花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

水辺にて、抽水植物と生き物、ポンテデリア・コルダータ、ウシガエル、他

2019-07-08 | 日記
   最近はハスの花の投稿も多くなりましたので、
   近所のお寺さんの池に行って見ようと思いたちました。
 
   見た景色は、ポンテデリア・コルダータが1面に覆いハスの葉も見えないくらいに、
 はびこっていました。

  ▼ポンテデリア・コルダータ
 ミズアオイ科ポンテデリア属、多年性抽水植物、北米東部原産、花期:5月~10月、
 ホテイアオイの仲間ですが、ホテイアオイは水に浮いていますが、本種は水中の土壌に
 根を付けます。
 ホテイアオイのような穂状花序に淡い青紫色の花を咲かせます 
  
  

我が家池のポンテデリア・コルダータは、今年1株だけ? 2個目がありまだ少し咲きそう
▲こんな水の中でネジバナも昨年は1個が今年は2個花が咲いてくれました。

 ハスは未だの様でしたが、近くの池で、ウシガエルを初めて撮りました。
 当然人が近づくと水の中に隠れてしまいます。

  ▼ウシガエル    別名:食用ガエル
アカガエル科アメリカアカガエル属、北米中東部原産、
もともとは日本に生息していなかったが、1920年前後に食用として持ち込まれた。
大型で極めて捕食性が強く、昆虫、ザリガニの他、小型の哺乳類、鳥、爬虫類、魚類、
口に入る大きさであればほとんどが餌となる。(特定外来生物)
大型(最大18cm)警戒心が強く、大きい割には動きが俊敏で捕獲は難しい。
オスの鳴き声が、牛の声を低くしたような鳴き声をあげる。
鼓膜の大きさも大きく、目の横方向に目の2倍近い大きさです。
   
▲水中から頭を僅かに出して警戒している、   ▲幼生(おたまじゃくし)写りが悪いが体長10cmに近い?

以前この場所で撮ったハナショウブ

水辺ついでに、カルガモが田んぼの畔で一休み、    
 
いつもカルガモがいる谷地川はご覧のようにアシ(ヨシ)が川幅一杯に生い茂り川が見えず。
  

▼ガマ ガマ科ガマ属、多年草抽水植物、    ▼オオアワガエリ  イネ科アワガエリ属、欧州原産、花粉症の原因。
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散歩中の野草花 7月、ハゼラン、イヌホウズキ、ワルナスビ、イタドリ、ノカンゾウ、他

2019-07-07 | 花の写真
 散歩中の花の中から野草花を拾い出してみました。
 
  ▼ハゼラン(爆蘭)
ハゼラン(スベリヒユ)科ハゼラン属、多年草、熱帯アメリカ原産、花期:8月~10月
茎の上部に細かく分岐してパラパラと花を付ける、花径6mm程の紫色の5弁花。
昼過ぎから三時頃から夕方まで花を咲かせるのでサンジソウ(三時草)とも呼ばれる。
     

  ▼アメリカイヌホオズキ
ナス科ナス属、1年草、北米原産、花期:7月~9月、
イヌホオズキ、アメリカイヌホオズキ、、テリミノホオズキが似て見分けが難しい、
一番実がなった時の形や照り具合で判断すのが分かりやすい、ここでは花びらの切れ込みが、
基部近くまであるのと、葉や茎に毛があること、小果柄が1カ所からでていること、
しかしよく見ると、1つだけずれた位置のも見られるがこれもありだそうでアメリカイヌホオズキとした。


 ▼ワルナスビ(悪茄子)     別名:オニナスビ、アレチナス 等、
ナス科ナス属、多年草、北米原産、花期:6月~10月、
茎の高さ0.5~1mで直立、節ごとにくの字形に曲がる、茎に鋭い刺があり、先端に花径約2cmの
淡紫色または白色の花を6~10個つける。液果は約1.5cmの球形で黄色に熟す。
       

 ▼イタドリ(虎杖)   別名:スカンポ
タデ科ソバカズラ(イタドリ)属、多年草、花期:8月~10月、雌雄異株。
荒れ地や斜面のどこにでも見られるが、花の色や毛の多少など変化が多い。
薬用植物で、秋に根を取り乾燥したものが虎杖根で、便秘、蕁麻疹などに煎じて使う。
和名は、疼(いた)みを取り去る効果があるので疼取りと名付けられた。
この写真はまだ花が咲き始めなのでよく分からないが、花から雄しべが飛び出して葯が見えるので雄株だと思います。

