私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

ぬいぐるみウサギのみみちゃんが生き生きと!

2014年08月25日 | 思うこと
                                   ウサギのみみちゃん
                 ペットの気持ち

                    先日テレビで 「ペットの気持ちを知りたい」という飼い主の要望に応えて
                    実際に、家庭での様子を見ながら、専門家がペットの考えていることを
                    読み解いていくという番組があった。

                    その犬は柴犬のオス(仮にゴンとする)、 飼い主は優しそうなおじいちゃん。
                    相談の内容は  *ゴンが名前を呼んでも来ないで知らんぷりしている。
                            *外出する時も寝ころんだまま見てもくれない。
                            *外出から帰っても、喜んでしっぽを振ってもくれない。
                       等々、とにかく飼い主である自分に興味を全く示してくれないゴンの
                       考えていることを知りたい。そして、どうやったら、ゴンの気持ちが
                       自分に向くのかを教えて欲しい、ということだった。

                 つまんない!

                    家庭での様子は、おじいちゃんが撫でたり、口元に食べ物を運んでやったり、
                    「ゴンちゃん おいで!」と呼んでも、喜ぶわけでもなく、ぐうたらと寝転んだままで
                    少しも動こうとしていなかった。「体の具合でも悪くて動けない」そんな風にしか見えない。

                    専門家の見立ては、とても大事にされているのはゴンにも伝わっている。
                    そして、自分が飼い主に害を与えられる心配はなくて、安心しきっている。
                    だけど、ゴンにとっては、何の刺激もない穏やかな老人との生活は退屈なばかりで
                    面白くない「つまんない!」状態なのだ、ということだった。

                 楽しい気分♪

                    その状況を改善するには、ゴンの感情が動くようなことを一緒にすることが必要!という     
                    ことで、おじいちゃんはまずゴンと遊ぶことにして「布の引っ張り合いっこ」をしてみた。
                    すると、あれだけ死んだようになっていたゴンが、取られまいとして、一生懸命に布を
                    引っ張る姿が映し出されていた。

                    その後も、いろんなことで遊ぶようにしたら、呼んだら来るようになり、外出しそうな  
                    様子があるとソワソワしたり、帰宅すると嬉しそうにしっぽを振るようになっていった。
                    本来の犬らしさが出てきて、可愛さも増し、お互いに一緒にいることが楽しくなった、
                    とのことであった。

                 ぬいぐるみにも同じことが、、、

                    そこで、我家のみみちゃんだが、、次女が小さい時におじちゃんから頂いたのだけれど
                    小さい子の手には大き過ぎて、いつも遊んでもらえずに、飾られるだけでもう30年、、
                    座っている椅子は、家中のどのぬいぐるみよりも立派だけど、、、

                    「ただそこにある」という物化してしまっていた。
                    そのテレビを見たせいか、ふっと、みみちゃんに目をやると、ゴンのように生気のない
                    眼差しがそこにあった。ああ!可哀想に!遊んで欲しかったんだね、、、

                 みみちゃんの目に生気が宿った

                    それからは、気をつけて、みみちゃんおはよう! 今日も可愛いね!
                    そのエプロン可愛いわ! 赤い靴いいね!(私の手作り)元の靴は片方失くしたので。
                    などなど、、目をかけ、声をかけている内に、みみちゃんは元気になって
                    目がキラキラと光りだして、可愛くなってきたのである。

                    骨董品もしまい込んでおくと「顔色が悪くなる」という。
                    物であっても、心を注いであげないと魅力が無くなってしまうということだろう。

                    今は、みみちゃんのほうから「今日はいい天気だね!」なんて、言ってるように
                    見えるから不思議である。ものの心は自分の心ってことでしょうか、、

                                    *では、また明日お会いしましょう。
                    
                    
                         
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