大阪で子供の頃の、学校の社会見学と言えば・・・「大阪市立電気科学館」です。昔は四ツ橋駅前にありました。
東西に流れる長堀川と南北に流れる西横堀川が、交差するところに架かる四ツ橋。かつては大阪の名所の1つであったと聞きます。長堀川は昭和35年(1960年)から、西横堀川は昭和39年(1964年)から埋め立てが始まり、共に昭和46年(1971年)に完了した。この四ツ橋の北西にあったのが、大阪市立電気科学館。
昭和12年(1937年)3月に開館し、平成元年(1989年)に閉館、建物も取り壊されました。写真は昭和30年のものです。現在は中之島に大阪市立科学館として開業しています。
社会見学で何を覚えているかというと、プラネタリウム体験!ここは日本で初めて設置されたプラネタリウム(ドイツ製)が名物で、僕の人生初プラネタリムは、この時でした。ワクワクしました。このプラネタリウムには、少年時代の手塚治虫も足しげく通ったことで有名です。
その時のクラス写真。昔はイベントごとには写真屋さんが同行して写真撮影を行い、希望者に写真を販売していました。卒業アルバムを担当している写真館が、そういう役目を果たしていました。僕も、昔の風景写真を得るために、そういう所と連絡を取るのですが、当時の写真やネガは、もう60年も経っていることもあって、残念ながら保存されずに破棄されていることがほとんどです。