ここのところ不安定な天候が続いている。今日の空も雲に覆われているが時折陽ざしもある。そんななか捻畑(うつぎはた)という山地の集落へ向かい,その周辺を散策した。
ここではシロヨメナやノコンギク,ヤマジノギクなど白い花と,ヤクシソウやアキノキリンソウなど黄色い花とが競うように咲いている。そして,赤い実をつけたコバノガマカズミやサルトリイバラなどもあちこちで見かけた。今日の一枚は,これらのうちヤマジノギクとする。およそ3~4センチくらいの花をいっぱいつけていてお見事。
そしてもう一枚は,林の中で見かけた白い小さな花を穂状につけたサラシナショウマ(キンポウゲ科)とする。茎の長さはおよそ1メートル,穂の長さはおよそ30センチくらいである。北海道~九州に分布,落葉樹林内や草原などに生えるとのこと。一昨年秋,別の場所で出会って以来の久々の出会い。こちらでは数少ない貴重な存在かもしれない。