私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

三田永沢寺 花菖蒲と手打ちそば

2014年07月03日 | 花便り
         ここは標高550mの高地にある兵庫県三田市永沢寺の花菖蒲園です。
         園遊式庭園で3万3000㎡の敷地に、全国各地から選ばれた優良種650種、300万本が植えられています。

         高地にあるため、昼と夜の気温差が大きく花色が特に鮮やかだと言われていますが
         そのとおりに、この紫の花菖蒲の色がクッキリと冴えて見事でした。
         また、花々の間にかかる八つ橋は、菖蒲園の中のデザインの一つとして溶け込んでいて素敵でした。
         そして何より、冷涼な空気が爽やかで、避暑地にいるような心地がしました。




     これは江戸系の「晩加茂万里」です。
     華やかさはありませんが、爽やかな雰囲気で人目を引いていました。



     これは肥後系の「花車」です。
      優しく可愛い雰囲気で、カメラマン達のよい被写体でした。
     ここでは写真コンテストもあるためか、あちこちで三脚を立てて
     撮影している姿が見られ、皆さん本格的で驚きました。



         こちらは、園内にあるお食事処「水無月亭」です。
         向かいにある永澤寺(ようたくじ)の修行僧が蕎麦を主食にしていたところから、現在は永沢寺蕎麦
         として名物になっています。                  *「永沢寺」はここの地名です。

         水無月亭では、地元三田のそば粉を使って打ち立てのお蕎麦が味わえます。
         10時から16時までで、無くなり次第終了とのことです。

         園内を一巡りするとのども渇き、お腹も空いてきます。
         ここでゆっくりと ひと休み、、ひと休み、、
         椅子に腰かけると足元からスーッと冷気が流れて来て、まるでクーラーのような涼しさです。
         こんな感じで夏が越せたらどんなによいことでしょう。




   ああ!美味しそう!
   メニューを見てどれも美味しそうなので迷ってしまいます。
   暖かいお蕎麦が5種、冷たいお蕎麦が4種。それとは別に、山菜ご飯と天婦羅盛合せがあります。

   地酒もありましたが、残念ながら車だったので「涙を呑んで」ざる蕎麦と山菜ご飯を注文することに。
   お蕎麦は、さすがにコシがあって、風味も良くとても美味しかったです。
   山菜ご飯も、蕨(わらび)の香りがして美味しく頂きました。

   「花も団子」も楽しめて「言うことありません」ね。

         *明日(7月4日)はお向かいの永澤寺さんのお話です。またお待ちしていますね(^_-)-☆

         

コメント (2)
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