ヒロシマ・フィールドワーク実行委員会( @hfw_motoo )編集による、在りし日の広島市を描いた画集です。
初版500部はすでに完売されてましたが、希望があれば復刊増刷したいとの情報を得て、すぐに申し込み、晴れて実現!本日無事に到着した次第です(^_^)
アニメ映画「この世界の片隅に」の監督・片渕須直さんもこの画集を参考にしたとのことですが、ちょっとページを捲ってみただけで圧倒されてしまいました。
ビッシリと街の情景・家屋一軒一軒が丁寧に描き込まれた鉛筆画が43点、A4横サイズの大きさをもって目に飛び込み、どの画も知らず知らずのうちに引き込まれてしまいます...。
作者は戦前〜戦後を通じて広島市に在住されていた森冨茂雄さん(終戦時16歳)で、この画集全て記憶だけを頼りに描かれたとのことです。
その全てにおいて地図が付されており、画角の方向まで特定できるほどの精密さに驚かされています。森冨さんの「自分の頭の中に息づく街・家並み・人の全て、絞り出すだけ絞り出し、形として遺してやる!」という気迫が一枚一枚の絵から沸き上がってくる...。
今はただ、この画集に出会えたことに感謝する気持ちでいっぱいで...感想など書ける状態ではありません。
広島市には一昨年、一度訪れただけですが、そのお陰で少しは地理感覚が体感的にあって、ある程度絵を立体的に感じとれることができます。それにしても、あの「平和公園」とされる地にこれだけビッシリとした“多くの人が暮らす”街並みがあったとは...あまりにも失われたものの大きさに愕然とするばかりです。
そして...その上に特典が付くとは思いもしませんでした。
映画の冒頭、幼少期のすずさんが、お使いで中島本町に舟で向かう時に映し出される鳥瞰シーンです。これに半透明シートで重ねて、街の要所要所の名称が記されているというアートカード(浦谷千恵さんによる、可愛いすずさんのイラストも!)。
先日、京都で催された「ここまで調べた『この世界の片隅に』上洛編」会場で、同書が先行販売され、このアートカードが特典で...という話しは知ってましたが、この会場販売のみでの事だろうと思い込んでおりました(^_^;
関係各位の心のこもった気持ちが伝わってきて本当に嬉しいです!
「消えた町 記憶をたどり 絵と証言」、この僥倖に感謝しつつ、ジックリと読ませていただきます。
初版500部はすでに完売されてましたが、希望があれば復刊増刷したいとの情報を得て、すぐに申し込み、晴れて実現!本日無事に到着した次第です(^_^)
アニメ映画「この世界の片隅に」の監督・片渕須直さんもこの画集を参考にしたとのことですが、ちょっとページを捲ってみただけで圧倒されてしまいました。
ビッシリと街の情景・家屋一軒一軒が丁寧に描き込まれた鉛筆画が43点、A4横サイズの大きさをもって目に飛び込み、どの画も知らず知らずのうちに引き込まれてしまいます...。
作者は戦前〜戦後を通じて広島市に在住されていた森冨茂雄さん(終戦時16歳)で、この画集全て記憶だけを頼りに描かれたとのことです。
その全てにおいて地図が付されており、画角の方向まで特定できるほどの精密さに驚かされています。森冨さんの「自分の頭の中に息づく街・家並み・人の全て、絞り出すだけ絞り出し、形として遺してやる!」という気迫が一枚一枚の絵から沸き上がってくる...。
今はただ、この画集に出会えたことに感謝する気持ちでいっぱいで...感想など書ける状態ではありません。
広島市には一昨年、一度訪れただけですが、そのお陰で少しは地理感覚が体感的にあって、ある程度絵を立体的に感じとれることができます。それにしても、あの「平和公園」とされる地にこれだけビッシリとした“多くの人が暮らす”街並みがあったとは...あまりにも失われたものの大きさに愕然とするばかりです。
そして...その上に特典が付くとは思いもしませんでした。
映画の冒頭、幼少期のすずさんが、お使いで中島本町に舟で向かう時に映し出される鳥瞰シーンです。これに半透明シートで重ねて、街の要所要所の名称が記されているというアートカード(浦谷千恵さんによる、可愛いすずさんのイラストも!)。
先日、京都で催された「ここまで調べた『この世界の片隅に』上洛編」会場で、同書が先行販売され、このアートカードが特典で...という話しは知ってましたが、この会場販売のみでの事だろうと思い込んでおりました(^_^;
関係各位の心のこもった気持ちが伝わってきて本当に嬉しいです!
「消えた町 記憶をたどり 絵と証言」、この僥倖に感謝しつつ、ジックリと読ませていただきます。