今回はクモ目に注目しました。
クモは昆虫ではありません、なぜなら昆虫の定義に当てはまらないからです。
昆虫は、頭部、胸部、腹部にまとまり、胸部に脚が3対6本あるのが一般的です。
クモは、頭部と胸部が融合し、脚が8本で昆虫ではない。
既に、17/09/18クモは昆虫ではない!を投稿済ですので、詳細は省略する。
まずこのクモに出合うのを今迄待っていました。
これを見てクモと言える人は、このブログを見ている人の中には多くいないでしょう。
このオナガグモを、撮るのは小さく細いのでコンデジでは難しいです。
ズームで拡大すると手振れでピンボケになってしまいます。
<クモ目>
▼オナガグモ ヒメグモ科 ♀ 20-30mm ♂ 12-25mm 5-8月、
腹部が非常に細長い、奇妙な体型のクモ。緑色型と褐色型がいる。
写真のものは2cm未満なのでメス?
写真のものは2cm未満なのでメス?
直線のクモ糸での曲芸師のようです。クモを食うクモとして知られている。
▼マミジロハエトリグモ ハエトリグモ科 ♀ 7-8mm ♂ 6-7mm
メスの頭胸部は黒色で後縁や側縁が灰白色。腹部は灰褐色で不明瞭な条紋がある。オスは、
頭胸部が光沢のある黒色で、前面によく目立つ白色の横帯がある。腹部は茶褐色。(写真はオスです)
←*メス(9/5追加)
▼クサグモの幼体 タナグモ科 成虫15-17mm
孵化したては頭胸は赤、腹が黒いツートンからー、成長に連れて色彩は変わってくる。
10mm程度、1ヶ月以上経過した幼体と思われる。
▼サツマノミダマシ コガネグモ科 ♀ 10mm前後 ♂ 8mm前後
中型のオニグモ類で、鮮やかな黄緑色で目立つ。
ワキグロサツマノミダマシとはそっくりで上から見ただけでは判別出来ず。
▼ワキグロサツマノミダマシ コガネグモ科 ♀ 9mm前後 ♂ 7mm前後
美しい緑色の丸い腹部を持ったクモ。腹部側面は黒褐色。
▼ジョロウグモ ジョロウグモ科 ♀ 20-30mm ♂ 6-10mm
腹部に黄色と暗青色の縞模様のある大きなクモ。
人家周辺から山間部まで、いたるところで普通に見られる。目の細かい複雑な円網を張る。
人家周辺から山間部まで、いたるところで普通に見られる。目の細かい複雑な円網を張る。
▼ナガコガネグモ コガネグモ科 ♀ 20-25mm ♂ 8-12mm
腹部に黄色と黒のこまかい縞模様がある大きなクモ。
▼ササグモ ササグモ科 大きさ ♀ 8-11mm ♂ 7-9mm
黄緑色~黄褐色で、腹部に赤色と白色の美しい模様があるクモ。
脚にはえている黒い毛が目立つ。
▼イオウイロハシリグモ キシダグモ科 ♀ 20-28mm ♂ 15mm前後
脚の長い大きなクモ。個体によって色彩変異が大きく、黄色や褐色の単色のもの、
褐色で体側に白い帯があるもの、黒褐色のまだら模様があるものなど様々。
▼シラヒゲハエトリ ハエトリグモ科 ♀ 8-10mm ♂ 7-9mm
灰色の毛におおわれ、体側が黒色のハエトリグモ。触肢に長い毛がはえていてヒゲのように見える。
▼ミスジハエトリ ハエトリグモ科 ♀ 7〜8mm、♂ 6〜7mm
白地に茶色の筋模様が特徴のハエトリグモ。 雌雄で斑紋が異なる。
♂では濃い茶色のはっきりとした模様があるが♀では淡く不明瞭なり 。(↓ ♂)
▼コアシダカグモ アシダカグモ科 ♀ 20-25mm ♂ 15-20mm
褐色で、全身にまだら模様がある徘徊性のクモ。脚には、小さな白点がある。
▼アシダカグモ アシダカグモ科 ♀ 25-30mm ♂ 15-20mm
人家内に住む、褐色の大きなクモ。夜行性で、夕刻から家屋内を徘徊し、ゴキブリなどを捕らえて食べる。
虫さんのパラリンピック選手のように3本脚で頑張っているクモもいます。
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