2月は如月(きさらぎ)。
さらに着物を重ねるくらい寒いという意味。
寒い日は鍋であたたまろう、おまけに鍋ならあんまり手間がかからないし・・・
と、いきたいところだけれど、このところの温かさは大したもので、
鍋もちょっと暑苦しいくらい。
そこで牛肉を使った中華。
むやみに脂がのりすぎた肉はどうかと思うけど、
ふつうの牛肉は、胃腸にもやさしい食べ物です。
☆─────*【 作った、食べた、感想 】*─────☆
こってり牛肉に対してさっぱりセロリ&たけのこのバランスが心地よいです。
基本的な味付けです。
辛い味が好みの方は、唐辛子や豆板醤などを加えてもいいと思います。
芹菜炒牛肉(チンツァイチャウニウルオ)
ポイント牛肉は脂肪の少ない部分を使う(脂が多いと味が重くなる)
ポイント野菜を炒めるときの塩味は控えめにしておく(牛のタレとのバランスで)
【材料】(4~5人分)
牛もも肉(薄切り) 200g(千切り)
セロリ 100g(1本弱)(千切り)
たけのこ 80g(茹でてから千切り)
インゲン、さやいんげん、グリンピースなどの青物 少々(軽く茹でておく)
塩、コショウ 少々
(牛肉の下味用たれ)
酒(紹興酒) 大さじ1
しょうゆ 大さじ2
砂糖 小さじ1
生姜汁 少々
片栗粉 大さじ1 を合わせる
【作り方】
1)下味用のたれに牛肉をまぶしておく
2)野菜をいためる
フライパンに油をしき、セロリ、たけのこを炒める
インゲンも入れてから、塩、コショウでうす味に調える。
いったんフライパンから出しておく。
3)そのフライパンに大さじ3杯くらいの油をしき牛肉を入れ
ほぐすように炒める。火が通るころに2)の野菜もあわせて出来上がり
お好みでごま油をまぶす
☆─────*【 効用 】* ─────☆
牛肉(平、甘/脾、胃)
栄養価も高くて、疲労回復に。
胃腸下垂タイプの疲労、息切れ、めまい、むくみ
痩せ、足腰がだるい、夜尿、頻尿に
ただし、食べ過ぎるとコレステロールは高くなるので気をつけましょう。
(薬膳素材辞典より)