コショウノキ(胡椒の木)の花(ジンチョウゲ科)
一昨日夕刻から降り出した雨、昨日は一日中降った。その雨も今朝は上がり、お昼頃には薄日がさすほどに回復した。そんななか、午前中に所要を済ませ午後カメラ持って出かけた。ここのところ気温も高めに推移したことから、フデリンドウが咲きはじめたのではないだろうかと、Jeepで通称「八丁峠」方面に行ってみた。残念ながら空振りだったが、その代わり珍しいものに出会った。先端が4裂した筒状の白い小さな花をつけた「小低木」である。図鑑で調べたら、林下に生えるコショウノキ(胡椒の木)というジンチョウゲ科の「常緑小低木」と判明。その果実が胡椒のように辛いことからこの名があるらしい。そんなコショウノキを今日の一枚とする。峠方面に向かってしばらく進んでいると、淡緑色の花穂をいっぱいぶら下げた樹木を見かけた。これも図鑑で調べたところ、ヤシャブシ(夜叉五倍子)という名の落葉高木と判明。花穂もそうだが若葉がとても可愛い、これを今日のもう一枚とし、その近くで見かけた、筒形で先端が5裂した小さな小さな白い花をつけたサツマイナモリ(アカネ科)を加えての一枚とする。
ヤシャブシ(夜叉五倍子)の花
サツマイナモリ(アカネ科)・・・湿った林の下に生える。