Tさん宅での素晴らしいホームコンサートに参加できずに、残念。
その時間に、私は、高田馬場のラビネストという小劇場での月見うどん屋NO3(解散公演仮)というお芝居を見ておりました。
わが公演で(舞台監督補佐として)とてもお世話になった、SMさんが舞台で大活躍でした。
会場までの詳しい道順を教えてくださり、はたして歩いていけるかどうかとのご心配までいただきましたが、無事到着。
予約チケットが並んだテーブルから間違いなくチケットを見つけてもらい、入場。
ホームコンサートとあまり変わらないくらいの小ホール。かぶりつきの観劇です。ほぼ満席。今日が千秋楽ですね。6ステージ
をやり終えて、麻由香さんお疲れ様でした。舞台で一番役者らしく、ひかって見えました。
公演は今までも、これからも続くらしい、麻由香さん所属のネコ脱出と月見うどん屋さんの合同公演のように、感じましたが、私は、
初めての観劇でした。キャスト10名の達者な演技。さすが、プロ演劇集団。歌も踊りもあったり、舞台から出たりはけたりが盛ん
にあり、テンポは超早く、物語もどんどん進みます。最後は公演をみんなでやることになってーーーー。暗転。
玄人の劇団の演劇は、いまや進化を続けているのだと思います。大ホールでの公演ははじめから考えずに、演じる方と見る方
が一体となり、お互いにエネルギーを分け合うような、一体感の中での芝居つくり。役者はごく自然体で、演技をしていて、それが、
観客をひきつける。今の風潮はお笑い全盛なのでしょうね。笑えるテンポで、でも泣ける。そして、どんどん舞台は進む。
やまと塾の今年の公演を「たるい」と評した方がいられましたが、そのことを、その意味を考えていました。
やまと塾の今年の公演について、塾生の総括はまだ、行っていないのですが、年内には、塾生の本音の反省が必要かと思いました。
私たちは、趣味の域を出ないお芝居をやっていますが、YAMATOに根をおろして、良いものを目指して。頑張りましょう。
水野昂子