デジカメ散歩日記

自然は四季折々我々を楽しましてくれる。とりわけ散歩道の野草花や野鳥たちの姿を観ていると時間の経つのもわすれる。

はじめて出会った木の花

2016年03月19日 | デジカメ散歩日記

コショウノキ(胡椒の木)の花(ジンチョウゲ科)

  一昨日夕刻から降り出した雨、昨日は一日中降った。その雨も今朝は上がり、お昼頃には薄日がさすほどに回復した。そんななか、午前中に所要を済ませ午後カメラ持って出かけた。ここのところ気温も高めに推移したことから、フデリンドウが咲きはじめたのではないだろうかと、Jeepで通称「八丁峠」方面に行ってみた。残念ながら空振りだったが、その代わり珍しいものに出会った。先端が4裂した筒状の白い小さな花をつけた「小低木」である。図鑑で調べたら、林下に生えるコショウノキ(胡椒の木)というジンチョウゲ科の「常緑小低木」と判明。その果実が胡椒のように辛いことからこの名があるらしい。そんなコショウノキを今日の一枚とする。峠方面に向かってしばらく進んでいると、淡緑色の花穂をいっぱいぶら下げた樹木を見かけた。これも図鑑で調べたところ、ヤシャブシ(夜叉五倍子)という名の落葉高木と判明。花穂もそうだが若葉がとても可愛い、これを今日のもう一枚とし、その近くで見かけた、筒形で先端が5裂した小さな小さな白い花をつけたサツマイナモリ(アカネ科)を加えての一枚とする。

ヤシャブシ(夜叉五倍子)の花

サツマイナモリ(アカネ科)・・・湿った林の下に生える。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする