サイヨウシャジン

   所要で秋吉台方面に出かけたことから，久々秋吉台に立ち寄り「長者ガ森」周辺を散策した。

  散策道へ入口付近でカワラケツメイを見かけたのをはじめ，その側ではオオニシキソウを見かけた。散策道のあちこちでカワラナデシコを見かけた。ここはカワラナデシコがとても多い。さらに歩をすすめていると，お気に入りのサイヨウシャジンに出会った。小さな釣鐘状の花をいっぱいつけている。

   今日の一枚はそんなサイヨウシャジン（キキョウ科／ツリガネニンジン属）とする。我が家近くの山地にも生え，これから晩秋にかけての長きにわたり楽しませてくれる。

  そしてもう一枚は，久々に出会ったカセンソウ（キク科／オグルマ属）とする。とする。これらのほか，ノアズキ，ツクシハギ，アキカラマツ，クネマバナ，オミナエシ，ヒヨドリバナ，サワヒヨドリ，シラヤマギクなどなど数多く野草たちに出会った。陽射しは強かったが，通り抜ける風はとても爽やかで秋の気配が・・・。散策道からの眺望を今日の三枚目に。

ガガイモ

   薄雲が出ていることから陽射しが幾分やわらかく感じる。そんななか，河川敷公園（平川地区）へ。川土手のあちこちで白い花をいっぱつけたセンニンソウを見かけた。河川敷の一面に生えているヒルガオも健在でピンクの花いっぱいつけている。

  川土手に生えている小木に絡んで茎を伸ばし，その節々に蕾をいっぱいつけ，数輪，毛の多い特色ある花を咲かせている「つる性植物」を見かけた。カガイモである。これを今日の一枚とする。

キンミズヒキ

   朝の散歩は「兄弟山」(おとどいやま)近くの山林道へ。ここも適度な日陰があり，林の中や谷間から時折冷えた風が通り抜けていく。

  蝉たちも競うように鳴いているが，その主役は平地ではアブラゼミやクマゼミだが，山地ではミンミンゼミやツクツクボウシに替る。そんなセミたちの鳴き声を聞きながら奥へ奥へと歩をすすめる。ここにもクサギが多く，いま真っ盛り。草地でヤブランが顔を出している。そのすぐ側ではフユイチゴが。これらのほか黄色い花をいっぱいつけたキンミズヒキをあっちでもこっちで見かけたので今日の一枚とする。

ゲンノショウコ

   連日の猛暑。日中の「最高気温」が体温を超すという異常事態が続き，昨日の山口市の最高気温は３８．４度を記録したと報じている。

  そんななか，朝の散歩は山地の集落（岩杖地区）へ。谷川沿いを奥へ奥へと歩をすすめる。時折，林の中から冷えた風が通り抜けていきとても心地よい。

  道端のあちこちでゲンノショウコが咲いているのを見かけた。場所によっては白色も見かけるが紅紫色が主流である。

  今日の一枚はそんなゲンノショウコとする。 山田の畦に幾種類かの草が生えているなか，径が１センチくらいの白い花をつけた草を見かけた。タカサブロウである。これを今日の二枚目とする。

  これらのほか，キンミズヒキ，ヌスビトハギ，ヨメナ，クズ，キツネノマゴ，そして今日もカワラナデシコに出会った。

オトコエシ＆クサギ

  今日も真夏の太陽がギラギラで，日中の最高気温が３７度にもなると報じている。そんななか，山地の集落，通称「天花畑」(てんげはた)地区の山道へ。

  まず目にはいったのは，真っ白い小さな集団花をつけたオトコエシ(オミナエシ科)である。ひとつひとつの花径は３～４ｍｍくらいで花冠は５裂している。今日の一枚はそんなオトコエシとする。その近くでは，クサギ，ヌスビトハギやキンミズヒキ，米粒ほどの小さな小さな花をつけだしたミズヒキなどを見かけた。これらのうちクサギを今日のもう一枚とする。