紅葉も色着くよい季節。10月は大好きで、でも嫌いな月でもあるのです。
あの暑さはどこに行ってしまったのでしょう。季節は巡るのです。庭の草花も一時の成長の勢いはパタリととまり、
芙蓉の花も心なしか寂しげに咲いています。昨日はのこぎりを買ってきました。古い昔つかったものはすっかり錆びて、捨て
てしまったのです。剪定のまねごとをやってみようかという気分になりました。
そう、私たちの本公演が終わってひと月半。書類の提出もどうにかこうにか、皆様のお力をおかりして、終了しつつあり、
塾生は秋の他劇団出演やホームコンサート出演、施設訪問へと軸足を広げています。劇団「ひこばえ」1月公演
「タンツエン花のカゲツエン」の発会式も終わり、アッキーさんの報告は詳しいブログの通りです。
やまと塾の実力を示し、広めていく機会にしてほしいものです。やまと塾生は応援しています。
先週は、秋晴れの中、退職公務員連盟(退公連)大和綾瀬支部の行事「歴史散策」に参加しました。
小田急鶴間駅から泉の森まで歩き、さらに上草柳の善徳寺に眠る台湾少年工の碑をたずねました。
そののちに台湾の方がたにより寄贈された東屋風建物「台湾亭」で、特別講師のI/Kさんから、講義をおきき
しました。少年時代に志願して日本にきて「雷電」という小型戦闘機つくりに従事し、終戦で、母国に帰った台湾の方々が、
8千名もいたのです。その方々が、現在に至るまで、日本に思いを寄せ続けるお話は、涙なくしておききすることはできませ
んでした。
私たちが、昨年「そのまんまそのまんま」の中で、一部取り上げた題材で、何度訪ねても、懐かしい場所です。
歴史散歩は、その後大和駅で解散しました。2時間半あまりのコース。完歩できた私が不思議、皆といっしょだと、
きっと、足の痛みも忘れるのですね。血圧もきっと下がったことでしょう。
泉の森の入口、子安農園があった場所は、あまりによい環境で、感動。そこをモデルにした小説「安宅家の人々」(吉屋
信子著)を読んでみようと、図書館から借りてきました。ここを舞台にした作品が出来ないかな?とか想像するだけで、
楽しい半日でした。
先ほどは会長さんが、我が家訪問。私に栄養ドリンクをくださいました。私は初めての試飲。高価なものらしい。
ありがたいことです。会長はボラレンの会議の帰路でした。お疲れ様です。会長さんは渉外を一手にひきうけて
くださり、いつも適格な判断で、感謝しています。なにしろ、エネルギッシュですからすごいです。塾生も、仕事も
勉強も、演劇も、趣味もがんばりましょう。 長々と。水野昂子