 ▼ムシトリナデシコ(虫取り撫子)
ナデシコ科マンテマ属、1~越年草、ヨーロッパ原産、花期:5月~7月、
花の付く節の下部分に粘液を分泌する、集散花序に紅色の小さな花を多数つける。
         

 ▼オカノトラノウ(丘虎の尾)
サクラソウ科オカトラノオ属、多年草、花期:7月~8月、
花穂が虎の尾の様だと言うことでこの名がある。
花穂は10~20cmで一方に片寄って白い花を多数付ける。

 ▼ノカンゾウ(野萱草)
ユリ科ワスレグサ属、多年草、花期:6月~8月、
野原や溝のやや湿った場所に咲く。葉の間から70cm位の太い茎を出しラッパ状の
橙赤色の花が10個ほど咲く。1日花で昼間でけ開く。
  ▼ヤブカンゾウ(藪萱草)
ユリ科ワスレグサ属、多年草、花期:6月~8月、
ノカンゾウとよく似ているが八重咲きです、半八重のもよく目にします。
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大型の植物タチアオイがいっぱい, ゼニアオイ、ムクゲ 等(アオイ科)

2019-07-05 | 花の写真
昨日の投稿でアブチロンがアオイ科だったとそこで、
今日はアオイ科の今頃どこでも目に付くタチアオイを集めてみました。
 
 ▼タチアオイ(立葵)   別名:ホリホック
アオイ科タチアオイ属、多年草(1年草)、花期:7月~8月、
様々な花色の一重咲き、八重咲きがある。
又、草丈は2~2.5m程度ですが、草丈1mの矮性種もある。
梅雨入り頃、花穂の下から咲き始めて順々に咲き上がり、花が終わるころに梅雨が
明けるといわれています。( この花だけ見れば梅雨明け間近いか?)
         
 
 
 
 
 
 
          
 
  ▼ゼニアオイ(銭葵)  別名:コモンマロー
 アオイ科ゼニアオイ(マロウ)属、  多年草、 ヨーロッパ原産、花期:6月~8月 、  
 ゼニアオイはウスベニアオイの変種で、ウスベニアオイとゼニアオイはよくにています。
ウスベニアオイは白地に薄紅色で、茎に毛があり、葉の切れ込みが深い違いがある。
花だけでは見分けが付かないくらいですが、これは茎は無毛で葉の切れ込みも浅い。
     
   
 
 ▼ムクゲ(槿)
アオイ科フヨウ(ハイビスカス)属、落葉低木、中国原産、花期:7月~9月、
夏には欠かせない花木の一つ、庭木や生け垣などに栽培されている。
普通は紅紫色であるが、白色、花の底が紅色のもの重弁などおおくの品種がある。
         
花木となるとフヨウの花がそっくりですが、今回は割愛する、以前投稿済17/8/29参照。
 
  アオイ科は魅力的な花が多いですが、オクラの花が遠くに見えました。
  ▼オクラ  アオイ科トロロアオイ属、実が食用でお馴染みですね。
       
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散歩途中で出合う花木達、ノウゼンカズラ、フクシ、アブチロン、ギンバイカ、他

2019-07-04 | 花の写真
 こちらは鬱陶しい梅雨空ですが、
 九州南部の豪雨被害はなんと言っていいのか、お気の毒です。
 出掛ける気にもならず、撮った写真の整理です。

 夏の花木と言えばこの花が思いだされます。
 ▼ノウゼンカズラ
ノウセンカズラ科ノウゼンカズラ属、落葉性つる植物、中国原産、花期:7月~8月、
夏の暑い間中、橙色或いは赤い色の大きな美しい花を咲かせる。
 

 ▼フクシア
アカバナ科フクシア属、常緑低木、中南米と西インド諸島原産、花期:4-7月、10-11月、
下向きに咲く上品な姿から、貴婦人のイヤリングと呼ばれる。
花形は一重から八重咲きと花の大きさなど多種多様です。
 

 ▼アブチロン・ヒブリドゥム(Abutilon hybridum)
アオイ科イチビ(アブチロン)属、常緑低木、、ブラジル原産、花期:6月~10月、
アブチロンと言えばウキツリボクの品種がよく出回っていますが、これはダルウィニ種と
ピクツム種との交雑種で、黄色はあまり見掛けませんでした。

