「ベルグレービアの醜聞」
Directed by Paul McGuigan
Written by Steven Moffat
Previous→The Great Game
Next→The Hounds of Baskerville
廊下でひとりたたずむシャーロックのそばにたち煙草を1本差し出します。
MH:1本だけ。
SH:なぜ?
MH:Merry Christmas.
シャーロックはマイクロフトの手から煙草をとります。
SH:法律で屋内は禁煙だろう?
マイクロフトが出したライターでシャーロックがたばこに火をつけます。
MH:ここはモルグだ。ダメージは限られている。
煙をはくシャーロック。
MH:なぜ彼女の死がわかったのだ?
SH:彼女が所有しているアイテムだよ。彼女はそれに頼って生きていると言っていたが
それを手放すことを選んだんだ。
MH:そのアイテムは今どこに?
突き当りの部屋で誰かの死を嘆く人たちが見えます。
SH:見ろよ。彼らはあんなにも気にかけているのに。
僕たちは何かがおかしいと考えた事はあるか?
MH:あらゆる命は終わる。あらゆる心は傷つく。
思いやりは有益ではないよ、シャーロック。
シャーロックは煙をはきながら言います。
SH:ロータールだな。
MH:だが、お前は彼女の事をほとんど知らないだろう。
マイクロフトの言葉に鼻で笑ってシャーロックは出口に向かいます。
SH:Merry Christmas, Mycroft.
MH:And a happy New Year.
シャーロックが去るとマイクロフトはジョンに電話をします。
MH:帰ったぞ。何か見つかったか?
JW:いや。彼はたばこを吸った?
MH:Yes.
JW:Shit.
(ハドソンさんに向かって)帰ってきますよ。10分後だ。
Mrs.H:ベッドルームにも何もなかったわ。
JW:シロじゃないのか。思い当たるところ全部探したぞ。本当に今夜は危険なのか?
MH:わからない。彼と一緒にいてくれないか、ジョン。
JW:僕にも予定がある。
MH:ダメだ。
JW:マイクロフト・・・マ・・・
マイクロフトは一方的に電話を切ります。
ジョンはジャネットの隣に座ります。
JW:本当にごめん。
Janet:私の友達はあなたのことを誤解してるわ。
JW:は?
Janet:あなたは最高のボーイフレンドだって。
JW:・・・・うん、その通りだよ。・・・僕は最高だってずっと思ってた。
Janet:シャーロック・ホームズはラッキーな男ね。
JW:ジャネット、頼むよ。
Janet:本心よ。心温まる話よね。あなたは彼のためなら何でもする。
彼はあなたのガールフレンドの見分けさえつかないのに。
ジャネットはコートを着て帰り支度を始めます。
JW:違うよ、僕は君のためなら何でもするんだ。
僕がやってなかった事を言ってみてくれ。頼むよ。
Janet:シャーロック・ホームズと競う気はないわ。
JW:僕は君のために犬の散歩もする。言っただろう。僕は犬の散歩だってするんだ。
Janet:私、犬は飼ってないわ!
JW:いや、そうか、前の彼女だった。OK。
Janet:Jesus!
ジャネットはバッグを手にすると帰っていきます。
JW:電話するよ。
Janet:No!
JW:Okay.
黙って見送り部屋に戻るとハドソンさんが追い打ちをかけます。
Mrs.H:ああいうのはあまりよくないんじゃないの?
夜も更けジョンはずっと本を読みながらシャーロックを待ちます。
シャーロックが帰ってきました。
JW:あれ、帰ったのか。
シャーロックはリビングルームを見回します。
JW:大丈夫か?
シャーロックは返事はせずに部屋に向かいます。
SH:僕の靴下の分類をめちゃくちゃにしてないだろうな。
シャーロックの一言にダメ息のジョンでした。
続きます。
落ち込んでいても、ジョンたちが探し物をしていたのはわかるんですね。
今回はマイクロフトとの会話がちょっと深いし、
ジャネットとジョンの応酬も面白かったです。
マイクロフトのセリフ。
「あらゆる命は終わる。あらゆる心は傷つく。思いやりは有益ではないよ、シャーロック。」
All lives end. All hearts are broken.Caring is not an advantage, Sherlock.
このセリフはゲイティス御大自身もお気に入りのセリフで
ファンメイドの動画でもよく見かけました。(私も使いました・・・)
そして、マイクロフトのセリフはシャーロックのこのセリフに対する言葉です。
「彼らはあんなにも気にかけているのに。僕たちは何かがおかしいと考えた事はあるか?」
They all care so much. Do you ever wonder if there’s something wrong with us?
ホームズ家の過去を匂わせる思わせぶりなセリフでしたが・・・・・
兄は何度となくシャーロックに感情を持つなと教えていました。
シャーロックのあの性格はそんな兄の教えも一因しているのかなと思った事もありました。
なぜ兄がそんな事をシャーロックに言わなければならなかったのか・・・
その原因を考えるのも面白く、そんな二次小説もたくさん生まれました。
結局、こういうのはほんのりと匂わすだけに留めておいた方が良いの見本になってしまいました。
最近愚痴っぽくて本当にすみません。
Directed by Paul McGuigan
Written by Steven Moffat
Previous→The Great Game
Next→The Hounds of Baskerville
廊下でひとりたたずむシャーロックのそばにたち煙草を1本差し出します。
MH:1本だけ。
SH:なぜ?
