裏山に登るといろんな植物に出会えます。
器を替えてあれこれと活けてみました。
まずは、古い小鹿田焼(おんたやき)の壺に
野薔薇の実をメインに、犬蓼と嫁菜を合わせてみました。
赤とピンクでふんわりとやわらかい雰囲気になりました。
※小鹿田焼は大分県日田市の山間で
古くから受け継がれた伝統的な焼物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/b2/3363ea63d5a232f32bfe664857efd5f3.jpg)
なた籠に洋種山牛蒡をメインに、犬蓼と嫁菜を合わせました。
洋種山牛蒡の紫色の実が生る前は、
穂先が淡いピンク色で初々しい風情です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/2e/2d3fe4301a853128558aa65700bff5ba.jpg)
こちらは魚籠に柘榴(ザクロ)をメインに
犬蓼と嫁菜を合わせました。
この柘榴は裏山散歩の折に
近隣の方から頂いたものです。
いつも植物採集しながら歩いているので、
「ちょっと待ってね~」
そう言いながら庭の木から切って来てくれました。
裏山を 歩けば嬉し 柘榴かな 越後美人
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/e7/dc7d2bfd08a3eebeafe08c24d7fd3486.jpg)
丹波焼の花入れに
柘榴をメインに犬蓼と嫁菜を合わせてみました。
柘榴が三つもついていて楽しい~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/c7/2f6572831e296bbdfd91eddb0b51e8f2.jpg)
同じ魚籠に犬蓼をメインに、
嫁菜とドラゴンレッドを合わせてみました。
しみじみと秋の風情になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/54/cf891b2c888110a8cb8d4351bfd9afbf.jpg)
明石焼の蛸壺風花入れに
留紅草(ルコウソウ)をメインに
洋種山牛蒡を合わせてみました。
留紅草の赤がとてもチャーミングです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/92/e33de3acc91887c0d69c49d01d55afa5.jpg)
同じ明石焼きの花入れに
早乙女葛の実をメインに嫁菜を添えてみました。
小さくて真ん丸の実がいっぱいついていて愛らしいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/da/226bd15948b559dd04613dc528b2def5.jpg)
明石焼きの壺に
臭木(クサギ)をメインに藤の黄葉を合わせてみました。
臭木の実は羽根突きの羽のようでとても可愛いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/94/dc1ed27653b08cc951376ff61f1114f3.jpg)
小さな籠に
臭木だけ入れてみました。
これだけでも可愛らしくなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/d6/33043168ffcc34b2b7180206057ebc40.jpg)
丹波焼の花入れに
嫁菜をメインに洋種山牛蒡を添えてみました。
丹波焼の渋さが嫁菜を生き生きと輝かせました。
* * *
全部裏山で採ってきたものです。
(嫁菜だけは庭で育てたものです)
材料費「ただ」でこれだけ遊べました。
次に続きます、乞うご期待 (^_-)-☆