まあハチャメチャだけど、しかし笑える（笑）
「地中海式 人生のレシピ」７０点★★★★
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スペイン、バルセロナの海岸沿いの町で
食堂を営む両親の元に生まれたソフィア（オリビア・モリーナ）。
勉強が大嫌いで、独立心の強い彼女は
幼いころから料理人として頭角を現していた。
そんな彼女を見守ってきたのが
幼なじみの二人の男。
堅実タイプのトニ（パコ・レオン）と
遊び人のフランク（アルフォンソ・バッサベ）。
あるときソフィアはトニはプロポーズされるが
一方でフランクに
「料理の才能を伸ばすべきだ」と持ちかけられ――？！
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天才的な料理の腕を持つ娘と、幼なじみの男２人を描く
スペイン映画。
男２に女１、こりゃ永遠の切ない構図か・・・？
と思いきや、まあこれが、ちょっとあり得ない方向に転がっていくってのが
しかし笑えるんですよ（笑）
はねっかりの娘が、望み通りの人生を手に入れようともがく話であり、
ある意味、究極“女”の妄想でもある。
まあ
「仕事か家庭か」「子どもか自由か」という選択を迫られがちな女性の悩みは
日本もスペインも、いずこも同じだなとも思うし、
父親のある秘密が
伏線になっていたりするのもおかしいす（笑）
スパニッシュコメディは
笑いのなかに噛みしめる味があり
下品さとかもなく、けっこうイケる。
ハチャメチャだけど
愛のかたちも、家族のかたちもそれぞれだなあと。
ワシはこの展開、割りとあり？
と思いますけどさあ、妄想でしょうか、どうでしょうか（笑）
★10/19（土）からシネマート六本木ほか全国順次公開。
「地中海式 人生のレシピ」公式サイト