MH:Merry Christmas.
シャーロックはマイクロフトの手から煙草をとります。
SH:法律で屋内は禁煙だろう?
マイクロフトが出したライターでシャーロックがたばこに火をつけます。
MH:ここはモルグだ。ダメージは限られている。
煙をはくシャーロック。
MH:なぜ彼女の死がわかったのだ?
SH:彼女が所有しているアイテムだよ。彼女はそれに頼って生きていると言っていたが
それを手放すことを選んだんだ。
MH:そのアイテムは今どこに?
突き当りの部屋で誰かの死を嘆く人たちが見えます。
SH:見ろよ。彼らはあんなにも気にかけているのに。
僕たちは何かがおかしいと考えた事はあるか?
MH:あらゆる命は終わる。あらゆる心は傷つく。
思いやりは有益ではないよ、シャーロック。
シャーロックは煙をはきながら言います。
SH:ロータールだな。
MH:だが、お前は彼女の事をほとんど知らないだろう。
マイクロフトの言葉に鼻で笑ってシャーロックは出口に向かいます。
SH:Merry Christmas, Mycroft.
MH:And a happy New Year.
シャーロックが去るとマイクロフトはジョンに電話をします。
MH:帰ったぞ。何か見つかったか?
JW:いや。彼はたばこを吸った?
MH:Yes.
JW:Shit.
(ハドソンさんに向かって)帰ってきますよ。10分後だ。
Mrs.H:ベッドルームにも何もなかったわ。
JW:シロじゃないのか。思い当たるところ全部探したぞ。本当に今夜は危険なのか?
MH:わからない。彼と一緒にいてくれないか、ジョン。
JW:僕にも予定がある。
MH:ダメだ。
JW:マイクロフト・・・マ・・・
マイクロフトは一方的に電話を切ります。
ジョンはジャネットの隣に座ります。
JW:本当にごめん。
Janet:私の友達はあなたのことを誤解してるわ。
JW:は?
Janet:あなたは最高のボーイフレンドだって。
JW:・・・・うん、その通りだよ。・・・僕は最高だってずっと思ってた。
Janet:シャーロック・ホームズはラッキーな男ね。
JW:ジャネット、頼むよ。
Janet:本心よ。心温まる話よね。あなたは彼のためなら何でもする。
彼はあなたのガールフレンドの見分けさえつかないのに。
ジャネットはコートを着て帰り支度を始めます。
JW:違うよ、僕は君のためなら何でもするんだ。
僕がやってなかった事を言ってみてくれ。頼むよ。
Janet:シャーロック・ホームズと競う気はないわ。
JW:僕は君のために犬の散歩もする。言っただろう。僕は犬の散歩だってするんだ。
Janet:私、犬は飼ってないわ!
JW:いや、そうか、前の彼女だった。OK。
Janet:Jesus!
ジャネットはバッグを手にすると帰っていきます。
JW:電話するよ。
Janet:No!
JW:Okay.
黙って見送り部屋に戻るとハドソンさんが追い打ちをかけます。
Mrs.H:ああいうのはあまりよくないんじゃないの?
夜も更けジョンはずっと本を読みながらシャーロックを待ちます。
シャーロックが帰ってきました。
JW:あれ、帰ったのか。
シャーロックはリビングルームを見回します。
JW:大丈夫か?
シャーロックは返事はせずに部屋に向かいます。
SH:僕の靴下の分類をめちゃくちゃにしてないだろうな。
シャーロックの一言にダメ息のジョンでした。
続きます。
落ち込んでいても、ジョンたちが探し物をしていたのはわかるんですね。
今回はマイクロフトとの会話がちょっと深いし、
ジャネットとジョンの応酬も面白かったです。
マイクロフトのセリフ。
「あらゆる命は終わる。あらゆる心は傷つく。思いやりは有益ではないよ、シャーロック。」
All lives end. All hearts are broken.Caring is not an advantage, Sherlock.
このセリフはゲイティス御大自身もお気に入りのセリフで
ファンメイドの動画でもよく見かけました。(私も使いました・・・)
そして、マイクロフトのセリフはシャーロックのこのセリフに対する言葉です。
「彼らはあんなにも気にかけているのに。僕たちは何かがおかしいと考えた事はあるか?」
They all care so much. Do you ever wonder if there’s something wrong with us?
