小川糸さんと言えば「食堂かたつむり」で食べることと生きることのつながりに涙するほど感動した。
その小川さんが産むことを題材にしたとなれば、面白いにきまっている。
案の定、自然豊かな南の島の助産院を舞台とした物語は最高でした。
妊娠し十月十日を過ごし、最後はのたうって獣のように叫んで子を生み落とす。
臨月を迎えた胎児に母親のおなかも内臓もパツンパツンに引っ張られて
母親の体は胎児にとってまるで着ぐるみに過ぎないという表現はものすごい。
その妊娠過程において主人公「まりあ」は、助産院や島の人々に支えられながら
捨て子だった自分を考える、突然いなくなった夫や養父母のことを丁寧に考える。
そしてこれからの人生に自信を見出す。
胎児が徐々に大きくなり母体も変化していく、生命のパワーを知るほどに
逆に今、自分が生まれて生きていることがものすごいことだと気づかされた。

NHK総合テレビのドラマも始まったのですね(8月28日スタート)
だけど、小川糸さんの海や空の表現の素晴らしさをぜひ読んで感じてほしいです。
自然の豊かさとこれに同調する女性の生理。
今都会の生活は夜も遅くまで起きていて、潮の満ち引きに同調することができないとか、粗食にすれば胎児が必要な分だけきちんと母乳がつくられるとか、女性として生きる知恵がたっぷり書き込まれているので、妊娠したら、これから妊娠したい人も、もう産まない人も、女性ならだれでもぜひ読んでほしい。
小川 糸 1973年山形県出身


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案の定、自然豊かな南の島の助産院を舞台とした物語は最高でした。
妊娠し十月十日を過ごし、最後はのたうって獣のように叫んで子を生み落とす。
臨月を迎えた胎児に母親のおなかも内臓もパツンパツンに引っ張られて
母親の体は胎児にとってまるで着ぐるみに過ぎないという表現はものすごい。
その妊娠過程において主人公「まりあ」は、助産院や島の人々に支えられながら
捨て子だった自分を考える、突然いなくなった夫や養父母のことを丁寧に考える。
そしてこれからの人生に自信を見出す。
胎児が徐々に大きくなり母体も変化していく、生命のパワーを知るほどに
逆に今、自分が生まれて生きていることがものすごいことだと気づかされた。

NHK総合テレビのドラマも始まったのですね(8月28日スタート)
だけど、小川糸さんの海や空の表現の素晴らしさをぜひ読んで感じてほしいです。
自然の豊かさとこれに同調する女性の生理。
今都会の生活は夜も遅くまで起きていて、潮の満ち引きに同調することができないとか、粗食にすれば胎児が必要な分だけきちんと母乳がつくられるとか、女性として生きる知恵がたっぷり書き込まれているので、妊娠したら、これから妊娠したい人も、もう産まない人も、女性ならだれでもぜひ読んでほしい。
小川 糸 1973年山形県出身





