どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

時代を表すモノにさえ規制って...。

2019年03月03日 18時10分00秒 | 話題
近現代を舞台にした異色の大河ドラマ「いだてん」、毎回たのしみに見ていますが...。

その時代性のせいで、小道具である「タバコ」が矢面に立たされています。

以前、WHOの「喫煙シーンのある映画は成人指定に」という勧告を思い出しますね。ディズニー名作アニメもジブリもかなりの作品が18禁になっちゃうかも...ってやつ。

喫煙人口は確実に減少傾向だし、今更そんなシーンみて影響されますかね?

受動喫煙とか、演技のために吸う俳優も可哀想みたいなのもの、なんだか余計なお世話って感じがします。

小津・黒澤なんかの作品みると、喫煙者の私でもビックリするくらい煙にまみれている...病院でも学校でも(^_^;

それを肯定的に見ているワケではなく、大変な時代だったなぁ...今じゃ考えられない...とか思いながら見てたりするんです。

要するにその時代を感じさせる小道具なんですね。それに規制をかけちゃったら不自然と違和感だらけの映像になってしまう。喫茶店でもレストランでも当たり前にテーブルに置かれていた灰皿も想起させるモノとして排除しなければ...なんておかしな方向に助長されることにもなりかねません。

さらにもっと時代をさかのぼり、欧米であればパイプや葉巻、日本の時代劇であればキセルもって事に繋がってしまいます。

何でもかんでもキレイさっぱり画面から排除するのは、歴史に目を背けフタをするだけの愚かな行為だと感じます。



3月2日(土)のつぶやき

2019年03月03日 06時17分54秒 | 日記