ホームズ家の過去を匂わせる思わせぶりなセリフでしたが・・・・・
兄は何度となくシャーロックに感情を持つなと教えていました。
シャーロックのあの性格はそんな兄の教えも一因しているのかなと思った事もありました。
なぜ兄がそんな事をシャーロックに言わなければならなかったのか・・・
その原因を考えるのも面白く、そんな二次小説もたくさん生まれました。
結局、こういうのはほんのりと匂わすだけに留めておいた方が良いの見本になってしまいました。
最近愚痴っぽくて本当にすみません。
なんでなのかなあ。S3のファミリー路線への転換は、見直すほどに納得できない。なにがあったか、それだけでもせめて教えておくれよ、モファティス・・・
テレビ放送は見てなかったマイミクの友人が、最近ディスク買ってS4を見て、上げてる不満点が全部「激しく同意」でした。彼女はロンドンに長くいたので、風景とかバスのシートの柄とか、懐かしかったといってましたが、それくらいしか誉めるところがないと。
「SHERLOCK」だから仕方ないけど…このドラマ、ジョンの設定の説明が不足すぎる!!!
お帰りなさい。いろいろ大変でしたね。
ともかくご無事の帰国で何よりです。
私も激しく同意です!シリーズ屈指の名場面だと思います。
この薄暗い雰囲気も良いですよね。
S3は全体的に明るくなってしまったのがちょっと残念だったりもしました。
先生が「方向転換」と仰っておりましたが今回あらためてそれを感じました。
何があったのでしょうね。
私は作家の思考などは知るよしもありませんが何があったのか知りたいです。
BBCのことだからポリコレがうるさくなって女性を前面に出したのかとも勘ぐっていましたが、
やはり裏をかく作戦の失敗なんでしょうか。
ご友人もハゲ同だったのですね。
バスのシートしか褒めるところがない、に笑ってしまいました。
視聴率もかなり悪かったようですし、ここは潔く失敗を認める・・・なんて事はしないでしょうね・・・
英国人のクリスマスのセーターはネタかと思うくらいダサいと思うのですが、
このジョンはかわいくて何か卑怯ですよね。
ベネさんが着たらどうなってしまうのか。(ファンです)
ジャネットチョイス説は思いつかなかったです。
ハリーだったりして(笑)
ジョンの説明不足は私も同感です。
「Sherlock」とはいえダブル主役だと言っているんだからもっと掘り下げてほしいですよね。
なんか中途半端です。
本当に、モルグのシーンは名場面ですね。この時点での“家族の暗い過去”は、絶対S4とは違うものだったはずだけど、ベネさんのご両親の地の雰囲気に合わせるとひどい父親像とか無理そうだし…やっぱり身内のイメージ優先と裏をかくのが最優先になってしまった結果の方向転換かなぁ…という気もします。
弟の前ではシビアに徹しつつ、すかさずジョンに電話するお兄ちゃん…いつのまにか、ジョンとの連携バッチリですね(笑)ダメージを受けて薬に手を出しそうな懸念があれば、シャーロックがなついているジョンを適材適所でちゃんと待機させる(有無を言わさず(笑))。このぐらいの気づかいがちょうどよかったのに~ちゃんと有能な人に見えるし。
せっかくのデートを潰されても結局はシャーロックを気遣うジョンにも、ホントに心が温まります。特別何かをするわけでなくても、そばにいてくれてさりげなく気遣ってくれる…それが内心嬉しくても、口から出るのはΓ靴下の分類をめちゃくちゃにしてないだろうな」な発言のソシオパス…のコンビが大好きだったんですけど…あ、私も相変わらず愚痴っぽくてすみません。
ジャネットとのやり取り、面白かったです。こんな会話を書いてくれるモファットさんの遊び心が好きだったのに…(涙)S4のDVD、いまだにどうしようか考え中で、もういいかなぁ…とか思ったり。字幕を確認したい気はするのですが、見るのにかなり精神力を消耗するので… まだしばしゴールデンDAYSに浸っていたい気分です~
こんばんは~
ベネさんのご両親も役者なのだから、ここはイメージとは違う役柄にしてもよかったと思いますよね。
確かにいつのまにか連携バッチリでしたね。かなり強引な連携ですけど(笑)
この頃のマイクロフトは絶好調でした。
適材適所も根回しもお兄ちゃんらしかったし。
そういえばシャーロックが薬に走ったきっかけって何だったのでしょうね。
この頃のジョンの気遣いには愛が感じられましたしシャーロックも何だかんだと甘えていましたね。
デートを潰され、寝ないで待っていてもありがとうも言わないなんて普通はブチ切れますよ(笑)
短気だしすぐ怒るけど、でもちゃんと大人なジョンです。
そっかー、デートより自分を優先してくれて気遣ってくれたジョンの対しての感謝の言葉がアレだったんですね(笑)
ツンデレなシャーロック最高です。
でもジョンにはちゃんと伝わってそうな感じがするのも良いんですよね。
モファットさんの遊び心、わかりますー!!
S3以降はそれもほとんど感じられなくなりましたね。
私はS4のDVDは多分買わないです。花嫁も買ってないです、そういえば・・・・
精神的に良くないですよね、気持ちよくわかります(涙)
思えばS3がギリギリでしたね。
まだまだゴールデンデイズです。