香味野菜のミョウガと山林等に生えるヤブミョウガです。
名にミョウガと付きますが、花は全然違います。
☆ ミョウガ(茗荷)
▲ショウガ科ショウガ属、東アジア原産、多年草、
香味野菜として、春の若芽はミョウガタケとして、秋はミョウガの子と呼び開花前のつぼみ状を薬味として用いる。
花は雌雄同株で雄しべ、雌しべがあるが実になることは殆どなく、地下茎を伸ばして繁殖する。
食用にする花穂の内部に開花前の蕾が3~12程度あり、花は1日で枯れて次から次へと咲く。
又、これを食べ過ぎると物忘れがひどくなるとの俗説があるが、学術的な根拠はなく、俗に釈迦の弟子で自分の名前札を付けたのも忘れる程の弟子が亡くなり、その墓の周りに生えたと言われる草で、名を荷うから茗荷とした民話に起因しているようです。
山の木陰に葉や茎がミョウガに似たハナミョウガがあるが、ミョウガと別のグループで、茎の先端にランのような美しい花を咲かせるものもある。
☆ ヤブミョウガ(藪茗荷)
黄色い葯がついているのが雄しべが目立つ両性花、ひげの様に1ぽん見えるのが雌しべの雌花、
▲ツユクサ科ヤブミョウガ属、多年草、
ミョウガに似た長楕円形の葉を互生し、葉の根元は茎を巻く葉鞘を形成する。
花は両性化と雄花があり、白い花弁が3枚,葉萼も白く3枚、雄しべ6本、雌しべ1本ある。
家の近くにも咲いている。昔、裏山を犬と散歩して窪地に降りて行ったら群れになって咲いていた。
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追加日 17/09/17
ミョウガと同じショウガ科の花としてハナシュクシャが有りますで追加する。
☆ ハナシュクシャ(花縮紗)
ミョウガ科シュクシャ属、インド、マレーシア原産、多年草、別名:ジンジャー、ジンジャーリリー、ホワイトジンジャー
花の形は見かけは、ラン科の花にやや似る、色は純白色、直径8~11cm、花全体に方向がある。
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