花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

マメ科の花達、ハギ、シロバナハギ、アレチヌスビトハギ、ノササゲ、ツルマメ、他

2019-09-11 | 花の写真
マメ科の花は、
独特の蝶のような形の花を持ち、豆状の果実と種子を作り、よく似た花ばかりですね!
野原・道端・畑地などに多く生える野草、雑草沢山ありますが、
近所の散歩で見つけたものから幾つか集めてみました。

 ▼ハギ(萩)
マメ科ハギ属、落葉広葉低木、花期:5月~9月、
萩はハギ属の総称です。
種類は非常に多く、ヤマハギ、キハギ、ツクシハギ、マルバハギ等は庭木に利用されている。
代表的なミヤギノハギは園芸品種と考えられている。
正直言ってハギの正式名称を見分ける知識がありませんので、ここではハギとしておきます。
自然の野山で撮った花ばかりです。

 ▼シロバナハギ(白花萩)    別名:シラハギ
マメ科ハギ属、落葉低木、花期:8月~10月、
ミヤギノハギの変種。ヤマハギにも白い花が混じるらしいが。

 ▼ヤブハギ(藪萩)
マメ科ヌスビトハギ属、多年草、花期:8月~9月、ヌスビトハギの変種。
ヌスビトハギとヤブハギは似ているが、
ヌスビトハギは、葉は茎の上部に付き、葉柄が短い、
ヤブハギは、葉は中部から下に集まって付き、葉柄が長い。
節果は2個は分かり易い。

 ▼アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
マメ科ヌスビトハギ属、1年草、北米原産、花期:7月~9月、
花は帯青紫色でヌスビトハギよりやや大きく長さ7~8mm、節果は3~5節が多い。
この花が近くではあちこちで咲いている。

 葉の形からこれもアレチヌスビトハギか?

 ▼フジカンゾウ(藤甘草)
マメ科ヌスビトハギ属、多年草、花期:8月~9月、
草丈50~150cmで毛がある、葉は7又は5小葉からなり、卵形から長楕円形。
花は長い総状花序で淡桃色8~10mm。
 
 ▼ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)
マメ科ササゲ属、つる性1年草、花期:8月~10月、
花は黄色で1.5~1.8cm。茎は3m以上にもなり、葉は互生、3出複葉、小葉は卵又は狭卵形。
ノアズキと花は非常によく似て竜骨弁と左翼弁の形状等が違うが、
別途の機会にもっと分かり易い写真で載せてみたい。

 ▼ノササゲ(野大角豆)
マメ科ノササゲ属、つる性多年草、花期:8月~9月、
花は総状に、淡黄色蝶形の花で長さ1.5~2cm、萼は筒形、豆果は倒披針形2~5cm。

 ▼ツルマメ
マメ科ダイズ属、つる性1年草、花期:8月~9月、
ダイズの原種と言われている。野原・道端・畑地などに多く生える野草、
葉腋に3個~4個、淡紅紫色の長さ5~8mmの蝶形花を咲かせる 。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー