網目模様の花を咲かせたイヨフウロ(フウロソウ科)
9月も中旬に入ったというのに今日も「35℃超えの猛暑日」だという。そんななか山地の集落・稔畑地区地区へ向かい同地区や奥地の小集落周辺の林の縁などを散策した。ゲンノショウコやヘクソカズラ、ヤマハギ、野菊などを撮り、奥地の集落にさしかかったところで、花弁に網目状模様のある花を数輪咲かせた植物を見かけた。昨年この場ではじめて見かけたイヨウフロという名のフウロソウ科の植物で、今年もその姿を見ることができた。これを今日の一枚とする。図鑑によると本州(東海地方以西)~四国・九州に分布し「山地の草地に生育する」とのこと。イヨ(伊予の国=現愛媛県)の名がついているので伊予地方の特産種のように聞こえるがそうではないらしい。引き続く奥地の小集落周辺では紫色の実をつけたコムラサキ、サワヒヨドリ、キガンピなどに出会ったので以下にこれらUPする。
キガンピ(ジンチョウゲ科/落葉低木)
小枝に紫色の実をつけたコムラサキ(クマツヅラ科/落葉低木)
サワヒヨドリ(キク科/フジバカマ属)
ヤマハギ
野菊(シラヤマギクであろうか)