全国的に、クイーンを描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」が大ヒットしています。第三次クイーン・ブーム等という声も聞きます。映画館では確かに「あれ、この子たちスクリーンを間違えていない?」というような若い女性たちが、ボヘミアンを上映している劇場に入って行く姿を見ることが出来ます。
11月初旬に封切ってから、今もロングラン中。しかも大阪はTOHOシネマズ梅田の最も大きいスクリーン1を占拠しているのは、今日の時点でも「ボヘミアン・ラプソディ」でした。口コミで大ヒットした好事例です。勿論僕もこの映画を楽しみましたが、今日は「スター誕生」を見るために劇場に足を運びました。
ところが「アリー:スター誕生」は、12月21日にお正月映画として公開した作品。しかも監督・主演がブラッドリー・クーパー。作品は名作スター誕生の3度目のリメイク。音楽もレディー・ガガが、これまでのイメージを一新するような名曲を提供しています。にも拘わらず、本来スター誕生が使うハズのスクリーンをボヘミアンに奪われたままで、その半分のキャパのスクリーン2さえ、半分しか客席が埋まっていません。
おまけに大阪のタワーレコードでは、クイーンのCDコーナーが拡大されており、セールスが大好調!「すごいな~」と、思わず感心してしまいました。レディー・ガガって日本でも超有名なのに、もはや配信に押されて、CDセールスには結びつかないのでしょうか?少し前にリリースした、トニー・ベネットとのデュエットのスタンダードジャズ・アルバムは感心したのですが・・・
洋楽関係のヒットが日本では今ではすっかり無くなってしまったので、このクイーンのブームは嬉しいですし、スター誕生の音楽も素晴らしいものですので、ぜひ一人でも多くの方に聴いて頂きたいと思います。そして、どんな意味の歌だろうと、英語に興味を持ってくれる若者が一人でも出てきてくれると嬉しいですね。
私はこの曲が一押しです!アカデミーの歌曲賞を持って行きそうですよ!