~ ストラップのクマの花ちゃん ~
今日は花ちゃんの引退の日です。
長い間一緒にいてくれて有難うね~💓
~ 2016年10月13日(四年前)の花ちゃん ~
この時、私の手元に来てから5年経っていました。
鼻は黒くなりましたが、まだまだ大丈夫。
もっともっと一緒にいようね、と約束しました。
~ 2020年10月4日(四年後)の花ちゃん ~
2016年から4年経って、
今年で通算9年。
全身は黒く汚れて
あちこち布がはげてきました。
お花のネックレスはどこかに行ってしまい、
何度もとれた足や腕をつないだ糸が
痛々しく見えています。
そんな花ちゃんが
私の携帯からいつの間にか離れてしまい
行方不明になってしまいました。
バッグや家の中を何度も探したのに
どこにもいませんでした。
「ああ~買い物に行った時に落としちゃったんだなあ」
もう見つからないな。
こんな形で9年も一緒にいた花ちゃんと
お別れするとは思いもよらず、
悲しい気持ちでいました。
そうこうしていた数日後、
バッグを入れていた押し入れをふと見ると、
なんとそこに、
ころんと横たわっていたのでした。
ああ、良かった!
そのことを、この花ちゃんを贈ってくれた長女に
花ちゃんの写メをつけてメールで送ると、
「花ちゃんは、もう疲れたんじゃないの」と言った。
そうだね~お姉ちゃんの言う通りだわ、
こんなにボロボロになるまで、よく一緒にいてくれたね。
長い間有難うね~♡
そうこうしていると
長女から花ちゃんへのねぎらいのメールと
ピンクのバラの花束の写メが届きました。
そこには
「花ちゃんお疲れ様!」
「長い間、奥さんを守ってくれてありがとうね」
と書いてありました。
※長女は何故か
私を「奥さん」主人を「じいさん」と呼んでいます(^^;)
~ 添えられていたバラの花束 ~
長女の優しさが感じられるメールと写メに
私もほろりとしてしまいました。
こんなに優しい心を持った女性に成長してくれた。
たかがクマの縫いぐるみ
だけど、小さな縫いぐるみにも命があって心がある。
そんな風に育てたつもりだったから
とても嬉しかった。
花ちゃんはこの後、
小さなガラス瓶のお家に入る予定です。