似た花で花の名前が取違い易い花の一つに”センニンソウ”と”ボタンヅル”が有ります。
☆センニンソウ & ボタンヅル
どちらがどうだか別々に花だけ見て名前を直ぐに言える人は花に詳しいですね、
ヒントは葉の形と名前の由来を知ると覚え易いです。
▲左 センニンソウ(仙人草) ▲右 ボタンヅル (牡丹蔓)
・キンポウゲ科センニンソウ属、 ・キンポウゲ科センニンソウ属、
・雌しべ8個に雌しべ多数、萼片は4枚 ・雌しべは数ん個雄しべは多数
・葉は全縁で先は尖り卵状楕円形が普通 ・小葉に切れ込みがあり不揃いの鋸葉
(白い色の花弁でなく萼片です、センニンソウは雄しべが萼片より短く、ボタンヅルは同じか
少し長い、 ボタンヅルは花色がややクリーム色で僅かに小さい)
細かい点の違いより、花の名前の由来を知れば納得です。
センニンソウは果実に白い毛がありこれを仙人のヒゲに見立てた。
ボタンヅルは、写真のごとく葉の形が牡丹に似てつる性であることから。
蕾の先が尖ったほうがセンニンソウとかいろいろ有りますが、私は葉の形を見るのが一番かなと
思います。
因みに全草が毒草ですが、漢方薬に使われているとはこれいかに?
この葉は庭のクレマチスとソックリと思っていたらやはりキンポウゲ科センニンソウ属でした。
参考
▲センニンソウの果実 16/10/26撮影もう少し早ければ実ヒゲの根元に綿毛があります。
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