どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

東日本大震災から8年

2019年03月11日 19時50分00秒 | 事件・事故・災害
毎年この日になると無力感でいっぱいになります...。

自然の力を前にした時の無力感でもあるし、被災地に対して何もできなかった無力感でもある。

あの日は私の住む町も、経験したことのない強い揺れの中にあったし、その後の計画停電も味わいました。人の多くあつまる都心部なんかに行っても照明は半減され、どこか異世界な不思議な感覚になったことも...。

当日...ブログは地震発生(14時46分18秒)の直前(14時09分27秒)に書き、発生後にも何か書こうとは思いましたが...あまりの衝撃と不安で何も手につかず、ようやく書けたのは翌日の昼でした...。

しばらくは皆ショック状態の中にあり、先行きの不安ばかり増大していたけど、時間の経過とともに少しずつ元に戻っていき、いつの間にか過去のことに感じるように。

でも...未だに現地の人たちは災害がもたらした深い爪痕の中にいて、数を上げても虚しいけど...5万2千人も...。

もともと過疎が進む沿岸地域だったため、国もなかなか本腰をいれようとはせず、手つかずのまま放置されている地域も多い。

オリンピックだ、万博だと音頭をとって目をそらそうとしているが余りにも明け透けすぎてシラけるばかり...その度に被災地はどうしたのか?...と。

憤懣やるかたないが...やはり静観しているに等しい自分に...無力感と虚無感に今もって苛まれるばかりです。