 ▼ザクロ(柘榴)
ミソハギ科ザクロ属、落葉性小高木、花期:5月下旬~6月、原産地はよくわかっていない。
甘酸っぱい味わいが特徴のザクロ。「女性の果実」と呼ばれるほど、美容や健康によいとされているようです。
花に一重咲きと八重咲きがあります。これは八重咲きの為に実がなりません。
一重咲き(6枚の花弁)を「実ザクロ」、八重咲きを「花ザクロ」と言うようです。
ヤマブキの時にも書きましたが、八重咲きにするのは雄しべを花びらに変えている為。

 ▼モクゲンジ   別名:センダンバノボダイジュ、
ムクロジ科モクゲンジ属、落葉高木、花期:7月~8月、
遠くで高い木なので花をアップで撮ることができませんでした。

 ▼ギンバイカ(銀梅花)   別名:マートル
フトモモ科ギンバイカ属、常緑低木、地中海沿岸原産、花期:5月~6月、
芳香がある白い可愛い花を枝先に咲かせる。秋には黒っぽく熟す果実も芳香と甘味がある。

 ▼セイヨウニンジンボク(西洋人参木)
シソ科ハマゴウ属、落葉低木、ヨーロッパ南部原産、花期:7月~9月、
花には芳香があり、葉にも香りがあり、開花期も非常に長いのが特徴です

 ▼ブッドレア   和名:フサフジウツギ、 英名:バタフライブッシュ、
ゴマノハグサ(フジウツギ)科フジウツギ属、落葉低木、中国原産、花期:7月~10月、
日本にも自生のフジウツギがあるが、茎は横に伸長し花穂をつけると垂れ下がること
が多い、花も穂状花序の基部から上部順次さいていくが同時に咲く花が少ない。

▼アジサイ(アジサイ科) 緑色のアジサイ  ▼カシワバアジサイ 花が付き過ぎ?

 ▼シモクレン(紫木蓮)
モクレン科モクレン属、落葉低木、中国原産、花期:3月~4月、
あれモクレンは春咲きのはずなのに今咲き始めている、調べたら時には返り咲もあるとのこと、珍しいのかと思ったら結構至る所で花数は少ないが咲いていました。
毎年二期咲きするのもあるようです。
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つる性植物(6-7月)クラウンベッチ、宿根スイートピー、モミジバルコウソウ、他

2019-07-03 | 花の写真
 つる性の植物を集めてみました。

 ▼クラウンベッチ(コロニラ バリア) 別名:ツルレンゲ、タマザキクサフジ、
 マメ科コロニラ属、多年草、ヨーロッパ原産、花期:春~夏、
 花はレンゲ、葉はカラスノエンドウに似た植物で、雑草よけ、グランドカバーにと
 入ってきたようですが、広がりそうな気がしてそのうちにどこでもはびこりそう。
 

 ▼宿根スイートピー
マメ科レンリソウ属、多年草、地中海シチリア島原産、花期:6月~8月 
切り花で出回っているのは1年草のスイートピーで花も大きいが、この種は花期が遅く咲くのでサマースイートピーと呼ばれる。
茎や葉柄に立派な翼があるのはどちらも同じです。   
   

 ▼モミジバルコウソウ(ハゴロモルコウソウ)
ヒルガオ科ルコウソウ属、熱帯アメリカ原産、花期:7月~11月、
本来は多年草ですが、寒さで枯れる為に1年草です。
ルコウソウとマルバルコウソウの交雑種。花は赤で、花冠は5角形に開く。
  

 ▼トケイソウ(時計草) (別名:パッションフラワー)
トケイソウ科トケイソウ属、多年草、ブラジル原産、花期:6月~9月、
3つに分かれている雌しべが時計の針のようです。
トケイソウ属の果実栽培用をパッションフルーツと呼ばれている。
  

 ▼クレマチス   四季咲き、春咲き、夏~秋咲き、冬咲き等種類は多い。
キンポウゲ科センニンソウ属、多年草、北半球の各地に分布
イギリスでは、「つる性植物の女王」として親しまれているとか、



 つる性が出たのでここで、果実、野菜のも載せてしまいます。
 ▼スイカ(西瓜)
ウリ科スイカ属、アフリカ原産、収穫のピークは6月中旬から7月 
園芸分野では野菜として扱われますが、市場や栄養学上では果物として扱われています。  


 ▼キュウリ(胡瓜)
ウリ科キュウリ属、インド北部、ヒマラヤ山麓原産、
野菜の一種として食用にされる。

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少し色濃い花達ですが、ルドベキア、ハルシャギク、エキナセア、カンナ、他

