら、どうして1640年に描くことができたんだろうね。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/6f/b9fb01ce2e7bbe05810cf0dbe297a7b1.jpg)
ジョンの携帯にメッセージが入ります。
My patience is wearing thin.
(堪忍袋の緒が切れかけている。)
Mycroft Holmes
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ad/194ef3c228a27f39275370609bf8986f.jpg)
JW「Oh Sherl... 」
ジョンが
シャール
って!
シャール
って!!
「シャール」や「シャーリー」って呼び方がかわいくてすごく好きなんですけど
BBC版では誰も呼ばなくてさみしかったんです。
でも、ジョンが!(しつこい)
マイクロフトもいつかは「シャーリー」って呼んでね。
スコットランドヤードでミス・ウェンセスラスの事情聴取が始まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/d4/2cf4518616eb45fc59e13a5af8fa1e32.jpg)
※この場面のシャーロックの美しさといったらもうねー。
SH「興味深いよ。ボヘミアの封筒にプラハの伝説に因んだ名前の暗殺者、
そして君だ、ミス・ウェンセスラス。すべてのケースにはっきりとチェコの存在がある。
そこからこれを指示しているのか?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/65/1f3fdbb3992f71a234aa2a23b87f7f0a.jpg)
シャーロックの質問にも何も答えません。
SH「容疑は?警部。」
GL「そうだな・・・共同謀議、詐欺、少なくとも事後共犯になる。老婦人の殺人にフラットにいた全員が・・・」
レストレードが罪状を並べているとミス・ウェンセスラスが口を開きます。
MW「私は何も知らない!何もかも知らないのよ。信じて。」
シャーロックは彼女の言葉に嘘がない事を確かめレストレードに向かってうなずきます。
MW「3000万ポンドの分け前が欲しかっただけなの。
アルゼンチンで小柄な老人を見つけ出したの。天才よ。つまり、完璧な筆遣いで誰もが騙されたわ。
ほとんどの人がね。
だけど絵が贋作ではないと、どうやって世界に示すのか知らなかったのよ。
ただのアイデアだったのに彼が炎に風を吹き付けて拍車をかけた。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/1d/b5c05a456be5dbfe7d7c7e956d6a6032.jpg)
SH「誰が?」
MW「知らないの。
本当よ。時間をかけてやっと接触できたのは彼の手下だった。」
彼女の話にシャーロックは次第に前に乗りだしていきます。
MW「直接の接触は全然なかった。メッセージだけで・・・ささやき声の。」
SH「そのささやき声の名前は?」
彼女はしばらく戸惑うように無言でしたがやがて名前を言います。
MW「モリアーティ。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/47/232fadf37e6678dd3b3a23cae2a27a6e.jpg)
その名前を聞いたシャーロックは再び椅子に沈み込み、思考に入るように尖塔のポーズをします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/30/8caa6b776d25134fb61a72337cffb0ad.jpg)
尖塔のポーズは自信を現すポーズなんだそうです。
続きます。
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