臭木(クサギ)と早乙女葛(サオトメカズラ)=屁糞葛(ヘクソカズラ)
どちらも漢字が示すように
葉や茎に独特の匂いがあって
ほとんど活け花には使われません。
ですが、花はきれいで実は可愛いので
私は気にせずに使っています。
※どちらも茶花大辞典に茶花として扱われています。
臭木は蕾もきれいですから
花が一つ咲き始めた頃を使ってみました。
早乙女葛は渋い黄色の実をつけています。
こうして垂らして使うと自然な感じでいいですね。
使った花器はハゼ壺を模した明石焼です。
おまけは藪豆(ヤブマメ)です。
40年以上当地に住んでいますが
初めて裏山で発見した植物です。
花弁の先が紫色できれいです。
同じ裏山で採って来た萩と活けてみました。
この藪豆は
ひっそりと他の植物の陰にありました。
よほど目を凝らして見ないと見つかりません。
しばらくは
私だけの秘密にしておこうと思います(*^^)v