どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

Perfumeの言葉

2014年10月05日 16時03分09秒 | 音楽
「音楽と人」2014年11月号に、先日のツアー千秋楽の記事が出ていまして。


ライブの詳細というよりは、その意義を解説している感じ。

冒頭見出しにもある「夢もチャンスも、そしてあなたも」...そう、あ~ちゃんが発したこの「あなたも」にドキリとしたのを憶えています(*´д`*)

今までなら「みんな」というファンのカタマリに対してだったのが、「あなた」という直截的で大人びていて、そして極めてプライベートな感覚な言葉になった。

一段階、大人のステップを上がったような気もしましたし、観ている側のこちらにもグイッと迫ってくるようなニュアンスで...見事に鷲掴みされましたね。

そしてもう一つは、アンコール後のサプライズがあって、感極まったのっちが吐露した「ちっちゃい時から、3人...頑張ってたね」(;o;)

「ちっちゃい時」という幼児的な響きを持つ言葉が、前述の大人びた「あなた」という真逆な言葉と共に、見事なバランスで!

「あなた」が外側に向けられたものであるのに対し、「ちっちゃい時」は内側に向けられた言葉。

Perfumeが形成する「結界」そのものへの思い。

そうなんです、その絶対不可侵領域は、結成時もメジャーデビューも「ちっちゃい時」から今現在に至るまで、何一つ変わっていない部分なんですよね!

見た目は大きくなって、大人の身体になってしまったけれど、この心情が維持される限り、Perfumeは大丈夫だと思います(^_^)

しかしね...この流れが仕込みや演出ではなく、計算外で、素直な気持ちから出ているから素晴らしいんですよ(*^o^*)

今回の代々木は、Perfume自身にもファンにもしっかりと心に深く刻まれた真の「名作」になったと思います!