2019-07-02 | 花の写真
 蒸し暑い時期になおさら鬱陶しく感じますが、我慢して下さい。
 これらの花も生き生きとしているんですから。

  ▼ルドベキア(キク科ルドベキア属)
   
▼ハルシャギク(コレオプシス) 草藪の中一面に、白はヒメジョオン
 
▼ルドベキア・ヒルタ             ▼ハルシャギク(キク科ハルシャギク属)

▼ エキナセア(ムラサキバレンギク) (キク科ムラサキバレンギク属)多年草、北米原産、(Echinaceaをエキナセアと呼ぶことにします。エキセアナで表示してるのも見受けるが)
 
    ▼エキナセア’バタフライキッス’
 

▼グラジオラス(夏咲き)  アヤメ科トウショウブ(グラジオラス)属,多年草、別名:オランダアヤメ


▼カンナ(カンナ科カンナ属の総称) 多様な種類がある。

 

▼ゴデチア  アカバナ科ゴデチア属、1年草、花期:5月~6月、

 ▼ユリ(ユリ科)昨日の清楚で美しいユリにはさすがにアップできませんでした。
  

 ▼サルビアとマリーゴールド   花壇小さな花もややケバイか?
     

  ▼ルドベキアとリアトリス(キク科ユリアザミ属) 畑に結構多く咲いている。
  

▼最後位は少し淡い色で、ダリア(キク科ダリア属)種類は多い。和名:テンジクボタン
  
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ユリ科の仲間に癒されて、

2019-07-01 | 花の写真
 百合の花
 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」の言葉があり
 美しい女性のことを言われています。

  立てば芍薬(ボタン科)  すらりと伸びた茎の先端に美しい花を、
   
  座れば牡丹(ボタン科)  横向きの枝に豪華な花を付ける、
   
  歩く姿は百合の花  しなやかな茎の先にうつむき加減の花が
   

  これらの花は一つ一つの花が美しいばかりでなく、
    牡丹は、5月頃、芍薬は、6月頃、 百合は6月~7月と
  順番に咲いて流れが出来ています。
  姿、形の美しさのみならず、美人が立ちあがり歩きだす流れの
  立ち居振る舞いの美しさを形容する言葉です。

  しかし、現在では容姿や外見が対象にしている為に、使う場所(職場)や使い方に
  注意が必要なようです。(言葉の使い方は難しいですね)

  以下、
  一面のキレイなユリ畑とはいきませんが、近くで見掛けたユリの花達です。
  我が家のヤマユリは未だ咲いていないが、これからはユリの季節ですね!

  ユリ(百合)
  ユリ科ユリ属多年草の総称です。
 一般に栽培されるのは、様々な種類を複雑に交配してつくった園芸品種。
 もちろん育種に貢献した日本生まれの自生種もたくさんあります。
 ここではユリ科で似たような花達を集めました。
 品種の名は個別には分からないので記しませんが、品種分類は最後を参照してください。
 


                        ▼インドハマユウ(ヒガンバナ科)?




    
     

▼アストロメリア(和名ユリズイセン)(アストロメリア属)
 

 ▼ヘメロカリス  ユリ科ヘメロカリス属(ワスレグサ科ワスレグサ属の表記も)
外国系の園芸品種はヘメロカリスで、総称のヘメロカリスの共通の特徴は一日花です。(ギリシャ語でヘメロは’1日’で、’美’の意味のカロスからなる)
ニッコウキスゲ、ノカンゾウ、ヤブカンゾウの原種に近い日本系の園芸品種は、
和名で呼ばれることが多い。

▼和名:ヒメキスゲ(ワスレナグサ/キスゲ属)   ▼ヤブカンゾウ(ワスレグサ属)
 


 ユリの清楚な美しさのはずのテーマとは程遠くなりました。白いタカサゴユリやヤマユリなどが
 まだないので寂しいです、これから次々と咲き始めます、後程の投稿になります。

  ユリの園芸品種の分類、
 *オリエンタル・ハイブリッド  ;ヤマユリ、ササユリ、カノコユリ、
 *アジアティツク・ハイブリッド ;オニユリ、スカシユリ、イワトユリ、カサブランカ
 *ロンギフローラム・ハイブリッド;テッポウユリ、タカサゴユリ、新テッポウユリ
 *マルタゴン・ハイブリッド   ;クルマユリ
 *マドンナリリー系ハイブリッド ;マドンナリリー
 *トランペット・ハイブリッド  ;キカノコユリ、ハカタユリ、
 その他 上記に属さない種類もあるようです。
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