花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

ナツズイセン -ヒガンバナ科の仲間

2017-08-20 | 花の写真

長い雨の日が続きなかなか散歩も渋りがちですが、凝りもせず谷地川沿いに行って来ました。

☆ ナツズイセン(夏水仙)

▲ヒガンバナ科ヒガンバナ(リコリス)属、中国原産、多年草、

葉がスイセンに似て、花が夏咲くからナツズイセン、又花期には葉が枯れてないので、ハダカユリ(裸百合)、マジックリリーとも、

リコリスの仲間は多く、ナツズイセンはリコリス・スプレンゲとリコリス・ストラミネアの交配種ですが、スプレンゲは花弁にうっすらとブルーが入るのが特徴ですので、写真ではブルーが見られますのでリコリス・スプレンゲに近いと思われます。

☆ キツネノカミソリ(狐の剃刀)

▲ヒガンバナ科ヒガンバナ属、多年草、

花の名前の由来は葉(早春に伸びだし夏には枯れる)がカミソリに似て、花の色が狐の体色をイメージと言われていますが、私はそれよりはるかに赤く見えますが、似た花にオオキツネノカミソリがあるが、こちらはオシベとメジベが花びらより長く飛び出しているので、区別が出来る。

☆アルストロメリア

▲ヒガンバナ科アルストロメリア属、(分類体系によりユリ科、ユリズイセン科としている)南米原産、別名:ユリズイセン

切り花でお馴染みの花ですが、種類が多く、オランダを中心に品種改良が盛んで新しい品種が生まれている。(写真はハイブリッド種)

尚、昆虫を誘う為に斑点やラインが特徴です。他の花でも中心部に向かってラインや色付けは昆虫を誘導する為と言われている。

☆ ヒメノカリス・フェスタリス(マクロステファナ)

▲ヒガンバナ科ヒメノカリス属、中南米、インド諸島原産、多年草、

撮影場所:長江寺前

ヒメノカリスの仲間は多いが、花の後ろからクモの足のような6本のとびだした花弁が特徴で、英名では、スパイダーリリーと言われている。

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