花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

未熟の実(エゴノキ、アカメガシワ、サンショウ、ノブドウ、ツルウメモドキ、他)

2019-09-12 | 花の写真
実りの秋となれば、いろいろな木々は色付き果実も彩りが出てきます。
しかし果実から種子が取れる、秋深まるそれまでにはもうちょっと時間が必要ですが、
木々の今の実がどうなっているのか集めてみました。

 ▼エゴノキ(チシャノキ)  エゴノキ科エゴノキ属、
和名は、果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに由来する(サポニンを含む)

 ▼アカメガシワ  トウダイグサ科アカメガシワ属、雌雄異株、  雌花

 ▼サンショウ  ミカン科サンショウ属、雌雄異株、

 ▼ミツバウツギ  ミツバウツギ科ミツバウツギ属、
ウツギの名を持つ木は多いが、ミツバウツギ科では本種のみ、他の仲間はユキノシタ科。

 ▼ナツツバキ(夏椿)  ツバキ科ナツツバキ属、

 ▼メモドキ(梅擬き)  モチノキ科モチノキ属、雌雄異株、

 ▼コクサギ  ミカン科コクサギ属、(*なつみかんさんに名前を教えて頂きました感謝です)
葉は互生だが2対づつ左右に付く「コクサギ型葉序」と呼ばれる。

 ▼ニシキギ  ニシキギ科ニシキギ属、
ニシキギは紅葉や赤い実が美しい木です。
若い枝は緑色、やがてコルク質の翼(板状の突起)ができる

 ▼キササゲ  ノウゼンハレン科キササゲ属、実は豆果ではなくさく果です。
ササゲのような実をつけるからキササゲなのですが、ササゲはマメ科です。


 ▼ツルウメモドキ  ニシキギ科ツルウメモドキ属、雌雄異株、
秋に熟した真っ赤な実と黄色い仮種皮のコントラストが美しい、花より人気がある?

 ▼アオツヅラフジ   ツヅルフジ科アオツヅル属、
つるは左巻きで、5mくらいまで伸びます。

ノブドウ  ブドウ科ノブドウ属、 地方名でイヌブドウ、カラスブドウとも言う。

  ▼ヤマブドウ?   ブドウ科ブドウ属、雌雄異株、
ブドウ科の植物はどれも似通っていて区別が難しいです。
ツタ属、ノブドウ属、ブドウ属、ヤブガラシ属があります。
ヤブガラシ属の葉はチョット違う(5枚一組の形)ので直ぐに分かると思いますが、
種を特定するのに葉の違いを見るのは必要ですが、ブドウ科はほとんどは、
成熟しないと葉の最終的な形がわからないのです。
もしかしたらこの写真は蔦の実かもしれず?!

 ▼ミツバアケビ   アケビ科アケビ属、

 ▼マユミ(真弓)  ニシキギ科ニシキギ属、
若木のうちから花や赤い実をたくさん吊り下げる。ピンク色の果実が割れると、
鳥が好む赤い種子が現れる。葉も美しく紅葉する。

 ▼ガマズミ   レンプクソウ科ガマズミ属、

 ▼タラ(楤木)  ウコギ科タラノキ属、


 ▼アラカシ(ドングリ)   ブナ科コナラ属、
ドングリはブナ科の樹木でみられる、堅い実(堅果)の総称です。

 ▼アカシデ  カバノキ科クマシデ属、

果実も日一日と未熟からかわっていきます、
もうしばらくしたら彩りも良くなり本来の美しい実を見せてくれるでしょう。

9/13追加分です。
 ▼センダン  センダン科センダン属、
葉が落ちて黄色に色づいた果実を、枝にいっぱいつけている木が目立ちます。

 ▼ピラカンサ   バラ科トキワサンザシ属、
ピラカンサは、トキワサンザシ、タチバナモドキ、ヒマラヤトキワサンザシ等を
まとめてピラカンサと呼ばれている、最も扱いが多いトキワサンザシをピラカンサとしていることが多い。
「黄色いピラカンサ」とタチバナモドキは呼ばれますので、この実が黄色ならそれです。
ヒマラヤトキワサンザシは本種よりも全体に大振りで、実の数が多いのでやや違うかなと
くどくなりましたので、このへんで止めておきます。
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